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ブック・オブ・デーモンズ

Book of Demons は、PC ARPG ジャンルの古典を彷彿とさせる暗いテーマを備えた、デッキ構築のハック アンド スラッシュ アドベンチャーです。

みんなのブック・オブ・デーモンズの評価・レビュー一覧

hori

hori Steam

2021年06月08日

5

とりあえずストーリークリアし、フリープレイを少しプレイ
ちょっと珍しいタイプのハクスラで、普通のハクスラに飽きた方がちょこちょこやる分には面白いかも
独特なシステムを面白いと思うかストレスになるかは人によるかと思うけど

ストーリー難易度はそれほど高くなく、サクサクプレイできた(ラスボスで苦戦したくらい)
ラスボスを倒しフリープレイが解放され、普通のハクスラなら「ここからが本番」ってトコなんだけど、下記ポイントによりいまいちやる気にならず
・マジックやレジェに付加される効果が地味(マナ+1とか回避率アップ(数値不明)とか)
 →トレハン欲があまり湧かない
・フリープレイで高難易度を選択すると「ランダムなカードを数枚強制的にセットされる」+「ボスがランダムなカードを封印」
 →自分の好みのビルドで遊べない

とはいえクリアまで文句なく楽しめたのでお勧めです

OKN

OKN Steam

2021年04月22日

5

[H1] カワイイ見た目の本格的ハクスラ [/H1]

ペーパークラフト調の画面に惑わされがちだが、実はかなり本格的なハクスラに仕上がっている作品。

プレイ感は他のレビューでも指摘されているように『Diablo』あたりの正統ハクスラに近く、引き撃ちやクラウドコントロールといった技術が求められるのも同じ。
キャラクターの移動は一次元のルート上に制限されるが、敵の移動や攻撃はお構いなしのため、範囲攻撃を避けたり退路を確保したりする、戦術的な位置取りが面白い。

なおカード化されたアイテムには「武装強化」、「ポーションなど使用回数に制限があるもの」、「魔法」の3種類が用意されており、レアリティによる性能差とトレハン要素がある。
キャラクターのビルドも、およそアイテムの選択と組み合わせによるものだ。

1周回って20時間かからないボリュームだが、キャラクターを切り替えたりエンドレスモードでプレイすることで、クリア後もそれなりに遊べる仕様になっている。

[table]
[tr]
[th]言語依存度[/th]
[th]★★☆☆☆[/th]
[/tr]
[tr]
[td]難易度[/td]
[td]★★★☆☆[/td]
[/tr]
[tr]
[td]ディアブロ度[/td]
[td]★★★★☆[/td]
[/tr]
[/table]

esehara

esehara Steam

2020年10月12日

5

ハック&スラッシュの中でも、伝説的なゲームである『Diablo』以降、「ハック&スラッシュ」と呼ばれるゲームジャンルは段々と複雑になりつつあるように思える。確かに、キャラクターの成長についての方針について、スキルを組み合わせたり、あるいは装備品を選別したりといった楽しみはあるのだが、しかしそれに伴って、ステータスだとか特殊効果とか色々ありすぎて、面倒臭いなと思うところもたまにはある。

『Book of Demons』は、見た目も話の流れも『Diablo』に最大のリスペクトを払っている。そして、ゲームシステム自体も『Diablo』以上にシンプルだ。まず基本ステータスが、体力とMPしか存在していない。装備欄はアンロックしていく仕組みになっており、消費アイテムやスキルまで全部装備する仕組みになっているし、移動も直線で組み合わさった道を前にすすんだり、あるいは左右に曲がったりといった、非常にわかりやいものになっている。

このゲームは、全体的なゲームの流れとしてストレスが出にくいようにしてある。例えば、一回のダンジョンの区切りについて、短めの10分から長めの30分といったように選べるし、またそのダンジョンにまだどれくらい宝箱が残っているかを表示させてもくれるし、また道についてもどこにいけばいいのか丁寧に足跡が教えてくれたりする。その意味で、ダンジョンの探索の部分に関しては、できるだけストレスをかけないようにしてある。

しかしいわばステータスを単純にした結果として、戦闘が非常に面倒くさいものになっているような気もしなくはない。例えば、最初から敵が持っている「盾」のステータスであったり、あるいは途中から出てくる「スタン」などは面倒臭さを感じざるを得なかった。

ゲームプレイ中はいわばコントローラーを利用してプレイしていたが、「盾」で防御している敵に自動でフォーカスしてくれるわけでもないので、大量の「盾」を持つ敵が出てきた場合は本当にフォーカスを合わせてさばくのが面倒だし、スタンに関しては星がくるくる廻るミニゲームをやらされるのだが、これを五回連続くらいやらされたときにはうんざりしてしまう。もちろん、この手のウザさが防具なんかを選別する理由になるのだが……。

