Bleed 2
「Bleed 2 は、射撃、回避、弾丸の反射、時間の遅らせ、そしてたくさんのボスに関する容赦ないアーケード アクション ゲームです。プレイヤーは、世界で最も偉大な (そして唯一生き残った) ヒーローである Wryn という名前の若い女の子を操作します。彼らは一緒に、侵略してくる悪役軍と戦い、史上最高のヒーローの称号に恥じないようにしなければなりません!」
みんなのBleed 2の評価・レビュー一覧
katuo
2017年02月26日
前作未経験、箱コン使用
アホなノリのストーリーとは裏腹に実に硬派な2Dアクションシューティングです
とても楽しいゲームですが爽快感を得られるまでに時間がかかります
・操作難度が高い
「敵の猛攻を見ながらLTボタンで敵の攻撃をスローにしタイミングを合わせてRTボタンでジャンプをしてLスティックで攻撃を避けながらRスティックで敵の弱点を狙い撃つ」
こんな場面が1面から散見されます。慣れないうちは操作が暴発します。
・そんな操作をマスターしていること前提のステージデザイン
敵をスローにさせて特定の色の敵弾を跳ね返せるのがこのゲームの特色ですが、それらは「使えば楽になる」ではなく「使わないとまともに攻略できない」ステージデザインが軽い気持ちで始めたプレイヤーの心をへし折ります。
しかし操作やステージを習熟するための方法はたくさんあります。
まずHP(2DSTGの残機に相当)は豊富にある上にコンティニューも無制限にできるので時間さえかければ1周は1.5時間程度で可能です。そして一度クリアしたステージは繰り返してプレイできるので苦手なステージは何度も練習できます。
そうして練習していれば敵の攻撃は予備動作がはっきりしており覚えてさえいれば対処は容易であること、そして操作も覚えるまでは大変でも覚えてしまえば繊細な操作を要求される場面は実はそんなに多くないことにも気づくはずです。
さらに世界中の猛者のリプレイも見ることができるため、お手本も豊富にあります。
最初のハードルは若干高いですがそこを乗り越えれば一気に楽しくなる、そんなゲームです。
各難度で周回するごとに新しいキャラクターや新しい武器がアンロックし、それらは攻略法を一変させるほど個性が際立っています。またゲーム中に流れる音楽はとてもノリが良く上手く気持ちを高揚させてくれます。
こういった要素が上手く重なり「上手く操作できなくて悔しい」から「もう一回プレイしてみるか」が止まらなくなります。
強制高速スクロール面や各ステージ中ボス→面ボスの構成など日本の2DSTGに影響を受けていると思われる部分も随所に見られます。大体面ボスより中ボスの方が強いのはちょっと気になりましたが、2DSTGが好きな人には強く、それ以外の人にもオススメです。
定価以上の価値は十分ありますよ。
bi
2017年02月12日
まず初めに注意として、本レビューは商品説明やスクリーンショットを見ればわかることをできるだけ省いた上、前作であるBleedと本作との比較をメインとしたものとなります。したがって、前作を未プレイの方には特にわかりにくい内容と思われますことをあらかじめご了承ください。
前作ではステージをクリアすることで得られるポイントを使ってヘルス、スロー時間延長、武器などをアンロックしていく形式でしたが本作はそれらアンロック要素が廃止され、ポイントの役割は単純にステージの成績評価のみとなりました。そのためステージ周回による時間と強さの変換作業を経ずとも、プレイヤーの技術を向上させるだけでステージを進めていくことができます。必要性が薄れたと言えど、実績を狙う人なら意識するポイント稼ぎですが「敵に攻撃あるいは敵弾を撃ち返す」「被弾ギリギリのところでエアドッジを発動」という基本は同じです。致命傷ともいえた前作の仕様「リスタート、ゲーム再起動に関わらず継続して使用している武器の与えたダメージ量に依存してスタイルゲージが増加する」は撤廃となり、S評価のために捨てゲーをする必要はなくなりました。加えて成績におけるポイントの基準もユルくなり、始めのエリアで必死にスタイルポイントをためる必要もなくなる改善も見られます。前作をある程度プレイしたことがあってかつ、難易度にこだわりがないのであればアーケードモードの実績以外はすぐに達成できてしまうでしょう。
武器についてはアンロックがなくなった都合か種類が減少し、特定ステージでは大活躍だったショットガン、火炎放射器等々はリストラとなりました。けれども基本装備がデュアルピストルとカタナとなり、これまた初めから攻防バランスの良い装備が手元に揃ってスタートとなりました。また、種類が減ったといえども武器は最大7種(実質的には5種)あり、複数同時に使うことや単一武器のみの装備も可能となったため、いちいちロードアウト画面を開いて装備を変える必要をなくすことができます。
