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ザフレンズオブリングオーイズハイケーアワ

卒業まで最後の秋を生き抜こうとする高校生番長・石川林檎。彼の親友たちと。

みんなのザフレンズオブリングオーイズハイケーアワの評価・レビュー一覧

Yaru Yarupo

Yaru Yarupo Steam

2019年03月16日

5

いいゲームだ

きつねのなにか

きつねのなにか Steam

2019年02月22日

5

これはロシア文学。主人公切ないなあ。良い意味で2週目をしようとは思わないゲームです。安いのでちょっとしたお時間にどうぞ。

Pino_kio

Pino_kio Steam

2019年01月01日

5

石河倫吾の青春を追体験できるゲーム…
と、これだけ書くと気持ちの良い友情とか恋愛とかを謳歌するゲームに聞こえますが、そういったゲームではありません。
泥臭い不良ライフを謳歌し、夢や恋愛に素直になれない倫吾。でも、周りの友人たちは自分なりの夢に向かってそれぞれのストーリーを展開していきます。
でも倫吾は、友人たちとずっと同じ方向を見続けていると思っていました。むしろ、大将として友人たちを俯瞰していました。
そんな倫吾に、一人の友人が衝撃的な言葉を投げかけます。
エンディングではあまりにも言葉が少なすぎて、これで終わり!?どういうこと!?という感想を持つと思います。
しかし、エンディングのずっと前から手がかりは示唆されています。
かれらの未来や、倫吾の複雑な心境を考え、長い余韻に浸れる良いゲームでした。

condor

condor Steam

2018年12月26日

5

既に他の方が書かれているように、見た目は「くにおくん」であり、ロシア人の作者も子どもの頃からのファンで意識して開発したとのこと。しかし、中身は別物と思った方が良いかと。自分はエンディング到達まで13~14時間というところでした。

箱庭的に作り込まれた街中で、日々何をするかプレイヤーが考え、選択していくスタイル。冒頭は説明不足で不親切に感じると思いますが、特に目立ったペナルティがあるわけでもないので、慣れながら進めていけばいいと思います。

ストアページにもあるように、メインとなるのはストーリーで、社会に出る前、大人になるかならないかの10代の感情をロシア風の情緒たっぷりに描き切った作品。およそ日本では出てこないようなセリフの応酬にはひきつけられるものがあります。コミュニティで投票も交えながら作られた和訳の完成度はかなり高いです。

各ロケーションごとに選ばれた楽曲は渋く印象的で、個人的な感想としては、「キッズ・リターン」のような北野映画のテイストに近いです。ろくでなしばかりじゃないけど、きれいごとだけでは済まない。外から見ると立ち止まっているように見えても、本人は必死にもがき、それはきっと成長につながる。プレイヤーとして共に石河倫吾と過ごした人にだけ得られる体験があるはずです。

abeshin

abeshin Steam

2018年11月30日

5

数ヶ月前にクリアしたけど、レビューしなかったので今頃書いてみます。
音楽は大半がフリー素材らしいが、このゲームの空気を見事に表しています。
くにおくんシリーズが好きならバトルは絶対に好まれるはず。

で、肝心なストーリーですが・・・。
ネタバレしない程度に言うならば、
正直なんでこれマルチエンディングではないのだろうという疑問と切なさと葛藤が交わるゲーム。
マルチエンディングではないと言ってる時点でネタバレなのかもしれないけど、
これの結末はやりきれない・・・。ringoくんはとてもいい子です。悪ぶってても筋を通すいい子です。

なんでこうなってしまったのだろうね?

Rinjin28

Rinjin28 Steam

2018年09月06日

5

以前にIGNのレビューを見て、興味を持ったので購入。
プレイ開始から7時間でクリア。
熱血硬派シリーズ経験者であれば食指が動くであろうビジュアルとシステム。
と思ってプレイしてみると、ドラマのあるシナリオで驚いた。
喧嘩に明け暮れる不良であると同時に石河倫吾が複雑な人間性を持つことがわかる。
仲間もそれぞれにドラマを抱えている。
恋愛のことだったり将来のこと、それぞれの悩みや葛藤をちゃんと背景に持っている。

戦闘システムはちゃんと熱血硬派ライク。
ただし、技などを習得するにはボクシングジムなどに通う必要がある。
序盤は苦戦するだろうが、フィットネスジムに通ったり喧嘩を繰り返してレベルアップすれば負けることはなくなる。

