









タングルタワー
奇妙でねじれた邸宅を探索し、奇妙な手がかりを発見し、奇妙な容疑者を尋問し、ユニークなパズルを解くことで、スリル満点の謎を解き明かしましょう。 フレイヤ・フェローが殺害された。主な容疑者は?彼女の体にナイフを振り回す影が迫っているのが発見された。問題?あの容疑者は…ただの絵です。 奇妙で不気味な庭園から最上部の冷たく不気味な犯罪現場まで、タングル タワー全体を調査してください。 タングルタワーの秘密を解明できるでしょうか?
みんなのタングルタワーの評価・レビュー一覧

soen
2022年03月31日
[h1] 音声言語は英語しかないが
むしろその方が雰囲気いい [/h1]
魅力的な見た目でありながらもぬるぬる動くキャラクター達、探索中に流れるBGM、こだわりを持って描かれた証拠品?の数々....かなり好みの雰囲気だ。しかもそのクオリティは作品全体で維持されている!
トレイラーを見てこの絵柄が好みだと思ったら迷わず購入を決めたほうがいい。
どこのミニゲームや捜査で行き詰ったとしても必ずヒントがあるので、推理ゲームが苦手という方でも十分に楽しめる。
見逃しているものもヒントで確認できるので、よくあるこれ見つけるのにめっちゃ時間かかったということが起きない。
全ての親切がここにある。
ストーリーにも個人的には満足。若干腑に落ちないところもあったが、最後のシーンであるキャラクターがとった行動でええ話やなーってなった。他の方のレビューでもラスト物足りない的な感想があったが、今から購入しようと考えてる方はそこまで気にしなくていいと思う。

amber
2021年09月05日
キャラクターが全員個性的で、不思議な世界観にマッチしていてとても良かったです!EDを迎えた後にアートギャラリーを見ると一層楽しめます。
推理ゲームとしてはそこまで難易度高くありません。間違えたりするとヒントがもらえる新設設計です。謎解き苦手という方でも楽しめる内容だと思います。
ゲームを起動したまま放置したりしたのでプレイ時間が長くなっていますが、ストーリーも長い訳ではないので実際にはこんなに時間かからずサクサク進めると思います。
個人的に気になった点は、最後の方で抽象的な表現が増えてきたため翻訳も相まって若干ストーリー内容が分かり辛い部分があるかなと感じました。もう少しダイレクトに、登場人物について掘り下げて欲しかったなと…。
物事をハッキリさせたいタイプの方だとモヤモヤしてしまうところが出てくるかもしれません。
ただ全体的にとても満足のいく内容でした!

littleRaisin
2020年12月30日
ゲームそのものの印象としては、場所を適宜移動しながらクリックをして証拠を集め、各人に突きつけて回るといった、逆転裁判の捜査パートのような感じでした。ちょっとだけ脱出モノのようなパズル要素がありますが、難易度は少し悩んでクリアできるもので、難しすぎず良かったです。ゲームオーバーは特にないので片っ端から試せばすぐにクリアできると思います。
グラフィックと世界観が独特で、非常にクオリティが高いです。アニメーションする各キャラクターがとても個性的でいいですね。
シナリオも面白く、終盤に謎が一気に解き明かされていく展開があり、カタルシスを感じました。そういうタイプのゲームやミステリー小説が好きな方には良いのではないでしょうか。
舞台設定は少しファンタジーなので、ハードボイルド系を期待される方は違うって思うかもしれません。
プレイ時間は5から8時間といったところで、妥当なコスパかと思います。(自分はセール中に買いました)

Kyua
2020年08月12日
ポイントクリック形式の推理ゲームです。
特筆すべき点はキャラグラの完成度が高さで、キャラの造形自体の良さに加えて立ち絵が手書きアニメーションで動きます。
更に立ち絵の種類や動き方もバラエティ豊かで、色々なポーズやジェスチャーをとってくれます。
中でも髪で会話ウィンドウが隠れる演出は他で見たことがなくて面白かったです。
勿論キャラグラだけに限らず背景や音楽等の完成度も抜かりなく高いです。
細かいところでは他の海外の作品と比べても会話が面白いのが良かったです。
会話の内容が皮肉だけに終わらずに、ちゃんと笑わせようとしてくるところに好感を持てました。
一方で肝心の推理の方は人によっては物足りなく感じるかもしれません。
前提としてこの作品には物語がほとんどなく、事件現場で淡々と調査をしていくだけです。
主人公達の掘り下げや容疑者達との接点もなく、調査の中で主人公達の身に危険が迫ることもありません。
しいていえば終盤に少しだけ物語パートがありますがほんの僅かです。
個人的には宝石化する果物等の設定は、もう少し推理に絡めてもよかったんじゃないかとは思いました。
あとこれはバージョンアップで修正されるかもしれませんが、人物名もちゃんと翻訳した方がいいとは思いました。
とはいえ推理ゲームの根幹である謎解きのシステム自体はよく出来ていました。
ちなみにもし前作も日本語化されたら購入します。

