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Project 5: Sightseer

オープンワールドのマルチプレイヤーサンドボックスゲーム。プロシージャルな世界を探索し、リソースやアーティファクトを発見し、前哨基地を建設し、テクノロジーを研究します。すべて友達と一緒に行います。

PC
2017年12月4日
シングルプレイヤー, マルチプレイヤー, 協力プレイ

みんなのProject 5: Sightseerの評価・レビュー一覧

kzhyah

kzhyah Steam

2020年11月19日

Project 5: Sightseer へのレビュー
3

いやこれはダメだろう…という感想
レビュー要約:もし超ひまでチマチマ作業が大好きでそういうフレが複数いるなら買いかも。ソロプレイはただの苦行

かなり広いフィールドで車(のちには航空機も)を走らせて鉄とかアルミとかの資源を集めて色々作ったりするゲーム。
なのだが、採掘ビームで地形とか石とか変化しないので資源はなくならないし地形を削ったりもできない。
採掘は10秒ビーム掃射(1か所照射だと効率が落ちるため)→クールダウンを15秒待つ、の繰り返し。さすがにつまらん。
しかも資源の配置がランダムなのはまあいいが適当すぎる。バイオームが沢山あるけど見た目だけのようだ。
さらにフィールドが広いというより車の走破性が現実のオフロード車程度で、現実の自然地形そのままっぽい感じなので
移動が非常につらい。
しょっちゅうスタックしたりちょっとした傾斜を登れなかったりする(この辺は研究で改善するが…後述)。
地形をいじれないので凸凹を削ったり埋めたりもできないときた。基礎建物で埋めることはできるが現実性なさすぎ。

さらに、建設は最初最低限で、あとは資源を消費して研究すると少しずつアンロックされていく方式なのだが、とんでもなく
時間と資源を食う。これ絶対ソロプレイ想定してないだろレベル。最初の簡単な基礎工事用研究でも資源集めに数時間、研究に2時間とか平気でかかる。
死ぬほどストレスのビークルを改良していくには研究が必須なのだが、研究のために資源を大量に集めるのには当然改良前の車で何とかしなければいけないわけで…
ちなみに基地を作るとファストトラベル(自分の基地のみ)もできるが、なんとクールタイムがリアル2時間必要という…

そしてやっとアンロックされた建築もものによってとんでもなく資源を食う。基本の保管用コンテナとかは問題ないが、地形の凸凹を埋めるのに使える
コンクリート基礎っぽいブロックとかは最初の車1台分のサイズでもやたら資源を食いまくる。
簡単に言うと、マイクラでインベントリを無くしてツールバーのみにした上で土ブロック99個集めると配置可能なブロック1個に化ける、ぐらい。苦行だこれ

資源とか時間がやたらかかるのはマルチプレイ前提だからのようだが、マルチしたらしたでみんなで延々地面にビーム当てるだけで盛り上がりそうもない。
敵も基本いないしそもそも最初の武器の研究終わる前に大半の人が辞めそうな感じだからな。
なので、ひたすら何時間でも単純作業がしたくてさらにそういうフレ複数とマルチできる環境がある人なら楽しめるかもしれない。ソロは絶対やめた方がいい。
できれば5人対5人くらいのサーバが立てられれば理想になるんじゃないか。PvPなしだと単純作業しかないから。

景色はなかなか綺麗だし現実の地形をよく再現してるとは思う(ただバイオームが狭すぎるし動物はいない)。

toto_JP

toto_JP Steam

2019年08月25日

Project 5: Sightseer へのレビュー
5

[h1] どんなゲーム? [/h1]
やっていて一番近い感じはFactorioやCoffee Stain Studios社のSatisfactoryのような自動化工業ゲームです。
初めは資源がある場所を探して、銅やシリコン(初期資源として必須)がある場所を見つけたら手掘りで(と言って初めから車両に乗っていてビームで採掘するんですけどね)採掘機、保管施設、発電施設、研究施設を設置。
道路や土台系以外の施設を作成するにはFactionを作成しないといけませんが勝手に名前を入れて作成できます。
自動採掘しつつ研究を進める為の資源を見つける旅をしながら新たなOutPost候補地を探す、そんなゲームです。
最後まで行っていませんが宇宙へ行く実績があるのでかなりボリュームはあると思います。

