








ザフレンズオブリングオーイズハイケーアワ
卒業まで最後の秋を生き抜こうとする高校生番長・石川林檎。彼の親友たちと。
みんなのザフレンズオブリングオーイズハイケーアワの評価・レビュー一覧

cannot10
03月17日
セールで600円程度で購入。
プレイ時間は7時間ほどだった。
ロシアの人が作ったそうだが、
昭和~平成の日本の不良についての
解像度が非常に高い。
チャンピオン系の不良漫画(WORSTやクローズ)
のような世界観が好きな人には
刺さるのではないかと思う。
但しストーリー展開は北野武監督の映画なので
「努力・友情・勝利」は期待しないように。
主人公は留年寸前の不良だけどなんでもできる。
勉強に集中すればすぐさまクラストップとなり、
辞めてしまった空手部では元主将、
ボクシングジムにいけばコーチに気に入られ、
難解な小説を難なく読破し、
文学少女と感想を交わしたりすることもできる。
「ただし、主人公は
作中なにも成し遂げることができない」
なんでもできる主人公が
誰でも持っている「夢」や「目標」を持てず、
ただどこまでも一緒に行けると信じている
仲間たちとともに
毎日をなんとなく流されるまま過ごしていく。
自分たちを襲ってきた他校の不良どもを
仲間たちと一緒に叩きのめして
「今日は最高の夜だったな!」という主人公を
仲間たちはどこか冷めた目で見つめる。
能力的には天才だった主人公が
どのような結末を迎えるのか。
それは自分の目で確かみてみろ!
というわけで、オススメとはしたが、
この作品はプレイヤーの面白さよりも
作者が伝えたいことを優先しているため
ゲームというよりは小説に近い印象を受けた。
ゲームとしてはもっと良くなる部分、
具体的に言えばプレイヤーに成功体験を
味わわせる部分があると思うのだが
(例えば、ボクシングの大会に出て優勝するとか、
空手部に復帰して活躍するとか、
女の子と仲良くなってお付き合いを始めるとか…)
作者的にはあえてオミットしているのだろう。
何故なら、それは
「何も成し遂げられない主人公」という
テーマに反するからだ。
そんなわけで、
このゲームにアクションゲームとしての
面白さを求めてはいけない。
これは男同士の友情や
不良としてのメンツを最も大事にする
大人になれない主人公と
それ以外の何かに価値を見出して
それぞれの道に進み始める
(又は足を踏み外す)ことで
大人になっていく周囲の物語を
ベルスクアクションゲームの世界で楽しむ
ノベルゲーなのだ。
それを求める人にはオススメするし、
ベルスクのアクションゲーを
求める人にはオススメできない。
私は後者に期待して購入したが、
実態が前者であっても
値段もプレイ時間も文庫本1冊と思えば
納得できたので
評価としてはオススメとする。
※以前は他校の生徒を倒すといった部分を
意識的にプレイしないと
エンドイベントのフラグが
立たなかったらしいが、
現在では普通に学校に通っていれば
フラグが立つようになっているらしく、
意図しないタイミングで
エンディングを迎えないように、
イベントの発生をストップする
スイッチが実装されている。
ゲーム内のメニュー
(コントロール方法の選択画面)で
選べるので、エンドフラグが立ったけど
学園生活を続けたい人は
それを使おう。

roommania407
01月05日
どこかのレビューサイトでも言っていたけど、
The friends of Ringo Ishikawaは、完全に見た目くにお君の、中身はトキメモ。

ひろ
2024年10月20日
アクションゲームと勘違いして購入すると痛い目を見ます。
行動出来る、選択できる、しかしこのゲームのジャンルはノベルゲームよりのアドベンチャーゲームです。
育成、出会い、選択、それは「意味もない過程」であり、しかし「何故この結果になったか」という意味では「意味のある過程」になっています。
ジャンルを間違えてはいけません、再度書きますが、このゲームはアクションではありません。
青春は何もかもが色鮮やかで全てが楽しかったはず、しかし実際の青春は……青くて苦い、忘れようとしても忘れることが出来ない過去、このゲームでそれを感じることが出来るでしょう。

