
















シルバー事件25区
日本では「シルバー事件: 25区」、英語では「シルバー事件: 25区」として知られ、もともとモバイルデバイスでリリースされていた『シルバー事件』続編のリマスター版。 同ゲームが日本国外でリリースされるのは今回が初めてとなる。
みんなのシルバー事件25区の評価・レビュー一覧

Shiomizu
01月03日
シルバー事件の続編。元は携帯アプリだった伝説の作品がコンシューマ用として再調整されたもの。
ゲームとしては正直面倒な箇所も多く、ハッキリ言ってテンポが悪い部分が殆どのためそれなりに根気を入れてのプレイが必要と思われる。
基本的に作中の人物が「やる」と言ったことはだいたい本当にやらされるため、やってられないと感じたら素直に攻略情報に頼ってしまった方が楽だろう。
Correctnessの最後のアレは全て選びきった先に少しだけおまけのようなものがある。本当に心底大変だが、気合入れてすべての結末を見届けよう。
いきなりネガティブなことを書いたが、ハマれる人には抜け出せなくなるような独特の魅力があるのは確か。
今更自分が何がどうと語れるような作品ではないが、冬の関東地方の良く晴れた日のようにパリッと乾いたような全体的な雰囲気は無二の作品で、ありとあらゆる箇所で尖りまくっている須田51のエッセンスをこれでもかと浴びることができる。
一応switch版でも一通りプレイし、こちらは2周目だがそれでもストーリーを理解できたかというとその自信は全く無い。
けれど雰囲気は楽しめたし、何か確実に自分の胸に刺さって抜けなくなるようなものは確実にある。
いわゆる普通のゲームとは少し違う刺激が欲しいなら、やって損はないだろう。それが良いものか悪いものかはわからないが、凡百のゲームでは終わらせない何かを感じることが出来るだろう。