こういう系のゲームでガイドとか見ずに自分でやるんだ!という方もおられると思いますがつまみ読みでも良いので [url=https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1274029054] こちら [/url] を読む事をオススメします、車とは言え結構スタックしたり訳わからん!と言う事が多いです。

また、ソロ、もしくは自分がサーバ立てる場合は結構設定変更が可能です、設定次第でぬるくもできますし、厳しくもできます。
英語に関してはゲーム自体はこういうゲームをしたことがあれば英語力はさほど必要ではないと思います、むしろ資源の種類が多く、後半に入るとこのゲームは生産というよりは酸素や水から水素を取り出したりと化学式の知識がある方がいいのかもしれません。
更に汚染物質の圧力貯蔵庫(液体と気体を入れれる)は温度と圧力の設定があり、設定によって電力を使いますが大量に保存する事ができ、先々汚染物質を無害に出来るようになるまで貯めて置く事も可能ですが、そのあたりの説明は英単語をなんとなく理解していなければわからないかもしれませんが、それはそれで防御施設を作って基地を守るのも一つの手です。

ストーリーは分かりませんが題名Sightseer(観光客)というくらいでグラフィックは綺麗ですがバイオームが27ある割には極寒地、ジャングル、草原、砂漠、海って感じでそこまで景色の変化があるわけではないです、もっと河川や滝、荒廃した土地とかがあると おぉ!ってなってたかもしれません。

[h1] 敵いるの? [/h1]
序盤はたまに友好的なNPCがトレードしよう、とか敵に追われてるんで守ってくれ!みたいなイベントが定期的に来ます、それの対応次第で戦闘になります。
また攻めてきた事はないですがNPCのOutPostがあったりトレードセンター的なのもあるのでソロでもちょこちょこイベントがあってアクセントになっています。

また発電方法次第、更には生産する事で汚染物質が出ます、この辺は英語ができないから正確には分かりませんが空気を汚す大気汚染系が進むと汚染を出しているOutPostに敵が攻めて来たり、大地を汚す汚染物質を垂れ流していると自然災害が起こるようでOutPostが壊滅します。
ちなみに環境汚染に関しては惑星全体ではなく、各OutPost単位で溜まって行き、汚染を利用して隣のOutPostに被害を・・・というのは多分無理だと思います。

また、戦闘シミュレーションというのがあって、上位の車両や武器を作る為にはモジュールをレベルアップしなければいけないのですが、このモジュールレベルアップの一番効率が良いのが戦闘シミュレーションを繰り返す事です。
ちなみにバグなのか仕様なのか、戦闘シミュレーションはOutPost内で始めないといけないのですがそこのOutPostのトレード設定が全てクリアになることがあります。
その為、シミュレーションするときはトレードを設定していないOutPostでやることをオススメします。

[h1]で、死ぬの? [/h1]
設定次第で死にますがデフォルトだと資源を含む所有アイテム一つドロップして10秒でリスポン可能、基地は各施設のHPが10%まで下がって修理しないと動かなくなります。
完全破壊ではないのでそれまで採集した資源等は残っているので修理が各施設ごとなので多少面倒ですが一から作り直しじゃない点はありがたいです。

[h1] マルチって? [/h1]
公式サーバでPVPとPVEがあります、最大人数は分かりません。
それ以外にも配信者の方なのか一般サーバも公開されています、ソロでやる分にもサーバが建つ感じでGlobalChatで外国人さんが何かチャットでしゃべってますがSteamのフレンド機能からJoinする以外自分の世界には自分以外いません。

定期的なNPCレイド的なものは無いようなのでフレンドと仲良しプレイ(ゲーム内で直接フレンドを誘って同じFactionに入る)するか敵対プレイはできますが、公式や公開以外ではサーバに知らない人が入ってくる事はなさそうです。

[h1] 個人的にどうかなぁと思う点 [/h1]
まず、基地(OutPost)ですが前述の通り、道路や土台系以外のモノを作るとそこを中心にOutPostと言う基地が出来ます。
OutPost内ならコンベアや電線をつながなくても各生産施設、保管施設、発電施設等はつながっている事になるので非常に便利ではあるのですがOutPostの範囲は見えません。
設置するときに神視点になって上から ここからここまでが範囲だよー と言う風に分かればありがたかったです。