qohta
2024年09月28日
期待したものとは違う何かを残す作品
一目でくにおくんに影響を受けたとわかるビジュアルだが
実際にプレイすると操作性は悪く、多人数を相手にすると
袋叩きにされるだけで爽快感もない
ファストトラベルもなく目的地までひたすら走り階段の上り下りを繰り返す
全てが面倒な作業であり、それをこなす中で確かに石川倫吾は成長する
プレイヤーも石川倫吾の成長をステータス、成績、複数人相手の喧嘩で
実感することができ嬉しく思うことだろう
一度クリアしてからは起動することもなく、プレイ時間も10時間に過ぎないが
それ以上の何かが残っている

miyuki0cic
2023年10月02日
おもしろかった。
物語の続編を見てみたい。
二週して二週目は一度も死なずにクリアしてみたがエンディングは変わらず。
マルチエンディングではないらしい。
テレビを買ってビデオ屋で「ミラクル」を買って友達(多分四郎がキーマン)たちと一緒に見ると三連コンボの技をマスターできる。ただし使いこなすのは非常に難しい。

ReOftheOwl2
2023年09月24日
青春時代をリプレイするような刺激的な体験があるかと思い購入しプレイしました、
ロシア人制作にもかかわらず再現度の高い日本の高校生活の風景(絶滅のヤンキー文化を除く)
それと自由度の高いゲームプレイ、そしてその後に訪れる唐突なエンディングにて
”はっ!?”っと気が付きました、
私に刺激的な青春など無かったのです、
あったのは何事にも中途半端で人間関係をも結局は遠ざけてしまった無思考な繰り返しの毎日のみ
それをこのゲームでも繰り返しただけでした、ゲームプレイの自由度の高さがその再現を可能にしていたのです、
まったく面白くありませんでした。

トロロアニマル
2023年08月24日
1周15時間かかった。
フラグ立てをしないと無為な日々が続いてしまう。
話が進展せず悩んでいる人は[spoiler] 赤服の不良を倒しまくろう。廃工場前などに出現。 [/spoiler]
それに気づかず終盤は虚無DAYSだったが、やることはいっぱいある。
高3の秋なのに進路未定、成績はクラス最下位なので、真面目に授業に出たり自習を頑張るなどで成績を上げられる。
不良なので町中でよく他校生と喧嘩になるが初期は弱いので、公園やフィットネスで体を鍛えたり、柔道・ボクシング・キックボクシングを習ったり、格闘映画を見て学んだり。
倫吾くんはやればやるだけ伸びる人で、体重も初期は60キロもないが、鍛えれば80キロほどにまでなる。
でも勉強も喧嘩も彼には手遊びにすぎないのか、友達たちがこれといったものを見つけていくのに対し、倫吾くんは中々見つけられず、ただ終わらない不良高校生ライフを望んでいるかのよう。
タイトルの意味が染み入る。

nana
2023年06月05日
くにおくんライクのベルスクに見えるが、実際はオープンワールド青春体験ゲーム。
ダラっと自由に日常を過ごしながら、時折なんかイベントが挟まって物語がちょっと進む。
格闘はほとんどしない。そのためバトルアクションに期待する人には正直おすすめできない。
ゲーム部分だけ見ると割と退屈め。
システムはかなり不親切。OP終わったら説明もなく自由な街にほっぽりだされるw
会話のセンスが非常に〇。このゲームの魅力の一つ。

