


















Brok the Investigator
Brok は、ビートエムアップと RPG 要素を組み合わせた革新的なアドベンチャーです。人類が動物に取って代わられた厳しい世界で、あなたはどんな探偵になりますか?
みんなのBrok the Investigatorの評価・レビュー一覧

Tonsuke
03月04日
俺はとんでもないゲームに手を出したのかもしれない……。
一見して20年ぐらい前にあったカートゥーンのアニメっぽい見た目に騙されてはいけない。
その実、中身はとんでもなく濃厚な世界観とシナリオを持つ推理アドベンチャーでありながら、ベルトスクロールアクションとしても面白いとんでもなく贅沢な一作だ。
大げさなように聞こえるが本当にそう。一周プレイしてみてマジで思った。
そしてクリアして、[spoiler] まさかのDETROITみたいなマルチエンドシステム[/spoiler]
[spoiler] 分岐多すぎワロタ [/spoiler]
このビジュアルなのに、冗談抜きで4回ぐらい良い意味で泣きそうになった。
是非皆さんにやってみてほしい。本当に面白い。
色々コンプしたらまたレビューします。

SanjiPapa
2024年12月07日
何が売りのゲームなんだろう。
・アクションゲームとしての完成度は高くない。
ただ、そもそもアクションを売りにはしていないと思う。
・とは言え、謎解きやストーリーが面白いわけではない。
まだ途中だからかもしれないが、今のところ引き込まれる要素は見当たらない。
最後までプレイしたら、改めて評価を投稿したいと思うが、
なかなかやる気が起きない。