そういうわけで、シンプルにした結果、今あるようなハクスラに見られがちな「爽快感」というのはあまりない。昔ながらの、地道で泥臭い作業をしなければならないという印象は否めない。ウザさに目をつぶれば、この辺りの地道で泥臭い感じというのが、カジュアルというか気楽さに繋がっているのは確かだと思う。

問題は「気楽さ」の問題であって、「今日は疲れたけど少しゲームやりたい、でもガッツリしたものはやりたくない」といったときにちょうどいい塩梅の気楽さになっている。実際、装備欄にセットする装備も、一応様々な妨害に対して対策ができるようなアイテムは揃っているが、別にそんな対策なんて考えなくても「ウザいな……」と我慢すれば、一応は突破できるくらいにはなっている。恐らく遊ぶ余地はあるけれども、少なくともメインストーリーまでは、別にそれほど凝らなくても大丈夫なようになっている。

なので、本当に最近見られるような「ハクスラ」を期待すると肩透かしを食らうもので、最近のゲームのテンションにはついていけなくて疲れたり、あるいはちょっとしたゲーム休憩の間にやるものだと思う。言い方は悪いけど、それほど期待しなければ「意外と面白い」という気持ちになることは確かだと思う。なので、ちょっとしたゲームの合間に忍ばせるゲームとして持っておくのには悪くないのかなという気がする。

sixous

sixous Steam

2020年01月31日

5

ペーパークラフトを模したグラフィックのカードゲーム。ハクスラの要素が大きい。装備もスキルもカードで共通スロットに入れるため序盤はカード(手数)不足と未解除のスロットに悩み、後半は豊富に揃ったカードに取捨選択に悩む。敵もなかなかいやらしい攻撃をしてくるものも多いが難易度はそれほど高くはない。中盤以降ややルーチン化するのが欠点か。ダンジョンにギミックが多ければその辺は回避出来たような気もする。悪くはないゲーム。

ROCKMAN.exe.jp

ROCKMAN.exe.jp Steam

2019年01月15日

5

日本語がないのだけが欠点ですが、一般的なRPG用語がわかればなんとかなります。
久しぶりにやりこみたくなるゲームでした。
絵本のような雰囲気ですが、結構敵がえぐい攻撃をしてきます。
一番簡単なモードでやったのですが、それなら問題なく対処できました。
カードデッキが10枚までという制限がありますが、いつでもデッキは組み直せるのでそういう楽しみ方をしてくださいってことではないかと思います。カードによってあたりを引くと途端に楽になったりとカードの楽しみ方ができるゲームです。
誰にでもってわけではないですが、ハクスラ好きな人にはおすすめです。

DayDream

DayDream Steam

2018年12月18日

3

クーポンなんてめったに来ないのでと66%OFFの700円で購入
…が、高く感じる

装備とアビリティとアイテムを付ける枠が共通とか雰囲気とかLVUp時のステ選択とか
個々で見ると面白い要素を感じるけど絶妙にかみ合わない
少なくともレールの上だけを行き来して攻略するダンジョンがどうにかならないとお勧めはできないかな

あしえ

あしえ Steam

2018年12月14日

3

なんかクーポンが来てたので66%オフの700円で購入。
いわゆるダンジョンRPG的な雰囲気を醸し出していますが、中身は
クリッカー系をちょっと複雑にした程度のかなりカジュアルなゲームです。
飛び出す絵本をモチーフにした世界表現や設定、良質なテキストなど魅力に感じた点はいくつかありますが、
ゲームプレイそのものが単調で自分には合いませんでした。

具体的には、以下の3点がダメでした。
・装備やスキルの種類が少なくカスタマイズの幅が狭い。
・ダンジョンの探索が単調。移動やインタラクションが簡略化されているが、
 そこに魅力やそうすることのメリットが感じられない。ただただ退屈。
・バトルシステムに変化がない。
 基本は敵が現れたら敵キャラクターにカーソルを合わせて左クリックするだけ。
 たまに倒した後に爆発するやつがいるので倒した後に離れたり、
 敵の詠唱をキャンセルしたり無敵状態を解除するために特定のアイコンをクリックすることを強いられる。
 といった具合に、状況を受動的に処理していく、という遊び方にハマれなかった。
 ハクスラらしい爽快感や気持ちの良いコンボシステムなどもない。
 操作もクリックするだけだし、他にあるとすれば死にそうになったら回復アイテムを割り当てたキーを押すくらい。
 そしてどこまで行ってもその繰り返しなので飽きてしまう。