fgkpp
2023年04月18日
プレイ前から純粋なくにお君じゃない事は分かったうえでやってみたが、想像の斜め上を行っていた。いい意味でも悪い意味でも。ただ、この作者がロシア人だと言うなら、くにお君が好きだったのと共に、その1980年辺りの時代背景を良く研究していると驚きしか感じない。下手をしたら今の若者以上に当時の不良や学校やら風俗について詳しい事が想像にた易い。
これはくにお君ではなく、くにお君から日本の不良やその時代に興味を持った人が作った別のゲームとして考えて、完全にくにお君から切り離した方が良いと思う。本を読んで派手な技を覚えるとか、派手な技で敵をバタバタなぎ倒すのでなく、まんまリアルに近い不良の戦いであり、レベル上げても技を覚えてもたかがしれていて、囲まれたらボコられるし、いくら主人公が強い方でも2,3人目から辛くなってくるという、そういうゲーム。
高校生だけど、普通にゲームしてみたり、酒をちびってみたり、夜のベランダからタバコをふかしながら物思いにふけってみたり。仲間と見晴らしのいい崖っぷちに行ったり、本を色んな所で読んでみたり、何もない原っぱに行ったりして仲間としゃべったり。
いや、しゃべったりと書いたけど、実際はしゃべらない。ボタンを押すと台詞はでないが口がパクパク動いてお互い何か喋りだしやり取りするのだ。それを脳内でアフレコしながらそういう雰囲気を楽しむゲーム。
高校生ぐらいでワルだった奴もそうじゃない奴も、そんな雰囲気を噛み締めながら、リアルの自分もつまみでも食いながら酒をちびる・・そういうゲーム。それが楽しめるかどうかで評価が変わると思う。
それと、操作方法の説明が少し違ってないかと思ったので書いときます。
Zがパンチ、xがキック、cがガード。喧嘩してる奴らにからむならc。
z+xでジャンプ。z+cで殴る(無関係な人を殴ったり同盟学校に喧嘩売るのはこれ?)
あと、体力はレベルアップしてもあがらず、鉄棒で懸垂しなきゃならないのと、
図書館の本を読むことで具体的な能力がアップしたりするので、要注意。
あと、今さら気付いたけど、何となくロシア的な物をちょこちょこ入れてるのね。
自分もドストエフスキーやらトルストイとか読んだけど、不良はまず読まないだろうから(偏見)
まあ作者が文学や哲学が好きなのかなと。ボコスカ殴って終わりと言うよりは、自分の作りたいゲーム路線を
貫いた事でいい味がでたように思える。
後、民家のようなバーにもウオッカのストレートとかあったけど、不良はおろかそれは普通は飲まない気がする。
ウイスキーならまだわかるが。
セックスオンザビーチとかウオッカベースのカクテル出したり、何気にウオッカ押し。
いや、自分もウオッカ好きだけど、この作品の地盤にはなるほど、ロシア文化や文学がチラホラ
見え隠れする。だからロシア文学だと言う人がいるのだなと納得がいきました。
ああなるほど、どおりでスクリュードライバー飲みながらプレイしてたら、やけに酒が上手いなと感じた訳だ。(笑)
ここからは自分の意見と少しネタバレが含まれるけど
始まり方と終わり方が特殊でちょっと他にない感じで、このゲームが所謂、小説のような形なのかな。
最後どうなるのだろうとプレイヤーの想像にまかせるところとか、小説臭いというか。
マルチエンディングじゃないようだけど、それでいいと私は思います。
小説や映画ってマルチエンディングですか?
最近のゲームはハッピーエンドでなければ自分で結末を選べるようなマルチエンディングが多いけど
人生やり直しが効かなければ、好きに選べない時もある。
起きてしまった事や結果はそれはそれで受け止めないといけない事もある。
好き勝手にエンディングを選べるなら、それはもはや物語じゃなく、自分が机の上で広げた
お人形さん遊びに、自分勝手なエンディングを付けて終わるおままごとに過ぎないと感じる。
マルチエンディングばかりの軟弱な今の傾向に反対する意味でも、このままマルチエンディングに
しないで欲しいと感じます。
そういう意味でも骨のあるゲームだった。

nick gyuu
2023年03月20日
何者になれるか分からない焦燥感と未来への不安を描いたロシア産くにおくん
正直もの凄くレビューに困るゲーム

higecho
2022年12月19日
日本語完全対応!
日本語に対応しているが日本人には少し理解しがたいやりとりが行われます。
そしてどこにいけばいいかわからない!
ある場所で技を覚えることができるが使い道の難しい技が殆ど!
マッハパンチやマッハキックみたいな非現実的な技は無くまさに「硬派」
進め方がわからず色々探っていると恐らくミニゲームを色々見つけるだろう。
オススメは屋上で繰り広げられるピンポンだ!
屋外でピンポンをやったことがある人は恐らくリンゴプレイヤーだけだろう
そしてこのピンポンを制したときはじめてリンゴというゲームの本質に近づけるだろう。
あなたもリンゴプレイヤーにならないか?

cond-vac
2022年12月09日
くにおくんへのノスタルジーで買いましたがゲームとして全然ダメだと思います。
二ボタン同時押しでないとジャンプのような基本動作ができないなどUIがこなれていなくってアクションに全然爽快感がないです。
レトロゲーム風日本語フォントもかなり読みづらくプレイし続けるのが難しいと感じました。

