Super Dungeon Bros

Bleeding Wilds

2017年12月31日

このゲームは字幕も音声も日本語に対応している。
ゲームの内容自体はローグライクダンジョンゲーム。プレイヤーは４人の兄弟を操作する。キャラ毎の性能は同じ。
しかし、とんでもないクソゲーなので購入の際は注意して頂きたい。

どの辺がクソなのか。
・ストーリーがクソすぎて無い方がマシ。
兄弟の一人がレコードを逆再生したら天の声的なやつが聞こえてダンジョンに連れていかれるという電波ストーリー。これだけならまだマシだが、エンディングはあまりにも酷い。
宝箱を開けたらレコードが出てきて「冒険はこれで終わりだ。ロック魂を忘れるな！」その意味不明な発言に対して、兄弟たちが「イエーイ！」で終了。ゴミみてぇな話だな。
・ローグライクゲームとして未完成すぎる。
ローグライクゲームは１部屋毎にランダムに作られるのが普通だが、このゲームはフロアが丸々１つの部屋として扱われているのか構造のパターンが少ないのか、毎回同じ構造のフロアをプレイさせられる。
・武器のシステムと難易度がいい加減すぎるバランス。
最初は２つの武器を使用でき、それ以外の武器を使いたければダンジョンの宝箱から僅かに手に入るシャードが必要になる。
必要なシャードは３種類もあって、武器１つ毎に合計１５０個近く必要になる。ダンジョンを１回攻略した時に手に入るシャードは精々４０個程度なので、１つの武器をアンロックするのはかなり面倒。
そもそも初期武器でも問題なく攻略できるような難易度なので武器のアンロック自体無意味。
・詰む可能性がある。
落とし穴に落下すると最後に乗っていた地形に戻る仕様。それは他のゲームでもよくある仕様だが、本作では転落する直前に足場が用意されている場合がある。そこに誤って着地してしまうと復活地点がそこに指定されるので事実上の詰みになる。

総評。
PS4でも発売されている為、翻訳とナレーションのクオリティは高い。
それ以外があまりにもクソ過ぎるので余程の変態でなければ買うのは止めるべき。