












The Gardens Between
「The Gardens Between」は、親友のアリーナとフレントが美しい庭園の島々からなるミステリアスな世界に迷い込む、記憶、瞬間、時間を巡る超現実的なパズル アドベンチャーです。プレイヤーは時間を前後に移動して各庭園の秘密を発見し、その過程で友情、子供時代、成長についての物語を明らかにすることができます。
みんなのThe Gardens Betweenの評価・レビュー一覧

yuki
01月25日
良かったです。
雰囲気や映像なども良いですが、操作キーが十字とスペースのみという単純な操作性がVery Goodです。
ゲーム自体も一つ間違えれば進行不能になるというバグは無く、とても丁寧に作られていると感じました。
何よりアイデアが斬新で面白い、これぞインディーゲームの醍醐味と言えるでしょう。
もっといろんな人に遊ばれて良いゲームだと思います。少なくとも私は、買って後悔はありませんでした。

Yohahiru
2024年02月15日
公園の木の上に協力して秘密基地を作り、その中で一緒に遊ぶ少年と少女の仲良し二人組が経験してきたこと・記憶したこと・共有してきた現実を二人だけの美しい世界を見続けることで体感していく時間操作系アクションパズルゲームです。
面白かったです!
パズルゲームがお好きなお方や、美麗な世界観の雰囲気ゲームがお好きなお方や物語を追うのがお好きなお方にお勧めです。
UIはとても分かりやすく全く迷うことなくプレイできました。
BGMもSEも場面場面にバッチリあっていてプレイの邪魔にならずゲームを盛り上げてくれます。
ゲームの目的は、少女が持つランタンに明かりを灯して丘の頂上まで持っていくことです。
ゲーム内で出来る操作はとてもシンプルで「時間を進める」・「時間を巻き戻す」・「アイテムを操作する」・「ランタンを置く・取る」の4つだけです。
このシンプルな操作だけで、こんな綺麗な世界を表現できるのか~!と感銘を受けました。すごいです。
プレイ時間は約2~3時間ほどで、全実績解除まで恐らく4時間もかからないと思います。
ゲーム内には言葉もなく文字もないのですが男の子と女の子の二人だけの物語が確かに”ここ”にあります。
何も喋らず・語られず、美しい世界の丘の上に行き・秘密基地に乗って次の場所に・また美しい世界の丘の上へ・また次の場所へ、という風に二人だけの経験・記憶・共有の世界の中で時間を進め・戻しながら先へ先へと進んでいきます。
そして最後まで辿り着き・・・という物語です。
各ステージの作り込みにも感動しました。
美しい背景も散りばめられた小物も小高い丘のフォルムも少年・少女の細かい所作も自然の表現(水・空気・空、等々)も作り込みが綺麗で・見事で見ていて気持ちがいいです。
時間を進める・巻き戻すの動作もスムーズに動かせてストレスが全くありません。
この点もすごく良かったです。
少しだけ残念だなと思った点は、パズルのステージ数が少ないことです。
もう少し長く少年と少女の物語を見たかった・もう少しの間、時間を進め・巻き戻す(経験を共有する)作業をしたかったな~、と思いました。
[spoiler]しかし、これ以上の物語は蛇足かな?これぐらいがちょうどいい長さなのかな?とも思ってしまいますね、う~ん。[/spoiler]
以下、少し感想を書きます。(ネタバレ?を含みますので隠します)
[spoiler]男の子はランタンを持たず女の子がランタンを持っているのにも意味があったのだと、最後の場面を見てそう思いました。
時間を進める・巻き戻すことができるのも同じ時を・現実を経験してきた二人だからできるということなのですね。
その演出も含めてパズルの世界・二人の世界に見事に表現されていることに感銘を受けました。
まさに発想の勝利というか・・・すごいです。[/spoiler]
綺麗な世界で雰囲気の良いパズルゲームがしたいというお方や、穏やかな優しい物語を体感したいというお方は是非プレイしてみてください。
とても静かで穏やかな気持ちになれるパズルゲームです。
ちなみに、音楽配信サイト「bandcamp」にて、このゲームのサントラがブラウザ上で聴けます。
「Glowing Pains: Music From The Gardens Between」
で検索をかけると配信ページに辿り着けます。