foocrow
2024年09月15日
私のプレイ時間は長くなっていますが、放置している時間が多いです。
夜やってるとつまらな過ぎて寝ちゃうんだ😪
以降、ちょっとネタバレ含みます。
[h1]UIがひどい[/h1]
まず、UIがひどい。
行動選択の時に多面ダイスみたいなものをマウスか矢印キーでクルクル回すことになるが、なぜそんなUIにしたのか?
どこに何があるのかさっぱりわからない。
目当ての項目を見つけるために無駄にクルクルクルクル回さないといけない。
パスワードを入力せよ的な時にもこのダイスを回さないといけない。
何となくアルファベット順に並んでると思うが、どの方向にどの順番に並んでんだよ😠
開発陣は本当にテストプレイしたのか?
また、時代を感じる部分でもあるが、エレベーターで何階に行けと言われた後等、自分で入力しないといけない。
間違えるとヒントを言ってくれたりするが、全然ヒントになってないことが多い。
入力前の答えを言ってた部分を読み飛ばしてしまった場合詰む。
まあ、仕様(?)のおかげで本当に詰みはしないんだけどさ。
この仕様については後で述べる。
次に、操作説明が全くない。
どこ押したらメニューが開くんだってばよ😠
答えはTABかO。
画面の上下左右に余白あるんだから、キーボードのどのキーがなんの役割持ってるか表示してほしかった。
ちなみにEnterとかSpaceを長押しすると微妙に早送りになる。
つまらない文章をじっくり読む気力とかないので地味に重宝する。
あと、3Dマップがどうのこうのってあるが、あれ必要?
あれのせいでゲームテンポが悪くなってると思う。
L字の通路で曲がるかどうか聞いてくるのだけはイライラする。
曲がるしかないんだから聞かずに曲がれよ😡
というか、進む方向を選択肢で出すんじゃなくて自由に移動させろよ。
なんのための3Dマップだよ😡
どこかでガラケー時代のゲームと見たが、一部のストーリー中にスマホが出てくる。
そこそこ最近になって実装しているなら、クソUIにテコ入れしとけよ😰
[h1]文章がつまらない[/h1]
これは私の感性によるところが大きいが、テキストを読んで物語が展開していくゲームなのに文章が恐ろしく寒い。
そういう時代だったのはわかるが。
よくわからん設定がわんさか出てくるが、3部構成の別の部で一応解説が入っていたりする。
その場で解説してよ…😰
[h1]仕様が標準的なテキストアドベンチャーとは全く違う[/h1]
まず、ログが無い。
読み返せないのおかしいだろ。
何階に行けば良いんだよ😠って思った。
パスワードなんか知らねーぞ😠って思った。
道順の呪文唱えだしたときにはもう覚えなくても何とかなるんだろうな🥳って思った。
もういいよ。SpaceとかEnterずっと押しておけば何となくチャプターが終わるしな。
というか、ログ云々の前にそもそも正解が何なのか言ってないことが多い気がする。
雰囲気でわかるだろ?って言われ続ける。
雰囲気で入力するから何回も間違える。
ストレスがたまる😠
たまに答えを言う時があるが、ちょっと覚えておくには長い。
写真撮るなり、メモ取るなりしないとやり直すハメになる。
次に、どこでもセーブできるが、どこでもセーブできない。
何言ってんの🤔って思うでしょ?でも仕様だからしょうがないんですよ。
TABとかでメニュー開いてセーブすること自体はどこでもできる。
ただし、ロードするときはセーブした場面の初めからだ。
ここで言う「場面」はおそらく画面が切り替わった時点だと考えられる。
やったね。エレベーターの行先を読み飛ばしてたらセーブしてロードしたらまた何階に行けば良いか見れるよ。
他の無駄に長い話も添えてな。
[h1]実は続編[/h1]
知らなかった…
キュレーションで出てきて、スクショの雰囲気で買ったが続編なんてどこに書いてあったんだよ…
前作の方のスクショだったら絶対に買ってなかった。
ちなみにだが、たぶん前作やってなくても問題はないと思う。
どうせ意味わからんテキストだし。
ただ、前作やってたら絶対に絶対にぜーーーーーーーーたいに買ってなかった。
[h1]セーブ…スキップ…[/h1]
[spoiler]実績に全てのエンディングを見るというものがある。
とある最後の章で選択肢によってエンディングが変わるのだが、100個選択肢がある🙃
最終章はなぜかセーブできない。(場面転換無いっぽいのでセーブできても章の頭からな感じはするが…)
100回同じ文章を通り抜けないといけない。
スキップが無いので、SpaceかEnter長押しで早送りするのがおそらく最速。
しかし、選択肢後は途中途中でボタンを押さないとテキストが止まる。
なんで止まるように実装したんだよ🤬
考えたやつ、これが面白いとでも思ったのか?
面白いと思ったから実装してるんだと思うが、本当の意味で、悪い意味で、本当に、頭おかしいと思った🤬
せめてもの救いは選択済みの選択肢の色が変わることくらい。[/spoiler]
[h1]最後に[/h1]
[h1]買うな[/h1]
[h1]時間の無駄だ[/h1]

しけた
2024年08月07日
[h3]概要[/h3]
シルバー事件の続編らしい。
[h3]ストーリー、キャラクター[/h3]
ストーリーは意味不明。
前作も「雰囲気ゲー」だったが、今作はさらにパワーアップして「雰囲気しかないゲー」
思わせぶりな登場人物、思わせぶりなセリフで、思わせるだけ思わせておいて、投げっぱなし。
続編ということで、当たり前のように前作の登場人物がでてくるので、前作知らないと意味がわからんかも。
ただ、まあ、前作知ってても意味わからんので、大差ないのは良い(?)点。
最後に100個の選択肢がでてきて、それぞれ雑な展開を見せられてマルチエンディングと言われても…
ゲームつくるの飽きたのかな?
100個全部みたけど、人生で無駄だったなと思う時間の一つ。
100個目を見終わると、なんかウエハラさんがなんかつまらんこと言って、「すべてのエンディングに到達した」って実績が表示されるから、本当のこれで全部なんじゃないかな。
[h3]ゲームプレイ、システム[/h3]
各種UIがひどい。
コマンド選択がダイス風な多面体なのだけど、これが選びにくい。
オサレのために操作性を殺してる。
また、最初のシナリオ選択画面?も何も説明がないので、#06 white out終わった時点でゲームが終わったかと思った。
説明しにくいが、シナリオ選択画面に表示される三角形の頂点に、それぞれシナリオのルートがあるというUIで、#06 white outはそのうちの1つのルートなので、もう2ルートある。
ちなみに、もう2つのルートをクリアすると、#06 white outの後に、#07 black outが追加されるようになってる。
ストーリー内容が難解なのはともかくUIが難解なのはあかん。
移動もなんか不思議なUIで移動しにくいが、これは元が携帯アプリだったからかも?
セーブも各章ごとにしかできないので、都合のいいタイミングで終われないのが地味なストレス。
…と思ってたが、Tabキー(or ホイールクリック or Yボタン)でメニューが出てセーブ・ロード・設定とかできた。
ゲームパッドならともかく、キーボードでプレイしてると気づきにくい。
[h3]ビジュアル、サウンド[/h3]
ビジュアルは前作同様シックな感じでオサレ。
音楽も割と雰囲気にあってるんじゃないかな。
ただ、なんか妙にダンガンロンパを思い出すので雰囲気が似てるのかもしれない。
まあ、どちらもこれといって特筆するものもないが。
[h3]まとめ[/h3]
雰囲気は非常に良い。
雰囲気”だけ”はね。
全部クリアもせずに否定するのはよくないと思って全部プレイしてみたが、個人的には時間の無駄遣いだったなと。
須田剛一というクリエイターの作品を好きな人が、雰囲気を楽しむためのものであり、ゲームのふりをしたゲームではない、文豪の書いた難解な文学作品みたいなもの。
自分のような素人が手を出してはいけない。
[h1] ☆☆☆[/h1]