Harrydrops
2022年06月25日
くにおくんの様な見た目しておきながらロシア文学みたいな中身のゲーム
エンディングがかなり唐突で、かつ苦味のある内容
ゲーム性はよろしくないが面白いゲームです

田中たけし
2022年02月06日
プレイ時間目安:10~15時間
Bad評価にしましたが、刺さる人には刺さると思います。
くにおくんシリーズリスペクト作品。
くにおくんと言えば大運動会等のカジュアルなアクションをイメージする方が多いと思いますが、本作は『熱血物語』の色が濃く、硬派でどこかノスタルジックな余韻や余白を強調した作風と言えます。単一のジャンルとして扱うのは困難ですが、強いて言うならば移動式のアクションADVとなります。
[h1]長所・特徴[/h1]
主人公と友人とのやり取りが最大の魅力です。
変に馴れ合ったり空気を読んだりせずに思ったままを言い合える関係性がキャラの掛け合いを通して伝わります。
特徴としてテキストの改行が変なのですが、可読性は落ちるものの独特の味わいがあり悪い印象は持ちませんでした。こういった部分を鑑みるに翻訳には恵まれているようです。
彼らの縁の下の支えもあってか全体的にテキストは良好で魅力がありました。
[h1]短所・気になった点[/h1]
余程のレトロゲーム趣味でもなければ、ゲーム部分を楽しむことはできないでしょう。これは出来の良し悪し以前に、単純に何もせずに画面を眺めている時間があまりにも長いからです。これが「意味のある空白」であることを考慮しても尚心象は芳しくありません。通常プレイでも取れる実績取得率が軒並み低い事から、データ上でも途中で脱落したプレイヤーが相当数いると推察されますし、購入を検討している方は一定のリスクを覚悟した方がいいでしょう。
評判のいいEDに関して私も”是”寄りなのですが、道中のマイナスをオセロの様にひっくり返せる程とは思いませんでした。
もしこれが”否”だったら目も当てられなかったです。
[h1]まとめ[/h1]
総じてナラティブ(体験の感得)偏重でゲーム性を軽視したと言わざるを得ない
プラス面より看過できない程マイナス面が大きかったので結論として私は否の側に立ちます。
他方でくにおくんシリーズで次第に失われた物があるようにも思いましたので、近年の公式をプレイしてコレジャナイと感じているのであれば試してみるのもいいかもしれません。

k_tatsuya24
2021年07月30日
見た目や操作性はくにおくんだが、中身は別の何か。
ストーリーの根幹には他校との抗争があるが、それはあまり気にしなくて良い。
主に描かれるのは主人公の友人たちの葛藤や恋愛、変わりゆく価値観...など。
それらが楽しめるなら良いが、くにおくん的なストーリーを求めると失敗するだろう。
ゲーム自体の自由度は高い。基本的には平日は学校に行って授業を受けるのだが、
すっぽかして遊びまくっても全然OK。ただ、サブストーリー的なものは...ほぼ無い。
メインストーリーも学校周りで起きる事が多いので、効率を考えると結局毎日学校に通って真面目に授業を受ける事になる。
(テストで良い点を取るとお金がもらえたり、一部イベントが進行する。これが非常に有用なため授業は出た方が良い)
ストーリーはとても良いと思う。EDの入りも斬新。
ただ調べればすぐ分かるので書いてしまうがEDは1つしかない。
1周で終わるなら良いが、2-3周する際はこれが案外キツイ。
(私は実績のコンプ目指して3周した。正確には2周半くらい。3週目の途中で実績コンプしてゲーム終了した。
ゲームパートの目的が持てないのが...いやーきついっす)
今からフルプライスで購入はお薦め出来ないが、セールなら買っても良いんじゃないかと。
何だかんだで次回作も期待はしている。

