
















東京クロノス
東京クロノスは、複数の選択肢と複数のエンディングがある VR ゲームです。これまでのVRでは体験したことのない長いストーリーが展開されています。ゲームの舞台は、主人公の桜井京介を含めて8人だけの東京・渋谷。なぜ彼らはそこにいるのでしょうか?
みんなの東京クロノスの評価・レビュー一覧

tak.w
2019年06月30日
Oculus Riftにてプレイしました
まず最初に感動したのはOPムービーの
「画面を破ってきたあぁぁ!」感は皆さんにも体験して頂きたいです
ストーリーもとても楽しめました、特に2周目のとあるキャラの小さな差異はクリア後に「ああ、なるほど…」と思わせられました。
あとは1周目のEDには圧倒されました
ただの文字も演出によってはあんなに壮観な景色に化けるんですね
失礼な言葉ですが、まるでスタッフロールが巨大な慰霊碑のように見えてしまいました(笑)
vrゴーグルを持っている方は是非とも一度クロノス世界に囚われてみてください、ノベルゲーの新しい可能性を感じられるはずです!

Spady
2019年06月24日
全ルート回収終わったのでレビュー書き直します。
やっぱり買ってよかった。前の時点で満足はしていたけど、もっと満足した。
最近全然泣いていなかったけど、泣いた。この作品は本当に買うべき。Quest買ってでもやる価値はあると思う。
最後に、素晴らしい作品を作ってくださったMydearestさん。本当にありがとうございました。
====以下以前に書いたもの=======
まだ全実績の52%しか回収できてないけど、とてもボリュームが有ってこの時点でもすでに満足してる。
また、小説を読んでいる、というよりかは、その登場人物の中に入って見ているような感じがした。これは、VRならではの表現方法だと思う。
ほかの実績の解除はわからないけど、52%でだいたい7時間使っている。後半はスキップがあるから、頑張れば一日で全回収できるかもしれません。
この作品は、約4000円と少し買うのをためらいましたが、十分その価値はあったと思います。まだ買ってない人にも、QuestやPSVRを持ってる人にもおすすめするべき作品です、

Eonis VX
2019年05月08日
てっきりあちこち歩き回り手掛かりを探し犯人を当てる推理ゲーかと思っていましたが、ただテキストを読み現れた選択肢を一通り試行するノベルゲーでした。ボリュームとしては少なめで内容としては10代から20代前半位の純粋な人なら多少は感動するとは思います。・・・が色々苦労して社会で揉まれたおっさんの身としては「ああ・・・若いなー、ガキだなー」というのが率直な感想です。すいません汚れた大人で・・・
誰だって後ろめたい所はあっただろうさ、それでも皆反省し立ち直り成長したのは良かったです。
[spoiler]・・・で犯人捕まったっけ?リストに無かったんだが?えっ終わった!馬鹿言うなよ。どう考えても二階堂の母やんけ!!奴をexecutionしろ!・・・と俺の中のロウが言ってるぜ。優しすぎるよ凛ちゃんは(笑)
個人的には夕ちゃんの告白が他がどうでもいいくらい一番の衝撃でした 。すげぇー華怜ちゃんいるしどんな顔してるんだろと気が気でなかったアレは忘れられない[/spoiler]
VRの試みとしてキャラが隣にいたりその風景の中に自分がいるという事はとても新鮮でそこそこ出来はいいので出来るならやってもいいかなと思います。
ただVRではオブジェエクトを拾ったり調べたり使ったり等色んなアクションが出来る訳で、キャラクターをもっと動かしたり等ノベルゲーの延長ではないVRならではの要素をもう少し頑張って欲しかった。
それとノベルを一気観する奴よ!よく覚えて置くことだ「重いぞ」何がって?ヘッドセットがな!長時間すると首痛ぇーよ、ああマジで首が痛くなった。
細かい事を言うならキャラの大きさ倍率がちょっとおかしい・・・大半の人がデカイと思うだろうし画面の切り替え時に映像がぐにゃぐにゃになる所が気になりました。
全体的に無難にコンパクトに納め過ぎている感があり、もう少しプレイヤーの出来る事やシナリオの分岐等があると更に良かったかと。後日談は欲しかったですね。上手くいくって?いやそうじゃなくてね[spoiler]三角関係になった夕ちゃんと華怜ちゃんで響介君を奪い合う修羅場をVR響介君として体験したいですね 。もしやってくれるなら倍額でも買いますよ(笑)[/spoiler]

jirujirunikki
2019年05月05日
良い点・VRでは珍しいコンシュマゲーの完成度。
悪い点・シーン切り替わり時に画面がぐにゃぐにゃします(演出ではない)。これ非常によろしくない。

