





















妖精大戦争 〜 東方三月精
東方Projectの12.8作目で、弾を避けるよりも氷結させることに重点を置いたゲームです。
みんなの妖精大戦争 〜 東方三月精の評価・レビュー一覧

†ヲモチ†
2024年06月09日
操作性が悪すぎる...射撃をするためには射撃キーを連打する必要があり、尚且つ本作の必須システムであるアイスバリアには射撃キーを押しっぱにしなければならない(Cキーで良くね...?)、つまり低速を切り替えつつ射撃を連打しつつ被弾しそうになったらボムを撃たなければならない、常に左手の指を3つ動かさなければならない、尚且つ弾幕の難易度も凄まじい(凄まじいっていうか覚えゲーなんだけど)
全体的にパターンが多くパズル要素の強い作品になっている(パズル要素が強いのに1~3面まであるのはどうなんだろうか)東方原作が好きな人にはおすすめできない作品、逆に言えば他タイトルのSTGが好きなプレイヤーは本作ハマるのではないだろうか
文花帖のような射撃が必要のないゲームだからこそ許された射撃キーチャージだが本作は一部のスペルカードは射撃が必須、これより後に出た作品である秘封ナイトメアダイアリーでは別キーになっているのでまだやっていないのであればそちらをおすすめする
正直この非常に作品が好評で秘封ナイトメアダイアリーがやや好評なあたり東方プレイヤーがどれだけ過去作品の思い入れが激しいかわかる

暁ヒヅキ
2024年05月05日
[h1]コンセプト破壊が致命的過ぎる[/h1]
ショットの溜め撃ち「アイスバリア」で周囲の敵弾を凍らせ、どんどん巻き込んで無力化するというアイデア自体は素晴らしく、広範囲を凍らせるのは実に気持ちがいいのだが、困ったことにこのゲームはそのコンセプトを自分から壊しにかかっているのだから始末に負えない。
普通の方法では凍らせることのできない炎の弾はまだいい。いやコレも本当はビスコの「婆裟羅2(本作と同じくショットの溜め撃ちで出る近接攻撃で敵弾を消すことができる縦STG)」で消せない弾を実装して不評だったこともあり、本当は認めたくないのだが、まあコレに関してはゲームのアクセントになるということで100歩くらい譲ってヨシとしよう(アクセントにしてはやたら多い気もするけど)。
問題は最終面に登場するレーザーの方。なんとレーザーは凍らせることができないばかりか、[b]既に凍らせた敵弾を貫いて破壊した上に撃ち返し弾までまき散らす [/b]というシロモノ。あまりにも致命的なコンセプト破壊である。
本作のショットパワーは敵弾を凍らせた面積に応じてパワーアップしたりパーフェクトフリーズ(緊急回避用の画面全体を凍らせるボムのようなもの)の使用回数を増やしていくというのにこの有様である。本作の目玉システムを無暗に使えなくなるだなんてあまりに理不尽すぎる。
そもそも本作にもスペルカードシステムがあるのだが、ボムやミスなしで突破する整数作品における「スペルカード取得」に相当するもの以外にアイスバリアすら使うことを許されない「ノーアイス勝利」なんてふざけた実績まで用意している時点でおかしいのである。
自分で用意したゲームシステムを自分から否定する作品が良作な筈がない。

