





Raptor: Call of the Shadows - 2015 Edition
Raptor: Call of The Shadows は、楽しめるアクションが満載のシューティング ゲームです。
みんなのRaptor: Call of the Shadows - 2015 Editionの評価・レビュー一覧

wak6902
2015年02月24日
全実績を解除するまで遊んでいます。
往年の名作の復刻移植……のようです(すいませんまったく知りませんでした)。
敵を倒してお金を貯めて、武器を買って自機を強くするかたちをとっています。
9面構成が3コースの、全27面を戦っていきます。
特筆すべきはそのプレイ感覚でしょうか。
[spoiler] まぁ見た目もゲームルールも実際STGなんですけども、まずこのゲーム、自機は耐久制です。本体の耐久力がまず100%、別売りでフォースシールドという1枚100%の追加装甲も購入できます。そして、自機の移動に弱い慣性がはたらきます。クイックな動作ができないんですね。さらに当たり判定はおおよそ見た目通りです。これらの仕様はすなわち、細かい弾避けが非常に難しいことを意味します。
次に攻撃面ですが、まず本作、自機狙い弾を撃つ敵の方が少数派です。そして、敵も自機も正面への火力が尋常でないんですね。
自機の火力は最終的に相当なものになりますが(実績にもあるツインレーザーの頼もしさったらありません)、正面以外には豆鉄砲しか撃てません。
敵の火力もやはり尋常ではなく、高次面では安易に正対しようものなら速攻で蒸発します。フォースシールドで多少は耐えることができますが、終盤に入るあたりから、カス当たりで3割持っていかれるような攻撃がひっきりなしに来るという地獄絵図が現出します。
そんなことになってしまうので、いかに正面を取るか、外すかという選択がゲーム性の1つとなります。ただ、敵の物量がちょっと多いものですから、終始押された展開になりがちです。
敵機は正面ばかりに攻撃すると同時にすれ違うように画面外にまっすぐ出て行くような連中がほとんどですから、
「フォースシールドを重ね着して即死を回避、敵の正面をうまいこと外しつつなんとかやりすごして面の終点まで逃げ切る」というゲーム展開になっていくでしょう。
[/spoiler]
「それ面白ぇの?」と思われるかもしれませんが、ともあれそういうプレイをちまちま続けているとですね、どうしてかSTGというよりRPGで延々レベル上げしてるような気分になっていくんですよ。
ウィザードリィの深層で延々トレハンやってるような気分と言いますか。不思議な魅力のあるゲームだと思いますね。