RUI
2019年05月01日
WindowsMRを使ってのプレイ。
動作に問題などはまったく感じませんでした。
自分はいわゆるノベルゲーやADVといったジャンルのゲームは苦手な人間だったのですが、東京クロノスは非常に楽しめました。
VRがADVの為にあるんじゃないかっていうぐらいVRとADVの親和性の高さを感じられたゲームでもありました。
VRによる作品世界への没入感が半端なく、この作品こそが物語をVRで表していく上での最適解なのではないかと今感じている程です。
また、制作陣のVRへ対する理解度の高さもあって演出の完成度が非常に高くVRに重きを置いて買った自分として非常に満足できるゲーム体験でした。
ゲームのストーリーも非常に面白かったです。

gyuuta
2019年04月21日
全ルートクリアしました。プレイ環境はHTC Viveです。
VRノベルゲームを「手堅く作るならこういうゲーム作りで実現できるな」と感じました。
VRのノベルゲームというジャンルの将来に期待ができる体験ができました。
ストーリーに関しては、悪くはないけど不満も感じる、といったところです。
VR的に革新的な演出があるわけではありません。
2Dノベルゲームの紙芝居が3Dになって、視点移動ができるだけ。最初は拍子抜けしました。
しかしプレイしてると、音響の演出も含めて没入感は結構高く良いと感じました。
VRノベルゲームとしてはこの方向性が手堅いのではないでしょうか。比較的コストも安く済みそうですし。
ときどき「ゾクっ」とする演出もあり、満足です。
ストーリーとしては全体的には引き込まれましたが、さっさと読み飛ばしたくなるような文章・場面もありました。
特に、最初の1~2時間程度は単調に感じるのでは。
とはいえ、最後まで読みたいと思わせるだけの魅力はありましたので、ほどほどの期待感で読んでもらえば満足するかと。

Haineko
2019年04月16日
客観的に見てVRである必要性があまりない
最後までプレイしての感想
基本システムはビジュアルノベルをVRにって来ただけの内容。
キャラクターも基本的に数パターンのポーズしか取らず動いたりはしない。
ストアのSSでも見られるが、空中静止で止まっていたりと違和感半端ない。
自分自身も基本的に首しか動かせず上下左右や移動はできないようになっている。
鏡に自キャラが映る演出は2パターンあるがどれも(ほぼ)自キャラの動きは反映されない。
ウリ文句に360度の広がりを持つ空間で・・・と書いてあるがその空間で2D的演出は正直どうなのかなと。
止絵なのは工数削減なのかなと勘ぐってしまう。
これならHMD付けなくてもモニタ出力の画面だけでも良いよね。
作り手側自身もそれに関しては賛否あるとはネット記事で見た。
と厳し目に書いたが、音響やほんの一部のカットはVRの演出としてよかったし
ギリギリVRゲームとして体をなしていたのでサムズアップかダウンしか無いのでおすすめを押す。
全部のパートみないとエンディング行けないようなのでSKIP付けたのはとても良いが、
正直分岐探すのダルいのでチャプターセレクトで見てない部分はマークでも付けてくれると助かる。
あと妙なプレイヤーの視野(口では説明しづらいが)はやっぱり違和感ある。

ytjvdcm
2019年04月13日
VRノベルゲーという新しいジャンルの開拓にふさわしいの良作
全実績解除しましたのでレビューさせていただきます。
とりあえず結論だけ言うと
VR機器持ってるなら買うべし、VR気になってるならVR HMDと一緒に買うべし。
2016年がVR元年と一般的には言われてますが、某VRソーシャルゲーや某VR音ゲーの流行りに便乗して次はノベルゲーのVR化ということで、どういったものか発売前から非常に気になってましたが、とにかく良作です(圧倒的超語彙力不足)
以下文章力皆無レビュー
VRの特性を十分に発揮できているゲームと言うんでしょうか、「あれを見て!」と言われたときに指さされた方向を向けるという点、自分が完全に物語の世界に入っているので、詳細な説明なくとも視覚的に周りの状況が見えるという点、等々ありますがとりあえず文章力皆無なのでプレイした方がわかる以上のことが言えません。
VRノベルゲーという新ジャンルの1作目としては十分すぎるインパクトを与えるゲームですよこれ。
とりあえず言えることは確実にこれからのVR業界に何らかの影響力を残すであろうゲームだと思います。はい。