Agua_瓜
2020年07月01日
noteでレビュー書きましたので詳しい内容はそちらを見てもらうとして、総評だけ。
シナリオ面に目を瞑れば間違いなく万人向けの良作。
とにかくフルボイスの掛け合いと手描きのアニメーションだけでも購入する価値あり。
ただし推理ものとしての出来は期待しないように。
+美麗な手描きグラフィック
+フルボイス
+個性の強いキャラたち
+万人向けな易しい難易度
+良質な翻訳
-シナリオに難あり(特に最後)
-キャラの掘り下げが浅いので感情が湧きにくい
-世界観や設定の説明が少ないので理解しにくいところが多い
詳しいレビューは:https://note.com/tyn1234456/n/n5e9acf4c8943

Lopi
2020年04月29日
I love 90% of this game. The art style is great. The characters are memorable. I like the puzzles and the story all the way up to the ending (but not including it!) is also really interesting.
However the ending felt extremely rushed and it left so many things unanswered. For a detective game I feel like the payoff needs to be extremely strong to fit the genre and it just wasn't.
I'd say get this for <$10 and it'll be worth the money.

yuki
2020年02月01日
秀逸な短編探偵アドベンチャーです。
クリアまでのプレイ時間は2~3時間。
たまに誤字がありましたが日本語の翻訳は割と良い方です。
セールで1000円前後だったら買いかな、定価だとちょっと高いと感じました。
・良かった点
>グラフィック
キャラクターがアニメーションして細かく表情を変えたり
キャラデザインそのものもポップで可愛いです。
>リドルが面白い
タングルタワーの部屋数分ぐらいリドルがありましたが、なかなか凝っていて良い頭の体操になりました。
正直これが一番面白かった。
>ヒント機能
次に何をするのか分からなくなったり、リドルに詰まったらヒントを出してくれるので詰まるということは基本的に無かったですね。サクサク進めてイライラはありませんでした。
・悪かった点
>エンディング
マルチエンディングじゃないと思うんですが、最後が余りにも駆け足なので、ちょっと補足とか、そのあとどうしたみたいなエピソードが欲しかったです。なんだか尻切れトンボで物足りずモヤモヤしました。
>キャラクターの掘り下げ
キャラクターが魅力的なだけに、過去に何があったのかとかもう少し細かく掘り下げが欲しかったですね。謎の部分が多いし。フローラなんで喋らなくなっちゃったんだろうとかフィッツとポッピーの関係ってほんとは? みたいな。
>文字表示
ボイスを再生するシーンでは自動進行し、連打しないと次に進めないのが不便でした。恐らくキャラクターの表情や動作を言葉に合わせて変えるためにそうしてるんだと思いますが、、
声優さんが読み上げるスピードより目で文字を読むスピードの方が圧倒的に速いので
個人的には文字を読み終わったら次に行きたいんですよね。
いずれにせよボイスは英語なので聞いても理解できないですし。