JGはらど
2021年01月08日
操作性はあまり良くない。無双できない(1vs多で囲まれると強烈に漂う敗北の予感)。フラグ管理も移動で小まめに時間経過が入る上に、ファストトラベルなんて当然ないため間に合わないことがある(そもそもシステム側にアナウンス要素がないため分かりづらい)。他にもレビューや個人サイトで検証されている通り[spoiler]EDが一つしかない [/spoiler]。
マイナス要素を挙げろって言われると結構出る。でも俺は名作だと信じてる。
経営難の個人スポーツジムでヘラクレスみたいなムキムキのトレーナーとオイディプスジョークで馴れ合う面白さとか、他ゲーじゃまず味わえない。同級生にシェイクスピアギャグ噛まして何がおもろいのか全然分からん、って曳かれる楽しさはオタク的恍惚すら感じる。
俺的和風に喩えるならスガシカオの性的敗北って丸谷才一(丸戸史明じゃないよ!)の君が代味あるよな~で、共感や反駁促すのと同じレベルだと思う。それの何が楽しいん?って正論ぶちこまれて、嗚呼…我無能の人也って身悶えるファッション衒学マゾヒスト(ナルシスト)は是非プレイして欲しい。
この世界観は相当気に入ると思う。
ゲーム自体は2Dベルスクに落とした『くにおくん』的GTA若しくは和ゲーで言うとガンパレみたいな(良い意味で)雑い自由度。タバコを吸うタバコを吸うで神宮寺三郎RPしたって良いのよ。敵対してない他校の舎弟のそばで吸うと火点けてくれるよ。オタクの真なる敵種族ヤンキーヒューマンにマウント取れて気持ち良くなれるよ。
個人的にオススメしたいのはストイックなプレイ。与えられた一日の時間を出来るだけ切り詰めて、文武両道カンストかそれに近しい数値まで鍛えに鍛え抜いて欲しい。あと経験はひたすら蓄積されるので、喧嘩売ってくるクソザコどもは不良らしく『できる限り数的有利な条件を整えて』ボコり散らかして差し上げて欲しい。
RPGテイストな数値の高まる快感。このステあればどこへでも行けんじゃね?な昂ぶりを抱えて、『俺は何者にでもなれる』的な若者特有の自尊心を肥大させた優越感と、将来への展望に満たされた日常を過ごして欲しい。
果たして主人公(自分自身)が『何者』になるのかは、結末が全て知っている。
俺は自らが主人公と同じ高校生の時分、身に覚えたむせ返るような青臭さがフラッシュバックして、とてつもないカタルシスと切なさに、告げる二の句すら思いつかなかったよ。
だからクリアしてもずっと胸にわだかまってちびちびショットグラスの塩舐めるみたいに、このゲームの思い出を何度も反芻して、『何が正解だったのか』を求めるアイロニーを繰り返してる。
プレイした苦みが残り続けるんだよね。本当に良いゲームだと思う。

muzz2102
2020年12月23日
古き良き90sを思い起こす、不良ゲーム。(ゲーム)くにおくんシーリズや(漫画)ロクデナシブルースなどなぜか警察介入(というか存在)しないご都合主義が何とも言えない

YesMan
2019年08月14日
面白くないわけではないが、自分は手放しで面白いと言えるゲームでもないと思う。
・主人公のステータスを上げるゲームにはそのご褒美が必要だと思う
主人公の戦闘力や学力を鍛える事がこのゲームのメインになるのだが、それらがあまり活きない。
数度しかないイベント戦ではHP0になっても何度もゾンビの如く立ち上がるし、勉強も週1のテスト報酬くらい。
かと言って、それ自体を楽しめるわけでもなく・・・。(喧嘩は楽しめる人もいると思う)
・RPGやアドベンチャーゲームでは主人公の行動とストーリーがある程度結びついている必要があると思う
ストーリーイベントも少なく、日常を過ごすのを楽しむゲームなのかと思ってると唐突に始まるストーリーイベント。
いきなりなのでバイト(曜日指定あり)すっぽかす事になったりしてフラストレーションがたまった。
エンディングも含め、ストーリーが唐突で置いてきぼり感ある。
・オープンワールドについて
オープンワールドジャンルが好きなのですが、オープンワールドとしては物足りない。(値段を加味しても)
ゲーム内1日で散策が終わったし、それ以降新たな発見も特になく、毎日の目的地と自宅の往復が苦痛だった。
・利点
グラフィックは非常に綺麗だし、細かなところが作り込まれていて面白い。
タバコを吸えるのはもちろん、なくなると自分で調達しなきゃいけないのは関心した。
個人的には会話が好きでした。
・結論
ひとつひとつの行動が省略されないゲームなので、それを楽しめる人ならあり。
そうじゃない人はおすすめしない。

modama/hugepulse
2019年07月30日
勉強とかケンカとか賭博とか色々出来ますがどれも単調で大味な印象で、個人的には退屈でした。
シナリオは独特な言い回しが面白かったですし、BGMも哀愁を感じる素敵な曲が多いので、雰囲気ゲーとしてはオススメです。