とはいえジムに通うにしろ食事をするにしても金が必要になる。
真面目に勉強して奨学金をもらってもいいし、アルバイトで稼いでもいい。
もちろん、ケンカ相手から巻き上げてもいい。
その合間に時間が空いたら読書をしてもいいし、道端で黄昏てもいい。
仲間を連れてブラブラしたりバーでビリヤードしてもいい。
行動範囲こそ狭いができることは無数にある。

どこか文学的ともいえる石河倫吾の青春をぜひ追いかけてみてほしい。

なお、ゲーム内の日数で40日ほどでエンディングになる模様。

chagawa

chagawa Steam

2018年09月03日

5

ひとことで言うと、「分かりにくい」ゲーム。

ゲーム本編が始まると、いきなり自由に放り出される。
「敵対する学校の不良をXX人倒せ」とか「テストでXX点以上とれ」とか
クエストが存在するわけではないので、前情報なしの初回プレイ時には相当戸惑うことが多い。
学校や自宅への行き方さえ分からないまま、まずは町を徘徊することから始めることになる。

主人公が不良をやってる経緯などの、ストーリー的な要素も分かりにくいところが多い。

その他、ストレスになる部分としてはフラグ管理が稚拙な部分がある。
眠らない(眠れない)状態になるバグ等がその筆頭。
眠れない夜中にできる事が、勉強か本を読むかくらいしかないので学力が急成長しゲームバランスが簡単に壊れてしまう。

評価自体はgoodを付けたが、かなり人を選ぶゲームだと思う。正直、私はプレイしていてあまり面白くなかった。
だが、良いゲームだと思う。粗悪なゲームではない。ただ、ちょっと私が楽しめなかっただけだ。

以下、序盤での喧嘩のコツについて。

・ 序盤は1人で喧嘩しない
序盤は1人で喧嘩を始めても、すぐにボコボコにされて負けます。
仲間に話しかけ、加入してもらって一緒に喧嘩しましょう。

・ ガード(Cキー)を使う
Cキーを押しっぱなしにしてガードすることで生存率がだいぶ上がります。
細かいタイミングはそのうち覚えれば良いので、まずは倒されずに経験値を得ることを優先。

・ 敵に挟まれないように意識する
ガードしていても敵に前後から攻撃されると体力を削られるので、挟まれないように意識して移動することが必要。

逆に敵を殴るときは、仲間と戦っている敵を背後から殴ると倒しやすいです。
自身がやられそうになっても、仲間がタゲをとってくれたりすることがあるので生存しやすくなる。

H-32

H-32 Steam

2018年08月17日

5

一周したんで感想を殴り書き

1周8~9時間程度
リアルタイムで時間が進行する世界で日常生活を送る2Dオープンワールドゲームとでもいいのかな?
公式で日本語搭載、出来は素晴らしくいいです。

見た目からして「くにお君」を彷彿とさせるが
実際にプレイするといろいろ違ってて戸惑うゲーム

アクション的な差異で最も大きい点は
「攻撃が全て単体攻撃」である点
2~3体と敵が重なっている状態で攻撃すると、1体にしか当たらないため残りに反撃を食らう
「くにお君」シリーズをプレイ済みだとここが一番戸惑う所だと思う。
投げでの巻きこみもないため、戦闘は全体的に地味で爽快感がない。

オープンワールド部分はなかなか出来がいい
イベントも適度に散っていて捜しがいがある
この部分は特に不満はないかな

んで肝心のシナリオ部分
「くにお君」がコロコロとかの児童誌だとすると
今作はヤング○○的な青年誌とでも言う感じ。
登場人物のセリフも妙に哲学的だし、いろいろと考えさせられる。