lalafell
2024年01月01日
ちゃんとしたレビューはSteam以外で散々見れるので、単に自分の調査不足なのだが、
・本編が3面しかない
という構成はあまりに辛い。てっきり3面の後にそれなりの展開があって6面まで行くと思っていたのでびっくりした。
攻略順を自分で決められるとはいえ、元が少なすぎて分岐させるほどの意味が感じられない。
ちなみにラスボスは同じ。
・敵の弾を回避するのではなく凍らせる
というシステム自体は、かなり出来が良く気持ちいい……のだが、回避が前提ではないせいか、
単に敵弾がめちゃくちゃ速いので避けられない設計になっている。
当たる前に凍らせる動作を繰り返すだけのゲーム。氷技を撃つためにゲージを貯める必要はあるが、
必殺技という扱いではなく、大抵の場面では一瞬で貯まるので、煩わしい操作をひたすら繰り返させられる。
それを百歩譲って許容するとしても、弾幕はめちゃくちゃ速いだけで、以前のシリーズに見られた凝った美しさが全くない。
音楽についても全く同様。音ゲーの曲かな? 全部同じに聴こえる。
ついでにいえば、地霊殿の頃はあったはずのコントローラーサポートがない罠。
要するに、東方をやりたくて買うと後悔する。
Steamに永夜抄以前の作品があれば買わなかったのに。解像度の問題があるとしても、なぜか風神録すらない。

Metuco/twitch
2022年04月29日
弾を凍らせるというシステムに興味が出て購入。
しかし通常の東方難易度の一回り上ぐらいの弾幕が飛んできてまじ狂い!
それでも弾を凍らせることができるので避けないといけない弾はさほど多くはないが、
2面以降は凍らない弾が登場するようになりそれなりに避ける技術が要求される。
弾を凍らせるシステムが爽快でどう凍らせて突破していくのかを組み立てるのがとても楽しい。
慣れてくるとグレイズでこおりパワーを貯めるようになってポルシェ並みのエンジンになれるぜ。
Normalで他のシリーズは遊んでいますが同じ感覚で行くと非常に手強く痛い目にあうけど、
どのSTGにも言えますが結局慣れの問題。
妖精大戦争にしかない楽しさがある。妖精ってチョーSだよな!

Ryusan
2021年02月26日
「花映塚」以外でチルノで遊べるなんて!
すっかり人気になってしまった弾幕シリーズの一。
弾幕を「こおりパワー」で凍らせて消す事ができるSTG。
氷は一定時間発生し、触れた弾を数珠繋ぎにするので、
弾幕密度が濃い時ほど連鎖的に凍って超気持ちいい!
しかも凍らせるほどパワーアップ&ハイスコア。
バンバン凍らせてバンバン残機が増えてバンバン進める。
…が、このシステムありきのデザインなので難易度は高め。
Easyの時点で殺しにくるので、STG初心者には結構辛そう。
(私は「文花帖」「花映塚」が得意な上、元シューターなので)
ゲームシステム上「一機落ちても大した事ないよ」なので、
過去の「続きが見たけりゃ連コしろ」なSTGより優しいのだが、
肝心の難易度が初っ端から高く、独自のシステムを使うので、
「こおりパワー」に馴染めるか否かが評価を左右する。
比良坂さんの絵も可愛いし、音楽も相変わらず素晴らしく、
万人に薦めたいのだが、やっぱり尻込みしてしまう。
「東方でSTG入門編なら何がいい?」と聞かれれば、
「星蓮船」か「地霊殿」を推すだろうし、
「STGトラウマがあるけど、男の子だしシューターになりたい」
というなら、これはますますトラウマになるかもしれない。
…でも、丁寧に愛されて作られてるので触ってほしい。
素直に言い表すとこんな感じだろうか。
「幻想郷最強の妖精」チルノらしく、ガンガン攻めましょう。
…しかし、アイシクルフォールEasyで懐に入られてたチルノが、
逆に懐に飛び込む側になるなんて感慨深いなぁ。

weatherpool
2020年12月19日
弾幕を凍らせてパワーアップしていくという独自のシステムが、大変ユニークで面白いです。
BGM、弾幕の質も高いですし、個人的には東方シリーズの最高傑作だと思っています。