Yohahiru
2024年09月21日
スラム街で探偵という名の”何でも屋”を営んで日銭を稼ぐワニ人間のブロクが、自分と共に暮らす義理の息子グラッフ君の明るい未来のためにスラム街とドラム(選ばれた優良な人達の為の居住区)を奔走し続け、そして・・・というブロク自身の過去の因縁、義理の息子の反抗期に人生の選択、自身の行動による責任を背負いながらオヤジ(義理の父親)として動き続ける、選択肢有り・分岐点あり・ポイント&クリック・マルチエンディング・探索とベルトアクションの殴り合いが一緒になった2D探索アクションアドベンチャーゲームです。
面白かったです!探索と暴力の何れか一方、時には両方で目の前の困りごとを解決していくのはとても楽しかったです!
物語を追うのがお好きなお方や、2D探索アクションゲームがお好きなお方にお勧めです。
キャラクター達は皆可愛くて全ての台詞にボイス(英語のみ)がついていて、声の質がキャラクターにピタリと合っていて聴いていて違和感がなくて最高でした。
更に、主人公ブロクの良く言えば「清濁併せ飲み目の前の事柄に臨機応変に動ける頼もしい探偵」、悪く言えば「愛嬌があって憎めない腕力自慢チョイ悪オヤジ」っぷりがとても良かったです。([spoiler]分岐・プレイヤーの選択によっては”チョイ悪”どころか”言い訳できない悪”になるところもとても良かったです。[/spoiler])
プレイ時間は全エンディング回収及び全実績解除まで約52時間程でした。
エンディング数が思っていたよりも多くて更には取得しにくい実績も複数あって、全エンド・全実績を回収するのは結構大変でした。
しかし、それでも全エンドが見たい!全実績を取りたい!と思わせてくれる良いゲームでした。楽しかったです!
UIは、探索モードもアクションモードも分かり易くてプレイし易かったです。
BGM・SE共に場面場面にピタリと合っていて物語を盛り上げてくれました。
日本語翻訳は完璧で物語を読んでいて”うっ”と止まるところもなくスラスラと読めました。
完璧な翻訳をしてくださったお方達に感謝します。ありがとうございます!
このゲームは物語を先に進めるためのヒントが「物語上」には、ほぼありません。
その代わりに一区域につき3枚「広告クーポン」が配置されています。
手に入れた広告クーポンをメニューから使用すると「物語を進めるためのヒント」がいつでも見られます。
広告クーポンは結構沢山手に入るので「あれ?ここからどうやって進めたらいいの?」と迷ったら遠慮なく使用することをお勧めします。
物語はスラム街で生まれ育った力自慢で頭も切れるワニ人間のブロクが、その頭脳と腕力を駆使して目の前の事柄に対処し続ける、というものとなっています。
ブロクには義理の息子グラッフがいて、マッドサイエンティストの親友シェイがいて、過去に因縁がある警察官がいて、ブロクの記憶にない過去の因縁による恨みつらみに、一体どこに因縁があるのか分からない話に、国家規模の事件まで出てきて、その全てを一身に背負ったまま「よりよい明日」を求めて前進し続けます。
とても楽しかったです。
物語が厚くてプレイをしていて台詞に違和感がなく、2人+1の主人公(ブロク・グラッフ・[spoiler]シェイ[/spoiler])の行動もほぼ違和感がなくてすんなりと物語に入り込むことができました。
特に主人公のブロクの愛嬌のある憎めないオヤジっぷりも反抗期グラッフ君の勢いのある物言いもとても良かったです。
この2人+1が主人公の続編があるのならば、是非読んでみたいです。
マルチエンディングです。
どのエンディングも良かったです。
ただ、少し残念だったのが、この作品だけでは物語が完結しなかったことです。
続編の予定はあるのでしょうか?
この物語の謎が全てスッキリ解決する続編を是非作成していただきたいです!
作者さんお願いします!([spoiler]特にシェイとNMER_3の謎をスッキリさせて欲しいです![/spoiler])
一度クリアするとチャプターを選んで、そこからやり直すことができます。
メニュー画面の「セーブ」の「チャプター」か「進捗」の「あらすじ」から好きなチャプターに飛ぶことができます。
エンディング回収や実績解除に役に立ちました。
探索も広告クーポン探しも楽しくてアクションは(少し動きが大雑把かな?と思いつつも)爽快感があり、物語はまだまだ謎を残しつつもしっかりと纏まっていてプレイしていてとても楽しかったです。
物語を追うのがお好きなお方や、2D探索アクションゲームがお好きなお方にお勧めです。
全実績解除を狙うお方へ。
私的に実績解除にかなり苦労をした実績の解除方法を以下に記します。
二周目以降のプレイで参考になれば幸いです。
ネタバレになるので隠します。
・「史上最悪の探偵」[spoiler](登場人物全てを最低一回は殴った[戦闘以外で])[/spoiler]
[spoiler]1.グラッフ
2.浮浪者
3.売り子
4.シン
5.シェイ
6.ボルト
7.スクイラーのボス(下水道 [脅迫]→[カマをかける] これで殴るチャンスができる)
8.オット(殴るのはブログでもグラッフでもOK)
9.クレイ(グラッフだけ殴るチャンスがある)
10.スチューボット(グラッフだけ殴るチャンスがある)
11.校長(博覧会に間に合わなかった次の日に殴るチャンスがある)
12.RJ
13.ハッカー
14.警備員
15.ミンク博士
16.タイディ
17.ゲルキン博士
18.ディー
19.ウェス(最後の尋問をキャンセルすると殴るチャンスがある)[/spoiler]
・「マスターオブマットレス」[spoiler](全てのベッドの上でジャンプする)[/spoiler]
[spoiler]1.ブロクのベッド
2.シンの家のベッド
3.シェイの部屋のベッド
4.牢屋のベッド(左から2番目のボタンでベッドが出る)
5.ハッシュ博士の部屋のベッド
6.ミンク博士の部屋のベッド
7.グラッフの部屋のベッド
8.地下壕のベッド[/spoiler]
・「世界を踏みつけにしてやろうぞ」[spoiler](全ての机の上でジャンプしてNPCとの会話を発生させる)[/spoiler]
[spoiler]1.自宅の机
2.56X地区の露店の机
3.シンの机
4.シェイの机
5.ハッカーの机
6.警備員の机(研究所)
7.ミンク博士の机[/spoiler]
・「食い逃げ犯」[spoiler](無銭飲食できるチャンスをすべてモノにした)[/spoiler]
[spoiler]1.自宅のテーブルと冷蔵庫
2.シンの家の冷蔵庫
3.境域001の自販機(鉄板を落として破壊する)
4.牢屋(左から2番目のボタンで出る自動販売機を調べる)
5.研究所のトイレの冷蔵庫
6.研究所のトイレの緊急ボタンをパンチする(玄関の箱の中を調べる)
7.地下壕の家具の中(パンチして壊す)[/spoiler]
・「秘密のロッカー」[spoiler](ゲーム内の文字を解読してロッカーを開錠するコードを発見した)[/spoiler]
[spoiler]この文字をローマ字に変換して英語で読んでください。
1.広告クーポンのQRコード(QRコードを読み込んでください)
2.シェイの家の石板
3.学校の石板
4.ウェスのパソコン
5.NMER_3(これが最後に残った一桁 3 です)[/spoiler]

