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Ostranauts

Ostranauts は、正直に生きるとゆっくりとした死刑宣告が待っている太陽系で、宇宙船を所有し、船上で生活するという詳細なシミュレーションです。地球が大崩壊に見舞われた NEO スカベンジャー宇宙を舞台に、システムの残りの部分は資本主義的なディストピア状態で生き続けています。 プレイヤーは自分の船長を作成し、キャリアの歴史の戦利品から出発船を建造またはカスタマイズし、タンクに燃料を入れ、皿に食べ物を置き、借金取りを寄せ付けない方法を見つけます。

みんなのOstranautsの評価・レビュー一覧

tanukisan

tanukisan Steam

03月02日

Ostranauts へのレビュー
5

とりあえず、大体触れたと思うのでレビュー。
船の解体などはほかの方がレビューされているので省きます。

私が話すのは惑星間航行についてです。
中盤に差し掛かると惑星間の行き来が行えるようになります。
本作では核融合炉についている、touch driveにて加速及び原則を行います。その過程はすべてオートパイロットで行われます。(もちろん手動でもできます)
惑星間高校自体には行う意味がなく、付随して受けられる、宅配、死亡調査などといった仕事を受けることでその価値は倍増します。支払われる報酬は惑星内で完結できる仕事の10倍から100倍にも上ります。
現環境ではオーバーと言って差し支えなく、今後航行中の漂流物衝突など様々なリスクが追加されると考えられます。これに関しては期待としか言いようがないです。

AIについて
本作ではキャラクターを手動及び、AIで操作を行うことができます。ですがそのAIはお粗末なもので、十分な物資があっても飲食、睡眠は必要とされても積極的に行わず、困る場面が多々あります。正直言ってほかの作品、RImworldのような仕様にしてほしいと思います。

Vuturess

Vuturess Steam

2024年09月30日

Ostranauts へのレビュー
5

おすすめしにくい面白さ
スカベンジャーとして船を解体してパーツを売るか、廃船の権利を買い取ってまともな船に直して売り払うゲーム。
宇宙の廃船を自分の船に組み込んで自分好みの船を作っていく点や、センサーを通して宇宙に繰り出す感覚は得難い体験を齎してくれる。
クルーも特性が細かく存在していて個性があって雇うのも面白い。
廃船に辿り着いてどんなお宝や脅威が待っているのかワクワクしながらドッキングするのはとっても楽しい。

一方、作業の殆どに手間と時間がかかる。
仮にほぼ無傷の船を完全解体するとすれば現実時間でも何時間か見据える必要がある。
(ちゃんと言っておくと特段の理由がなければそんなことはしない)
あんまりAIがよくないのでオートにしても効率的に動かないし(床板を一枚ずつ運ぶとか)、必要な準備を整えたところでスーツの酸素を自動で取り換えてはくれないし、機材の充電もしてくれない。
おまけに暫く目を離すとなぜかヘルメットを宇宙空間で外して窒息死してるか、ヘルメットをかぶったまま何故食事ができないのか判らないまま餓死してくれる。
そんな訳でクルーを増やすとこの辺のマイクロマネジメントを強いられるが、現状アーリーの段階では設定は期待通りに働かない。

ともかく、ハマれば時間が吹き飛ぶことは間違いないが、バグやAI関連にダレ始めると苦痛になっていく。
オススメしにくいけれど、没入感があってロールプレイングゲームとしてとても優秀。
今後のアップデートでバグやクエスト関連やUIなどの改善を切望しています

Nameless

Nameless Steam

2024年03月26日

Ostranauts へのレビュー
5

[h1]日本語化MOD作りました[/h1]

こちらからどうぞ!
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=3436904609

刺さる人にしか刺さらないのは間違いのないゲーム。
最初にローン購入した船のローンの支払が終わった…。
宇宙船という名の鉄の棺桶に乗り込みスカベンジャーになる人間の話。

