







The Messenger
悪魔の軍隊が村を包囲する中、若い忍者は一族の生き残りに最も重要な巻物を届けるために呪われた世界を冒険します。 ゲーム デザインの中核要素としてプレイヤーの期待を活用するメッセンジャーは、最初はシンプルなストーリーを備えた 8 ビット アクション プラットフォーマーとして提示され、壮大なタイムトラベル物語へと展開し、最終的にはリプレイ価値が満載の 16 ビット メトロイドヴァニア ゲームとして姿を現します。そして無表情なユーモア。
みんなのThe Messengerの評価・レビュー一覧

FUJIBA
04月22日
NINJA外伝のようで実はサプライズがあるぞ
くらいのことではなく、とても真っ当に面白いゲームでした。アートも音楽も良いです。
システムは、例えばボス戦では「はじめに簡単な攻撃パターンを見せられて、そのあと難しい(同じ)パターンになる」というように、ボス内にもきちんとチュートリアルが用意されているなど、とても丁寧で良かったと思います。
シナリオもきちんと作り込まれていて良いです。冗長で無意味な雑談パートはあるものの、それすら最後にとても深く染み入るような回収のされかたをして感動しました。
エピローグの意味を、私は次のように解釈しました。
[spoiler] あれは一見すると「こんなのくだらない雑談の一つだよ」みたいに読めるかもしれませんが、それは解釈が逆で、「くだらないと思ってる雑談でも、実はこんなに素晴らしい物語かもしれないよ」と言っているのだと思います。ラスト前の雑談が正にそうでしょ! [/spoiler]
良かった~。

this_heven_and_the_hell
03月22日
良い点
・ステージがたと見せかけてちゃんとメトロヴァニア
・まさかのグラフィックを使った意外性がある
・会話が少しおもしろい
悪い点
・単調な操作で飽きる
・レベルアップ要素が弱い。スキルツリーが短すぎる。
・死んだときの煽りがクソすぎて制作者を◯したくなる。

:Duke
03月04日
レトロなグラフィック、やや爽快なアクション、お決まりなようでちょっとズレたストーリー展開の忍者アクションゲーム
過去と未来を往来するシステムよりもキャラクター同士の小粋なトークの方が面白かったりする
ゲームのストレスをなるべく排除するように調整されているが、即死級のステージギミックがほどほどにあったり、リスポーン地点の間隔もやや広かったりと、とても快適と呼べるほどでもないという感想です。それらの点は緊張感があって良いと感じますが、アクション慣れしていない人には勧めづらいものとも思います

マンドリル田中
2024年10月23日
[h2] 序盤はステージクリア型のアクション、中盤は即死罠が張り巡らせられ、終盤はマップ同士が地続きの探索型[/h2]
レトロな見た目とアクションがうまくハマった時の気持ちよさは格別。
好評としているが、要素を詰め込み過ぎなのと中盤のセーブポイントが少ないのもあって不評な人がいるのも納得できるゲーム。
個人的に中盤はセーブポイントが多ければ文句なかったです。
3つの要素中2つが好きならそこそこ、終盤が特に長いっぽいので探索が好きな人なら目一杯楽しめるかと思います。
とはいえマップ書き込みやピン機能はないので注意。
自分は方向音痴なのと時空を行き来する要素も相まって終盤ワケがわかりませんでした。

tama.medici
2024年08月18日
他機種でクリア
レベルデザインは理不尽さを感じる部分もあるが、覚えゲーのためリトライを重ねればクリア出来る仕様
8bit版と16bit版のステージを行き来する演出がとても良い そしてリンクするBGMもとても良い
チェックポイントに着いたらまず店主と会話したくなる程、店主との会話は楽しい
ローカライズのクオリティがとても高くとても良いゲーム体験が出来ました