des-call
2024年01月09日
途中詰まりましたがクリア!思い込みでどうしたらいいのかわからなくなる場合がほとんどだったので、頭の柔らかい人ならスムーズにいけると思います。
日本語対応もしていますが、そもそも言語が必要な場面はありません。
どうしても詰まったらゆっくりひとつずつ確認していくといいかもしれません。
二人の友情に胸を打たれる素敵なストーリーでした。

one心
2023年10月10日
人を選ぶ作品だと思う、自分はあまり楽しめなかった。
「非言語の作品が好き」
「俗っぽい、現実的な世界が好き」(日常生活で、身近なアイテムなどが、脈絡なく、無秩序的に、出てくる)
「パズルが好き」
「わかりやすいストーリーがなくても、楽しむことができる」
「世界観やキャラ設定やストーリーなど、物語的な要素を求めていない」
こういった、上記の条件に当てはまる人間なら、十二分に、楽しむことが可能だと思う。
自分は、上記の条件にあまり当てはまらないタイプの人間なので、この作品をあまり楽しむことはできなかった。
他にはない、特徴や魅力、みたいなのがある作品だとは思うから、「合う条件に当てはまるタイプの人になら」オススメする。
(個人的には、合わないため、オススメしない、を選択した)

u.n.owen
2023年04月02日
少しの思考と試行で解ける難易度のパズル
パズルゲームというよりはステージに配置されている小物やらギミックから
ぼくのかんがえたサイキョーの秘密基地を感じ取るゲーム
実績コンプリート難易度もかなり低めだが値段の割にボリュームは少なめ

Tch
2023年03月26日
クリア済み。ボリュームはかなり少なめだが、その分最後までしっかり楽しく遊ぶことができました。パズルは全体的に簡単でサクサク進めることができると思います。ストーリーも一切セリフは無く説明もありませんが映像で内容はちゃんとわかるようになっています。子供のころの純粋な気持ちを思い出して少し切なくなる、暖かいゲームでした。

jm
2022年11月30日
-84%の328円で購入し、「お勧め」しています。定価 ¥2050では、1プレイのボリュームが少なく、また、実績解除が面倒そうなので、自分の場合は「お勧めしません」。アドベンチャーパズルが好きな場合は考慮の余地があるかもしれません。
プレイ時間は 4.7 時間で1度クリアして6/17(35%)の実績を解除しました。全実績解除するかどうか、そのためにはWalkthroughを見ることになりそうなので、悩むところです
ゲームとしては、「Braid」のアクション抜き、パズルの難易度緩和、ストーリーを示すムービー追加、といった感じです。
実績のグローバルプレイデータで分かりますが、クリア率は35%程度です(2022/11/30現在)
購入される場合はBraid的なアドベンチャーパズルが好きかどうか、ちょっと考えてもよいかもしれません
・良いと感じた点
・パズルはちょっと考えれば解ける程度であり、Braid的なアクションは必要とされない
・ストーリーは個人的には想像の余地を残した感じで楽しめた。[spoiler]が、ちょっとビターエンドなので、ご都合的だろうがなんだろうが、その後の一枚絵でもあって、その後の物語が示されてもよかったように思う[/spoiler]
・特に気にならなかった点
・BGMはほぼ無い(環境音楽・効果音的なもので十分楽しめた)
・こうすれば良かったんじゃないかと思った点
・ [spoiler]全体的に映画のような構成で、最後のスタッフロール時の楽曲はいい感じなので、訳詞を右横位置に縦ならべで字幕フォントで流れていたら、より気分が出ていた[/spoiler]
・気になった点
・パズルの解き方がちょっと変わる箇所が唐突に出てくる気がしたので、解法をなだらかに学習できるステージ作りであればよかった
・スタッフロール時の役名の字送りが中途半端
・[spoiler] 最終ステージは連戦なので、途中までクリアした場合、チャプター形式にやり直しできるほうが良かった [/spoiler]
・悪いと感じた点
・一度見たムービーを再生できるようにして欲しかった(スタッフロール含め)
・実績の半分ほどは、普通にプレイした場合おそらく取得できない。
・メインメニュー、他設定の日本語訳が多分機械翻訳に近い。
・一部?フォントが旧字体または中華フォント。全画面の全、再生の再、終了→终了 などなど。
・繁体字訳、簡体字訳がないので、おそらく日本語圏には合うと思って日本語訳をわざわざ入れてもらったのだと思うが、上述のとおり、多分日本語訳の監修ができていない。プレイ中には言語はほぼ出てこないため、そういう意味では問題ない。が、かなり脱力したのも事実でその点は残念だと思う。