ライセンスなしのモグリのスカベンジャーをしていたらパトロールに見つかり罰金を取られたり、作業に気を取られパトロールの着艦を拒否してしまって逮捕されたり、ドックに停泊していると停泊費を取られたり、最初の宇宙船がボロボロのくせに莫大なローンを組まされたり、ライセンスを持ってないとならないけれどライセンスが1日しか効果がない割に高いし、どこぞの宇宙船が自分の倍ぐらいの速度でぶつけて来て1.5km/sぐらいの速度で吹き飛ばされ、気を失い気が付けば到底今の燃料では帰れないほどの距離で漂流することになる。
なぜキャラクターはそこまでしてスカベンジャーになりたかったのだろう…。と、思いを馳せる。

[h1]キャラクター作成の最初にビルドについて。[/h1]
最初は18歳スタートとなり、スキルや特性の獲得、不利な特性の返上、
貯金や冒険などを年齢を消費して行う仕様となっている。
一応スキルに関してだけ言えばその行動を行えば経験値が入るようで時間をかければ修得できる。
というか、初期設定では不利な特性がたくさん付いてるので、健全な肉体であることの大切さを痛感させられる。地球じゃないから仕方ないね。
ちょっと健康になりつつ専門知識を手に入れようとすると一気に年齢を重ねることになる。

[h1]スカベンジについて。[/h1]
メインコンテンツ。
宇宙漂流している遺棄船にドッキングして中身を漁っていく。
機材や部品のすべてをバラして持って帰ることができるし、自分の船に増設できる。
正直このシステムが僕好みだったため続いたところがある。
ただし、初期船にもよるが収納スペースというものがほとんどなかったり、そもそもボロボロの船で何この棺桶?みたいなのもある。安かろう悪かろうとはよく言ったものだ。
自分の気に入った形に作り込むにはかなりの労力を要するだろう。
出発してからトイレ行きたいって言わないで事前に済ませておきなさい。

[h1]空気について。[/h1]
当然宇宙は真空なのである。
最初に支給される宇宙服は、ヘルメットを付けた瞬間のその場の気圧をコピーする仕様となっている。
そこから酸素を消費して二酸化炭素を吐き出していく。
そのため長時間活動はできず、二酸化炭素がある程度増えたら警告音がなるので戻って空気を供給し直す必要がある。[spoiler]EVAスーツがあれば電池とO2ボトルで長時間活動できる。[/spoiler]

[h1]アップデートについて。[/h1]
ちょくちょくアプデが入ってるらしく、2025に1.0になるらしい。
ちょっとしたマニュアルがあるのだが、以前のバージョンのもののまま更新されていないのか、若干フォーマットが異なる。
過去の動画とか海外の実況を見るとUIなどもかなりリワークされているようだ。
[strike]なんか前にあっただろうシステムが現状ないのか、接続できない部分がある。窒素がちっとも自動で補給されない。[/strike]なんか調べたらエアポンプのネジ部分をクリックするとセンサーとの接続ができました。マニュアルはしっかり読もうね…。

なんというか、何が面白いのか?と問われるとこれが面白い。というのを説明するのは中々難しい。じわじわと楽しさを感じられるタイプのゲームだと思う。
日本語訳はないので、かなりの時間を翻訳機とにらめっこをして、なんとなくで理解しながら遊んでいる。
一応Unityで自動翻訳が機能するっぽいのでそれを使う手もある。
自分でスプレットシートを作成して翻訳したものをメモしてなんとか遊べる。
実際のところ雰囲気で遊んでいるのである。でも日本語化は欲しい。
ただ、とにかく自分は面白いと思う。

RIC4198

RIC4198 Steam

2023年12月09日

Ostranauts へのレビュー
5

船のローン・サルベージライセンス料・酸素代・燃料代など、たくさんの支出にひーこらしながらデブリ船の部品を引っぺがすスペーススカベンジャーゲーム。
「何が面白いの?」と他人に聞かれれば「うーん…なんなんだろうね…」としか返せないが、このゲームでしか接種できない面白さがある。

soda

soda Steam

2023年12月03日

Ostranauts へのレビュー
5

本作は、非常に考えさせられるゲームである。何が面白いのかがよくわからないからである。初めの90分間で面白いところが一つも無いことに私は驚かされたが、10時間プレイしてもやはり面白いところが一つも無い。だから本作は、まるで読み方を知らない人間には無価値な文字の羅列にすぎない詩のように、詩的なゲームなのだと考えるべきではないかと思う。