Polyscias
2024年08月18日
開発者が2Dアクションでやりたい事をこの一作品に詰め込んだと思わせる内容でした。本編クリアまで12時間。
特徴的なのがメタ発言込みの店主との会話。景色は8bitと16bitで切り替わり、アクションは前半がステージクリア型、後半が探索型へと移行するようにどこを取っても癖があります。硬派な探索アクションを求めるものではない点に注意。
[h1]前半の掴みはよいけど[/h1]
8bitと16bitの二つの時代を基調としたごちゃまぜアクション。背景のドットだけでなく音楽まで切り替わるのは手が込んだ仕掛けです。見た目の他に進行可否も変わることで、一つのエリア内で二つの世界を交互に進める場所があります。時間の経過を思わせる演出をアクションとして上手く取り入れられています。
空中で敵や照明を攻撃するともう一度ジャンプできる技があって、これを使いこなすとスイスイ移動できるようになます。滑空や壁張り付きを組み合わせてエリアを駆け抜ける様はまさに忍者。
序盤の和風な世界に似つかわしくない外見の店主との会話は、即死罠で苦戦する合間の癒しでした。シリアスな話の中で唐突にメタ発言を捻じ込まれると冷めてしまうものですが、初めから振り切れているのでそこまで拒否感は出ませんでした。一見ふざけているような会話が続きますが、いずれタイトルにも関連する物語が明かされます。その点を考慮すると冗談っぽい話でもオチは付いていました。
bitの時代の切り替えだけでなく、前半と後半でステージの形態が変わりますし、簡単なシューティングやパンチアウト(これはDLCの方)なんかも出てきて何でもあり。純粋な2Dアクションで終わらない内容となっています。
ただその後半の体験が芳しくありませんでした。
[h1]レベルデザインの問題点[/h1]
・一部の場所の視認性が悪い
即死の仕掛けが非常に多いです。体力性の意味を問いたいくらいに。落ちたら死ぬのか、道が続いているのか暗くて見えない場所。張り付ける壁なのか、そうでないのか一瞬では判断が付きにくい場所。試して死んで、コンティニューのたびに煽られて。
前半はステージクリアまでの障害として楽しめたものですが、探索型になってからはセーブポイントが遠いのもあってただただ面倒に感じてしまいました。
・bit切り替えの必要性
8bitと16bitの切り替えのアイディアは見栄えが良い一方で、どちらかでしか入れないエリアがあるのが厄介です。bitの切り替え位置が遠いと、そのためにいくつものエリアを歩いて経由してまた戻ってと、非常に手間がかかります。
前半で走ったエリアを後半の探索でもう一度隅まで走り回り、そして隠しエリアに入るbit操作ためにさらに……同じ所を幾度となく周回させられるのが苦痛でした。エリア内でbitを切り替えながら進むところはよかったんですけど。
・後半の導線が不足している
物語に則しているかは置いといて、目玉であろうメタ発言の多い店主の会話はほぼ前半しかありません。新エリアに入ったら一応会話はしてくれますが、その頃にはアイテムも買いきっていて店に用はありませんし。
エリア間の移動も不便です。拠点からワープできる場所が少なく、目的地にたどり着くのに長い距離を歩かされます。後半からいきなり探索で放り出されて、目標のヒントも意味不明な呪文。何をすればよいのか分かりづらいです。ここで脱落しそうになりました。
探索型をやりたかったのはわかりますが、やり方が粗雑です。ただでさえゲーム性が変わるのだから何を目指すべきなのか丁寧な導線を引くべきだと思います。
[h1]まとめ[/h1]
即死が多くても、前半こそステージクリア型として淡々と攻略できていました。後半は同じステージの再走かつ目的が不明瞭。不便なワープ移動。会話も少な目と一気にペースダウンした感じがします。ステージと探索の両方できてお得なようで中途半端なバランス。せめて後半への移行が丁寧であればなと。

asayan002
2024年07月27日
SteamDeckで最後までプレイできました
何も問題なく約13時間でメインストーリークリアしました
忍者龍剣伝が当時大好きだったということもあり、パッケージから一目惚れで購入
期待を裏切らない最高のゲーム体験でした

ko5122m
2024年07月18日
抜群に操作感が良く2Dアクションはかくあるべしと言える一作
レトロなグラフィックもこのゲームにおいては必然である
但しメタフィクショナルでノリが軽いテキストなので苦手な人はご注意

DEEPSEA1101
2024年06月28日
ステージ3でリタイアしました。
・絶望的な世界観のはずなのに、
主人公ふくめ登場キャラクターのセリフ回しがやたらと軽い。(ここが一番気になりました)
・その軽いセリフ回しの影響でゲームオーバー時に悪魔に煽られるとイラっとくる
・炎を吐く敵を配置しすぎ
・1エリアがそこそこ長くダレてくる
・隠しアイテム44ケも集めるに果てしなさを感じてしまった
5ケごとに報酬があり、コンプリートすると隠しアイテム!などであれば印象が違ったかもしれません。
操作性、BGM,キャラクターデザインなど高水準でまとまっていますが
上記のような細かい所が合わなかったです。