aura
2019年06月28日
ロシア人によるくにお君リスペクトゲーム!
5人の高校生による喧嘩や哲学や青春ごった煮ゲームです。
製作者がくにお君のファンであるためかなりくにお君要素が強いです。
ですが、色々な部分が説明が無い為かなり特殊なゲームになってます。
まずOPでは仲間と敵対するチームと乱闘になります。
そして約1ヶ月の間に勉強、喧嘩、いきなり始まるイベントなどを
謳歌して最後決戦に向かいます。大筋ではこんな感じ。
主人公は元空手部主将。そして現空手部主将、金髪ギャンブル狂い
期待のボクサー、世界を夢見る坊主の5人。面白い漫画がどうだの
彼女が出来ただの、真面目に授業に出ろという日常を駆け抜けます。
が・・・くにお君ファンである製作者であるものの限りなく説明が
されません。まず食べ物、空腹度に関係あるものの
回復は殆どしません。レベルも上がりますが体力は増えません。
地図もなければイベントが起きる場所も勿論確認できません。
敵からお金回収の仕方や本の使用方法。特に解らないものが唐突に
起きるイベントフラグです。
1週目はここの部分の理解に費やされるでしょう。なにせ自室での
睡眠方法をエンディング直前まで解りませんでした。
昨今の手厚いチュートリアルに慣れている方だと相当混乱しますが
ゲームの出来は悪くありません。EDも1つではないと思います。
ある程度トライ&エラーが苦痛にならない方ならお勧めゲームです。

monyuuuu
2019年06月09日
メインシナリオクリア後の世界でダラダラするようなゲーム
トレーニングや勉強をしてスキルを覚えたり
喧嘩でレベルを上げることが出来るがやっても意味はない
それらの能力を要求されるボスもイベントも無いからである
![LOVE Beer [buino]](https://avatars.steamstatic.com/a7bd1245f90d5f805f8f3cf7343a6121eec7eba7_full.jpg)
LOVE Beer [buino]
2019年04月08日
30代以上はきっとこみ上げる物があるはず。
レトロな時代背景への共感ではなく、
高校時代の葛藤や、忘れていた物を思い出して。
あの友達なにしているんだろう。
あの時好きだった女の子今何やってんだろう。
そんな気分になれるゲーム。
稀有。
爽快アクションではなく、不良青春群像ゲームでした。

Mr.K
2019年03月23日
ゲームシステム自体は非常によく出来ていて、主人公のリーゼントがイカす不良リンゴを勉学・格闘両面で育てていくのは楽しかったですし、ただボタンを連打してるだけでは勝てないバトルもなかなかアツかったです。
各キャラクターがまたクセモノ揃いで、女も男も強烈な自己主張をそれぞれ持っていてみんなを好きになれました(不眠症の空手師範、演劇に目覚めた不良、リンゴの家に押しかけて数学を教わる女の子あたりが好きでした)。
そんな彼らにならって自分もハッキリ言わせてもらいますけど、ストーリーが意味わかんねーよ!!
モデルになったくにおくんは正義の不良が悪い不良をやっつけるという単純明快な物語だったでしょう?
こちらはエンディングまでの流れがあまりにも意味不明すぎてクリアしたあとモヤモヤして仕方がなかったです。
リンゴくんを育てた努力を全部皆無にさせられた気分で、申し訳ないですけどクソゲーという感想を持ちました。
それ以外は全部いいのにストーリーがマジでクソで、そのストーリーにつき合わされる形で勝手に物語が進んでいつの間にか終わってたのは本当にがっかりしました。
GTAシリーズみたいにメインストーリーをほったらかしてサイドストーリーをテキトーに遊べるゲームだったら名作だったのに……

希多夢良
2019年03月19日
私… 只今 禁煙中なんですけど…
操作キャラ達が 美味しそうにタバコを吸うからもう大変です
吸わせる操作ができるから その分プラスして更に吸いたくなります(ただし… 電車内の喫煙とタバコのポイ捨ては絶対にダメだぞ d(^_^o) )
吸いたくなる誘惑に耐えられずに 仕方なく禁煙成功まで積みゲーにするかもです…
タバコ吸いてーーーーーぇ (#゚Д゚)y-~~イライラ