YUKIxMAMI
2020年01月10日
見ての通り、ポイント&クリックがベースの推理アドベンチャー。
控えめに言って「(難易度的に)カジュアルに楽しめる探偵シュミレーター」、
少し大袈裟に言うと「非の打ち所がない神ゲー」です。
日本語訳も素晴らしいですよ(少し誤字があるが、元の翻訳が優秀なので全く問題ない)
同デベロッパーの過去作に「Detective Grimoir」がありますが(主人公が同じ。未プレイ)、直接的な続編という訳では無いと思われます。システム面はかなり似ている様ですが。
しかし、それは裏を返せば「完成されたゲームシステム」であるとも取れますね。
というかこのゲームシステムに関しては実際、洗練されていると感じました。
非常に遊びやすい。
~~ゲームの流れ~~
殺人現場のあるTangleTower内を移動しつつ、各所で探索(捜査)や関係者への聞き込み(情報収集)をしていき、事件の謎に迫っていきます。
【探索しよう】
移動時はマップが表示され、何処に誰がいるか?まだ行ってない場所は何処か?なども分かりやすく表示。
また、右上のヒントボタンを押せば、「○○に話を聴こう」「○○を調べよう」などと捜査漏れや次のステップへのガイドメッセージが出ます(複数ある場合はランダム表示)
各スポットでの探索時に、調べたい箇所をクリックするとポインターが「大き目の虫メガネ・アイコン」に変わるので、
”どの範囲をクリックすると同じ反応になるか?”
などが判別しやすく、非常に快適でした。
重要(だと思われる)な物を調べたり、有用(だと思われる)証言を得た時は、詳細が自動でファイリングされ、
ほとんどのタイミングでそれらを閲覧可能(見れないタイミングもある)。
このファイルは「人物」「物的証拠」で分けられており、とても閲覧し易かったですね。
【話を聴こう】
関係者との会話(公式は尋問と書いてるな・・)も特徴的。
各スポットに居るキャラクターは、クリックしなければガン無視可能。
クリックすると作品特有の演出が光る「会話パート」へ入ります。
>アリバイや浮上した疑惑などについてのやり取りをする「尋問」※
(※アイコン表示だけで、「尋問」とは書かれてはいません)
このパートは、「尋問」を進めたり、捜査が進んだ時点で上位がアンロックされる仕様。
コレにより、ゲームの流れをスムーズに感じる事が出来ました。
>それまでに出会った「人物」や現在所持している「物的証拠」について話を聴く「聞き込み」※
(※コレもアイコン表示だけで以下略)
証言を得るのが目的ですが、その人が見たくない様な物の意見まで求める事も可能(罪悪感)
特筆すべきは、会話のスタイルですね。
立ち絵は愉快にアニメーションしながら(ヌルヌルだってばよ!)フルボイス(英語)で語るので、まるでカートゥーンアニメでも観ているような感覚。コレは本当に観ていて飽きない。
テキスト・ウィンドウが左上に表示されるのも新鮮で良かったです。
まぁ、コレに関しては
「字幕を追うと映像をガン見出来ず、アニメーションに見惚れると字幕に置いて行かれる」
という「字幕映画あるある」(ある?)が発生してしまってもどかしいんですが。
そう、会話パートはほとんどがオート進行です(※クリックで一時停止出来ます!あんま止めたくないくらいテンポいいんだけど)。
この辺のテンポの良さは、「映像作品」の様な快適さを作り出しているかと。
でもそれだけじゃないのが、この作品の魅力。
~~謎解き要素~~
【真相推理】
「尋問」などの要所要所では、「推理」パートが発生する事があります。
手持ちの証拠と用意された複数の文節を組み合わせて、「真相」を説明する文章を完成させるミニゲーム的なアレです。(※上記以外のパターンもあります)
ダンガン論破!なノリで正解ぶち込むのは、やはり気持ちいいです。
【パズル】
探索時にはロックの掛かった物を見つける事があります。ここでは様々なパズルゲームに挑戦する事に。
種類が豊富で非常にやり応えありましたね、コレは。
ただ、”リドル系”ではない純粋なパズルゲーム(ルービックキューブみたいな)もあったので、「パズルは嫌い!」という方だとマイナス要因には成り得るかもしれません。
でも解けたら気持ちいいですよ?アへ顔必至ですよ?
ちなみに、コレらは不正解しても何度でもやり直し出来ます。
パズルに関しては不正解するとヒントを貰えるという親切設計。三段階くらいヒントは詳しくなっていきます。
例外もありますが、多くの最終ヒントは”全部は教えねーよ?”というレベルのものに留まっていたのが、個人的には好印象でした。
お陰で何十分も「わかんねー!!!!!」と悶絶し続ける様な場面もありましたが、お察しの通り解けた時は”今日一のアへ顔しやがって!”状態でした。
(※パズルは途中で止めて、挑戦を後回しにする事も可能。)
その他要点まとめ(一部超重複)
~~良かった点~~
〇圧倒的テンポの良さ。
〇親切設計とユニークなゲームシステムのお陰で手軽に探偵気分を味わえる。
〇尋問パートで既に聞き込み済みの物には印が付くので無駄が無くなる。
〇何をするべきか迷う事がまず無いので、物語に集中出来る。
〇それでいて探索の自由度は高めな印象。ガッチガチの一方通行では無いかと。
〇トリッキーなデザインかつイロモノばかりだが、非常に魅力的な登場キャラクター
〇引き込まれるテンポの良さ(また言っちゃった)
〇印象的なBGM達。いい仕事してます。
〇助手を付けた事でバディ物特有の楽しさがある。
〇いくつかのプロットには胸をひどく打たれた。それは感情移入という名のリスペクト。
~~残念だった点~~
文句無しのハイクオリティだったけど、強いてあげるならば・・・
×時折、ヒントが優し過ぎる。
・・・コレは神がかったテンポの良さの副産物。難易度設定が無いのもコレを助長している。
特にパズルでは、失敗する度にヒントが詳しくなるので「自力で解いてアへ顔したい」感情と「わからん!ヒントくれ!」という感情とのジレンマが発生する。
×捜査関連もリトライ無限な為、総当たりすればクリア可能になっている。
・・・ペナルティ付けるとテンポが悪くなるので、納得の仕様なんだけど。
【提案】
ポイントシステムとか付ければもっと多くの人が楽しめると思った。
クリックした回数を累計して、最終的クリック回数で評価を貰えるとか。
リトライ性も増すし、「ぬるゲー嫌い」な人にもアピール出来そうなんだけどなぁ。
【閑話休題】
×主人公達の人物紹介が無い。
・・・特に気にしなかったけど、振り返ると空っぽだったグリモア探偵と助手のプロフ。
×世界観が曖昧
・・・「作風」なんだろうけど。人によっては”空想物語”感を感じてしまう時があるかもしれない。
こんな感じでしょうか。
ボリューム面はどうなんですかね。私は「全部調べたい!全部聴きたい!」って方針だった上、いくつかのパズルで詰まったのでこれだけのプレイ時間(11時間)になったんですけど。
人によってはここまではいかないかも?私は当然満足してますよ。
最終局面では「終わらせたくない!」って思って暫く放置したりファイル眺めて感傷に浸ったりしてたけど。
個人的には大当たりの神ゲーでした。とにかくお薦めです!