gindako
2024年05月03日
本編クリア済み、DLCプレイ中
[h3] ◯良いところ [/h3]
[list]
[*]日本の古き良きゲーム感
[*]硬派な印象があるが、実際にはNPC会話のノリが良くて激シブ
[*]翻訳であることを意識させないレベルの翻訳品質
[*]序盤に難易度低めから始まって徐々に上昇し、終盤には成長を感じられるレベルデザイン
[*]ほとんどのマップの難易度は中ぐらい(難しくはないが気張らないと死ぬ)で、つまり初見では緊張感があり、次に来たときは楽しい。二度おいしい設計
[/list]
[h3] ☓微妙なところ [/h3]
[list]
[*]ワープ地点が少なく徒歩多め、スイッチ切り替えギミックで右往左往、お使いクエストの目標が分かりづらい等が合わさって、かなり強力な中だるみポイントが仕上がっている
[*]終盤のごくごく一部のマップとはいえ、高難易度が連続するステージがある。しかも進行上必須のルート。初見時はそこだけバランスがおかしい
[*]攻撃、ジャンプ、鈎縄をすべて親指で行う操作が難しい(自分は鈎縄をR1ボタンにすると快適になった)
[/list]
[h3] <総評> [/h3]
アクションゲームとしての操作性と難易度バランスが非常に良くて、個人的にはスーパーマリオワールド(SFC)に匹敵する面白さだと感じた。
ただし、後半の探索要素を上手く誘導できていない感じがあり、移動がメンドイ。ので、時間をかけて探索できる人か、抵抗なく攻略情報を見るという人にお勧め

Cranberry Drops
2024年04月08日
中盤まではおすすめ。中盤以降はダラダラと長い探索・延々と続くギリジャンや即死トラップ等、楽しさよりも面倒くささの方が強いステージがずーっと続く。
実績を見る限りラスボス手前くらいまで進んでいるようですが、さすがに耐えかねたので離脱。

wellz
2024年03月30日
DLCまでコレクト要素含めクリアしたので感想
メタ要素強め、店長との会話が愉快な2Dアクション
ワンパンあてると+1回ジャンプができるのとグラップリングで先へ先へ進むのが楽しい。
回復、チェックポイント多めなのと自キャラの攻撃判定が広めなのがやさしい。
楽しみだった店長との会話がだんだんなくなってしまうのがさみしい。
DLCはこれまで直線的だった敵のうごきが少しトリッキーになり少し難易度が上がる。
ゲームへの愛を感じる作品、おすすめ

nattoutamagokakegohan
2023年12月24日
「えっ、忍者龍剣伝?
難しいストレス溜まりまくりのアクションなんでしょ?」
って思った人はとりあえずやってほしい名作。
難易度設定とリスタートポイントが絶妙で、「もう一回チャレンジしてみよう」と思わせるだけの工夫があって、ハマる人はハマる。

somaniodokurazi
2023年10月11日
結論、かなりおすすめです。
「Sea of Stars」から、本作に興味を持った人も多いかと思います。
自分も、そのうちの一人です。
本作は2Dアクション。
PVやジャンルにかなりのネタバレがありますが、まあ…見ての通りというゲーム性です。
アクションは快適で遊びやすく、レトロ感はありつつもレスポンスは現代的。
段階的に使えるようになる各アクションも、とても楽しいです。
縄キモチイイ!
さらに、BGMがいいです。
先に「Sea of Stars」をプレイした方なら、一部のBGMにピンとくると思います。
そして、会話が楽しい。
本作はテキストのローカライズが、かなり良好です。
言葉遊び的なギャグまで、ローカライズされています。
店主との会話やストーリー上の各キャラのやり取りが、とても面白いです。
難易度は、高め。
ストーリークリアまでに、100回以上は死にます。
とはいえ、さじを投げたくなる理不尽な難易度ではありません。
程よく「次はいける」と思える程度の難易度です。
突破口に気づくのも、早いと思います。
気付いてからも死ぬんですけどね、はい。
無料DLCに関しては、アイテム全回収をしようとすると難易度が上がるように思います。
ただ、本編をクリアした人ならクリアできる程度です。
DLCまでを含めたクリア時間は、約15時間でした。
アイテムはDLC分だけ、未回収の部分があります。
まだやれることがあるのが嬉しいです。
なお、New Game +は、敵も強くてニューゲームします。
周回ごとに敵が強くなるので、徐々にハードモードになるのが楽しいです。

ヴァルキュリア
2023年09月15日
素晴らしいグラフィック、音楽、小粋な会話、面白そうな設定のゲーム。
ただし死ぬたびに煽ってくるクソ悪魔がいるのでマイナス114514点。
お前の台詞はもう200回ぐらい聞いたぞ。
いちいち煽り画像が入るのと死ぬ度に罰金があるので、
無限コンテニュー出来るが、ちょっとめんどい。
攻撃すると再ジャンプ出来る、という基本アクションがとても難しい。
1回ぐらいならいいが連続で成功を要求されるのでつらい。
クリアは諦めた。