border2521
2019年03月31日
この作品の好きなところはたくさんありますが、私がおすすめしたい理由としては
「ストーリーの中に入れる」
この一点に尽きると思います
VRゲームでは「没入感」が評価基準の一つになることが多いですが、本作ではそれが十二分に体験できます
「彼ら」と「自分」がそこに「居る」という実感が湧いてきたのには驚きました
それはキャラクターの表情や仕草、距離感や方向といった情報によってもたらされたもので、より深い感情移入へと誘われ、自分が物語に介入し選択する重みを引き立てていると感じます
そしてそれらを存分に感じてもらえるように丁寧に丁寧に作られている、とも感じました
私は、VRゲームもADVというジャンルも、それ程多くプレイしたわけではありません
ですので総合的なゲームの出来、という点ではあまり正当な評価は出来ていないのかもしれません
しかし、この「ストーリーの中に入れる」という体験に関しては誰に何と言われようが自信をもってお勧めできる素晴らしい特長です
そうです、これは新しい「体験」なのです
小説、映画、漫画、アニメなどの物語の中に入りたいと思ったことのある人は多いでしょう、それが可能になったのです
個人差があるにしても少なくとも体験できるその可能性を試すことはできるのです
長年の夢が叶うかどうか、試してみませんか?

imoimoimoimoi
2019年03月30日
めったに書かないけど 泣いちゃったので評価
作品自体も良かったし こういう作品がもっとVRに増えていって新しいコンテンツになってほしい

kune
2019年03月27日
VRノベルゲー。
VRでノベルゲーをやる、なだけなゲームでありません。
VRで出来得ることをノベルゲーで体現したゲーム。
このゲームは何はともかく、
VRによる演出がすごい!!!!!!!!!!!!!11111111
ってなるところが一番魅力的なところ。
隙あらばVRでしかできない演出をねじ込んで来るので、事あるごとに感動させられます。
ただVR黎明期であるからこその演出も多々あるので、
今やらないと恐らくここまでの感動を得られなくなってしまうかもしれません。
またOculus GOで動かすために仕方無いんだろうなぁ、と惜しくも感じてしまう場面もあったり。
逆に言えば、Oculus GOで、今やるなら、確実に後悔しないでしょう。
一番気になるところは街小路の微妙な棒読み感でしょうか。
他の声優、特にロウの声優が凄まじい熱演をしてくれるのもあってかなり目立ちます。
ストーリーは良いですがストーリー自体が凄い!!!ってまででは。
ただそれを盛り上げる演出と展開が何もかも素晴らしいです。
VR無しに動画等で見ても感動はきっと何一つ味わえません。
VR演出に感動したいなら今すぐオススメオススメ。