Frkx
2024年08月31日
アクションゲームをやりたい人にもおすすめはできるゲーム。
操作中に大体いつでも、ジャンプやダッシュ、攻撃を出せるアクションモードと、物にアクション出来る、人に話しかけるなどができるアドベンチャーパートを1ボタンで切り替え可能で、それも面白かった
推理パートも苦手な人でも進められるようにヒント機能があるのでそれを使って進行もできるので詰まることはあまりない気はする。
バトルでも動きが重いなどの事はないのでストレスを感じることはないかと。
マルチエンディングですが、エンディングは一回どれか見れば分岐図とか見れるのでまずは最後まで進めましょう
・・・・・・トゥルーエンドは続編が欲しくなる感じのやつでしたので続編欲しい!

Hidden Treasure
2024年07月14日
世界観はややサイバーパンクで、ロボットによる監視社会で人間(といってもケモノだが)の階級闘争のある社会。ただ、アニメ調で設定もキャラクターもデフォルメされているため、とっつきは良い。
キャラクターはケモノ達。人間味のあるセリフと、親子のやり取りなどが多く、思いのほか親近感がわいた。
アクションは難しくないが、攻略のスパイスになっており、推理ばかりだと疲れるところも、闘いを挟むと楽しく、集中も持続しやすい。
推理自体は間違えても大したペナルティもなく、頭を悩ませて試行錯誤して正解を考える余裕がある。
ストーリーは最初から「あれ、なんか変だぞ」という感じで引き込まれ、最後まで引っ張られて良い。分岐もあり、齟齬もなくまとまっていると思う。背景などは考察の余地が残されており、続編かあるいはDLCなんかあればなお良い。
楽しいゲームでした。分岐は色々あるが、強くて優しいブロクが好きだな。

sabanomisosuke
2024年06月22日
コンセプトは面白いが、仕上がりが残念
特にベルトスクロールアクションとしては落第点なのが個人的に残念で、これを期待する層に対しては明確におすすめできないと言える
まずアドベンチャーとしては若干総当たりのきらいはあるが悪くない
たいして期待していない自分も楽しめた
しかしカルマ値でストーリーが分岐するという面倒なフラグ管理のせいで1週してやめた
この辺は簡略化して快適に攻略していけるようでないと自分のような飽き性はすぐにやめてしまう
問題はアクション
出来が大雑把な割にプレイヤー側の選択肢が狭いので地味
特に不快なのが強敵のガードで、気持ちよく殴れる瞬間がかなり制限される
回避アクションも無敵などがなく、軸をずらすことが目的とはいえ、相手の攻撃を掻い潜って接近し殴りまくると言った形でゲーム性が広がらないのは単純につまらない
終盤になるにつれて大軍と戦うことになるのだが、適していると言えるアクションがメガクラ意外になく大雑把でこれまた面白みがない
個人的には投げが存在しないのが本作のゲーム性を著しく損なわせてしまっているように思えてならない
変に高難易度を実装する前にまずプレイにおける爽快さを追求してほしかったところ

Taisyo
2024年06月11日
面白いんだが、全エンディングを見るのは面倒かな。
エンディングを迎えないとシナリオのフローやエンディング分岐ヒントが再表示されないし、
キャラクタの好感度もエンディング分岐をするために必要なのかな?結局、チャプターセレクトで飛ばさないでプレイが必要になりそう。

KENTA
2024年06月10日
故事很棒,但前期要稍微適應一下整個遊戲的進行方式跟操作
序盤は進め方や操作など不慣れなところが多々ありますが、ストーリーはかなり良さげ、全体的には高く評価できると思っております!