sabanomisosuke
2024年02月07日
前作のシルバー事件はやはり須田ゲーの中でもわかりやすい部分がよかったのだなと痛感した
さすがに今作はライン越えしてて一般的におすすめできる代物ではない
謎解きも億劫で、リメイクに際して無駄に移動の描写もされるようになったためテンポも悪化しており非常に残念な仕上がりになっている
3つにシナリオが別れているのだが、期待されるほどのクロスオーバーもなく、どれもこれも最後は投げっぱなしでプラシーボがマシだったくらい
投げっぱなしは別にいいのだが、その投げ方がボロボロなのが問題
理屈よりもゲーム体験を通したナニカを感じるのが須田ゲーの醍醐味だと思っているのだが
あまりにも感覚的すぎる描写が多く、理屈の部分もつまらなかったというのが正直な感想
須田ゲー的にもバランスが悪く、ムーンライトシンドロームが一番近いかもしれない
特に最後のアレはあまりにも露骨なプレイ時間の水増し要素で、やりきった後も肩透かしの描写があるのみで素直にガッカリした

kukurara2129
2023年09月14日
狭い通路で大人数と銃撃戦が始まっても主人公の二人は何故か弾に当たらずに生き残る……
そういう須田剛一らしさが前作よりも強く出ていて、ついていけませんでした。
演出面やスタイリッシュさもパワーダウンしており、私が好きだったシルバー事件とは別物と感じられました。
そして後発でありながら文章の質も低下しておりビジュアルノベルとしても評価できません。

fura25
2023年01月11日
25区の空気感・雰囲気・ビジュアル・テキスト・音楽はどれもマッチしていてずっと格好良い。
特に須田剛一のCorrectnessは全てのテキストが読んでいる時脳に何か注入されているかのような面白さがある。無機質なタイプ音がこれほど合うゲームは無い。
Placeboのトキオの物語や話の繋げ方も素晴らしく、Matchmakerはコンビの二人がひたすらに可愛い。
Switch版でプレイしてエンディング制覇したのにこちらでもやってしまった。一生大好きなゲームです。
[url=https://youtu.be/TTYIMe96xDg] PS4版のOPムービー[/url]がとても25区らしい雰囲気なので、気になっている人はこちらも見てほしい。
![OGCh4ng[JP]](https://avatars.steamstatic.com/cc900ec5055ee007b05a83a9c960fdb729cb79cd_full.jpg)
OGCh4ng[JP]
2021年05月15日
[h1]結末はあなたが決める[/h1]
The Silver Caseの続編であり、以前配信されていた携帯アプリの移植版。
前作と同様に独特な世界観、操作性でプレイヤーを須田剛一ワールドに引き込む。
シナリオは3人のキャラクター目線から語られる構成で、どのシナリオからすすめるかはプレイヤーに委ねられるが、
ルート分岐は発生しない。
また既存プレイヤーを喜ばせるであろう要素がいくつか存在しており、
ニヤリとしてしまう人もいるだろう。
最後の壮大かつ雑なエンディングは人を選ぶかもしれないが、
そこまでたどり着けたプレイヤーなら最後まで楽しめるだろう。
●良かった点
・追加シナリオ含め最初から全部入り
・俺たちの須田が帰ってきたぜ!!な奇特な人向けシナリオ(若干過去作と比べると締りが悪い気もするが)
・独特だが簡単な操作性はライトプレイヤーでもおすすめ
・大人の真面目に作った悪ふざけ、ゲームシステムがちょいちょい切り替わるため
さっぱりした気分で楽しめる
●賛否両論な点
・相変わらず難解なシナリオ、全てがスッキリしないとモヤモヤする人にはおすすめできない
・ブラックユーモアが含まれるため、不謹慎な内容が好ましくない人はプレイしないこと
・エンディング、人によっては苦行。

