












Pure Farming 2018
クロップタウンからそのまま出てきた Pure Farming 2018 は、Techland がファーム シミュレーション ジャンルに挑戦した作品です
みんなのPure Farming 2018の評価・レビュー一覧

tomochan25
2023年12月28日
日本語化可能です。
日本語化ファイルを配布しているサイトがあるので導入しましょう。
https://ux.getuploader.com/PF18Japanese/

nekonekonekomarch
2018年04月07日
fs17の機能を一部拡大して他は縮小したようなゲームと言える。
育てられる作物はジャガイモ、コメ、ブドウ、ナシ、キャベツ、トマト、コショウその他多岐にわたる。栽培要素はfs17でおなじみのプラウ、カルチ、肥料の他、土壌水分や農薬散布もあり没入感を深めてくれる。
ゲームモードはチュートリアルも兼ねた初心者向けキャンペーン(ストーリー付き)。アメリカ、イタリア、コロンビア、日本の各マップで制限時間以内に農作業をこなすミッションモード。そしてお待ちかね、各マップでのサンドボックスとなる。
ざっとプレイしてみた感想だか、初心者向けキャンペーンがとにかく苦痛だ。速度の遅い初期配置のトラクターで広大なマップを何度も行ったり来たりさせられる。チュートリアル用の小マップを用意したfs17のやり方は正しかったのだと実感させられた。
そのチュートリアルもストーリーがあるせいか、操作方法を覚えたら次へというわけにはいかず、小型の農機で作業を完遂させられる。なんで祖父から広大な農地と農業に必要なすべてを引き継いだ幸運な男のために、私が時間をかけてちまちまと作業を進めなければならんのだ。ゲーム開始時に男の背景をバッチリ説明されるため、第六駆逐隊のみんなが平和になった世界で農業を学んでいるという妄想も無力だ。なお私のプレイ時間は短いが、キャンペーンは二時間足らずですっとばしたせいである。
やはりこの手のゲームはサンドボックスにかぎるだろう。操作はそこで覚えれば良い。希望を胸に農業に躍り出た青年でも、朝潮型の艦娘たちが二度と帰らない司令官を待ち続けて、農地を維持しているという設定も自由自在だ。
しかし、このサンドボックスに意外と制約が多い。このゲームはマップ上に存在するオブジェクトを購入して利用するスタイルになっている。すなわち、配置されていないオブジェクトは使えない。例えば日本のマップで栽培できる作物はコメ、サクランボ、温室の野菜のみだ。自然エネルギーもない。なぜサクランボなのかというと、どうやら桜とサクランボを混同しているらしい。サクランボの果樹園に「花見」の文字が光っている。
イタリアマップでは畑が存在せず、オリーブとブドウ、温室だけだ。各マップで特色を出したかったかもしれないが、ここまで機能が制限された「サンドボックス」もめずらしい。
こうなってくると細かい部分も気になってしまう。田んぼには水路が存在せず、どこから水を引いてきているんだと疑問に思う。そもそも、なぜサクランボの果樹園に桜という名前がついているんだ。統計情報で果樹の割合が示されるが、マップにはサクランボ以外の果樹が存在しないなどなど。
このゲームをおすすめすべきかどうか非常に悩ましい。
良い点として、サポート体制が充実しており、アップデートに意欲的だということ。
悪い点としては、とても現段階でおすすめできる製品ではないということだ。