









A Difficult Game About Climbing
これは登山に関する難しいゲームです。
みんなのA Difficult Game About Climbingの評価・レビュー一覧

DoJ
2024年03月10日
最終的に20時間ほどでクリア。セーブ機能がないと勘違いしてたので途中ゲームつけっぱなしで寝てました。
ある操作がまったくうまくできなくて水面から1つ岩に登る→水に落ちるの動作だけで8時間くらい沼った場所があり、さすがに心が折れそうになりました。でも今思えばそのテクニックができないとその先も進めないようになっていて、短いサイクルでちゃんと練習させてくれるように考えてあったのでしょう。全体を通してもだんだんテクニックを身に着けてうまくなるように計算されたコース作りになっていたと思います。
左と右どちらかのマウスボタンは常に押しているようなものなので長時間やると握力に来ます。最終的にはなぜか腰に来ました。今測ったら握力10kgくらい強くなってるかもしれない。
数々の苦行ゲームをこなしてきた方々なら余裕で楽しめるでしょう。
私?めちゃくちゃ楽しかったです。でもおそらく二度とやらない。
p.s.
セーブ機能がないと思いこんでいました。ちゃんとオートセーブです。
訂正してお詫び申し上げます。

tomari
2024年03月09日
この手の鬼畜ゲーの中では非常に操作感もよく直感的に動かせます!
終始かなり楽しくプレイをしていたのですが、終盤はアスリートさながらの握力でマウスを握ってしまう恐れがあるので予備のマウスを準備しておくことをおすすめします
皆さまをテッペンで待ってます👆️

marumegane_0515
2024年03月08日
例の壺に入ったゲームよりも操作感が直感的に分かりやすいので
初めてこのようなゲームに挑戦してみたいって人にはお勧めです。
また、壺おじやポゴスタック、jumpkingなどかなり進んだのに一回のミスで
一番下まで叩き落される要素はなくしっかりセーフゾーンのような場所があるのも
初めての方にお勧めする理由の一つでもあります
道中からあるテクニックが必須になる場所があるのですが
それさえ身に付けれたらこのゲームはクリアしたといってもいい程です
クリア時間は7時間程なので緩くできるかと思います。

獅遊神がる
2024年03月08日
PADでプレイして約6時間でクリア。
横スク登山の中でもクオリティが非常に高く、スタイリッシュさがクセになるゲームでした。
操作感はあまり悪くなく、終始かなり楽しくプレイできました。
登山ゲーム好きの方は一度は登っておきたい逸品になります。

るなち
2024年03月07日
まだ全然攻略できていないがめちゃくちゃ面白い
10分しかやってないエアプレビューなんて信用しないで登山ゲー好きなら買ってもいいと思う
ロッククライミングをそのままゲームにしましたって感じの正統派登山ゲーム
めちゃくちゃ力むせいで人差し指と中指がめちゃくちゃ痛くなるのが欠点(登ってる感あって個人的には好き)
追記
クリアまでやってずっと楽しかったです
壺おじやジャンプキングと比べて面白くないとか言ってる人は本当にやったことあるのか…?(ジャンプキングなんて作業オブ作業では…?)
なんて思っていたがいいレビューもいっぱいついてきて安心しました
ポゴクリアして失ってた登山をまた味わえて大満足でした