kotsurendara
2021年02月14日
このゲームの概要を知らず単にビジュアル・雰囲気などに惹かれた方には100%おすすめできません。
このゲームはシナリオ・ディレクターを務めた須田剛一による独特なテイストが存分に詰め込まれた、ファンからは須田ゲーとよばれる、かなり人を選ぶゲームです。
「Killer7」「ノーモアヒーローズ」シリーズが有名です。
本作は「シルバー事件」(1999年/プレイステーション)の続編で、2005年に携帯アプリで配信されたゲームを大幅にブラッシュアップしたテキストアドベンチャーゲーム。
長らく遊ぶ手段さえない状態だったものが2018年に復活しました。
物語冒頭でガッツリ前作のネタバレがあります。未プレイ向けの配慮かもしれませんが、それと本作の話についていけるかは別問題なのでまず前作はプレイした方がいいです。
須田ゲーを代表するのがコミカルかつ狂気的な両面性をもつ魅力的なキャラだったりそのキャラの独特なセリフ回し。
本作でも存分に須田ゲーの世界観が発揮されています。
癖の強い新たなキャラが話のメインですが前作のキャラも出てきます。
BGMは前作のアレンジもあり世界観とマッチしたおしゃれなもので良かったです。
前作でも特徴的だった独特のUIは健在ですが、移動システムと行動選択のシステムは変更。過去の須田ゲーシステムを踏襲するものとなりファンには嬉しい要素。
逆に言えば知らない人からすれば独特なデザインに煩わしさを感じるかも。
ストーリーは前作と比べシリアス度合いが減って終始おちゃらけた感じ。全体的に曖昧なままで謎が多く、その謎も前作の焼き増し的で新鮮味には欠けて見えました。
アドベンチャーゲームとしては、3Dマップ上でコマンド選択的に移動、パスワード的な謎解き要素、正しい選択肢を選ぶ、といった構成でシナリオが進みます。
パスワードは大した謎解きでもなく詰まることはないでしょう。
選択肢の方は一部のシナリオを除いて、選択肢の間違いでゲームオーバーになることはなく選択肢を間違ってもすぐやり直せます。
ただ選択肢のヒントも特になく総当りを強いられる場面が多々あり煩わしく感じるかも。
というかわざとそうしていると思われる。特に最後。
総じて、これは前作「シルバー事件」の続編と受け取るよりも「シルバー事件」を中心とした熱烈な須田ゲーファンのためのゲームと思っています。
シルバー事件は良かったけどこれは合わないと感じる人も多いと思われるくらい毒気がマシマシになっています。
私はシルバー事件をリアルタイムで楽しんだ一人のファンとして、本作の意地悪さも許容した上でこの時代にあの続編を味わうことができたことを嬉しく思いました。

