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The Old City: Leviathan

The Old City: Leviathan は、ストーリーに完全に焦点を当てた一人称探索の実験です。 それ以外はすべて二の次です。存在するのはあなたと世界だけです。遠い昔の文明の衰退した都市を舞台にした『The Old City: Leviathan』では、プレイヤーは下水道住居の孤立主義者の立場に置かれます。単純に世界を探索することで物語を進めていきます。ストーリー自体は、キャラクター、そして主に環境自体の思索を通じて語られます。この環境は、ゲームの物語にとって多様性があり、興味深く、意味のあるものになるように設計されています。 目的は理解することです。 『The Old City: Leviathan』の物語は、伝統的な方法で語られるものではありません。物語を進めていくと、2 つの存在の間の会話が聞こえてきます。最初のエンティティは、モノローグを通じてコミュニケーションを行う、あなたが制御している名前のないキャラクターです。 2 番目のエンティティは、環境の深さ、詳細などすべてです。あなたの仕事は、脈絡のない会話に飛び込むかのように、物語をつなぎ合わせることです。探索すればするほど、より多くのことを理解できるようになる可能性があります。

PC
2014年12月3日
シングルプレイヤー

みんなのThe Old City: Leviathanの評価・レビュー一覧

shrimprawn

shrimprawn Steam

2016年02月23日

The Old City: Leviathan へのレビュー
5

Dear Estherが好きな方にはお勧めできるゲームです.
(おっさんがうろついて独白するというつくり)
こちらは一本道に近いけれど,その分ビジュアルが凝ってるなあという感じ.
なお意図せず次の章に進んでしまった場合,あとからチャプター選択で違うルートも辿れます.

ストーリー自体はテキストやモノローグで構成されている為,英語の読解/聞き取りを要求されっぱなしです.
しかし単に無目的に歩き回り,独特の雰囲気を楽しむだけでも充分かと思います.
サイレントヒルなどの孤独感や血と錆の匂い,荒廃した風景が好きな方もどうぞ.