ラストは…友達ってなんなんだろうねほんと…
変わっていく周囲に気づかず、気付いたときには自分だけが置いていかれてるこの感じ
言葉にできないもの悲しさがある

最終的な私の評価は、「値段相応」
アクション部分に少々難はあるものの
この独特のシナリオを味わうために出す金額としては妥当だと思う。

Plark

Plark Steam

2018年08月16日

5

高校の頃、スポーツに目覚める友達、色恋に走る友達、新しい道にがむしゃらになる友達、
その中で変わらず自分のままなことに気づく

そんな青春がリフレインするいいゲームでした

最初はくにおくん風で楽しめるかな、という軽い気持ちでした

エンディングが本当に言葉が出なかった
あの後、あの仲間たちはどうなっていくのか・・・

非常にいいゲームで満足でした

Gdep

Gdep Steam

2018年07月16日

5

辛い、辛いね。プロットはわりとよくある青春ものなのかもしれない。
でもこんな形で見せられたらそりゃ泣いちゃうよ。

彼はどうすればよかったんだろう。あの時一言、ダチに「そうだな」って、そう言えていたら良かったんだろうか?
黙々と体を動かす彼に、手を差し伸べてくれる大人は1人や2人じゃなかったけど、倫吾が素直に心情を吐けたとして、誰が彼の「滅びの美学」を受け止めてくれただろう。私はそれがYAKUZAでいて欲しくない。創作のヤクザはかっこいいかもしれないけど現実の彼らはそうじゃない。これだってお話でしょ、と言われるかもしれないけどこのゲームはそう思えない生々しさがあるんだよね…

○○○○ ○○○○ ○○○○

色々な意味で忘れがたい作品となった"The friends of RINGO ISHIKAWA"、でもすべてを理解できているわけではないのである。

難解ゆえに個人で答えを出すのが不可能なこともある。それは人によってどう受け取るかが変わってくるからであり、その答えが正しいのか間違っているのか確証が持てないからである。クリアしたなら分かるであろう、この物語ははたして不幸な結末なのか?という点についてのことだ。だからここから先はクリアした人以外見ないでほしいが、まあこんな長文、やって何か思った人でもないと見ないだろう。

親友である彼がなぜ来なかったのか。彼は理解しただろうか。
そして最後にあの場所で一人だということがどういうことか受け入れたのだろうか。

行く気がないのだと、彼がそう言ったときに私は来ないのだと気付き、倫吾が駅に向かう理由がわからなくなってしまった。そこですでに断絶があり、倫吾がどう思ってそうしたのか分からなかったのだ。

そして私は彼が「Youth」を失うことを恐れ、受け入れられずにいるので、まだ戦っているのだと思っている。願っていると言ってもいい。誰もがいつかは失うものだろうが、こんなやり口があるか。理不尽な別れに、恥辱に、憤懣やるかたなしといったところだ。でも、もしそうなら、それはとてつもなく不幸な話ではないのか。

不良漫画の主人公は決して成長しないからして。しかし紹介文にあるように、これは成長の物語である。そして作者は不良漫画を愛していて、アンチテーゼとしてこれを作ったわけではないということははっきりしている(あまりにも悩んで、問い合わせたから。まさに反則である)。

遅きに失したとはいえ、自分がなりたいものには決してなれないのだと、健がそうであったように―― 倫吾が受け入れることができたのだと解釈すればこれは不幸な話でもなんでもない。通過点の話だ。問題は私が、そう受け入れられなかったという点だが…

思春期との断絶を嫌な感覚とは言いがたい。確かに苦々しく思い出すものではあるが、それが不仕合せだと思うのかどうかは人にどうこう言われるものでもないだろう。黙って列車に乗る彼の背中に、かける言葉がないのと同じように。

この忘れがたい感覚は、先に述べた解けない問いと同じでいつまでも心に残り続けているのだ。

urushipo

urushipo Steam

2018年05月28日

5

愛情のこもったゲームだぁ
どうして手すりに寄りかかる描写をしようと思ったんだろう、好きだわー
テキスト多いので、日本語化も丁寧にされると嬉しいな

8/10 追記
日本語化されました!
ありがとう、Webbみさ、うえだM、yeo!

7/13 追記
日本語訳に関するちょっとしたアンケートが、軽めの参加型翻訳っぽいスレッドになってます。皆えいごバリバリでかっこいい! どんなニュアンスになってもたぶん面白い。
https://steamcommunity.com/app/846110/discussions/0/1728701877525133113

otim tim land

otim tim land Steam

2018年05月24日

5

実にレビューをするのが難しいゲーム。

このゲームはまず見た目で騙される。
気を付けろ。
見た目熱血物語だが中身はロシア文学だぞ。

オープンワールドな熱血物語を作りたくて制作を始めたのがきっかけだったそうだが、
出来上がってみれば朝晩に2、3時間平気で勉強したり、
1000ページ近い本を読んだり、物理の研究レポートを書いたり、
むしゃくしゃしてる友人に趣味を見つけろと説教したり、
アレ、不良ってなんだっけ?という概念そのものが破壊されるような内容に仕上がっている。
どちらかと言えばインテリヤクザである。