Kanata
2019年03月24日
日英二か国語レビュー。筆者は日本語ネイティブです。
Here is a bilingual(EN/JP) review. I'm a native Japanese speaker.
製作期間や開発の規模をだいたい知っていたので、「実験的・意欲的な同人ゲーム」くらいの期待値でプレイしたのですが、いい意味で期待を裏切られました。作りが荒いところはたしかにあるものの、UIをはじめとしてかなり試行錯誤したのだろうなと思わせる作りこみで、プレイ時間も15時間と十分なボリュームがあり、4k円という価格に十分に見合った作品です。
I didn't expect a legit game because I [i]knew[/i] the devs didn't have much time, much budget, but gladly, I was wrong. Even there are some flaws, they did a pretty good job. After playing this game for 15 hours, I can definitely say it's worth the price.
日本のADVゲームは紙芝居だと揶揄されがちですが、ストーリーテリングのフォーマットとして非常にすぐれたものであることは間違いありません。東京クロノスはその正統進化という感じ。いままでさんざんADVゲームをプレイしてきましたが、VRでADVの世界にダイブするとこうなるのか、と新鮮な体験ができました。
Some people regard Japanese Visual Novel as a cheap picture‐story show. It's true but you must admit it's a good way of storytelling. Tokyo Chronos is the future of it. I've played so many VN games though, I feel something new in the game, in VR.
そしてこれはVR黎明期のいましかできない体験なのではと思います。VR ADVというのは前人未到のジャンルであり、これまで誰も体験したことのないゲームです。迷っている人はぜひデモをプレイしてみてください。そして購入後に[spoiler]最初のOPで[/spoiler]「うわああああ」ってなりましょう。これは本当にVR黎明期の現在しか使えないギミックだと思います。[spoiler]「未来が画面を破ってきた」感すごかった。[/spoiler]
I guess that you can only feel it now, in the early days of VR, because VR Visual Novel is the genre nobody experienced before. Just try the demo and buy. You won't regret. I can assure you that you’re gonna freak out at [spoiler]the first opening, like "THE FUTURE COMES TO ME BREAKING THE SCREEN!"[/spoiler]
[h1]スケール問題 / Scale problem[/h1]
ゲーム内のスケールについて違和感を覚える人が多いと思いますが(キャラが巨人に見える)、これは意図的な仕様です。製作者は「キャラクターを魅力的に見せるため」と言っていましたが、個人的にはUIの問題が大きいのではと思っています。現行のHMDは低解像度なのでVR内で文章を表示させる場合はそれなりに工夫する必要があるわけですが、その結果なのでは、と。
You might have a problem with scaling in the game and think "Oops, the devs don't know how to make VR." but I'm pretty sure they do. They [i]said[/i], in some interviews, that "We think that it makes the characters more attractive." That said, I personally believe that it's the result of the reading problem in VR with a low resolution HMD.
キャラを等身大にしてそれにウィンドウサイズを合わせると文字が小さすぎる。ウィンドウを大きくしたり手前にしすぎると違和感が出る。HUDタイプのウィンドウ(常に視界の定位置)だと没入感が薄れ、焦点を合わせるのが疲れる。プレイヤーとキャラクターとの距離感、ウィンドウの位置・サイズ、その他もろもろを考えて、これが最適解だと判断したのでは。ゲームを続けるうちにスケールに関しては気にならなくなったので、この判断は正解だったと思います。キャラが等身大だとどんな感じになるのか興味はありますが……。
If the characters were real scale and the message window fit to them, it would be too small to read. It would be weird if the window was big or close to you. HUD would be good but it makes less immersive and causes eye strain. Considering the distance between the characters and a player, etc, I guess that the devs thought this was the best option and I agree with them. Still wonder how I feel if the characters are real scale.
[h1]字幕 / Subtitles[/h1]
そうやってUIに気を使ってくれているおかげか、数時間通してプレイしていても目が疲れることはありませんでした(無印Vive使用)。VR酔いもなかったです。
Thanks to the devs caring the UI, I had no eye strain while playing nonstop for hours, nor motion sickness. I use a original Vive by the way.
ただこれは日本語(と中国語)限定かもしれません。デモ版は英語でプレイしたのですが、そのときは目に疲れを感じました。表意文字が多い日本語なら雑に焦点を合わせてもなんとなく読めますが、表音文字しか持たない英語はちゃんとスペルを把握しないと意味を取れないので、きっちり焦点を合わせる必要があります。その違いなのかも。
However, you might have a problem. I tried the demo in English and got eye strain. Japanese and Chinese are ideogram so we don't have to focus exactly but English is not. Is that the difference and problem? I don't know.
[h1]翻訳 / Translation[/h1]
「ここどんな訳になってるんだろ?」みたいな箇所はちょいちょい確認しながらプレイしてたんですが、英訳最高でした。日本のanime文化が英語圏でどのように受け入れられているかをちゃんとわかっている人が訳している感があります。
The great news for you is that the English translation is fantastic. I'm sure the translator knows how the English speakers accept the anime culture.