MooNee
2024年03月07日
[h3][b]奥義を極めて高みを目指せ!! ふんどしおじさん崖をゆく[/b][/h3]
おすすめできない理由なんかを垂れながす前に、崖のぼりテクニックを紹介します。どんどん登れてたのに「なんだこれ!?」って難所がでてきますよね。このゲームは二つの特別な操作、奥義を習得しなければ進めません。このおじさん、うまく操れば想像以上の身体能力を発揮しますよ。
[b][i]奥義 しの字昇り[/i][/b]
高いところに手が届かないなら「しの字昇り」を覚えましょう。左手を伸ばすなら、まず左手を4時から5時の方向(体の右ななめ下)に置きます。こから「し」の字を逆から書くようにマウスを動かすんです。くるりと回して上へ。こうすると驚くほど高さがでます。
また、普通に登るときも手を一直線に上げるより「)」「(」のように横にスイングすると距離が伸びるのでプレイがとっても楽に。ただスイングは気持ち程度で大丈夫です。
[b][i]奥義 なげキッス跳び[/i][/b]
片手ジャンプはほんと難しいですよね。どうすればフワリと飛べるのか、その仕組みは「なげキッス跳び」をやればわかります。片手でぶら~んぶら~んするのは同じだけどフィニッシュの横に伸ばす動きにコツがあります。このときマウスを「ノ」の字に動かしていませんか? 失敗の原因はそれです。手をすくい上げるのではなく、おじさんが投げキッスするように放物線をえがくのが正解。こうするとグイっと体を持ち上げながら跳んでくれるので飛距離がでるわけです。そして重要なのが放物線といっても斜め上ではなく真上にマウスを動かす感じでやること。放物線と思うと横方向の意識が強くなってしまい上方向の入力が足りなくなるからです。目安は手の軌道がおじさんの頭より下を通らないこと。だまされたと思って片手ぶら~んぶら~んからマウスを上に動かしてみてください。
放物線に手を伸ばすのはジャンプしなくても横や斜め上の遠いところに渡るときに非常に有効です。
[b]Tips[/b]
こんだけ難しいことをやるので感度とマウスの設定も重要。おすすめとしては、マウスのDPIを高くするのをいちど試してほしいですね。DPIを800から1200にしたら何故かすごく動かしやすくなったからです。感度(オプション画面の"Mouse Sensitivity")は中間よりちょい右にしています。
また、腕がきつくなったら休憩もできます。崖をつかんだ状態でポーズメニューに入ってから戻るとマウスから手を離していても落ちません(ver. 1.02)
[h3][b]コレジャナイ操作とアンバランスなゲーム性[/b][/h3]
「新たな登山ゲーだ!」と発売前はワクワクしていました。ストアの説明にも"壺ゲー([i]Getting Over It[/i]ようなゲームのこと)のスピリッツを~"とあるので期待していたのですが、いざ遊んでみると「ん、なんか違うぞ?」と思ってしまいました。御三家の[i]Getting Over It[/i]、[i]Pogostuck[/i]、[i]Jump King[/i]とはかなり異ります。この三作品には共通する特徴があって、それは「最初はキャラを動かすのも苦労する、けれど操作を習得する達成感と喜びがすごい、ところが小さな足場ではまたシビアな難しさがありやり込みが生まれる」というものです。数々の[i]Getting Over It[/i]のフォロワー作品ができても御三家がいまだに群を抜いているのはこの面白さがあるからです。しかし本作はその面白さの核となる基本動作が残念に感じました。
[i]ただし・・[/i]
[b]分散されたゲーム性[/b]
手を自由に動かすというのは焦点がはっきりしたアクションにみえます。しかし遊んでみると、しっかり両手で登る「クライミング」と空中を飛ぶ「ジャンプ」という全く別の二種類のアクション、二種類のゲーム性が存在することがわかります。クライミングは下で詳しく書きますが、作業的な側面が強いうえに腕が痛くなります。これがプレイの大部分を占めているのが多くの人におすすめできない理由のメインです。一方でジャンプは新しい"壺ゲー"アクションです。かなり難しくて体に覚えこませるのが大変だけど狙って成功できるようになったときは嬉しく、[i]Getting Over It[/i]に四苦八苦していた頃を思いだしました。これをメインにしたらすごいゲームになりそう。しかしジャンプは"中間テスト"のような扱いで必要な場面が一部しかでてこないのがもったいないところです。