Horotoro
2021年01月17日
[h1] パソコンでリリースいぇえええええいい!!! [/h1]
全実績解除完了したので記念に追記。
(ついでにレビューの役割を軽く放棄していた前の記述をやや調整)
完走した感想ですが、やっぱりシルバー事件は須田GoICHI作品の中でも話の筋が掴みやすい部類に入るなと思いました。
全てやってきているわけではないのですが、
BLOOD+、Killer7、michigan、前作シルバーケース、今回ので5つ目(←思い返してみるとそんなやってなくない???)です。
氏の手掛けるシナリオは、なんというか所謂[b] ”ライブ感” [/b]に傾倒する傾向が強い気がします。
かつてKiller7のラストシーンにたどり着いた時、[b] 「整合性とか真面目に考える必要あんのかなあ」 [/b]って、頭を過ったんですわ。(開いた口が塞がらなかった)。
須田ゲーの基本って、面白い夢を見たけど、内容が思い出せないな。
って感覚に似てるかもしれません(こういう言い方はちょっと失礼ですね)
しかしシルバー事件に関して言えば、
[b] ネ タ バ レ 注 意[/b]
前作
[spoiler] かつて行われた「銀の目計画」によって発生、世間へ流出した負の遺産(達)。 [/spoiler]
[spoiler] 主人公らは人々の脅威となった彼(彼ら)を排除する傍らで、それぞれが己の目的を遂行する。 [/spoiler]
[spoiler] 例えそれが世間から見て”悪”であろうと、”正義”であろうと。 [/spoiler]
[spoiler] ”カムイ”は死亡。 [/spoiler]
[spoiler] シェルターキッズ計画の全貌を知った主人公は、上司に大金を貸すハメになる(たぶん返ってこない)[/spoiler]
今作
[spoiler] カムイは死んでいなかった。 [/spoiler]
[spoiler]肉体こそ死んだものの、概念(犯罪)と化した彼の因子は、完全に消し去ることなどもはや不可能の領域に達していた。 [/spoiler]
[spoiler]「カムイ(犯罪)因子の徹底排除」「25区設立の意義」「目には目を、カムイにはカムイを」 [/spoiler]
[spoiler]「偽りの存在意義」「犯罪力の転用」 [/spoiler]「殺スヲ生カス」
[spoiler]もみ消されようとしていた過去を利用しようとする組織。 [/spoiler] 亀男、事案。
[spoiler]カムイが残した世間への傷跡と、 [/spoiler]彼への信仰。 民衆が求めている本当の自由。
[spoiler]僕の先輩は元ヤクザで、食事作法にうるさい。 [/spoiler]でも、先輩は悪くないですよ。
それらがこれでもかってぐらい分かりやすく、しかも、3勢力の視点で丁寧に描かれているんですね。
その上で、ちゃっかりちゃんとリンクしている。
「え?それ普通じゃない?」って思う人もいるかもしれませんが、”須田ゲー”でここまで丁寧に話が纏まってるの、わりと珍しいのではないでしょうか(←失礼)
須田ゲーという前提を差し引いても、近年稀に見る非凡な構成と綿密さ、”よくできている”の一言に尽きます。
(最後の最後で「[b] い つ も の[/b]」ってなりましたが、多分”[u] ジャーマン” [/u]”ってことですね。うん)
演出に回るとクレイジーなのは有名ですが(詳しくはファミ通が過去に行ったインタビューの動画をご覧ください)、
[b]テキストで光る方[/b]なんでしょうね。多分。
ちなみに、さり気無くFSRのキャシャリン(キャサリン)が[b] スリム [/b]になって新登場してます。
蛇足蛇足蛇足蛇足蛇足蛇足蛇足ですが、
FSRは意味不明すぎて途中で止めてしまいました。本当に意味不明だった。でもいつか、リベンジしたい。
話変わりますが、ツキさんって野原ひろ
[h1] 糸冬(ズキュゥゥン!デェエエエエエエエエエエン!) [/h1]

nikonikoyou2
2020年09月20日
前作があるのを知らず、今作から購入。
ビジュアルがハードボイルド系だったことと、評価が高かったことから購入しましたが、残念な結果でした。
個人的に悪かった点は2つ
・ゲーム内の専門用語の羅列
・捻くれたストーリーや演出
上記2点から、やっていくうちに苦行みたいになり、久々にゲームを途中で止めてしまいました。
特に捻くれた演出が私には合わなかったかな。。。