yt6t6t
2022年06月29日
アクション要素0、パズル要素を100にした、3D版braid
braid好きならそこそこ楽しめると思う
全20ステージほどで、1ステージは短くて5分、長くて20分ほど
難易度は低め
雰囲気はとても良いので、是非プレイしてほしい

monko
2021年12月06日
「二人がこの世界を旅していた理由.・☆」
人の記憶が物に依存してるってことを再認識させられながら、ランタン片手に巻き戻しと早送りを繰り返しすすめてくパズルゲーム。キャラのリアクションやギミック演出もよく、懐かしくてふわふわする感じにとても癒される🍀*゜
謎解きは基本的にイージーなものが多いですが癖は強め。中盤以降は難解なステージもあり、人によっては「あかん、全然わからん..( ̄- ̄;)」ってこともあるかもしれません。そんな時は焦らず、一見全く関係なさそうなモノとモノ同士がどんな働きをしているのか、何か接点はないか、遠くにあるものと近くのものが重なり合うことで何か起きないかなど、超やわらか思考で想像力を掻き立てながら一つ一つじっくり観察してみましょう。一度難解なステージをクリア出来てしまえば、「あーこういう思考で解かなきゃならんのね」ってのが分かってくると思います。
操作は至ってシンプル。
・A(巻き戻し)
・D(早送り)
・スペースキー(アクション)
この3つだけです。
総評:難しさとボリュームのバランスがちょうどよい感じ。エンディングはとっても切ない雰囲気で、二人がこの世界を旅していた理由も分かり、最後までプレイしてみて良かったなと♡
気になっているなら過度の期待はせず、セール時に買うのがおすすめかと☆
てかよくこんなゲーム考えついたな☆彡( ˙꒳˙ )

Win-CL
2021年06月18日
少しずつ、少しずつ
思い出を振り返りながら
二人の少年少女が未来へ進んでいく。
その先に繋がっているのは
数秒前には無かった新しい道。
変わっていくものと変わらないもの。
[h1][b]時間の流れが二人の進むべき道を拓く。[/b][/h1]
[b]ジオラマのような島々を
ぐるぐると回るパズルゲーム。[/b]
プレイヤーが行える基本的な操作は
[b]時間を“進める”[/b]か[b]“巻き戻す”[/b]の二つ。
二人の進むスピード等は決まっており
[b]アクション的な操作は一切ない[/b]。
[b]時間の流れが別になっているギミック[/b]を利用して
新たな道を切り開いていく仕様だ。
作中に文章などは一切出てこないが[b]日本語対応[/b]。
難易度やボリュームを見ると定価2000円はちと高いが
[b]セール時には500円以下にまで下がる[/b]こともあるので
お手軽にパズルを楽しみたい人にはオススメです。

