








Nine Witches: 家族騒動
第二次世界大戦中のドイツのオカルト部門が古代の呪いを世界に解き放つとき、超自然的な問題には超自然的な解決策が必要になります。 2 人のプレイ可能なヒーローを操作して、真のオリジナル ストーリー (99.9999% 保証) を備えたコメディーで歴史改変の冒険に乗り出します。
みんなのNine Witches: 家族騒動の評価・レビュー一覧

Kitsune_Soba
2023年01月01日
(大前提)
排泄物、嘔吐物、局部などの下ネタで常に大爆笑できる人でないと、楽しむのは難しいと思います。効果音もしっかり汚いので隙がないです。私は無理でした。
〇良かった点
無駄なストーリー分岐などしないので、セーブを分けておくなどを気にしなくていい。
コントローラーでの操作性やUIは良好な分類になると思う。
●良くなかった点
・移動
フィールド移動が非常に苦痛。
会話や謎解きよりフィールドマップを歩かされてる時間のほうが圧倒的に多い。特に中盤以降に行けるところが増えてからは、端から端への移動が冗談ではなく1分近くかかる事があるのが本当に辛い。行きたい場所に直接飛ぶこともできる方式なら評価もだいぶ変わった気がする。
・システム
ウリのはずの博士の能力を使う機会が非常に少ない。特にソナー能力は狭い範囲しか探知できないので、歩いて直接調べた方が手っ取り早い。
・ストーリー
とある場面から急に駆け足な展開になる。
序盤に出るサボり上官と嫌なボディガードの二人以外、敵側で印象に残る人物がいなかった。というより中盤以降は急に人が増えてすぐ出番が終わるのオンパレードなので、誰がどんな人物なのか感情移入する暇もなかった。あとは終盤で緊迫してきた場面になるほど下らないギャグを差し込んでるのは肌に合わなかった(作者側は照れ隠しのつもりかもしれないが)
・謎解き
道を間違えると入口に戻される迷路のような場所が、ノーヒント総当たりで道を当てるしか方法がないのは悪い意味で驚いた。博士の能力がいかにも輝きそうな場面なのに。
・メタネタ
製作者が登場してくる(それなりに重要な人物として)
「次回作がでたら~」のようなメタいセリフを普通にゲーム中のキャラに喋らせる。
好みの差はあるとは思うが流石にやりすぎと個人的には感じた。
・翻訳
ところどころ誤訳が散見される。
例としては"chest"が箱ではなく胸部と訳されている等。その他にも同音異義語で訳されていることがある。
ボリュームも多いとは言えず、早ければ6~7時間でオールクリアできるので価格面も若干疑問。
どうしても気になるならばセールのタイミングで。