MEDAMAYAKI
2019年11月05日
断言しよう、この世界観にのめり込んだらもう抜け出すことはできない!
雰囲気ゲー?ハードボイルド?自由にとらえればいい。これはもはや何ゲーなのか自分にも分からない。
ハマらなければそーっとしておくしかないがハマればSUDA51
とりあえず前作のシルバー事件(24区)を先にプレイすることをおススメします
いや、その前に5万貸してくれ

kaiyare
2019年07月06日
須田51のゲームとしては「なまくらだがそれでも強い刃」ぐらいの印象に落ち着いている。
前作シルバー事件は難解ながらも「表現したい何か」がハッキリとしており、難解さを持ちながらも強い芸術としての主体のあった1作だと思う。
しかし今作のシルバー事件25区は「難解である」という事に固着しており、そこから逸脱する事はない。
前作のシルバー事件が、極限の難解さながらも、時折わかりやすいフィクションとしてのアツさを持った作品であるのに対して、この作品は対照的に最後までアツくもならない、延々とした難解さとスッキリしなさが立ち込めている。
そして須田剛一の作品全般に言えることだが、単純にゲームとしては面白くはない。
しかしながら、それでも私達が須田剛一のゲームに惹かれるのは、強烈なビジュアル、演出。魂のこもったセリフの数々が、脳細胞に刻みつける破壊力を持ったコンテンツだからなのは間違いない。
この25区は、時折エッジの効いたセリフや演出はあるが、正直な所初代シルバー事件と比較すると「なまくら刀」のような。初代シルバー事件が鋭く光るゲーム部分のつまらない大傑作だとするならば、25区は「難解さを言い訳にして逃げるようなシナリオのなまくら刀的フィクション」だと正直思ってしまう。
それでも、俺はシロヤブが恋しい。クロヤナギは最高だ。オオサトとツキのコンビを忘れる事は無い。
シナリオは難解で、わかりにくく、そして気持ちいい終わりには向かわない。そこに「逃げ」を感じて憤りを覚えるユーザーは多いと思う。
でも、俺はこれから、オオサトやツキやシロヤブやクロヤナギの事を人生の中でたまに思い出して、ソイツの言ったセリフをちょっと脳内再生したりするんだと思う。
須田剛一ファンとしては「須田剛一が光り輝く時」が戻る事を信じながら「26区:最終章」を心待ちにするしかないだろう。
セールなら買い。です。

tencho
2019年02月13日
シルバー事件と25区を続けてプレイ。
間違いなく続いているんだけど・・・なんだろう、前作に漂ってた雰囲気は全くと言ってよいほど無くなって、単に毒素が抜けただけという感じかな。
キャラクターにも魅力が無いから引き込まれない。
システム的にも一昔前の総当たりちっくな箇所が所々あり、興が削がれます。
これはほかに表現方法が無かったのでしょうか。
基準になる人物像なり背景が無いから、話が全部ふんわりしてて何も印象に残らないから考察もへったくれもない。
ようするに面白くない。
やっぱり前作が良く出来すぎてたのかな、ファン作品にしか見えないのがとても残念です。
あくまで個人的な希望ですが「花と太陽と雨と」をリメイクして、ちゃんとした続編とした方が納得できたかもしれません。
店長

ネタロオ / NetaroO
2018年12月14日
本タイトルはフューチャーフォンだかフィーチャーフォンだか知らないが、とにかく昔日本で多く売られておりスマートフォンが主流となる前は携帯電話市場を支配していたいわゆる二つ折りのガラケーに代表されるような端末でしかプレイすることができない形態で販売され、その後同タイプの携帯通信機が古の時代のものとなってゆくのと共に急速にいくらプレイしたいと望んでもプレイすることのできない幻のゲームとなって行ってしまっていた『シルバー事件25区』のリマスターPC版である。
私は幸運にも一度だけガラケーで最初から最後まで通しでプレイしてリマスター版の元となった旧本作をクリアしたことがあるが、その時の記憶と比べればグラフィックの良さ、BGMの質、操作性などすべての面において全面的にリマスタリングされており、両者のプレイ感覚の差は比較するまでもなくリマスター版の方がプレイしやすく優れている。
もし『シルバー事件』や『花と太陽と雨と』はプレイしたことがあるが、『25区』はまだだというならば、本作の購入はあなたにとってマストである。 有無を言わさず買うべきだ。 そして『シルバー事件』の世界に再び身を投じ、身を浸せ。
リマスター版である本作には新規シナリオとして、モリシマトキオ主人公のストーリーライン ”Placebo” には「YUKI」、そして独立国家カントウ25区の凶悪犯罪課刑事たちが織りなすシナリオである「correctness」には "White out“ と "Black out” 、全部で3つの新規シナリオが含まれている。 どれも往年の須田剛一ファンにはたまらないデキだ。 どんな内容のシナリオだかネットで調べる前にさっさと買ってプレイしろ。 こんなゲームのストアページ、しかもそのレビューまで読んでいるようなお前にとってはそれだけの価値がある新規描き下ろしシナリオのはずだ。 疑う余地はない。
いやー、それにしても最後の展開には久々に感動したね。 [spoiler]アレの攻略本や昔懐かしい解体新書系のムックにはあの時点で既にスーパート○オだの何だのいう記述がイラストと一緒に載せられてるのは知ってたけど、今になってそれが活きて[/spoiler]くるとはね。 まさかだよね。 俺みたいに『killer7』から入って[spoiler]ちゃんとシンドローム以前まで遡ってプレイしてるファンにサービス[/spoiler]してくれるとはね。 だから稀によくコイツわけ分かんねぇなって思いながらも須田ゲーファンやめられないんだよね。 チャーミングだよね、うん。 須田さんは。
あ、ここまで真面目に読んでるのにまだ買ってないの? 早く買えよ、まったくよ。