chi-goo79
2021年03月26日
子供のころ、毎日のように遊んでいたのに、大人になった今その子の顔も名前もよく思い出せない…
ゲームを最後までプレイし終えた時、ふとその子のことをぼんやりと思い出したような気持になりました。
BGMや歩いたり物が動く音がとても心地よくて癒されます。
セリフはありませんが、二人の動きや思い出のシーンは見ているだけでセリフが浮かんでくるくらい表現されていると思いました。
操作は本当にシンプルです。使うキーは3つだけ。
・時間を進める
・時間を戻す
・ギミックを動かす
これらを何度も繰り返すことで、最初は進めなかったところへ進むことができるようになります。
単純なものから、少し考えないといけないものまであり、私は2か所ほど攻略サイト見ました・・・
ステージも少なく、すぐに終わってしまうのがなんだかもったいなくて1日1ステージ少しずつ進めてました。
一点だけ不満を言うとしたら、正直このボリュームで2000円は・・・というところです。
セールになっていたら迷わず購入していいと思います。

ddddomino33_ido
2021年03月15日
[h1]<どんなゲームか?>[/h1]
オーストラリアのゲームスタジオThe Voxel Agentsによるパズルゲーム。プレイヤーが可能なのは、「時間を進める」「時間を戻す」、そして特定の箇所でアクションするという3点のみ。この制約の中で、ArinaとFrendtの2人をゴールに導くことがクリアの条件。セールで8割引きになっているところを購入しました。
[h1]○良かったところ[/h1]
・時間操作でパズルを解くという発想が、新鮮。円形で構成されたマップをグルグルと進み、時には戻しということを繰り返す中で、「時間で作用するギミック」と「時間で作用しないギミック」を組み合わせて先に進む道を作っていく。シンプルながら、ステージをしっかり観察しないと解けないようになっており、この適度な歯ごたえが心地良かったです。
・劇中に登場するテキストはタイトルぐらいで、登場人物の心情やストーリーは詳細には語られません。2人の思い出を象徴するようなアイテムが散りばめられたステージを進む中で、感じるままに感じてくださいといった塩梅。優しいピアノ基調のBGMと相まって、切なく儚い雰囲気がじっくりと味わえます。
[h1]▼悪かったところ[/h1]
・根底にあるアイデア自体は良いものの、応用発展不足、もっと言うとボリューム不足。実績などのやり込み要素はあるものの、ストレートにプレイして2時間でエンド。やり直したとしても倍かかるかどうかといったところでしょうか。良くも悪くも、「雰囲気重視ゲー」ということですかね。頭を捻りまくってウンウン唸るような高難度パズルゲーを期待してはいけません。それにしても、定価2,000円程度の割に、底が見えるのが早いすぎる気がします。
・若干偏見っぽい感じもありつつ、この手の雰囲気ゲーは既に山のようにある気もして、既視感はバリバリでした。
[h1]総評:[/h1]
同じことの繰り返しになりますが、アイデア自体は良いものの、ボリューム不足。定価は高すぎると感じます。8割引きでサクッと遊べたので、まぁ良い感じだったな~という程度の感想ですが、定価で買ってたら文句タラタラだったかもしれません。購入に際しては、熟考が必要かと思います。

SUNAPPOI
2021年02月24日
Secret Gardensバンドルの1作品。PVの主人公たちの顔がちょっと怖いですが、中身は美しいパズルゲームで、かわいらしく少し寂しい思い出の物語です。
操作は簡単で、右左を入力すると主人公たちとオブジェクトが一斉に動画の再生・逆再生のように動きます。ランプをおいたりベルをならして変化を起こし、道をつくって進みます。パズルは多少バランスが悪く、簡単すぎるものと、解き方がわかりにくいものが混在しています。
舞台となるいくつかの小島はそれぞれ物語に関係する主題で背景や小道具がまとめられており、思い出が徐々に明らかになっていきます。
自分も経験した子供時代のあれやこれやが出てきて郷愁を覚えつつ、外国の作品なのに共感できることが興味深かったです。
物語と雰囲気を重視した作品だと思うので、純粋にゲーム性を求める人には物足りないかもしれません。かなり短い(3時間程度)のも残念なところ。
アートスタイルが気に入った人や子供時代が遠くなった人におすすめ。