また、各採掘機の採掘量がいわゆるブラウザ村ゲーやスマホの施設建てる系シミュばりに遅いです。
これはPCの電源を消しても少しだけ動いているみたいですが電源つけっぱとの差は歴然です。
ですので、電源つけっぱにして1日2~3時間やる分には資源は豊富になるでしょうけれど、そうでない場合はかなり手掘りに頼らないとFactorio等のようにある程度軌道に乗ったら初期資源は勝手に溜ってると言う流れにはならずずっと手掘りです。(ここは設定次第で研究に必要な資源量を調整すればソロでも問題ない量にはできます)

斬新なトレードシステムも微妙に感じます。
OutPost同士の資源の交換等は可能ですが、その方法が特殊です。
トレードしたいOutPost同士の片道をレースして、その時間と使用した乗り物の積載量で物資のトレード最大量が決まります。
すなわち、すごい遠いOutPostから資源を輸入しようとしても他のゲームなら輸送機や輸送の為のコンベアーなどを増やして力業が出来るのに対して、このゲームは車から飛行機にして、速度が速く地形を無視できる車両でいかに互いの距離を早く移動できるかでしか輸送量を増やす手段がないのです。
その為かせっかく陸海空と乗り物があるにも関わらず海に関しては資源も特に特別多いわけでもないので趣味の世界になってしまいます。
せめて海なら大量の油田とか希少資源があって輸送は大型タンカーでとかにすれば港街を作ろう!となるのですが・・。
とはいえ、貨物用の乗り物でルートを作るとかなりの量をトレードできるようになります。
逆を言えば、そういう物理的な輸送手段を用意しなくても良いと言う利点はありますが・・・・。

[h1] で、面白いの? [/h1]
車等の挙動、武器などの射撃などは細かく出来ていて、特定の武器は拡大して分かったんですがちゃんと排莢もしていて見ているだけでも結構良い感じです。
汚染物質の出てるOutPostはスモッグがかかったり、いろんな所が作りこまれています。

ただ、個人的には全てが中途半端だと思います。
まずマップ、ソロにしては広すぎる感じがしますし、MMOにしては狭すぎる、両方ともできるような思いで作った広さなのかもですが微妙です。
ソロでも広い分にはいいじゃん!と言う方もおられると思いますが、このゲームのトレードシステムが前述のように特殊な上、このバイオームでしか絶対産出しない資源と言うものが多分ないため、必然、近場で全部集めようと言う感じになります。

上記のバイオームもなんとなく砂漠だと石油のHuge(巨大埋蔵量)が多いかな?みたいに埋蔵量に違いはある気はしますが、産出する資源の種類自体はどのバイオームも変わらない気がするので新しいバイオームに入ってもドキドキワクワク感がありません。

個人的には資源の種類が固形で30種類弱、液体や気体が10~15種類と多くて好きなのですが、それらの統計が見にくい。
OutPostに研究施設を建てればそのOutPostで産出している資源の収支を一つづつ見ることはできるのですが一括で見たり、グラフで見たりできないので一つづつ確認するのは面倒ですし、自分の所有している他のOutPostの産出量も現地に行かなければ見れません。
生産するにしても消費資源と産出資源をそれぞれ見なければいけなくなり、更にその生産ラインも頭の中で考えなければいけなくなり、メモ取りながらやっていてそのメモだけを傍から見れば非常に化学に造詣があるような賢そうなメモが出来上がります。

OutPostの施設建設も今一つです、自分の車両を中心にある程度RTS画面のような神視点で施設を建てれるのですが、OutPost全体までは届きません、さらに前述の通り、OutPostの範囲が出るわけではないのでどうも出来はいいのに操作性などが今一つと思ってしまいます。

とはいえ、新しいOutPostを作る為に建築画面の施設を右クリックで施設を作る資材をワンクリックでインベントリに入れれる機能やOutPostへはマップでGo Toでファストトラベル(設定で変更可能)が出来たり、何気にユーザフレンドリーな機能も満載で、サーバの設定もかなり自由度が高く、自分好みのゲームに仕上げる事が可能。

全力でMMOにするか、ソロゲーにするか、どちらかの方向性で全力を振っていれば神ゲーだったと思います。
どうしても今一つな気持ちがありますが、全然遊べて楽しめるゲームだと思います。

Project 5: Sightseerに似ているゲーム