今作での新要素としましては、大きく分けて3つ。コンパチでないキャラクターの追加、エアドッジの種類増加、敵弾の属性付与です。一つ目のキャラクターですが、Twitterでも画像が見られた「They Bleed Pixels」のカニ娘ともう一人強烈なキャラクターが追加されています。またRivelやWhiteも続投しており、それぞれ前作とは少し違った使用感となっていますのでぜひとも遊んでみてください。エアドッジの種類につきましてはゲーム開始時には選択不可能ですが、ストーリーモードをクリアした難易度に応じてアンロックされます。これもイロモノ揃いですが、ネタバレやら私の研究不足もあるのであまり長々と紹介することは控えます。
最も目を引くのはなんといっても敵弾の属性です。厳密にいうと攻撃属性であり、敵はそれぞれ紫色の攻撃と黄色の攻撃を出してくるようになりました。前作ではとりあえずカタナ振り回しときゃ体当たりとミサイル以外の被弾要素はほぼありませんでしたが、今作では自分の色に対応した色の攻撃しか弾くことはできません。ただし自分と同じ色がついていれば弾だろうがミサイルだろうが体当たりだろうが撃ち返し、大ダメージを狙っていくことが可能です。実質盾で代わりであったカタナですが、本作ではチャンスをモノにするカギとなりました。安易なカタナブンブンを封じ、避けるべき攻撃はキッチリ避ける、弾くべき攻撃はキッチリ弾いて状況を有利に運ぶといったメリハリがついたのはおそらく本作最大の改善点ではないでしょうか。
1000円分以上に面白いのでオススメしますが、レビューであって販促ではないため以降は残念だった点を。
今作は演出に非常に力が入っており、ストーリーの理解もしやすくなりました。ただし面倒なことに演出のだいたいはスキップできません。強制スクロールの場面もわりと増えたのでスピード感も減りました。したがって、被弾すなわちリスタートとなる最高評価をなぜかV.Hardで狙うマゾにとっては操作できない時間や不可抗力でスピーディな進行を妨げる場面がリトライのたびに挟まるのは非常にストレスフルでした。
これ以上にストレスを感じたことはステージ評価項目にクリア時間が追加されたことです。これ自体は緊張感が出ていいのですが、なにぶん今作も最高難易度ではボスが非常に高い耐久度を持っております。そこまでなら前作とほぼ同じですが、ダメージソースの多くが攻撃の反射であるボスが出てきてしまいました。属性の概念とクリア時間による評価の相性はお世辞にもいいとは言えず、自分の属性でない攻撃が続くだけでかなりのロスが生じ得るために最悪規定時間を満たすことが困難になることさえあります。トドメを刺すようにダメージチャンスが極端に少ないボスまで出てきており、ダメージが通る状況をツモるまで延々待たねばならない場面まで出てきています。理不尽な行動はもはやシリーズおなじみですが、せっかくの続編なんだからその辺調整してほしかったです。結局スローかけてWhiteCannonでゴリ押すのが正解のゲームになってしまったのは残念。
これとは別に引っかかるのがロードアウトの仕様。前作の武器変更は二つ選んでハイ終わりでしたが、今回はスロット増加に伴い選んだ後に終了をクリックする必要があります。前作のクセが抜けないうちはこれを忘れること多数。しかも武器を変える効果がマトモに出るのはストーリーをクリアし終えてからときているのでタチが悪い。なぜなら初期武器は「カタナ+デュアルピストル」「デュアルピストル」「カタナ」の3つで、残りはクリア特典だから。なぜならなぜならドッジは前作と同じく変更選んでワンクリック。武器変更とエアドッジの選択方法が微妙に異なるのが混乱を招く素晴らしいインターフェースです。
それと、これは前作でカタナブンブン丸だった人にしか通じない話ですが、今作ではカタナのモーションが変わりました。タップでは前作同様リフレクト攻撃、長押しではリフレクト攻撃後に少し間を挟んでリフレクト効果のないラッシュとなっています。そもそもカタナを単品で使う意義がほぼない今作ですが、とある場面の安定化には便利ながらも知らないと痛い目を見るのでご参考程度に。
Helmi
2017年02月09日
「サイキョーのビデオゲームヒーローになりたいワケなんだから、だったら他のヒーローをみーんなブチ殺しちゃえばいいじゃない!」
身体は大人の女性、精神年齢はゲームフリークなタダの子供!