server
2021年01月06日
値引きで購入したが、プレイに時間がかかるわりに楽しみよりもストレスが大きく、途中で投げ出しそう。
ムービーゲー。
単にムービーを見るためだけにプレイヤーはボタンを押し続けなければならない。
再生/逆再生以外にプレイヤーが介入できるギミックはステージに数ヶ所しかないのだが、
謎解きのためにギミックの間を往復移動したりギミックで時間を操作したりするたびにムービーの再生や逆再生をすることになり、とにかく時間がかかる。
そのムービーがすごく興味深いとか面白いものであれば感想は違ったかもしれないが、少年と少女がただ走ったり登ったりしているだけの映像をそんなに長々と何度も何度も見せられても…。(しかもボタンを押してないといけない)
単に苦行を強いられている感じがする。
Timelieのように早送り操作やシークバーがあれば大きく負担は減っただろう。
カメラワークが固定なので見たいところが見れない。
操作している肝心のギミックが障害物の向こうにあって見えない事が多い。
見えればすぐわかるのに、見えないせいで選択肢のどれが正解かわからず、何度も実際にギミックを操作し時間を進めたり戻したりして試行錯誤するはめになる。
(制作側は意図的にそこで難かしくしてプレイヤーに時間を使わせているのがいやらしい)
カメラが引きすぎていてキャラクターやギミックが見にくいこともしばしばある。
プレイヤーがカメラを動かせればストレスは大きく減っただろう。
雰囲気ゲーなので意味ありげなオブジェクトが多数置いてあるが(物語的にはそれなりに意味があるらしいが)、
それがパズルに関係あるギミックなのかただのノイズ(雰囲気オブジェクト)なのか、ステージクリアするまでプレイヤーにはわからない。
時間軸に沿って動くオブジェクトと時間軸を無視して動くオブジェクトがパズルの鍵なのだが、そのオブジェクトがどちらなのかが恣意的で、プレイヤーには区別がつかない。
キャラの細かい演技とかが見どころなのだろうが、何度も見させられ時間をとられるので、それが魅力でなくストレスになってしまっている。
とにかくプレイヤーの自由度が低く、できることが少なく、再生/逆再生ボタンを押して眺めているだけの時間が多い。
そのわりにパズル自体は難しく、雰囲気ゲーとして楽しむにはストレスも大きい。
終始イライラするゲーム。

Your Father
2020年07月28日
ウルトラワイドモニタ対応。
素晴らしい音楽とビジュアルで、和みます。
パズルの構成はしっかりしており難易度もそこそこ、詰んだり死んだりする事もありません。
お勧め。
私にも、こんな幼馴染が欲しかったと思わせつつ、中盤で二人が手を繋いだりして嫉妬に変わる。

SnowFoxSK
2020年07月18日
時間を進めたり戻したり、時には止めたりすることで謎を解くパズルゲーム。
シンプル操作でプレイもしやすい。
ステージがいくつかあるがそれぞれ適度な長さと難度で構成され、ゲームクリアまでにそこまで時間はかからないだろう。
デジタルな知恵の輪という感じ。
言語に頼らず雰囲気で語るストーリーは世界を視野に入れた実によい対応。ストーリーもシンプルでわかりやすい。
映像やBGMもよくできており雰囲気を味わうだけでも楽しめる。
プレイ時間2時間ちょっとということを考えると金額のわりにボリュームは控えめだったかなと思わなくはない。
セールなら買って損はないだろう。

