Vector Strain

日本的なSTGを目指したけど、結局、90年代的な洋シューな出来にしかならなかった感じ。
細かい問題も多いのだが、unity製らしい重さに無駄なエフェクトなどで余計に安定しない動作が、操作の色々と重なって不愉快さの方が強い。
無駄なエフェクトは完全に切れないし、配色も決して見やすくない。
操作的に攻撃中のスローのオンオフがあるなら、スローボタン入れろとか、日本的なシューターからすると配慮が足りないのも洋ゲーSTG的。
回復するシールドの使い方がキモなんだが、それなら無駄なパワーアップ音声とかじゃなく、こっちの溜まりの見やすさや判りやすさの音を入れるとこしろよ。
面白いならいいんだが、先の面程どんどんテンポとか間とか適当になって行くし、音楽も効果音も眠いだけ。
何だろう、絵がきれいだと高得点な外人が高評価入れてるのか？
最低ではないが下の方だよ、糞でもやりたくなるのはなるからね。
マウス対応だし、元はスマホ？unityだし。
それならこんなもんかもな。
まぁ、画面回転とかあるのは評価するけどな。
あと、うちの環境(win10)ではDX9の方が動作が安定してる気がする。

雨あられと降り注ぐ弾幕をシールドを展開して豪快に切り抜けるシューティングゲーム、を目指したんでしょうけれど……。
シールドボタンを押すとゲージが許す限り敵の弾やレーザーを消すことができます。シールドボタンを離すとゲージは回復します。それは良いのですが、もともとシールドシステムが無いゲームにそのままシールドを搭載してしまったかの様なつくりで、シールドが必須な場面がなく、少々厳しいところも潤沢に出てくるボムでまかなえてしまいます。私は特別上手い方ではないのですが、Standardならシールド不使用でも余裕でクリア出来ちゃいました。シールド必須地帯を何か所も用意するとか、いっそのことボムが無いとかそういう思い切ったゲームデザインになっていたら良かったのですが、ただ難易度が下がるだけのシステムになってしまっています。
全5ステージで、難易度は三段階。クリアすると難易度が一段階あがり次の周になります。難易度Hardcore以降はHardcoreでエンドレスの様です（3周目までしか確認していません）。6000万点ごとに1UPアイテムが出ます。慣れると延々とプレイ出来てしまうので、スコアアタックの楽しみはありません。せめて一周エンドだったら稼ぎで遊べたんですが。
あと、BGMが地味で爽快感に欠けます。もっと盛り上げて！
少々厳しいことも書きましたが、初心者なら十分楽しめると思います。

おすすめという事にしてはいますが
評価は「どちらでもない」という事にしておきます

縦シューです　　横シューではありません

ウィンドウズ10で動作確認をしています

キーボードでプレイする事を前提としているようです

このメーカーはコントローラー設定を作るのが得意ではないようで
一般的なPC用ゲームパッドやジョイスティックは使えないものが多く
今回も基本的にXBOX360用コントロールパッドのみ対応しているようです

アナログスティックと十字キーが使えます（同時に使えます）

オプションでの各種設定は
マウスカーソルを合わせて行わなけれならず
やや不親切な設計です

自機選択など一部の場面でもマウスを使用します

一応はPC用コントローラーでも操作できますが、完璧な動作はしない事が多く
コントローラーでは項目決定のボタンが効いたり効かなかったりで
そのくせキャンセルボタンはしっかり効くので
何度もトップ画面に戻されてウンザリしてしまいます

ワイドではないモニターにも対応

BGMと効果音の調整ができます

このメーカーの出している「AWA」という縦シューも同様なのですが
ゲーム全体の動きがもっさりしています

※イメージとしてはPS2のギガウイング翼神や
PS2のトリガーハートエグゼリカ・エンハンズド、
もっとわかりやすく言えばファミコンのエグゼドエグゼスのような感じです

いまどき動きがもっさりなシューティングというのは
それだけで大きな減点です

ゲーム内容は　ショット　ボム　バリア展開で
バリアがこのゲームの特徴ではありますが
バリア展開ボタンを押している間はゲージを消費しつつ無敵になり、
敵弾を消すことができ、ボタンを離すと「すぐに」バリアゲージが回復します

動きのもっさり感と、敵の単調な攻撃と
回復の早すぎるバリア要素での「死ににくさ」で緊張感がなく　
お世辞にもあまりよろしくない退屈なゲームとなっております

後半までやればどうなのかはわかりませんが
序盤の時点であまりにも退屈なのはいけません

このメーカーの「AWA」という縦シューもそうなのですが
いかにも洋ゲーのセンスの実に陰鬱なBGMで、
よくも毎回こうも暗い気分になれるダウナーな音楽が作れるものだなと
割と本気でこのゲームメーカーの作曲担当への才能に感心すらします
もはや「聴くドラッグ」の領域です

（皮肉っぽいですがダウナー音楽としてはマジメに褒めてます）

オプションの設定やシステム的には不親切な部分が目立つものの
とりあえずの重大な問題はありませんが
フルプライスで買うようなものではないです

どうしても買ってみたいのならばセールの時に買いましょう

オーソドックスなスタイルの弾幕系縦スクロールシューティング。
敵弾を無効化するシールドのおかげで弾幕系なのに初心者でもそれなりに進めます。
前述のシールド・パワーアップアイテム制・テンポよく敵を倒していく事で得点に倍率がかかるなど
これと言って目新しさはありませんが、なぜかやり込んでしまう不思議な面白さがあります。
この系統のゲームでは割と激しめのBGMが使われることが多いですが、
ヴェクターストレインではローテンポかつじめっとした雰囲気の楽曲で統一されています。

慣れている人でも難易度ハードコアの敵弾の速度だと難易度高いのではないでしょうか。