Bleeding Wilds
2023年11月22日
最近プレイしたゲームの中でもかなり面白かった
[h1]長所[/h1]
・推理アドベンチャーでありながらいつでも人や物を殴れる
人を殴った時のリアクション・悲鳴・主人公の言い訳が豊富で、どのゲームを遊んでも1週目は善人プレイをする自分が誘惑に負けて積極的に無害な人達を殴ってしまった。
・選択肢による分岐がかなり多い
・魅力的なキャラクター
どのキャラもデフォルメされた動物で可愛らしい。
クマの見た目をしたキャラは見た目の可愛らしさと裏腹に異様な程強く印象に残る。
・戦闘が面白い
ベルトスクロールアクションのような戦闘でレベルアップの要素もある。
持ち物を投げる事ができるのだが、家の鍵のような貴重品から推理に必要な証拠品までも戦闘中に投げられる。(極端に軽い物や柔らかい物は流石に0ダメージだが)
[h1]短所[/h1]
・戦闘中のボタンに色々割り当て過ぎているものがある
箱コンで言うところのBボタンに、防御 回避 アイテムを拾う 通常攻撃をキャンセルして出せる技が割り当てられている。

Vtuber鯱おじさん
2023年02月27日
[h1] やはり暴力……暴力は全てを解決する! [/h1]
ファイナルファイトと逆転検事をワンボタンで切り替えられるようなゲームです。
特筆すべきは、ひとつの謎に攻略法が複数あること。
アタマを使ってセキュリティを解いて忍び込む?それとも正面から全員殴り倒す?などなど。
頭脳で解決した方が平和に終わることもあれば、相手を倒さないと手に入らないものもあるかもしれません。
でもやっぱり暴力。暴力は全てを解決します。
そして攻略法で展開が変わっていくのがまた楽しいものです。
初見プレイはぜひ何も見ずに進めてみてください。あなたはどの結末にたどり着く?

Drless
2023年02月12日
マルチエンディングのアクションアドベンチャー。ちょっと展開が変わるだけではなく結構劇的に展開が変わるので面白い。コンプリートまではやや大変だがゲーム内ヒントを駆使すれば自力で十分到達できるレベル。私の場合はちょうど30時間くらいでした。チャプター機能が充実しているが、いくつかの実績は最初からやり直さないといけないレベルなのでそこは面倒。
物語の内容としては、スラムで暮らす血の繋がっていない親子を中心に描かれる群像劇で、親子愛、友情、愛情、社会問題に至るまでボリュームたっぷりに描かれる世界観がとても魅力的。ブロクの強く不器用でそれでいて愛情深い人間性が本ゲームの魅力の殆どと言ってもいいでしょう。
本作では[spoiler]コンプリートしても明かされない謎が多い[/spoiler]ので、次回作に期待です。