mokz
2020年05月18日
素晴らしいアートワークと音楽で一切の言葉なしで語られる甘酸っぱいストーリー。
ゲーム自体は論理的思考を求められるパズルと言うより仕組みを見つけて何がどうなるのかを観察するタイプだった。
ボリュームは少なめだけど同じようなステージは続かず毎回趣向を凝らしててゲームへの愛とかけた手間暇を感じる。
ゲームにはほぼ満足ながら敢えてお勧めしないを選んだのはエンディングの後で醒めたから。
[spoiler]スタッフロールの最初でのいきなりSNSへの宣伝依頼とよくある文化と分かっているけど内輪感を押し付ける追悼クレジット[/spoiler]
細けぇこたぁいいんだよって自分でも思うけど。

yen3
2020年04月10日
難易度はほどほど、難しすぎず易しすぎず
一捻りあるステージが大半ながら、解けたときの爽快感と
クリア時の絵から読み取れるしっとりとしたストーリーの組み合わせがなんとも不思議な気持ちにさせてくれる
ギミックに絡んだ実績がところどころにあるので、ただステージをクリアする以外の楽しみもある
ボリュームは決して多いとは言えないので値段に見合っているかは人次第かもしれない
セールで半額なら上等だと思う

hibuno
2020年03月15日
ゲームとして面白いかどうかといえば、あまり面白くはないです。
ゲーム性はパズル部分のみですが、残念ながらそのパズル自体がたいして面白くありません。
しかし、そのパズル分を中心にデザインされているため、映像としては仕掛けの凝った作りになっています。
ゲームは唐突に始まり、何が目的かもわかりません。ただ、三つの島をクリアするごとに二人の思い出が映されるので、思い出を紡いでいくゲームなんだと理解できます。そして、思い出を紡いでいった先には・・・。
と、正直ストーリー自体もたいして面白くありません。製作者の実体験をもとに作られているのでしょうか?
でもこのゲームには不思議な魅力があります。最近は「The Fox Tree」など、ゲーム性よりもストーリーを語る手段や表現方法としての雰囲気ゲーが出てきていますが、本作はストーリー性と映像の表現手段としてのゲームにもう少しパズル性を加えたという感じでしょうか?
ゲームとしての面白さには欠けますが、映像と表現力としてはまあまあ魅力のある作品です。

シェフの拘りステーキ
2020年02月07日
パズルゲームというよりも雰囲気ゲーム
値段に対してボリュームが少ないという部分を除けば良いゲームです

maaka8822
2020年01月26日
■総評
右に行くと時間が進む、左に行くと時間が戻る
それに合わせて謎が解けるようにこちらが手を加える、新しい箱庭パズル
世界観がすばらしい
80/100点
■良い点
・世界が箱庭として美しい
・パズルが次にどうなるかどうしたいか考えるもので楽しめた
・ストーリーがちゃんとあり箱庭とつながっていて作品として見てて飽きない
■悪い点
・値段の割に短い、2~3時間ぐらいで儚く終わってしまう
・パズルの難易度的には少し物足りない気もする、取れる選択肢とったらクリアできてたみたいなのが数個

osa
2020年01月04日
絵が綺麗になって、要素をガラッと変えたハノイの塔という印象を受けました。
やっていることは前後の移動とアクションだけで、光る球を移動させるのがメインの目的となるのですが、状況によってマップの形が変わるため時間を前後に進めつつルートを探す動きになります。
3時間ほどでクリアしましたが、もう少しマップの数があっても良かったかもと思いました。
でも絵が綺麗で、ギミックが楽しく、一筋縄でいかないマップも多いため、かなり楽しめました。

Akatsukishi3081
2020年01月02日
少女Arinaと少年Frendtの思い出を巡るゲーム。
二人の思い出がステージになっていて、その思い出を巡ってきたからこそエンディングが心に刺さる。
ステージは20程度とあまり多くなく、値段を考えるとセール中に購入をお勧め。