[b]作業的なクライミング[/b]
プレイのほとんどは両手でしっかりと崖をつかみながら登るクライミングです。クライミングにはゲーム的に(特に登山ゲー的に)二つの問題があります。一つ目は誰でもすぐにできてしまうこと。実況配信をみると、みなさん最初からスイスイ登っていきます。初めは進むことも難しかったのが慣れたときに感動する、という体験はできません。二つ目の問題はリスクがないこと。小さい岩とかに渡るというお決まりの攻略はあるものの、片手で崖をつかんでいるのでその場で何度でもチャレンジできちゃうんですよね。操作は独特だけど作業的、これがモヤモヤしちゃいます。また道中には動いたり揺れたり様々なギミックが登場します。これらはにぎやかでいいけど裏を返せばギミックをつかわないとクライミングというアクションにゲーム性を持たせられないことを表しています。[i]Pogostuck[/i]はホッピングで移動すること自体がゲームとして完成されているので、ステージはすべる床というギミックが少しあるけどほぼ全体が足場の形や配置の工夫だけで最高の登山ゲーに仕上がっています。
[i]ただし[/i]
キャラを動かすだけで何時間もかかってしまうと苦しい体験だけしてアンインストールという悲劇も生まれます。なので基本的な動きは簡単というバランスは誰でも挑戦しやすいのが良いですよね。また適度なアクションが好きという人にもちょうどいいと思います。
[b]腕の辛さ[/b]
そんなアクション好きの人も苦しめるのが強烈な疲労。クリックしっぱなしでマウスを動かすので指から始まって腕全体がこわばってきます。肉体的にこんなきついゲームはじめて… しかし「この辛さはマウスにも原因があるのでは?」と自分は考えました。自分は手のひらに対して少し大きいものを使っているのでマウスをにぎり続けたり激しく動かすのには向いていませんでした(自分の手のひらの付け根から中指の先までが17.5cm マウスは長さ12.8cm)。そこでいい機会なので新しいマウスを買ってみました。新マウスは長さ9.8cmと小さいので、まるで鷲や鷹が獲物をつかむように指を立ててマウスをにぎれます。そしたら操作が楽になって疲れがぐっと減りました。専用のマウスを用意しなきゃなんて言わないけど大きめのマウスだとハンデになるのは確かです。
[i]ただし[/i]
プレイヤーが主人公と辛さを共有できるゲームなんて斬新! 安全なクライミングにも疲れて落ちるというドキドキにつながっています。
[b]チェックポイント制[/b]
ステージの構造は特殊。水辺が唯一の安置でそれが全体で数えるほどしかありません。そしてミスっても基本的には前の安置に戻されることがまずないんです。ここで落ちたらアウトという区間はあるけど、そういうとこはクライミングで安全に渡れることがほとんど。落ちて戻って進んでを繰り返す登山ゲーの形式ではなく実質的にチェックポイント制です。昔の難しい横スクロールアクションに近いといえます(残機がないのはすごく優しい!)。いたずらに鬼畜なゲームを求めるわけじゃないけど、[i]Getting Over It[/i]の"みかんの崖"のような盛り上がりポイントがないのはさみしい。
[i]ただし[/i]
安置によっては特定のミスをすると確実に戻されます。自分はクリアまでにチェックポイント5つ分も戻されています。しかしこれは自分がゲームが下手すぎるせいなので参考にはなりません。
[h3][b]新たな苦行ゲーの姿[/b][/h3]
以上の理由から[i]Getting Over It[/i]、[i]Pogostuck[/i]、[i]Jump King[/i]といった正統派登山ゲームを求める人にはおすすめできません。腕を筋肉痛にしてお使いのマウスとマウスパッドの寿命を縮めることを考えると、普通の人にもとてもおすすめできない!
適度なアクションのクライミング、超難しいジャンプ、まれに戻されるチェックポイント、肉体の負担、これらが同居した本作は王道の横スクロールアクションとも登山ゲーともまた違った新型の苦行ゲーといえるでしょう。
[i]ただし[/i]
ここまで読んでいただいてありがとうございました。このゲームを楽しめる人はかなり限られそうと感じたのがうまく伝わっていれば幸いです。
え、「クライミングもジャンプも楽しそうだし腕をバキバキにしてやり込むのも上等」だって? それならすぐに買おう! 一緒にマウスパッドをすり減らしましょう。
あれ、俺はなんでBAD評価するために新しいマウスを買って熱心にプレイしてるんだ?