Joe
2023年08月06日
懐かしき8bitの世界。遥かなる16bitの世界。
見た目は数十年前のファミコンやスーパーファミコンのソレだが、中身はしっかり今の技術のそれで、処理がカクつくこともなければ画面がチラつくことも無く、快適なアクションが楽しめる良作。
大陸の西端にある隠れ里に住んでいた主人公が"巻物"を受け取り東を目指すストーリーだが、実は東にたどり着いてからが‥‥
というわけでボリュームも思っていたよりかなりあった。
特筆すべきは「敵や敵弾、オブジェクトを空中で切りつけるごとに多段ジャンプが可能になる」というシステムで、
これがあるために、操作に慣れてくるとかなり無茶なショートカットが可能になり、
同じマップを周回しても単なる繰り返しにならず、移動が楽になっていく楽しみさえある。
ちなみに、ところどころ異様に難しかった緑のアレはクリアに必須ではなかったので、
それを差し引くと難易度的には「ちょっと難しめ」くらいと思う。
「とまぁ、こんなところだ。」
「少し短くないか?」
「いや、詳しいレビューなら他にもたくさんあるし、これくらいでいいだろう。」

meganu1216
2023年07月11日
[h1] 剣を振ることの楽しさ [/h1]
クリア済みレビュー
[hr][/hr]
8bitと16bitを行き来しながら進むシンプルな2Dアクションゲーム
初めは8bit世界で操作もジャンプ、攻撃だけとレトロ感満載だが、16bit世界に行く頃には操作もある程度増え、グラフィックだけでなくプレイフィールも徐々に現代風になる過程が良く出来ている
個人的にはこの手の2Dアクションはいかに忙しなくキャラを気持ちよく動かせるかが肝だと思うが、
攻撃をすることでジャンプ回数が復活し、攻撃するとお金が貰えるオブジェクトがあちこちに配置されているお陰で常に気持ちよくブンブン攻撃することが出来る
敵がお金や回復を落とすため倒す意味がちゃんとあるのもよい
特に印象深いのは音楽
それ自体が良くてできている上に8,16bit両方に合わせたものが用意されている
切り替えながら戦うボス戦なんかもあって、活用の仕方はかなり上手いと感じた
後半の探索要素は人を選びそうだが前半とは違うギミック盛沢山のステージが多くあり飽きさせない
[u] 気になった点 [/u]
ステージ構成が若干歪
難易度の上下が激しいのもあるがここ意味あった…?みたいなところもちらほらある
敵が一瞬でも画面外にいくと復活する
レトロリスペクトなのは分かるが楽しくはない
後半の探索時にFTポイントが少なすぎる
最後まで直接飛べないステージもあってただ移動してるだけの時間がそれなりにある
店主のメタ要素
これは完全に好みの問題
名作と言われるだけあって完成度の高い作品
万人…にはおススメしづらいが探索要素が好きな人はぜひ

lalafell
2023年07月05日
ゲーム自体は完成度が高いです。移動スピードはサクサク、攻撃モーションもサクサク、ジャンプもサクサク。
ストーリーはないに等しいですが、ショップへの寄り道で見られる軽妙なテキストは癖になります。メッセージ性も高く、実質こちらがストーリーと言っても過言ではないでしょう。
レベルデザイン的な面で惜しい。
ボス戦はドット絵もギミックも凝っていて楽しいですが、妙に硬い。
ステージは2Dプラットフォームにありがちな適当なマップはなく、どこもそれなりに走っていて面白い構造になっています。これはすごい。が、いかんせんマップが多すぎる。1ステージがロックマン5面分くらいあり、中ボスもいません。
そして最大の欠点は、散々言われていますが、後半の探索パート。クソ広いマップが本格的に牙を剥いてきます。目的も目的地も教えてくれないまま、死ぬほど広いマップを死にまくりながら探索していきます。
おまけにメトロイドヴァニアっぽい雰囲気を出していますが普通に落下死します。次点で針死が多く、これもチェックポイントからやり直して低HPの状態だと実質即死。何回も同じ場所で死にます。
操作にストレスはないのにプレイしていると疲れるという、不思議なゲームになっています。
何度も言いますがゲーム自体は面白く、BGMの完成度も高いです。
しかし、おすすめするかと言えばできません。一応高評価にはしておきますが……