Mr.SparCle
2019年03月21日
パズルゲーム。
美しいゲーム。
システムを言葉で説明するのはちょっと難しい。
それをきれいにまとめ上げている印象。
プレイヤーの時間軸と、主人公たちの時間軸、仕掛けによって動く時間軸を使って進んでいく。
論理的に手順を考える必要もあるが、ときにそれを超えたひらめきを要求されることも。

ninespider
2019年02月23日
THE GARDENS BETWEENはゲーム界の優等生だ。簡単な操作、独自性のあるパズル、魅力的なアートワーク、適度な難度。人によっては短いプレイ時間やリプレイ性の薄さを欠点として挙げるかもしれないという程度だ。
主人公の2人が作中で言葉を発することは一切ないが、パズルを解くために別の道を歩んだり再び合流したりを繰り返しながらひたすらに上へ上へと登っていく様は象徴的であり美しい。言葉はなくともそこにストーリーは存在する。
人の好みは千差万別ゆえに他人にゲームを薦めるという行為は難しいものだが、このゲームは誰にでも気軽に薦められる佳作だと思う。個人的にはちょっと優等生すぎるかなと思ってしまう部分もあるがこれは俺のわがままだろう。

夜桜knight
2019年02月16日
近年のパズルゲームで最高に面白かった。
時を戻し、速め、光、水、空気、雷など自然の力を利用して進んでいく。
Life is Strangeを連想させるコンセプトや音楽。
あの雰囲気が好きで、なおかつパズルゲームが好きな人は楽しめると思う。
また、アクションが苦手な人(自分も含め)、3D酔いする人(自分も含めw)も十分楽しめるのでお勧めしたい。
一番良かったのは、難易度がさほど高くなく、手詰まりがなく、必ず前に進んで解決できること。
そして、言語が何であっても、ストーリーや解決方法が理解できること。
惜しむらくは、これはプレイヤーとしてのわがままな意見なのだけれど、
ラストに彼らの今後が想像できるような一コマがあったらよかったと思う。
都市の開発が進む中、高層マンションの狭間に残る、小さいけれど暖かい雰囲気の家。
そこから始まる一つのストーリーは、どんな人にも共通する思い出を呼び覚ます、素晴らしいゲームだった。
開発者、そしてこのゲームにかかわったすべての人に拍手を送りたい。
10年以上Steamでゲームを購入しているけれど、レビューを書いたのは2回目。
それほどの感動とインスピレーションを与えてくれた作品。

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2018年11月16日
隣り合った家の子同士のArinaとFrendt。
ふたりの家と家のあいだにある庭の隠れ家で、思い出を紐解く。
制作者も言及していたが、日本の庭園をモデルにした「記憶でできた島」は
モチーフ、ギミックとアイディアすべての完成度が高い。
時を早送りしたり、巻き戻すことだけを操作しながら、
行き詰まった時間を紐解く体験は
さながらα世界線からβ世界線に移行するかのようなムードと言おうか。
「箱庭を回転させて眺める」アクションを
そのまま時の流れに重ねたシンプルなゲームデザインは
今年リリースされた作品群の中でも突出した美しさを持つ。
ゲームのルールを無視し、
ヴィジュアルとインタラクティブの一点突破的な部分が
アート系に傾向にあると思う。
『mountain』など面白いけどゲームのルールがない。
しかしアクション系でも『braid』、『SUPER TIME FORCE』のような
時間軸を操作するアクションの登場により、
アクションの競技性を保ったまま、アート的な別の価値観を提示する可能性を見せた。
ワンプレイのエラーがゲームオーバーを意味しない。時間を遡ればいいから。
先述の2作はそれをストーリーやアクションに生かしたゲームである。
「The Gardens Between」はアート系のヴィジュアルデザインの流れと、
時間を題材に、アクションゲームの価値を変容させた流れの
ふたつが極めて幸運な形で合流した作品だと思う。
たくさんプレイヤーを死なせる競技性からの達成感をデザインするか、
あるいは競技性を捨て、インタラクティブに特化するかの2者が
多い中で、本作のような完成度を持つケースは稀ではないか。