








Prison City
元警官のハル・ブルーザーとして、プリズンシティのセキュリティゾーンを襲撃し、テクノテロリストの支配を終わらせるという署長の嘆願を受け入れましょう。 NES のアクション タイトルからインスピレーションを得た Prison City は、緻密なメカニック、複雑なレベル デザイン、満足のいく物語が爆発する横スクロールのディストピア エクスペリエンスです。
みんなのPrison Cityの評価・レビュー一覧

bb76548Z
2023年10月15日
8bit風アクションゲーム。
以下は難易度モダンで発売直後とv1.0.2.0で二週クリアした感想。
ロックマン風のステージ選択形式だが、武器はメインウェポンであるチャクラムのみ。
このチャクラムはブーメランのような挙動でリーチは程々だが、連射可能で8方向に打ち分けできる。
チャクラムにはパワーゲージが存在しており、発射ごとに消費するが結構な速度で常時自然回復する。
高速で連射してゲージが最低付近になると威力が低下するため、ゲージ回復と釣り合うように程々の速度での連射が必要となる。
キャラの操作性は悪くないが、他のゲームと異なり壁の縁や手摺に捕まる際に上キーorジャンプボタンを押しっぱなしにする必要がある。
慣れないうちは上手く捕まれずに落下死することがあり、発売直後のモダン難易度では落下が即死だったため中々のストレス要因であった。
現在のバージョンでは難易度モダンで落下が即死ではなくHP1メモリを消費して復帰となったため、ストレス・難易度ともに大幅に軽減されている。
良い点としては、グラフィックの雰囲気、BGM、チャクラムを使ったアクションの独自性。
またボスはどれもバラエティに富んでおり戦っていて楽しい。
チャクラム連射でHPをガリガリ削る気持ちよさも含め、ボス戦はこのゲームで一番良かった点だと思う。
個人的にボスの中では演出含めヘレベータがお気に入り。
ゲームの性質上台詞は少ないが、日本語訳もかなりしっかりしていた。
悪い点は、上述した壁の縁や手摺に捕まる際の操作が面倒な点。
グラフィックは良いが、背景と当たり判定があるオブジェクト・足場の区別がつきにくい点。
また二週目以降は良いが、初見での最終ステージはちょっと長すぎる気がした。
悪い点という程ではないが、難易度クラシック(ハード相当)ではチャクラムのパワーゲージ消費が激しくなるため連射が効かず、
チャクラムアクションの気持ちよさを損なわせる調整なのは残念。
不満は少々あるが、インディーの8bit風アクションゲームの中ではクオリティはかなり高いと思う。
値段にやや割高感があるが、この手のゲームが好きな人には是非プレイしてもらいたい。
体験版があるのでとりあえず手触り感を確認してはどうだろうか。