たとえていうなら、現在にあって「Aボタンを押すとマリオがジャンプする」ことに感動する人は稀だと思うが、そのような既に多くの作品においては述べられることがない原始的な感動をこそ本作は主張しているようである。宇宙を舞台に次々に飛び回るゲームでありながら、操船はなぜかほとんど手動であり、宇宙船の進路決定やドッキングするための位置合わせを上下左右・回転キーで細やかに操作する必要がある。宇宙船を自在に飛ばす技術が存在する世界観であるにも関わらず自動操船ができないことは理解しがたいため、むしろこの手動操船システムが本作における重要なポイントなのだと考えるほかない。だが、煩雑な操作が要求され、時間がかかるばかりで利益が何もない移動は、少なくとも私にとっては愉快なものではなかった。移動先で、あるいは移動中に、どんな事件が起こるのかが主要な問題であり、そこに集中できる作りであってほしかったと思う。

宇宙空間の特定の座標に(なぜか)静止している船舶やステーションの残骸まで移動して乗り込むと、一部の再利用可能な装置を回収できる。これにはゲーム内時間というより現実の時間と手間がだいぶかかる。船外活動時には酸素の補充のため船に何度も戻るなど細かい操作が必要になり、また何も操作しない待ち時間もかかる。ではそうした装置をなぜ回収するのかというと、売り払って金にするためである、まずそのように私は思った。しかし一方で、簡単なおつかいミッションを受注してこなせばスカベンジの10倍くらい金になり、労力は大してかからない。つまり、実はスカベンジは金のために行うものではない。生存に必要な食糧や水は買えば豊富に手に入るゲームである。それでは、そもそも何のために敢えて残骸の回収業をするのだろうか? たとえ無傷のエアーポンプを回収できたところで、自分の船のポンプは安定稼働しており、売っても大して利益にならず、メリットが特にないように思える。以上のように、本作の目玉要素であるはずのスカベンジをする明確な意義を理解することがまず難しい(*)。

(*) 船の拡張には役立つのかもしれない。ただ、スカベンジが金にならないことがわかっているのに、なぜスカベンジのために必要以上に倉庫を拡張するべきなのだろう? ミッションとスカベンジの利益の差について見直したほうがよいと考えられる。

他にも、前作『NEO Scavenger』やその他「サバイバルゲーム」にもみられるリアリティの欠如は相変わらずみられる。まず、物品の非現実的な劣化速度は健在である。私の意見としては、サバイバルとは一言でいえば「買えば済むだけのものが買えない状況」に起因するものである。したがって、本作で依然みられるような「物は沢山あるが、なぜか早く劣化する」というゲームデザインは、開発陣の思考の放棄に由来するものとして私は否定的である。また本作では、宇宙船開発等にかかわる企業の存在がほのめかされているものの経済は機能しないようである。シミュレーションにおいてリアリティが欠如すると、現実的な計画を機能させることは難しくなり、プレイヤーのやることが単にゲームの癖をつかむことへと貶められてしまう。

ゲームの初めにはプレイヤーキャラクターの作成を行うが、そこで驚かされたのは、ゲームに不利な身体的特質を大量に保有している状態が初期設定として固定されている、ということだった。前作『NEO Scavenger』を思い出してみれば、不利な特質は有利な特質との交換で取得されるものだったが、本作では、まず不利な特質がずらりと並んでおり、主人公の身体能力は標準を大きく下回る。これを標準レベルで開始しようとすると、ゲーム内時間で十年ほど訓練しなければならない。ここから読み取れる本作のメッセージは、「あなたたちの標準的な肉体は、じつは多大な訓練のたまものなのだよ」といった、「気にしていなかったけど実は凄い」という類いのことだろう。そして同時に、現実のゲームにおいて不利な身体的特質をもつと感じている人々が本作に入り込みやすくする意図があるのではないかと思う。

