









サードアイ
東方Projectの古明地こいしが主人公の2D探索ホラーゲーム。彼女の第三の目を使用して、現実とはまったく異なる精神世界を探索してください。
みんなのサードアイの評価・レビュー一覧

lithelight
2023年10月28日
外見は東方プロジェクトのキャラクターだが、中身はほぼオリジナル。
おすすめしない理由は単純に中身が薄いから。オリジナルの設定を持つキャラにしてあるのに、掘り下げが全然ないく、一見ミステリ風だが解くべき謎の無い雰囲気だけのゲーム。
また、終盤はグラフィック・収集するフレーバーテキストともに適当すぎる。

kakashi
2022年04月23日
これからプレイする方へのアドバイスですが、このゲームのキー配置は特殊で、矢印キーで移動、Zで決定、Xで能力発動/キャンセル、Cでインベントリ、escで終了です。
タイトル画面でEnterやspaceやWASDを押しても全く反応がないため、いったん閉じてコミュニティスレッドを開く羽目になりました。
尚、ニューゲーム時の最初の説明の文章は間違っており、spaceでインベントリが開くと記載がありましたが、実際にはCでインベントリが開きます。
Xbox Oneコントローラーには対応していませんでしたが、これらのキーをsteamの機能でバインドしてパッドでプレイすることができました。
東方Projectをプレイしたことがありませんが、雰囲気に惹かれて購入しました。
東方を知らなくても特にプレイに支障はありませんでしたが、なぜそのキャラクターがそこに配置されているのか、なぜその理由で留まっているのか・攻略可能なのかは、東方を知っていればより楽しめたのかもしれません。
全体的にはダークさと奇妙さを前面に押し出した雰囲気が良かったです。
説明の画像ではほぼ主人公一人しか出ていませんでしたが、他にも普通にNPCとしてキャラクターが出てきます。
東方を知ってる人には喜ばしい要素だと思いますが、ダークさ奇妙さが薄れる要因だったため私にとってはあまり嬉しくはありませんでした。
尚、昨今のゲームクオリティを望む人にはお勧めしません。
・設定メニューは存在しません。そのためキーバインド、ヘルプ、テキストスピード調整、音量調節等は存在しません。
・音楽ごとの音圧レベルが均等に調整されていないため、脅かす場面でも何でもないところで急に大音量のBGMが流れます。
・テキストスピードは速いとは言えないためテンポは悪いです。
50%オフで購入しましたが、もう少し安くなった時に購入しても良かったかなと思いました。

Pqおててにぎにぎ
2020年06月21日
ホラーと言うより不気味な探索ホラーゲーム
【評価】
難易度: ★☆☆☆☆
雰囲気: ★★★★☆
ホラー: ★☆☆☆☆
グロ: ★★☆☆☆
ビックリ:★☆☆☆☆
内容: ★★★★☆
<<評価>>
特にパズルを解くわけではないです。
また、一応ゲームオーバーがあります。しかしそれは、容易に回避できるため、無いようなものです。
選択肢も1ステージに1回で、エンディング分散も容易に想像つきます。
そのため、もう少し条件を増やしてもいいのでは?とプレイしていて物足りなく感じました。
怖がりな私が深夜にプレイしても怖くないと感じるような表現でした。
紹介されている通り全体的に不気味で、血の表現等のグロい表現もある為、少し注意が必要です。
ホラーゲームによくあるビックリ要素は片手で数える程度です。
身構えることが出来るよう事前に忠告があったり、1回みたら慣れてしまう要素だけです。
内容は伏せますが、しっかりしたストーリーになっていて、東方を全く知らなくても話についていける内容になっています。勿論知っていた方が楽しめます。
一部のキャラがホラー表現ではなく、グロい事になるので、推しがいる人はちょっと注意が必要かもしれません。
エンディングは複数あります。
【収集系】
難易度:★★★☆☆
BGMとメモを集めることができます。
BGMは通常プレイで全て集まるので、特に意識する必要はありません。
しかし、メモに関してはこのゲームで一番難しい要素。
メモはそこらへんに落ちていたり、こいしの能力をつかって見えないところを探します。
このメモは取り逃すとやり直しをしないと取ることが出来ない上、メモとして落ちていない場合もある為、くまなく探す必要があります。
また、見えづらい所に落ちていたり、選択肢によってはあつまりきりませんので注意してください。
難易度が高い理由はそれだけではありません。
はじめからやり直した場合、メモも消える為、最初から集める必要があるところです。
幸い、置いてあるところは変わらない為、結果としてこの難易度になっています。
<<悪い所>>
いきなりですが、私のPCはSkyrimやGTA等の3dゲームを、mod入れていても普通にプレイできる程度のスペックです。そんなPCですが、このゲームは重かったです。
プレイ中BGMが途切れたり、ラグがあったりしました。HDDなのであれですが、最初のロードも結構長く2、3分起動に時間がかかってしまいました。
また、このゲームはオートセーブですが、タイトルに戻る手段がゲームオーバーかゲームの再起動なので、選択ミスをした場合は再起動しか手段が無く少し不便でした。
<<感想>>
色々評価しましたが、上記悪い所を含めてもオススメすることが出来ます。
セールも時々しているそうなので、セールを待ってから買うのもありかもしれません。
もしこのゲームの続編が出た場合、私は買わせていただきたいなと思いました。
こいし さとり かわいい