samu_sugi
2020年10月18日
この度、東方シリーズでsteamにて配信されている妖精大戦争を遊ばせていただきました。紹介程度ですが、ご購入を検討されている、興味がある方などいましたら是非参考にして頂ければと思います。
今作は、氷の妖精「チルノ」が主人公となりプレイしていきます。
”氷の妖精”とだけあり、「こおりパワー」というもので弾幕を凍らせることができるようになっています。
敵の弾幕を連鎖するように凍っていき、その凍らせた画面面積によって自らをパワーアップさせていく。というシステムが搭載されています。
今作はエクステンド回数が比較的多く、「やる気ゲージ」として%で表示され、100%で一機として換算されているようです。ボムも同じく%で表示され、3つまで(300%まで)しか貯めることはできないようになっています。
●ゲーム自体の難易度
エクストラステージをクリアした現段階にての感想ですが...”素直にキツイ”です。
勿論、東方シリーズというものを通して難しい作品だというのは理解していました。地霊殿も、エクストラステージまでクリアしている身ではあるのですが、それでいても、かなり困難を極めました。
少し考えさせる所もあった為、難しい原因を自分なりに挙げてみました。
・ステージがルートにつき3つだけである
これは、他作品が6ステージ連続なのに対し、妖精大戦争では3つのみであることです。これだけではとても簡単なように思えますが、実質2倍の難しさになっていると思います。とても弾幕の密度が高く、こおりパワーを使用しなければ一番難しい部類になるのではないかという程です。
・こおりパワーが長押ししないと発動しない
この点は、システムとしてこうなっているのですが、長押しの判定が少しシビアなものとなっています。
”溜め押しして離す”という作業がとっさに出来ないことも多くあります。パターンを覚えていったり、自身で発動時間を感覚で掴まないと厳しいです。
・エクストラステージ解放まで6回クリアしなければならない
今作は、ルートが3つ存在し、さらに分岐が入る為、一つの難易度で合わせて6ステージになります。
そして、エクストラステージに行くためにはすべてノーコンテニュークリアをしなければならず、体力がいります。幸い、難易度は問わない為、どれかの難易度ですべてをクリアしましょう。
他にも挙げられる点はあると思いますが、ここまでとさせていただきます。
・その他
悲しいことですが、今作はいくつかバグが発見されています。
中には、もう一度ステージをやり直さなければいけない...なんて事につながることもあります。レビューでは書ききれないため、Wikipediaや他サイトを閲覧しておくことをお勧めします。
~最後に~
長々と書いてはしまいましたが、やはり東方シリーズ。面白さは申し分ありません。
弾幕を凍らせる爽快感。密度の高い弾幕をよける緊迫感も相合わさり、とても集中できる作品となっています。
もしご購入を検討されている方などいましたら、この機会に是非いかがでしょうか。
長文失礼いたしました。良い東方ライフを。

K.Kano
2020年02月19日
隠れた名作
2010年頒布、上海アリス幻樂団から発表された東方projectシリーズのうち、いわゆる小数点作品(外伝シリーズ)にあたります。元々書籍のオマケとして作り始められたところ、良くできたので独立した作品として発表されたのでした。全3ステージで大体15分ほどで終わるコンパクトな作品です。多くのシューティングゲームは敵と相対し、敵を撃って倒すものですが本作は弾と相対するゲームです。弾に近づき、弾を止めることがテーマになっています。避けること、敵を追うことが重要であることは変わりませんが、弾の軌道を先読みして止めるという一風変わったスキルが要求されます。人によって合う合わないがあるとは思いますが、ツボにはまると〇っぱえびせんと同じくらいに「やめられない、とまらない」作品です。税抜き1000円と同シリーズの作品では比較的安いので、ぜひどうぞ。

qoop
2020年01月03日
東方の番外編。主人公がチルノというファンアイテム的な作品。
内容的にはいつもの東方以上のパターンゲー。
効率よく弾幕を凍らせないと自機を強化できない上に、凍らせるパターンを1つミスれば即アウトなレベルの弾幕密度でかなりシビアな難易度。完全に中級者以上向け。
難易度的にeasyが一般的な東方のnormal程度、normalがhard程度という感じ。基本easyは無いと思ったほうがいい。
絵柄の可愛さや値段の安さに惹かれて初心者が手を出すと痛い目に合う、そんな感じの作品です。