Greener

Greener Steam

2016年02月18日

The Old City: Leviathan へのレビュー
5

自分が見ているものすら信用出来ないキチガイさんが
ブツクサ独り言を言いながら宛もなく辺りを彷徨う
何故かジャンルとして成立してる感のあるお散歩シム

大量の思わせぶりテキストを全て読み飛ばし、単なる
散策ゲーとして遊んだ感じプレイヤーの誘導が下手

各チャプターになにか奇妙なものを見たかと思ったら
ふと気づけばそこはただの壁でした的な幻覚イベントが
存在するが、それをビックリするほど高確率で見逃す

左右に扉があり、取り敢えずで片方を開けたら勝手に
次のチャプターが始まったということが頻繁に起きる

幻覚の一つも見ないと本当にただ歩いて落ちてるメモを
読むだけのゲームなので幻覚見るまで次へ進ませないなり
次のチャプターに進んでいいか確認するなりしようよ

Wandering Ones

Wandering Ones Steam

2015年08月09日

The Old City: Leviathan へのレビュー
5

非常に哲学的、観念的かつ晦渋なストーリーでソロモンの記録の文章量も結構あるので
そういうの読むのめんどくさい人向けに世界設定の個人的な解釈を勝手に解説

以下ネタバレ

[spoiler]
主人公のヨナは夢と現実の区別をつけられない狂気の人物として描かれ、彼が己の侘しい住居から抜け出てオールドシティを目指す所から物語が始まる。
そもそも彼の目指すオールドシティとは何か。オールドシティとは世界そのもの。生のままの現実であり旧約聖書においてヨナが拒否したニネヴェである。それは危険であるが故に誰も近付かないが同時にもしそこに住む事ができれば決して争うことなく暮らせる一種の理想郷でもある。
また聖書においてヨナを飲み込んだ大魚(リヴァイアサン)は、このゲームにおいてはタルシシュ=死からヨナを遠ざける力であると共にオールドシティへの道を塞ぐ現実の検閲者である。(イデオロギーによって浄化されていない汚れた水を受け入れたものにとって現実は虚無的で耐え難いものだが、リヴァイアサンによってその耐え難い現実から守られている限りそこからの跳躍も果たせない。)
そしてそのイデオロギー、ゲーム内に出てくる三つのそれは有神論、無神論、不可知論であるが、これは根源=オールドシティから流れ、かつ決して交わる事のない三つの浄化された水を運ぶ配水管として表されている。
つまり根源は同じ現実でも視点が違うが為に決して分かり合う事ができず対立しているのである。
特定のイデオロギーを受け入れる事のなかったヨナはこの三つの源が同じである事を看破し、対立を乗り越えることが出きるのは夢=理想主義だけだという。
彼は最終的にリヴァイアサンの体内から抜け出てこの永遠に続く争いからの跳躍を果たしオールドシティへと足を踏み入れる。他の者も後に続く事を願いながら。

一方、ヨナという個人に目を向けてみるとこれは彼の自己省察と狂気からの復帰の物語にもとれる。
その立場を取るとヨナとソロモン、アブラハム、モーセ、彼らは皆、一個人の側面であろう。これは彼らが皆ミノタウロスと呼ばれ、作中で非常に似通った文章を書く事からも想像できる。
そしてリバイアサンとはミノタウロスを封じ込める迷宮でありアブラハムの語るCageである(その意味において作中でエレベーターを使い移動するシーンが最初と最後に配置されているのは印象的だと思う)そしてそのCageは耐え難い現実から保護する無敵の城砦でもある。
最終的にオールドシティ=現実における自己と今一度向き合う勇気を持った主人公はリバイアサンを捨て現実へと立ち返るのである。
[/spoiler]

多面的な解釈ができるゲームだし俺の拙い英語力では何か勘違いしてるかもしれないので話半分にしといてね

yagi

yagi Steam

2015年04月19日

The Old City: Leviathan へのレビュー
5

雰囲気と映像が最高に良いです。
英語があまり得意ではないのでストーリーはほとんど理解できなかったのですが、
それでもうろうろ歩くだけで楽しかったです。
扉をあけて歩きまわるくらいのアクションしかないので、
敵と戦ったり追われたりせず、ゆっくり探索して情景を楽しみたい人にはおすすめだと思います。
英語が得意であれば、ゲーム中に点々とある書物を読んだりして
この街や主人公が何者なのか分かってもっと楽しめるのではないかなと。

smiyao

smiyao Steam

2015年01月27日

The Old City: Leviathan へのレビュー
5

ほぼ住人は死に滅んでしまった街の閉塞的な地下を歩いて街の外に向かう・・・
dear estherやmind path to thalamusのような独り言系探索ゲーム。
なのでこのゲームと合わせて三者の特徴を書き表します。
■the old city:Leviathan
退廃的、世紀末、閉塞的、ファンタジー、カルト宗教、地下通路、人のいない建築物、淡色、暴力的、現実と虚構の区別ははっきりしてる、ほぼ曇天、パズル要素なし
■dear esther
精神的、現実と虚構の境目が少ない、無人島、洞窟、非暴力的、夕方から夜更け、パズル要素なし
■mind path to thalamus
幻想的、非現実的、極彩色、コントラスト、ほぼほぼ非暴力的、全て虚構の世界、あらゆる気候、パズル要素あり

な感じです。

極端なゴア表現というわけではありませんが他の二者と比べると血の匂い、死のイメージの付きまとうゲームです。
日本語はないのでストーリーは雰囲気で。

LANTIS

LANTIS Steam

2014年12月04日

The Old City: Leviathan へのレビュー
5

主人公の独り言を聞きながら、ほぼ一本道のステージを進んでいく廃墟版DearEstherなゲーム。
廃墟といってもリアル系ではなく幻想的な夢の世界といった感じ。
油絵のような色使いのグラフィックが目に優しくてとても綺麗です。

プレイ時間は一周2時間程度。
自分は英語が読めないのでストーリーはほとんど理解できませんでしたが、絵画の様な景色を眺めながら散歩してるだけでも満足できました。
英語が解る人なら更に楽しめると思います。
日本語化希望

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