Perverseness
2020年01月11日
クリア後のレビューです。
当作品は東方プロジェクトの二次創作ゲームです。
ジャンルは探索アドベンチャーで紙芝居のようにストーリーが進行し、2時間ほどのプレイ時間でエンディングまでいけます。
絵が独特なのと暗い雰囲気のゲームなので一部の方には合わないかもしれません。
子供の深層心理を題材とした内容の独特な世界観は素晴らしかったですね。
よって判決は白です。

Sagiri_Ameno
2019年10月08日
東方projectの二次創作ゲーム。ですが、オリジナル要素がかなり強いので原作を知らなくても問題なく遊べると思います。
◆概要
ホラーゲーとしては、戦闘や逃走・脱出といった焦燥感や恐怖感を煽る要素は全くと言っていいほどなく、グロ・ビックリ系の演出も“ほんの少しだけある”程度です(それもそこまで強いものでもないです)。
どちらかというと不気味・陰鬱系ホラーといったテイストで、サードアイを使用した際のNPCから聞き出せる「心の声」や、マップに落ちているメモ(主に意味深な手書きのメモと、実際の精神医学関連のコラムに大別されます)、ゲームオーバー(サードアイの使用時間限界を迎える)後のコンティニューで再開地点に突っ立ってるこいしの人形の台詞、途中で出てくる選択肢がもたらす結果やバッドエンド(後述)での台詞等々、プレイするうちにじわじわと精神的ダメージを受けて気が滅入ってくる演出はとてもよくできていると思います。
それでいながら、こいしをはじめとした登場人物たちのデザインはどこか愛嬌があり、興味や危機感が薄そうな淡々としたこいしの独白やNPCとのやり取りも相まって、不気味・陰鬱になりすぎずいい意味で雰囲気が中和されているところもミソ。言うなればティム・バートン的というか。
◆システム
文字通りの2D探索です。基本はNPCとの会話とキーアイテムの収集・使用により進行します。
「サードアイ」を使用することで隠されたアイテムなどを見つけるほか、NPCの「心の声」を聞いたりすることができます。またサードアイ使用中はBGMが変化し、NPCやオブジェクトや背景も変化します。これらは進行上必要なものもあれば、無関係と思しきものまでさまざまで、考察好きな人の心をくすぐると同時に、考察するほど悲しい気持ちにもなる諸刃の刃でもあります。
◆シナリオ
基本一本道ですが途中でいくつか選択肢があり、それによって一部演出が変化するほかエンディングが変化するマルチエンディング方式となっています。3種類ほどあるそうですが私が確認したのは2種(グッド・バッド)でした。
ネタバレになるので詳細は伏せますが、心優しい人は選択の結果に「こんなはずじゃなかったんだ……」となると思います。
◆音楽
東方project二次創作としては外せない要素の一つだと思うのが音楽。
ピアノ・ストリングス・オルゴール等を用いた原作アレンジ曲とオリジナル曲の混合で構成されており、シンプルながらホラーゲーとしての不気味さや陰鬱さの演出を支えています。一部の楽曲はどこか悲しさや寂しさを感じさせるものもあり、良曲揃いだと思います。
個人的にはERRATIC(地霊殿のラストリモートアレンジ)と抜け雀(永夜抄のシンデレラゲージアレンジ)が好きです。
◆総評
不気味・陰鬱系、じわじわと精神的ダメージを受けて気が滅入ってくるといった部分はあるものの、個人的にはプレイ後感としては「不思議な夢を見た感覚」が一番近いかな、と思いました。LSDやゆめにっきのようでありながら、キャラデザインや音楽に電子ドラッグ的なキツさがないのがうまい事機能してくれた感じでしょうか。
東方やこいしが好きな人はもちろん、不気味・陰鬱系ホラゲー好きな人にもオススメできると思います。
余談ですが廃墟や精神病棟っぽい感じのマップや描写、一本道でありつつ選択肢によるマルチエンディング、動物頭の子供たち等々、「the town of light」というホラゲーを強く意識した部分が見られるので、そっちをプレイ済の方はちょっとニヤリとできるかもしれません。