プリオ
2023年01月02日
このゲームにお勧めな人は
・格闘アクションが得意で
・推理アドベンチャーが好きで
・カートゥーンアニメ調の獣人が好きで
・スラムで必死に生きていける
ちまちましたイベント会話が苦手な人、推理ものが苦手な人、動物が苦手(特にネズミ)
推理は得意だけどアクションゲームが苦手な人には向かないゲームですねこれは!
なんて俺得じゃないか!と思い、最後までクリアしました(エンディング9種類ほど)
ドームの外の過酷な世界で悪あがきしながらも生活している
主人公の探偵ブロクとグラッフにプレイヤーの境遇が似ている人には刺さる作品だと思います
日本語訳が丁重にされており、イベントシーンの会話のやり取りまでしっかり翻訳されていて驚いた
良かったところ
・謎解きや、推理パートで詰まったらヒントがいつでも見れたおかげで詰まることなく最後まで行けた
(道中で回収するクーポンというアイテムを消費)
・今いる部屋の調べられるオブジェクトがボタン操作で確認できて分かりやすかった
・日本語訳がとても丁重だった
・イベント会話のやり取りやキャラの表情が豊かで楽しめた
・主人公の格闘アクションのバリエーションが豊富、ガード、ダッシュ攻撃、ステップ回避、ゲージ消費の必殺技など
・ストーリーが分岐ルートがいくつか存在しており、プレイヤーの選択で主人公や物語のキャラクターの未来が決まる
・エンディングルートがいくつも存在しており、クリア後に別ルートのエンディングを見ると意外な展開がある。
悪かったところ
・アクション操作に慣れないうちは戦闘パートで敵にタコ殴りにされることが多い
・エンディングの条件が難しいものがあり、ヒントが少ないため、全部のエンディングまで到達できなかった
(引き出しのコードを解錠など)
・クーポンが一個だけ見つからない(下水道の廃品回収口)
・レーザートラップを潜り抜けるところが難しかった(別の攻略法もあり)
・真のエンディング条件が難しすぎて色々モヤモヤしたままだ
クリアしてみて分岐したルートのやり取りやエンディングが多くて楽しめた
中盤の博士の推理パートの盛り上がりがよく、犯人を追い詰めているときがテンションあがりました。
個人的にはグラッフやオット、ミンク博士がとても気に入って面白かった
昔テレビでやってたモン〇ナジョーンズみたいな雰囲気っぽかったので買って正解でした
次回作出るかわからないけど、よい作品だと思います。

ML_Ten
2022年12月30日
舞台は動物の見た目をした人々が暮らすどこかの惑星で、国は過酷な「スラム」と一部の支配層が住む整備された「ドーム」に二分された世界観です。主人公はスラムに住むワニ探偵と卒業試験を控えた猫学生で、見た目はコミカルながら過酷な世界だけあってストーリーはビターな感じでした。
ゲームは推理アドベンチャーとバトルがミックスされていて、正攻法でパズルや推理を行うか、拳を使って強引に進めるか選べるのが面白いところです。バトルは難易度を選べるのでアクションが苦手でも楽しめると思いますし、パズルや推理は「広告クーポン」を探すことでヒントが見られるので進めやすかったです。
エンディングで[spoiler] 自分の選択したルートと全プレイヤーが選んだ割合[/spoiler] が見られるのは面白かったですね。
トレーラーを見て面白そうだったので購入しましたが、期待以上でした。
良い点
・魅力的なストーリーとキャラクター
・マルチエンディングかつリプレイ性が高い
・フルボイス(英語)
・良質な日本語訳
・ストーリーをクリアした後もクイックファイトで遊べる
イマイチな点
・長い会話の途中でメニューに戻れない
ちなみにバトルでの敵の動きや攻撃がアップデートで改良されて手ごたえが強くなりました。

gum syrup
2022年11月26日
程よく頭を使う推理パートと懐かしいベルトアクションのバトルパートで楽しむ事ができました。
総プレイ時間もそれ程長くなく周回のエンディング回収もしやすかったです。
新しさを感じる作品というよりは昔に遊んだ懐かしい感覚を思い出させてくれるそんな作品でした。

kotori
2022年11月01日
全ED、全実績解除までプレイ。
カートゥーンデザインのケモノキャラたちが動く、喋る!キャラクターの表情の豊富さやフルボイスで語られるストーリー。特に主人公であるBrokと義理の息子のGraffの関係性がとても素敵でした。日本語へのローカライズも良好で、違和感を全く感じることなく物語に没頭することができました。
ED回収、実績解除のため何度も周回しましたがスキップ機能によりスムーズに進めることができストレスはほとんどありませんでした。分岐に関するヒントなども提示されており、親切な作りになっています。