kangoo0095
2018年06月25日
人を選ぶとはこのゲームのためにある言葉といっても過言ではない。
もしこのゲームにはまったらぜひともほかの須田51ゲーもしてほしい

MKYOU
2018年03月19日
紛うことなきSUDAゲー。
相変わらずゴッチャゴチャで解りづらいシナリオを3つの視点で見ることで何となく概要が掴め、ゲームクリアで大体の内容が解る。後は理解力のある方の考察に期待したい…自分の頭じゃ全くわからん!!
ゲームシステムはシルバー事件のフィルムウィンドウ&テキストを延々読むが主で、移動シーンはキラー7のジャンクションシステム(からAボタンで前進じゃなくなったもの)、謎解きは花と太陽と雨と(F.S.R)のVerUpで、謎解き箇所によって変わるが、数値だけじゃなくアルファベット入力も求められる。
なのでSUDAゲー信者は何の違和感もなくゲームに入っていける。
謎解きに関してはほぼほぼおまけ程度で、F.S.Rでは一切のガイドブックに全部の答え(のヒント含む)が載っていてそこから自分で調べて入力だったのが今回はほぼ直前にまんま答えか容易に答えが推測されるヒントが出るので謎が解けずに先に進めない…という事はほぼほぼないと思われる。
強いて言うならあるシナリオのライブチャットのように理不尽かつヒントなしの複数選択肢を直感で選んでハズレならやり直し(正解したら選択肢の色が変わるのでそこまで厳しくない)、というのが本当に鬱陶しくてめんどくさい。
のにSUDAゲー信者になれば何故がこれが妙に心地よく、「知らねぇよ!(笑)」とか言いながら普通に再挑戦出来るが…
まとめ。
最初に書いた通りSUDAゲー信者は何を差し置いてもさっさと金払ってプレイしろ!
が、SUDAゲー…?何それ…?な人には100%オススメできない。
また、必ず前作である「シルバー事件」をプレイした上で、シルバーが面白くなければこれは絶対止めた方が良い。
シナリオやウィンドウカットごとにキャラクター絵がコロコロ変わったり、答えをなぞる程度の謎解き入力。各シナリオほぼほぼテキストを読むだけで全操作の9割以上がテキスト送りにボタンを押すだけの決して今どきの便利なゲームシステムとは間逆な面倒くさい内容に「2018年にまだこんなクソゲー作ってんのか?」と絶対良い風には取れないだろう。
ニンテンドーDSで移植発表された時、数年ぶりに飼い主にあった犬が嬉ションするレベルで歓喜したが結局実現せず。アドベンチャーは今の御時世もう駄目なんだろうな…と絶望する中でのPS4/Steamでの発表&配信。長かった…本当に長かった…
そしてこれだけ待たされ期待値が爆上げされたのに、それを十二分に上回る内容にやっぱり丁寧に作られたアドベンチャーゲームは本当に良いもんだ、と再認識させられた。
先日のイベントで「出来ればやりたい」的な発言がったKiller7&F.S.Rも期待して待ちたい。