オールモスト・ゴーン
The Almost Gone は、若い女の子の魂が魔法の死後の世界で出口を探す、ミステリーのポイント アンド クリック アドベンチャーです。これは、1 秒の世界を舞台にした神秘的な物語探索ゲームで、少女は自分の死者を理解しようとし、他人の死の瞬間を修正する必要があります。
みんなのオールモスト・ゴーンの評価・レビュー一覧
TMTcape
2024年07月22日
デザインがとても良い。デザインとプレイ感のUXだけで値段分の価値がある。
ストーリーが主人公の独白だけで進行するので、プレイの邪魔にならなくて良い。
探索と謎解きは単調。ストーリーはエンディングに締まりがない。もうちょっとどっちかに振り切ってたらいいなあと思う。
雰囲気好きだからこういう謎解きゲームの新作がまた出たら買う。
エビゾメ
2024年07月02日
[h3] えっ!?!?!?これで終わり!?!?!?!? [/h3]
シンプルな濃淡で表現されたヴィネットの箱庭を探索するようなビジュアルでゲーム自体を進行している間はたのしいです。
[spoiler]目的地に到達するも何が解決するでもなく日常に帰れない滅びの世界に追い詰められて終了です。夢も希望もありません。なにか間違えてバッドエンドルートに入ったのかと思いましたが特にそういう事もないです。なんなのこれ。 [/spoiler]
men_2yu
2023年02月11日
クリアまで3時間弱ほど。
スライドで視点を変えると発見があるスマホならではの操作。
モニュメントバレーに近いかも。
脱出ゲームとしての難易度はそこまで高くないです。
理不尽な謎解きとかもなく、かと言って単純作業でもなく。
ボリュームはちょっと控えめ。
ストーリーは確かに重い。察します。
エアシューターのパズルが解きがいあって楽しかったです。
mrmcyuk
2022年12月24日
ゲームの奥底に隠れていたストーリーの真実は本当に痛々しい。主人公の祖父も祖母も、父も母も...そして自分も。
子供の目線で見た大人のみっともなさが語られている。
プレイ度に全体像が分かってきて、その分胸が痛くなる。
ハバネロ
2022年11月05日
最後まで何一つスッキリしないまま唐突に終わる陰鬱なストーリー
2周目クリアの実績はありますが2週目でストーリーが変わる訳ではありません
セール中なら値段分は遊べると思います
Andersonia
2022年04月01日
可愛らしくもあり、どことなく浮世離れした見た目のステージ、少しずつ明かされる主人公の周囲の不穏な環境・・・
考察のし甲斐もありそうなパーツはたくさん転がってるから、好きな人にはたまらんかも。
雰囲気ゲーとしては◎、ボリュームはちょっと残念かな
scissor_cat
2021年11月16日
グラフィックは可愛らしいですが、ストーリーは悲しい感じを醸し出しています。
パズルもそこまで難しいものはないので、雰囲気が気になる方はさっくりプレイしてみてもよいのではと思います。
sohya
2021年06月05日
ジオラマを探って巡る短編P&C。
全[spoiler]5[/spoiler]チャプターで日本語対応、全実績解除に[b]必ず[/b]5時間要します。
自室で目を覚ましたエミリー。なぜか部屋には鍵がかかり、物も片付けられている。見つけた書き置きにはツリーハウスに行けとあるけれど、いつ完成したのかも知らない場所にどう辿り着いたらいいのだろう…
奇妙にねじれてつながった時間・空間を渡りながら、エミリーは家族の秘密を暴くことになる。
冒頭にアラートされるとおり、家が思い起こす記憶は薄暗く、気落ちさせられるものばかり。オブジェクトに浮かぶエミリーのモノローグも哀愁を帯びている。
ゲーム画面には小さな土台に建てられたジオラマが表示され、マウスドラッグで水平に回すことができる。
特定のポイントをクリックすると四方に拡大図が浮かび、さらに詳しく調べることができる。またこの図が出たあとはジオラマの角度によらずチェック・アイテム使用の対象にできるので、探索の手間がちょっと省かれるのが嬉しい。
ヒント機能としてゲーム内から章ごとのウォークスルービデオを呼び出せる。(本当は答えではなくヒントが欲しいのだけど)少ない工程でプレイヤーをフォローできる効率的な方法だと思う。
建築家の父の影響を色濃く感じさせるジオラマ風の舞台に、モチーフとして母の記憶があふれるというストーリーとビジュアルの一致が見事。
一画面あたりの表示範囲をあえて小さく抑え、探索に対するハードルを下げている。またそれがゲーム全体の統一感を保つことにつながっている。
難点はボリュームに比べ定価が高く感じること。セール時200円で購入したので満足しているが、定価で買うようおすすめはできない。
また実績解除を目指すと非常に面倒くさい。特定の画面で待機が必要、リプレイ性がないのに再走する必要がある…。
ミニマムな画面設計でオブジェクト数も少ないため、あちこち調べていたら時間が過ぎていた…なんてこともない。
実績周りだけゲームの雰囲気から乖離していて褒められない。5時間プレイしろというなら5時間プレイできるものをください。
※なお、5時間はアクティブ状態なのが条件らしい。ヒントを見ていたりゲーム画面から離れていた時間は計算されない模様。
Akatsuki
2021年04月26日
ポップなデザインとは裏腹に、ドロドロとした家族劇を背景にズッシリと重いテーマを描いたクリック脱出系ゲーム。
おどろおどろしい音源と、画面のあちこちに散らばる悪意、そして唐突な終焉ー。クリアまでの3時間半、途中で脱出系ゲームだということも忘れ、暗い洞窟に入り込んだ気持ちでプレイする自分が居ました。
「面白い!」と手放しで評価する作品というよりは、「うーん…」と唸らせられる芸術寄りの作品ですかね。脱出系ゲームとしてはとても良い出来だと思います。
クチナワ
2021年01月04日
2時間ほどでゲームクリア
最初の注意書きにも描いてある通り、可愛らしいビジュアルに対してストーリーがかなり重い
謎解きだけに集中してプレイするとすぐに終わってしまう難易度だと思うので、作中のオブジェクトを触りまくって物語や人物に対する理解を深めながらプレイするのがベスト
最後に一つ言うとすれば、心が元気な時にプレイすることをお勧めします
Funa
2020年11月25日
3.5時間ほどでクリア
ストーリーよりの謎解きゲームです。どうしてもわからないときは公式の攻略動画のリンクがゲーム内に貼っているので参考にしてみてください。
ストーリーは何というか...悲しい話ですね...
