Game Cover
Video thumbnail
Video thumbnail
Screenshot Screenshot Screenshot Screenshot
80

Mutant Year Zero: Seed of Evil

Seed of Evil は、受賞歴のある戦術アドベンチャー ゲーム Mutant Year Zero: Road to Eden の拡張版で、元のゲームが終了したところから再開し、さらに何時間ものゲームプレイ、訪問できる新しい場所、新しい主人公を提供します。 メインストーリーを続けて、新しいコンテンツを何時間も探索してください。ベテランのストーカー、ヘラジカのビッグ カーンとともにチームを拡大し、ダックス、ボーミン、セルマ、その他全員に対する新たな脅威を倒す準備を整えましょう。 Seed of Evil では、箱舟を引き継いだ強力かつ不気味な根の謎を解かなければなりません。巨大な新しいマップを発見し、新しい敵と戦い、突然変異を改善し、すべての新しい装備を手に入れ、失われたものを取り戻そうとする敵を倒してください。地に足をつけて、新たな凶悪な敵に立ち向かいましょう。

みんなのMutant Year Zero: Seed of Evilの評価・レビュー一覧

kaokaosama

kaokaosama Steam

2019年12月08日

Mutant Year Zero: Seed of Evil へのレビュー
5

・キャラや武器などの追加と、既存スキル(ミューテーション、遺物)のグレードアップ
・一人のミュータントがもたらした、ゾーン全体を脅かす危機に対処する。という、本編とは特にリンクしてないが、本編と同じぐらいシンプルなストーリー
・いろんな意味で長老が心配

長老に関しては、MYZ 2 のための伏線のつもりでしょうが、コメディに見えてしまう。
頑張れ長老!

hirokun

hirokun Steam

2019年07月31日

Mutant Year Zero: Seed of Evil へのレビュー
5

なぜかプレイ時間が0.0時間と表示されていますが、およそ8~9時間程度でクリアしました。
かなりじっくり進めましたので、パワープレイで進めていけばもう少し早くクリアできると思います。
以下、各トピックについて分けて書いていきたいと思います。
(全体のネタバレ有ですので閲覧注意です)

〇ストーリーについて
ストーリー的にはベースとなるゲームの後日譚のようなものですが、尻切れトンボで終わった印象のある本編と異なり、納得感のある終わり方となっています。
個人的には本編の終わり方がどうにも説明不足のように感じましたので、同じような印象をお持ちの方であれば、このDLCをプレイすることで喉の奥に引っかかったような違和感がかなりなくなるのではないかと思います。

〇追加の武器防具について
追加武器が4点程度と装飾品(被り物)が5点程度で、防具の追加はなかったと思います。
(それぞれの点数に関しては取りこぼし等があるかもしれませんので参考程度にお願いします)
武器はモジュールなしでEMP(ロボットの敵をスタンさせる)やBROILER(敵を燃やす)といった効果があるものと、単純にクリティカルが強いもの、そして新しい無音武器といったラインナップです。
新しい無音武器に関しては従来のものよりも強く装弾数も多いため、サイレントキルする際の爽快感が増して楽しくなりました。

装飾品は移動範囲の増加であったりクリティカル確率の増加であったりなどの効果があります。
本編で出てくる装飾品の上位互換が多いので、大抵の方は追加された装飾品に付け替えとなるのではないでしょうか。
なお、相変わらずアイテムの説明文が面白いです。

〇追加の遺物及びノートについて
新しい遺物が4点追加されて計16点になります。
それに伴い、プリップの店で遺物スキルの上位版が4つ解放されます。
そのうちの1つかイリディアの店の値引き率が増すものなのですが、後述のとおりラインナップが……なので、恩恵らしい恩恵は感じず。
そのほか3点も、あったら便利だけどなくても別に…という印象があるので、コレクターアイテム的に考えても良いかも知れません。

また、ノートも新たに12点追加され、計37点になっています。
ストーリーの補完やフレーバーテキストといった本編と同じようなもので、読んでいて楽しめるものでした。

〇新しいミュータントについて
ビッグ・カーンというトナカイ(?)のミュータントが仲間になります。
サーキットブレイカーやガンスリンガーという役立つスキルを覚えるほか、隠れているとクリティカル率が2倍になるサイレントアサシン、範囲内の敵をスタンさせてカバーを破壊するグラウンドパウンドも覚えますので、総じて強いキャラだと思います。
私は好きなキャラで固定していたので最初しか使いませんでしたが……。