[spoiler]特にロウの名前の由来の訳はしびれました。日本語では「響介の内側に篭っていたから篭(ロウ)」となっていましたが、英語版だと "locked away in the lowest depths of his heart" となっており、Lowest -> Lowe となっています。"From the bottom of one's heart" みたいな言い回しからわかるように、英語では心の一番下側(奥底)、みたいな感じで表現することが多いので、とても自然な言い回しであると同時に、日本語の篭の音読み、ロウと同じ発音を取れるように Lowest という単語を選択しているわけです。ちなみに中国語版では「笼」でした。これは簡体字だから見慣れないだけで、繁体字では日本語の「籠」とほぼ同じ文字です。「篭」と同じ意味ですね。[/spoiler]
[h1]アニメーションとグラフィック / Animations and graphics[/h1]
Project LUX が「VRアニメ」なのに対して、東京クロノスは「VRビジュアルノベル」なので、キャラクターの動きは最小限になっています。数か月前に開発中のプレイ動画を見たときは違和感を覚えましたが、実際にプレイしてみるとこれで正解だと思いました。開発側的には工数を減らせるという理由が大きいと思いますが、演出的にもこの方が「ADVゲームの中に入っている」感が出るからです。
This is a VR Visual Novel. So the characters don't move much. I felt weird when I saw the demo movie months ago but now I feel it right because that's the way you can feel like you are in a VN game.
背景が低解像度のテクスチャなのは、VRだとかなり気になります。スタンドアロン型HMDの処理能力を考えての処置でしょうし、ここは仕方ないのかな。その代わりにキャラのモデルには十分なクオリティがある(おそらくこちらに処理能力を全振りしているのでしょう)ので、プレイしているうちに背景の雑さはさほど気にならなくなります。
The low quality textures of background are very noticeable in VR. I say that it can't be helped because of adapting a standalone HMD, but instead, the character models have much quality. You'll get used to the lack of background quality at some point.
ビビッドだけどなぜかいやらしくない、絶妙すぎる色使いのキャラクターデザイン、そしてそれを違和感なく3D空間上に落とし込んだモデリング。ここはもう文句なく100点満点。
The vivid, sophisticated character design, and the 3D models are entirely satisfactory.
[h1]音楽 / Music[/h1]
OP/EDはアニメーションも最高だけど、曲がさらに最高すぎてこれだけ何度も見てしまうレベルです。SAO、化物語あたりが好きなら絶対気に入るはず。特に[spoiler]個別ルートのEDはアニメのEDをVRで見てる感があってとてもよい。[/spoiler]
I'm also satisfied with the openings/endings. I repeat them even after I finished the game. You're gonna love those songs if you love SAO or Bakemonogatari.
[h1]シナリオ / Story[/h1]
世界初の本格VRビジュアルノベルということで、「プレイヤーがHMDをかぶってVR世界にダイブしている」という状況をメタ的に扱うような物語構造になっているのではと予想していたのですが、シナリオに関してはよくも悪くも王道、優等生といった感じで、予想の斜め上のさらにその上をいくような展開はないです[spoiler](ラストで凛がちょっとそれっぽいことを言うけど、もっとEver17的な第四の壁を破る感じのやつを予想していた)。ロウの正体、「私は死んだ。犯人は誰?」の意味も、1周目終了時点でだいたいわかってしまって、後半はその確認作業にすぎませんでした。[/spoiler]さすがにこの未踏ジャンルで冒険はできなかったか。各キャラの掘り下げも少し弱かったように思います。このボリューム感ならキャラ数は5~6人くらいが適正だったのでは。
The only thing I'm kind of disappointed is about the story. As the world very first VR Visual Novel, I expected it comes with the situation a player dives into the VR world wearing a HMD, I mean, something metaphysical, but the story is something classic, textbook. It seems that the devs couldn't take a risk and it's understandable because if this game failed, the genre of VR VN would fail.
ただ、尖ってないイコールおもしろくないということではなく、使い古されたザッピングシステムもVRになると本当に「主観が変わっている」感がありますし([spoiler]切り替わる前の鏡[/spoiler]の演出はGOOD)、それなりのボリュームがあるにも関わらずノンストップで楽しめたことからも、殿堂入りではないにしても良作であることは間違いないです。
That said, 'classic' doesn't mean bad, you know. Since I had been playing the game nonstop, I can definitely say that it [i]is[/i] a good game.
[h1]結論 / Conclusion[/h1]
いろいろ粗削りな部分はあれど、確実に未来を感じさせてくれるゲームでした。次があるかどうかはこの作品の売れ行きにかかっていると思うので、VR好きの人はぜひ購入を!
Even there are some flaws, I'm pretty sure this is the game you can feel the future. I guess that the next game depends on sales, so please buy if you are a VR enthusiast!

Enari_Kazuki
2019年03月23日
今まで誰かが作ってそうで、実はほとんど無かった和製VRビジュアルノベルゲーム。
モンスターを撃ちまくる洋ゲーばかり溢れるVRゲーム界において、これはとってもとっても貴重な存在。
シナリオとキャラクター(特に顔!)の造形も相当良いので品質的にもオススメ。
自分の場合は最終クリアまでに約12時間プレイと、テキスト量的には定価相応な感じ。
しかしこのゲームの真価はストーリー内容ではなく、それを彩る音声&映像演出があまりにもVRと噛み合っている事による高い没入感を味わえる点。
主人公である自分を中心にして舞台となる光景が360°で広がり、そして周囲のキャラクターが何かを喋り行動すれば、その仕草や音の方向へ自然とそちらに意識が向く。これがまた本当に自分がゲームの中の登場人物になっている感覚そのもの。
このゲームを皮切りに、日本のお家芸であるビジュアルノベルゲームのVR化を各メーカーさんが頑張ってくれる事を祈ります。