瀝青
2020年10月05日
ボリュームは少なめで、真面目にやればすぐに終わってしまう。ストーリーははっきり語られないので、謎解きだけ考えて進めると何もわからないまま終わる。雰囲気は好きだが、頭使って進めた先が「蒲団」みたいな特に救いのない話で終わるのが良いのか悪いのか私にはわからない……
Haco Slacker
2020年06月28日
Ver.1.0.0 Build2にて初回クリア、クリアまで約2時間半ほど所要。その後、同Ver.にて5時間で全実績解除。ファイルサイズは約300MB。
[h1]Pros:[/h1][list]
[*]整ったデザイン
[*]全体に漂う不穏さを助長するサウンドトラック
[*]遊びやすいパズル[/list]
[h1]Cons:[/h1][list]
[*]スマホアプリ版に比べて高い
[*]リプレイ性がない[/list]
[h1]整然としたビジュアルに反して重たい物語[/h1]
ベルギーのHappy Volcanoが制作したパズルアドベンチャー。ジオラマのようなステージをクォータービューで描き、部屋を回転させたりオブジェクトに干渉しながら進行に必要な情報と道具を探していく。まるで幽閉されたかのようにあちこちに鍵がかけられた誰もいない自宅から始まって、空想と現実が織り交ざる形で場面を替えながら物語は進行していきます。
ゲームを開始すると冒頭に警告画面が出ます。「一部のプレイヤーに不安を抱かせるおそれのある、デリケートで大人向けの内容を扱います。」と。あまりストアページも確認せずにカジュアルなパズルゲームだと思って購入した私はこのメッセージを見て少し身構えました。プレイすると確かに気味の悪さを感じます。整ったジオラマのようなビジュアルに反して、不安を煽るようなBGMが鳴り続けて気が滅入ってくるのと、語り手である彼女の口から零れ出る感想に殆どの場面で明るい言葉が出てこないためです。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2144041599
どういうことが描かれているのかをここで述べてしまうと、初めてプレイする方の体験を損なってしまうので詳しくは書きませんが、この物語で描かれている話は起こるべくして起こったことなのだろうと思います。生まれは選べないのでどうにもならないところがあるかもしれません。反面教師的に日常のささやかなことに悪態をつけているうちは幸せなんだろうなと思いました。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2144831604
パズルに関しては後半のパイプを使うところ以外は、それほど頭を悩ますこともなくスムーズに進行できました。カメラを90°ごとに回転させ、視点を変えることによって発見できる解法を要する箇所は特によくできていると思いました。私は常時マウスのみでプレイしていましたが、操作がしづらかった箇所なども特にありませんでした。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2144042621
欠点があるとすれば、コストに対してボリュームが短いということです。ゲームを遊んで体感した体験に対していかほどの値段をつけるのが適正なのかという議論は別途あるかと思いますが、iOSが490円(3.99$)、Androidが800円、Switchが14.99$となっており、PC版としての最適化はあっても割高です。ゲームボリュームが短く1回目の体験が全てであるため、1520円という定価価格設定は(リリース時のセールで1216円でも)高く映ると思われます。
ただ物語は余韻を残すものとなっています。結末に関してはこういう話だったと明示はされないので、人によってはモヤモヤした気持ちを抱えたままになるかもしれません。そうでなくてもモヤモヤとした気持ちになる話ではありますが…。自身のご家庭が幸せに満ちていると確信しており、陰鬱な話にも耐性があって、短時間で遊べるパズルゲームを求めている人にオススメです。実績も比較的取得しやすいものであるため、実績大好きな人にもオススメです。1章のデモ版があるみたいなのでまずはそれを遊んでみるのがいいかと思います。それから、ご自身が「お求めやすい価格になった」と思われた際にどうぞ。