si.sim
2023年06月29日
本作は、レトロなグラフィックスとサウンドトラック、ユーモアあふれるストーリーとキャラクター、そして快適な操作性を備えたアクションプラットフォーマーで、プレイヤーは、忍者の若者として、呪われた世界を救うために時空を超えた冒険に挑みます。
本作の長所は、多彩なステージデザイン、独創的なボス戦、自由度の高いアップグレードシステム、そしてユニークなタイムトラベル要素です。
欠点としては、ゲームの後半部分がやや単調になることが挙げられます。ゲームの最初の半分は、線形的なステージを進んでいくだけですが、ゲームの後半では、メトロイドヴァニア風の探索要素が加わります。しかし、この探索要素はあまり深みがなく、マップも分かりにくいため、行き詰まったり迷子になったりすることが多くあります。また、ゲームの難易度も後半では低下してしまいます。敵や罠の配置はあまり変化せず、忍者の能力も強化されていくため、ゲームの最初の方に比べて挑戦感が減ってしまいます。
全体的に見ても素晴らしいゲームですが、完璧ではありません。レトロな雰囲気とアクション性を楽しみたい人にはおすすめですが、探索や難易度を重視する人には物足りないかもしれません。

crowss_kizuna
2023年03月22日
配信で見て、遊んでみたくなって購入、
10時間5分経過、1週目のエンディングを迎えました。
プレイ時間の短めでサクッと遊べるのはいい点です。
クラシックなほど良い難易度でよっぽどゲームセンスがないというのでなければ適度に死んで、でも適度突破出来て、ちょうどいい難易度。
最初はもう見事にアクションが最低限しかなく、アップグレードで新規アクション習得していく感じだが、アップグレードの内容も確実に快適さ向上につながっているうえに無駄なものがない。
FC時代を終えてSFC時代に移動したところまでプレイしてかかった時間がおよそ2時間半くらい。
道順をある程度知っていても結局はアクションの腕な上に、一本道なので配信で見たからといって最適解が出るわけではない。
さくさくプレイできるし、リトライも苦ではない。
シナリオもよくできておるし、ローカライズもかなり高精度で会話も読みやすい。
プレイヤーなら絶対やるだろうという心理もうまく突いてきて、それを程よい難易度に落とし込んでいる。
総じてゲームとしての品質は高レベル。
ただ、キーボード操作でプレイしているがキーボードでやるならキーコンフィグはちゃんとした方がいい。

steviabb
2023年03月21日
触ったらダメージを受ける、受けないの違いがパッと見てわかりにくいのはアクションゲームとして致命的。
ボス戦は毎度ギミックなのだが体力が多いので同じことを何度も繰り返すハメになるし、落下死もよく設置されているからタチが悪い。ダメージを与えられる時間が短すぎてギミック処理ばかりしているのは楽しくない。
クリアしまったステージは戻ることができなくてモヤモヤする。
手裏剣の使い勝手が悪すぎる。
アクションゲームとしての楽しさはあまりないが、安いので暇つぶしにはなるかもしれない。
私は違うゲームをするが。

大河
2023年02月12日
14時間ほどでDLC含めクリア+本編力の封印全解除。
見た目は忍者龍剣伝、しかし実態は……な傑作2Dアクション。
キャラクターの動作から何からオマージュ元であろう忍者龍剣伝を思わせるが、しかし本作は高難易度ゲームとして知られたそれを見事に現代に合うようアレンジし、ちょっと、いやだいぶ異なるテイストの傑作へと再構成することに成功している。オマージュ元同様ステージ踏破型2Dアクションかと思いきや、だ。
情報をまったく仕入れずに買ってプレイしたので、その時点で若干驚きだったのだが、さらに驚愕したのは演出面だった。PVを見て購入すれば分かることなのだが、8bitと16bitというグラフィックの違いを作中ギミックに織り込んだだけでなく、シナリオにまできっちり混ぜ込んでみせた手腕にただただ感動するばかりである。
作品を彩るBGMもプレイ中のテンションを上げる良い音ばかりで、どのステージの楽曲も聞いていて飽きることがない。
ここまで粗がなく、褒める部分しか見つからない作品とは久々に出会った。
操作難易度的にいくつか高めな部分もあるが、回復アイテムはたくさん配置してあるし、何より「忍者龍剣伝っぽい」と分かって買うようなプレイヤーは超高難易度ゲームに挑みたがりなヤツばかりだろうから問題ない。逆に14時間でDLCまでクリアできるのだから、想定よりずっと簡単だ。
全体を通してあらゆる品質が高く、理不尽すぎることもなく、ずっと楽しめた。
もしもまだ興味があり、かつプレイしていない私のような人がいれば、これは是非にでも買ってプレイすべきだろう。
何故なら、冒頭でも語ったように、The Messengerは傑作2Dアクションだからだ。