また、ゲームの内容そのものとはあまり関係ないが、ゲームプレイ中に
ユーザーの意見を尊重して作品に反映させようとする姿勢が強く表れている。
殊勝だと思うが、ゲーム中にそんなご意見フォーム的なものを見せられるとかなり興が削がれる。
へりくだった態度も鼻につくし、あんまり自分たちの作品に自身が無いんだなという風に見えてしまう。
インディーを自負するなら万人受けするゲームなんて目指さずに
自分たちが思う面白いゲームはこれだっていうのを自由に作ったらいいと思う。

一方、さすがユーザーの意見を聞いたおかげか分からないが、
インディーではありえないほどユーザーフレンドリーな作りに感心した。
ゲームの進行にあたって主導権はほとんどプレイヤーに委ねられている。
例えば、チュートリアルがとても丁寧だったり、不可逆な要素がなかったり、
マップシステムは簡素だが優秀で取り逃しも簡単に洗えるようになっていたり、
ダンジョンから割と自由に抜け出せて拠点での回復や準備ができたり、
ましてやダンジョン内でも回復の泉がクールタイム式で無制限に使えたりして
ゲームの進行にあたってストレスは皆無だった。

つまり、もはやこのゲームではレベルデザインは放棄されていて、
プレイヤーが好きな時に好きなだけ自分のペースで安全に進められるように出来ている。
ゲームプレイに際しストレスが一切無いというのはとても素晴らしいと思うが、
同時にやり甲斐も一切無くなってしまっているのでは意味がないと感じる。

せめてゲームのコアメカニクスが別物だったら良作だったかと思う。

srunk

srunk Steam

2018年05月01日

3

独特のゲーム性を持つハック&スラッシュのアクションRPG。
英語読めないのでストーリーはわからないが、Diablo1っぽい舞台設定。街が一つあって、深いダンジョンが一つだけある。爺さんが一人いるがデッカードケインっぽく、声も何かそれっぽい。クラスもウォリアー、ローグ、メイジとDiabloっぽい。

カードを使ったシステムで、一見何かそれっぽいゲームかと思いきや、表現としてカードを使ってるだけで結局のところ普通のアイテムと変わらない。
ゲームとしてはダンジョンを攻略していき、時々帰還して装備を整えたり、回復アイテムをチャージしたりと準備をして、またダンジョンへ赴くという、シンプルなゲーム。
カードに関しては装備品・アイテム類が全てカードとして表現され、装備・アイテム・スキル全てひっくるめて最大10枚まで装備できる。ダンジョンでは同じ装備でもレアやレジェンドといった物がたまにドロップする。また、ルーンカードという強化用の使いきりカードを使って装備を強化できる。ダンジョンはやった限りでは自動生成ではなく、また、攻略中は戻ってレベル上げとかはできない。死ぬとその場に金と装備品一式を落として街に強制送還されるが、レベルが下がったりはしないのでゴリ押してその場に向かい、死ぬ前に回収することになる。

で、このゲーム、正直ストレスがかなり溜まる。移動・攻撃共に基本マウスで行う。移動したい所にクリックで移動、敵にポインティングしてクリックで攻撃。スクリーンショットを見ればわかるが、移動は引かれた道の上しかできない。しかし敵は関係なく移動してくるし画面外から矢だのなんだのが飛んでくるので非常にアンフェア。また、そこに拍車をかけるのが操作性の悪さ。悪いというか、変にシビアなポインティングが求められる上に変なところに移動したり、WASDでの移動も出来るが移動しながら攻撃は出来ないのでまたストレスが溜まる。時間経過で猛突進してくる敵に当たると即死。即死すると画面に動き回る星がいくつか出てくるので全てクリックすると復活するが、これもストレスが溜まる。直線しかないところで突進されたら基本的には当たることになる。突進含め、敵の特殊攻撃は詠唱中の敵に詠唱マークが出るのでクリック長押しで回避はできる。が、ストレスは溜まる。
ちょいちょいあるボス戦は超ストレスが溜まる。

ハック&スラッシュとしてみたら爽快感は無く、トレハンゲーとしてみるとアイテムの種類やドロップが少なすぎるし、なんというかクリッカーゲームに近い操作感で正直あまり面白くない…いや、面白くないということはないが、ストレスが面白さを上回る。
幸いデモがあるので買う前にやってみるとよいと思います。

どうも7作品の超長編のようで後々DLCか、単体かわからないがシナリオを追加していく模様。ただどれくらいのペースで出してくるのか不明。完成までに10年くらいかかるかもしれない。

Masallan

Masallan Steam

2017年08月22日

3

二番煎じを避けるために色々と犠牲にしてしまった感じの、カードで戦うハクスラ。
現状ではハクスラとしてお勧めできません。

・カードの装備スロットが上限10で固定な上に、スキルと装備で枠を共有
・一度クリアしたダンジョンは再挑戦不可(メイン進行中はトレハンできない)
・敵がアンフェア
・メインストーリー(完成済み)がボリューム不足

