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Yaga

Yaga は、スラブの民間伝承の世界を舞台にした、あなたの選択に適応する魅力的な物語を備えたアクション RPG です。 信じられないほどの不運に呪われた片手鍛冶屋、イワンとしてプレイします。

みんなのYagaの評価・レビュー一覧

spaceGame

spaceGame Steam

2021年01月17日

Yaga へのレビュー
3

画面解像度を1920*1080にすると表示がバグるのは私だけでしょうか
・画面が真っ暗になる
・キャラクターだけ表示される
・画面下部の何かしらのリング?のようなもののみ表示される
・PS4コントローラのL2押下時のみ、薄く画面表示される

オプションで1680*1050に変更すると問題なく表示されますが、、改善方法があるなら教えてほしいです。

朝比奈 / Asahina

朝比奈 / Asahina Steam

2021年01月13日

Yaga へのレビュー
5

[b] v1.2.27 でプレイした1stインプレッション [/b]
[hr][/hr]
あなたは鍛冶師イワン。この地でもっとも「不運」な人物として、その地を統べる愚かな王と、荒野に棲む魔女バーバ・ヤーガのはかりごとに巻き込まれていくことになる。彼が真に不運なのか、誠実な男であるのかはプレイヤーの手に委ねられる――

中世前期時代の中欧・東欧地方のスラヴ神話や民間伝承をベースにした、絵の具で描かれたようなイラスト調のアートスタイルが特徴的な、3D見下ろし型アクションRPG。

EpicGamesストア独占だったが、約1年間後に日本語サポートでSteam版がリリースされた。(Epic版にはSteam版リリース以降も日本語は実装されていない)

[h1] ゲームの基本的な流れ [/h1]
前提としてこれはスラヴ神話の中の出来事なので、ファンタジーらしい武器や魔法、生き物や出来事が登場することは、この世界ではごく自然なことだと考えておこう。

冒頭で王から追放を言い渡されるイワンだが、拠点となる村には比較的自由に戻ることができ、ショップでの売り買いや、後述するクラフトなどを行うことができる。

準備が整ったらメインシナリオとしての必須目標や、サイドクエストの攻略を目的に、村から出て特定のステージに挑んていくことになる。そこでの目的が達成されれば、村に戻るか次のステージへ進む、といった流れだ。

ステージマップは多少の分岐はあれ、適度に探索し尽くせる程度の広さとなっている。

[h1] 戦闘 [/h1]
鍛冶ハンマーがメイン武器で、通常攻撃は3連コンボまで可能。またハンマーを投擲して遠隔攻撃もでき、ブーメランのように自動で手元に戻ってくる。行きと戻りでダメージ判定あり。リーチはないがコンボができる通常攻撃と、リーチはあるが単発の投擲と使い分けるといいだろう。

またストーリー進行に伴って工具(サブウェポン)がアンロックされ、失った腕に取り付けて使うことができ、それがチェーンフックであれば敵を引き寄せたり、オブジェクトに引っ掛けて高速移動できたりもする。うまく活用するといい。

回避手段は無敵時間のあるローリングで、スタミナ消費あり。通常攻撃をキャンセルして発動することができるので使い勝手は良好だ。

[h1] クラフト [/h1]
素材とお金を使用しての、武器や工具(サブウェポン)の製作・強化・修理といったクラフト要素があり、村の自宅やステージの合間のキャンプにある「鉄床(かなとこ)」を選択することで実行できる。また鉄床自体もアップグレードすることで、クラフト時の強化率などが向上する。

気になったのは、素材やお金は宝箱や動物・モンスターからのドロップで入手できるのだが、特に素材の入手性がよくない。敵を倒した際のドロップ自体は100%なものの、特定の素材・数を狙って集めるといったことがむずかしいのだ。

武器は使い続けると消耗して壊れてしまうので修理が必要になるが、これも素材が必要。製作や強化に、鉄床のアップグレードもしていきたいのに修理もしなければいけないので、あくまで序盤の感想だが少しバランスが良くないと感じた。

(もう少し気軽にクラフトを楽しめる程度ならば良いのだが)

[h1] イワンの「不運」に関するシステム [/h1]
主人公の取る行動や選択によって、彼の「不運」に関するパラメータに影響がある。

村から出発する際と、次のステージに進む際に魔女たちから主人公に対する「不運の選択」とも言うべきものがあり、選択肢によって主人公のステータスに影響がある。またサイドクエストでは会話の選択肢で主人公の性格(公正・攻撃的な・愚か者・わがまま)が変化し、会話の流れや報酬などに影響するようだ。

そして魔法アイテム(回復など)を使用することで「不運メーター」が増加し、戦闘に有効な効果もあれば、突然武器が壊れたりもする。これらは彼の不運を表すユニークな要素で、単調なゲーム体験とならないよう一役買っている。

(必ずしも「不運=悪い影響」というわけではない)

[h1] TIPS [/h1]
- コントローラ フルサポート
- オートセーブ方式
- ゲーム開始時の難易度選択は「戦闘」だけでなく「不運」の増加率にも影響する
- ステージ内にある壊れた「石窯」を直すことで、ステージ内に点在する石窯との間をファストトラベルできる (石窯は空を飛ぶのだ!)

- おそらくモデリングの問題だと思うが、イワンの向きによって右腕がなかったり左腕がなかったりする (冒頭のイベントシーンで失うのは右腕)

[h1] 日本語翻訳/ローカライズ [/h1]
イベントシーンやNPCとの会話は基本フルボイス(英語)で、日本語字幕という形式。たまにちょっとした誤りはあるが、ほとんどは自然な日本語となっている。

ただ一部のシーンで字幕の自動文字送りの速度がだいぶ早く、読み終わるまでに次に進んでしまうことがあった。ボタン送りではなく、また文字速度もオプションからは調整できない。不親切だがどうしようもないので、イベントではそのつもりで素早く読もう。

[h1] BGM [/h1]
いかにも民族音楽風のBGMが耳に心地よい。サウンドトラックは単品でも購入できるが、バンドルの方がお得なので気になる人は最初からバンドル版を選ぼう。

[h1] 総評 [/h1]
全体的に丁寧に手堅くまとめられていて、多少気になる点はあるものの致命的なマイナスポイントもない。スラヴ神話や民間伝承をベースとした登場人物、ストーリー、アートワーク、そしてBGMも魅力的だ。イワンも見続けていれば愛着が湧いてくる。

完成度の高いアクションRPGとしておすすめしたい。

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