最後に、このレビューは注意喚起のために書かれた。何やら格好良さそうな、他とは違っていそうな、誰もプレイしていなさそうなインディーゲームだと思って本作を手に取るような、珍味を好むプレイヤーを本作は容赦なく撃沈するであろう。本作は、ゲームマニアが求めるような最先端の珍味ではなく、非常に原始的な喜びを追求するゲームである。そもそもどこが尖っているのか理解しがたい作品であり、残念ながら私には本作を読み解けるほどの力量と根気がなく、これ以上の評価も難しい。好意的な言い方をすれば、やや詩的で思想性がありそうな雰囲気がある、ゲームメカニクス以外の部分で楽しむシミュレータである。

scene

scene Steam

2023年04月12日

Ostranauts へのレビュー
5

モグリのサルベージャーとして放棄された船を探索、解体して自身の船を拡張したり、スクラップ業者に回収したパーツを売ったり、依頼を受けて報酬を得ることで生計を立てる見下ろし型オープンワールドサバイバルSF…ナニコレ?
なんとも表現しづらいプレイ感であるため既存のジャンルに当てはめ難い。
日本語非対応であるが英語のテストで4/100であった私がフィーリングで読み溶ける程度であるため、英語力に不安がある方でもさほど問題にならないだろう。
プレイヤーはサルベージ業を始める前にどのように生きてきたかを選択肢形式で決めることになる。ここでの選択により初期資金やスキル、パークや初期船舶が決まるのだが、選択の度に指定された年齢を重ねることになる点、年齢を重ねすぎると条件の良くない初期船しか選べなくなる点には注意していただきたい。また初期船舶はローンで購入することになり、時間が経過するたびに船によって決められた支払いを求められる。必ずしも支払う必要はないのだが遅延損害金として追徴を受けたりするのが世知辛い。
プレイヤーは食料、水、睡眠を必要とするがそれらの商品価格はそれほど高くない。むしろ気にすべきはそれらを手に入れたり、回収したパーツを売りさばくためにステーションにドッキングした際、及び停泊時間ごとにかかる料金だ。結構な値段を要求される上に支払えなければドッキングを解除できず、稼ぎに出ることもできないまま詰むことになる。
更に宇宙船の操作感も独特だ。本作の宇宙船は船に積み込んだN2を噴射することで推進及び姿勢制御を行う。もちろんN2が尽きれば移動はできず、スペースデブリの仲間入りだ。消費量も中々のもので慣性を利用して最小限の燃料消費で目的地にたどり着くための計算(勘?感覚?)が要求される。周囲のNPC船舶や放棄された船、ステーションなどには全て衝突判定があり、ひとたびぶつかれば詰みクラスの損害を受けることもある。もちろん被害量はお互いの速度に依存している。
上手く操船できるようになっても放棄船舶やステーションへのドッキング方法も独特だ。ドッキングしたい対象に慎重に近づき、コンソール右のバーからドッキング画面に移行。ドッキング対象を選択して決定したら対象のエアロックを中心に捉えられるよう慎重に操作しながら慎重に近づいてゆき、ドッキングできるほど近づいたらボタンを押してドッキング。速度が早すぎたり回転や左右の移動に慣性をかけすぎたりすればあっという間に推進剤であるN2が尽きることも忘れてはならない。
以上、かいつまんで紹介と注意点を列記したが、これ以外の要素(自船の改造、拡張など)も多数存在する。遊びごたえは値段以上であると筆者は確信している。
だがあまりにも独特な要素が多いため万人にはおすすめし難いというのが正直な評価だ。プレイに慣れるまでは死んで覚えるか、海外のフォーラムや公式ディスコードを読み解くしかない。セーブとロードは任意で可能なため、パーマデスというわけではないが…。
それでも、それでも興味を持っていただけたならこの作品をプレイしてほしい。シビアなプレイ体験の先に極めて味わい深い、何度もプレイしたくなる中毒性を確かに感じることができるだろう。
ぜひ推進剤を使い切ってスペーデブリになったり、酸素切れで窒息したり、ステーションに閉じ込められたり、遠く離れたステーションまで旅をして見返りの少なさにがっかりしたりしてほしい。
それでもプレイがやめられなくなる魅力が確かにこのゲームには存在するのだから。

Ostranautsのプレイ動画

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