[h1]カードスロット[/h1]
カードの強弱に関わらず等しく1スロットを占有する以上、どうしてもビルドが固定されがちになります。ちなみに各種ポーションもこの枠で、装備しなければ回復すらできません。
レベルで上昇するコスト制にして、強力なカードは重く、補助や弱めのカードは軽いというシステムにした方が、ビルドの幅は広がったように思えます。
更にメインクリア後のフリープレイでは、敵のエリートモンスターが遭遇時にランダムでカード(難易度で枚数増加)を使用不能にしてきます。ハクスラにおいて耐性やバフ/デバフではなく、こちらのビルドを潰してくる敵というのはどうしても好きになれませんでした。

[h1]トレハン不可[/h1]
一度倒した敵は復活せず、戻って装備集めやレベル上げをすることが出来ません。メインクリア後は、フリープレイモードで好きなだけ戦えます。
過去のバージョンではレジェンダリが全くと言って良い程落ちず、実質メインストーリー中はボスからのドロップしか期待できませんでしたが、ここは改善されたようです。新規で一周したところ5枚程ドロップを確認。

[h1]敵がアンフェア[/h1]
こちらの射程が短く(半径が画面の1/3程度)、あらかじめ決められた道しか移動できません。
それに対して敵は、射程外どころか視界外から攻撃やスペルを撃って来るわ、近づくとワープするわ、経路無視で逃げるわでストレスがマッハ。
他には1ダメージを与える度に一定時間無敵+護衛召喚をする敵、スペル詠唱中は無敵、ボスクラスは倒すまでに必ず3~10回無敵になる、などなど。敵に関してはとにかく「無敵が多くてテンポが悪い」これに尽きます。ハクスラ特有の、ボコボコ殴ってサクサク進むという爽快感は得られませんでした。

[h1]メインストーリー[/h1]
短い。
恐らく初見プレイでフロアコンプ(敵及び収集物全回収)してもラスボス撃破まで10時間かかりません。サブクエや探索中の分岐等は無く、上述のように戻ってトレハンすることもできないので完全な一本道です。

[h1]細かいところ[/h1]
カードの種類がまだ少ない、スキルのキーバインドが数字キーしか登録できない、カード鑑定が1枚ずつしか行えない、等も気になりました。まだアーリーですのでこちらは今後調整なり修正なりされるでしょう。

最初に数時間プレイした時とメインクリア後にゲーム内でアンケートを用意する等、積極的にユーザーの意見を聞こうというスタンスは好印象。
加えて、他のハクスラのように夢中にさせるだけの素材は十分持っているように思えます。
ただちょっと、ほんのちょっと変な方向に捻りすぎているのを調整すればずっと面白くなるのではないかと。
現状ではお勧めできませんが、今後に期待はできるゲームです。

Salad

Salad Steam

2016年07月29日

3

(バグが修正され進行できるようになったので一通りゲームをクリアした後、レビューの一部修正しました。)

カードを集めてそれの組み合わせで自分のビルドを組みダンジョンを攻略していき、カードを強化して更に奥へ……というハクスラチックなゲーム。
しかしながら、売りの一つであろうそのカードシステムが現状では魅力的に機能しているとは言いがたい。最大10種類までカードを選択できるが、必須ではないだろうかと思われるカードが多すぎて、とてもではないがカードの組み合わせについて自由度が高いとはいえない。

敵がスペル詠唱を始めるとその敵は無敵状態になる。スペルの詠唱を中断させるためにスペル詠唱マークにカーソルを合わせてクリックを長押ししなければならないのだが、大量の敵が沸くと次から次へと詠唱を始めていくのでどうしようもなくなる。
一部の敵に付与されているシールドはシールドのアイコン部分を長押しすることで破壊しなければ敵にダメージを与えることはできない。
一定ダメージを与えると一定時間無敵状態になる敵も存在する。
スタンした場合、画面に飛び回る星のアイコンを複数個クリックして解除する必要がある。
連続でスタンする状況に陥ると、当然スタン解除の画面が連続して続く。
このあたりの要素が特にテンポを悪くしており、非常に退屈だと感じる場面が多々あった。

クリア後にフリープレイモードが存在しており、それを利用すればゲームのやりこみを深めることも可能だ。
クリア後にゲームに関するアンケートがあるので、その内容が今後良い方向に反映されていくことに期待したい。

バグとゲーム自体のテンポの悪さやバランスが改善されれば、それなりに楽しめるゲームになるのかもしれないが、現状ではとてもオススメのゲームとしては紹介できない出来だ。
このゲームはあくまでハクスラ「チック」であり、実際にプレイしている感覚としてはハクスラとクリッカーゲームの間という感覚が最も近いのではないだろうか。

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