"One in each hand"Wrynが帰ってきました!
前作「Bleed 1」では念願叶ってサイキョーの座につき、その模様は地球中のTVでライブ放送されたWryn。しかしその放送を見ていた新たな挑戦者が現れて…果たしてWrynはサイキョービデオヒーローの王座を防衛できるのか!?
「操作するだけでキモチイイ」を、作者がこだわり抜いて追求したハイスピード&スローリー・アクションゲームの続編。
ドットアートワークは丁寧にひとつずつ全て新規に描き直され、デュアルハンドガン&Katanaコンボで近接攻撃の要素が大幅に増加。キャラクターは大量のアニメパターンと合成音(?)による発声を追加。また、前作ではKatanaで跳ね返せるのか跳ね返せないのかを暗記するしかなかった近接カウンターは、敵弾の色で判別できるように変更。3段ブーストジャンプは「ドッジ」というカテゴリに再配置され、複数のドッジパターンをセレクトすることによって戦術要素を増幅。アップグレードを買って強化する方式は廃止され、モードクリアによるアンロックに完全移行。アンロックによってセレクトできるプレイアブルキャラクターには、アクションゲームファンなら誰でも知ってるチョキしか出せないあの娘の姿も…!?そしてシリーズ伝統になったアルティメットチャレンジモードは健在!極限状態に設定して繰り返し何度も何度も長く遊べる!
このハイスピード&スローリー&シューティング&メレーの爽快感。
全世界のPCゲーマーに伝えたい。
これこそが"アクションゲーム"というものだ!
……と言ってることが、ちゃんとしたゲームレビューみたいで、なんか話がムズかシーイ!
ここまでの「Bleed」の解説文章は、めんどくさいと思ったら読み飛ばしてしまうのもいいし、余りにもヒマならこれでも読んでればいい!
http://steamcommunity.com/id/helmise/recommended/239800/
「Bleed 2」の実際のゲームプレイの楽しさに比べたら僕の拙文なんて全てが霞むわっ!僕の文章を読むのに時間を割くより、ストアページで探せば正統で詳細な「Bleed 2」のゲームレビューをきっと他のプレイヤーが書いてくれてるし!
本当は「Bleed 2」に対して心の底から何が言いたいのかって!?
そりゃ!笑い、泣き、驚き、暴れる!Wryn-Chan...Uskomatonta...Olen onnellinen...
TÄÄÄÄÄÄÄÄÄÄÄÄÄÄÄHHHH!!!!!
Wrynちゃんとってもバカkawaiiっ!!!!!
抱きしめてあげたいッ!!!!1
デンデンデデンデン(゚Д゚)ホワァ!!デンデンデデンデン(゚Д゚)ホワァ!!デンデンデデンデン(゚Д゚)ホワァ!!
デンデンデデンデン(;゚∀゚)=3 Wrynチャーン!!Foo!!
(10/10)
http://store.steampowered.com/app/396350/
tatiba7_3
2017年02月09日
XBOXコントローラー使用。
わずかな間だけ時間を遅らせて、
敵の攻撃をかわし、あるいは跳ね返し、
銃を撃ちまくって敵を倒していく2Dアクションゲーム。
1週のクリア時間が短いながらも操作性、音楽、演出など
全体的に非常に良い出来だと感じた。
時間を遅くするという特殊なアクションや、
銃とソード(跳ね返し)の両方を
右ステックだけで行う操作は最初だけ戸惑ったが、
慣れれば気持ちよく操作できた。
移動は3段エアダッシュがあるので、
かなり自由に動き回ることができる。
音楽はスピード感のある曲が2Dアクションとよく合っていて
個人的には気に入っている。
ゲーム内容はステージが短めでボス戦がメインとなる。
探索などはなく、ただ敵を倒していくのみ。
中ボス戦の数が多く、どれも工夫があって楽しめた。
クリアする事で新キャラ、新武器がアンロックされる。
難易度も4種類あるのでクリア後も遊べる要素は多い。
発売直後の値段で買っても十分満足できたゲーム。