〇従来のマップへの敵配置について
私は当初勘違いをしていたのですが、1箇所を除いて、DLCを入れた段階で従来マップに敵が配置されるのではなく、追加ストーリーを進めるたびに敵が追加されていく方式です。
(敵が配置されたことは通信が入るので分かるほか、ワールドマップ上にも敵が追加されている旨が表示されます)
敵が追加配置されるフィールドはおよそ6~7箇所といったところで、従来マップのすべてに敵が追加されるわけではありません。
また、追加される敵も本編で出てきたグールやデカ頭が多いので、気味の悪い敵が多い新マップと比べると癒されます。多分。
なお、敵が追加配置されたマップには新しい武器や装飾品が設置されますので、次は何だろうかと楽しみになるのはとても良かったです。

〇もう少し…な点
レベルアップに伴ってイリディアの店の品揃えが更新されますが、消耗品の補充ばかりで装備品やスコープなどのモジュールは追加されませんでした。
(当方現在レベル133ですが、装備品の追加はなかったと思います)
無音武器でキルしていくと消耗品は医療パックくらいしか用がありませんでしたので、スクラップばかりが溜まっていきます。
品揃えが更新されても覗きに行くワクワク感がありませんので、これについては何かしら新規装備品を追加しても良かったのではないかと思いました。

また、レベルアップのポイントを使用して開放するミューテーションに関しても、正直マイナーチェンジのようなもので、目新しさはありません。
プレイスタイルによって使用するスキルと使用しないスキルとがはっきりしていることに変化は生じないと思います。
(ボーミンの猪突猛進が進化してベアスマッシュになるのですが、5マスもノックバックする必要があるのでしょうか…)

最後に、従来マップへの敵の配置ですが、これは正直もっと敵が追加されるものだと思っていましたので、少し肩透かしなところはありました。
先述のように、各マップには装備品がご褒美として置いてあることもあり、製作者サイドとしては敵追加=ご褒美追加となると装備品の数が多くなりすぎるといった課題もあったのだろうと思います。
私個人の意見としては、新しいセリフや装備品の追加なしで全マップに敵を配置しなおしても良かったのではないかと思いますが、本編とDLCとのバランスが難しいということなのでしょうね。

〇バグや不具合等
進行不能になるバグや本編であったようなCheater扱いされるバグには遭遇しませんでしたが、敵の名前や字幕などに未翻訳の部分が散見されました。
(簡単な英語ですし、敵の名前はそもそも攻略に関係ありませんので、あまり問題にはなりませんが)

ただ、エデンで本編のエンディングを見たのち、新マップ「郊外の霊堂」へ飛ばされるのですが、その際ファストトラベルで「アーク」へ飛ぶ→「アーク近郊」へ向かう、というルートを通らないほうが無難です。
ストーリー上、郊外の霊堂を攻略した後アーク近郊を通ってアークへ向かうのですが、上記ルートを通ってしまうとアークへ向かうエレベーター付近にて問答無用で敵と戦闘になるほか、ストーリー的にもチグハグになってしまうように思います。

〇総評
定価で1,499円というDLCとしてはそこそこなお値段がする追加コンテンツですが、プレイ中は総じて楽しめましたので、とてもおすすめできる内容だと感じました。
ストーリーに尻切れ感はほとんどありませんし、手に入る武器や装飾品も個性があり、収集する楽しみもあります。
敵はかなり強いですが、こちらも武器を揃えるなどで対抗できるようになっていきますから、サイレントキルで頭数を減らしたり、強化した武器で遠距離から敵を各個撃破するなどでき、楽しんでプレイさせていただきました。
先述のようなもう一歩な点はありますものの、追加コンテンツとしては十分価値があるものなのではないでしょうか。おすすめです。

エンディングを迎えたあと目的表示に「冒険は続く…」とあるのは、ここからエンドコンテンツがあるのかないのか、今から散策してこようと思います。
ところで……デルタ、あのままなのかなぁ……。

Mutant Year Zero: Seed of Evilに似ているゲーム