グラフィックはとても良い。
キャラクターは作者の父親が一から勉強して作り上げたという渾身の出来。

自由度はとてもある。オープンワールドの銘に恥じない。
授業中にボタン押してる間は勉強するけど、それ以外はボケっと外を見たりうつむいたり出来る。細かい。
バイトも出来るしビリヤードも出来るし卓球も出来るし金賭けたポーカーゲームも出来ちゃう。
タバコに火を点けてベランダでぼんやり他校の連中の喧嘩を眺めたりも出来る。
ぶちのめされた不良の懐をまさぐって生計を立てる様はアフリカで死肉漁りと称されるハイエナが如く獰猛である。
筋トレしたりトレーナーに技を教えて貰ったりも出来る。
ファミコンが実名で出てきて「オイオイオイ、実名だわこれ」ってなる上にちゃんとゲームも遊べる。
ここまで来るとむしろシェンムーや龍が如くに近い。

音楽は9割フリー素材だそうだが、選曲のセンスが光ってる。
文学的BGMで固めてて素晴らしいの一言。

バグは割とある。
店がしまいっぱなしとか、イベントの終了フラグが立たなくて、他校の番長と何度か決闘してカツアゲする羽目になったりとか。
遭遇した中で一番やばいのが、睡眠の値が起床状態で止まった事で寝なくていい機械の身体を手にしたこと。
夜通し狂ったように勉強する不良という狂気を垣間見た。

ストーリーというか台詞周りはかなり哲学的。
ロシア文学と呼んでいる所以はここにある。
ていうか開発者がロシア人。
不良特有のしょうもないやり取りをしてるかと思いきや、
友達と小説や文学の話とかしちゃってて、瞬間的に混乱する。
言い回しが簡単ではないので理解するのにそれなりに苦労する。

複数エンディングがあるのかな?と思ったら
開発者「No」
なのであのエンディングにはちょっと驚いてしまうかもしれない。
確かみてみろ。

リリース直後なんでしょうがない部分はあるが、
バグなんだか仕様なんだかっていう状態なので、
バグとりは頑張ってもらいたい。

面白いか面白くないかで言ったらそらもうとっても面白かったの一言に尽きるんですが、
安易に勧めてる人のレビューは参考にしてはいけない程度には癖が強いゲーム。
まったくロシア産のゲームは最高だぜ。

※追記※
なんとレビュー書いた次の日にローカライズします宣言がくるとは思いもよらず。
というわけで興味がある人やローカライズ待ちの人向けにちょっとしたヒント集でも↓に書き留めておこうかと思います。

・マニュアルやチュートリアルはほぼ無いと思って下さい。
 操作はくにおくん方式ですがガードボタンがちゃんとあります。

・ボタンでタバコに火を点けて捨てたりしてますけど、ちゃんとタバコには本数があるので、
 無くなったら自販機やコンビニで買って下さい。禁断症状とかは無いんで非喫煙者の方も安心してプレイ頂けます。

・学校は9時開始で2コマ授業で土曜はテスト。落第しない程度には勉強しといてください。
 黒板を使わないハイレベル授業なので、ちゃんとノートをとりましょう。
 テスト結果は職員室で受け取ります。

・余談ですが学校は西欧式建築なので1階が日本で言う所の2階です。
 ロシア式建築でも日本と同じ1階が地階なはずなのになぜ。

・玄関入って右端ずーっと行くと体育館に行けますが、入れる時間に制限があるので色々張り紙とか時間見たりとかして入ってみて下さい。

・喧嘩に負けてもゲームオーバーしない上にイベントフラグにもなるので、色んな所で喧嘩して負けてみて下さい。

・ジム入会すると色々イベントのフラグが解禁されるっぽいので、とりあえずジムに入会する事を目指して下さい。

・石川リンゴ君は飯を食わなくても生きていける異能生存体ですが、飯を食わないと攻撃力が落ちます。
 金策は頑張って下さい。授業さぼってバイトに勤しむのも不良っぽくていいですよ。

・椅子に座ってガードボタンを押すと本を読みます。これ気づくの相当かかりました。

他にも色々ありますので、自力で探してみて下さい。

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