sogures
2022年10月14日
トゥルーエンディングまで到達しました。
いわゆる「ケモノ」的なキャラが登場する趣味寄りのゲームだと思っていましたが、
ゲーム部分やシステムがかなりガチに作られた良作ゲームでした。
多分めっちゃ日本のゲームとか研究したんだろうなぁ…。
キャラ造形に拒否反応が出なければしっかり遊べます。良作、おすすめ。
音声は英語ですが、日本語字幕は完璧です。
・キャラクター
ケモノと書きましたが、そういう臭みはあまり無いです。
ハンナバーベラとかの古めのカートゥーン調と言ったほうが正解に近い気がします。
えーっ…ケモノォ…?と敬遠せずに遊んで大丈夫だと思います(たぶん
会話シーンではきちんとキャラの絵もアニメするし、表情もころころ変わるしで見ていて楽しい・
英語ですがフルボイスで進行するので実に贅沢です。
ゲームの中で設定資料やファンアートが閲覧できるのもうれしい。
・アドベンチャーパート
逆転検事に近いです。いくつかのチャプターでは、本当に尋問して謎を解いていきます。
おおまかなストーリーは変わらないですが、サブ目標の達成や選択肢によって細かくキャラの反応が変わったりもします。
時たま調べるところが背景に埋もれていたり、パズルが分かりにくいこともありますが、
そこらに落ちてる「広告クーポン」を集めるとほぼ答えのヒントを貰えるので、ストーリー進行に詰まることはありません。
バックログもあるし、セーブスロットも豊富なので海外製のゲームではかなり親切と言えます。
・バトルパート
ファイナルファイトのようなベルトスクロールアクションっぽいやつです。
アニメーションも豊富で敵の攻撃行動も分かりやすく、操作感も快適で割と良く出来ています。
一応レベルを上げられるのですが、体力以外ステータスを上げても恩恵があまり感じられない点が難点(特に必殺技
意外に敵の攻撃力が高く難易度が高いので、苦手な方はイージーで遊びましょう。
何度かゲームオーバーを重ねると回復アイテムを補充出来たり、難易度変更も可能なのでここでも詰まることは無いかと。
ストーリーはネタバレになってしまうので深くは言えないのですが、
グラッフ(息子)とブロク(主人公)の親子の物語が、この世界の社会構造をめぐる物語にうまく組み合わさっていて◎
色々と謎が残るのは作者の趣味か、続編を予定しているからなのか。
いずれにせよ続編や追加シナリオがあるならぜひ期待したいところですね。

Uzla
2022年09月04日
謎解きモノが好きなので手を取りました。
ストーリーやキャラクタのデザイン、そして全編フルボイス(英語)などインディーとは思えない本格的な仕上がりで、「コミックかアニメのゲーム版なのかな?」と思ったほどでした。
日本語訳は比較的自然で、ゲームの進行はもちろん雰囲気も損なわず楽しめました。
(メッセージボックスから文字がはみ出たり誤字があったり未翻訳の部分が残るところが少々気になりましたが)
謎解きは複雑だったり探し物が多い上に、序盤で取り返しのつかない事態に陥ると後々にも大きく影響するところが難しいところですが、チャプター戻しの機能がありますし、一度クリアするとフローチャート機能が解放されるので少し引っかかるところが出ても一度はストーリーをクリアすることをお勧めします。
余談ですがこのフローチャート、分岐における他のプレイヤーの選択もパーセンテージで表示されるのが面白いです。しかも初回エンディングの確認率も表示され「[b]0%[/b]」という超レアな部類に入りました…。
ストーリーですが「ワニ探偵」というコミカルな雰囲気なのでストーリーも明るいのかな…と思ったら正反対で、[b]結構重いストーリー[/b]でした。少しイヤな気分になるシーンも多いのでそこが人を選ぶところかなと思います。
ウリになっている戦闘ですが、昔懐かしいベルトアクションを簡易にしたもので敵の動きが固くあまり賢くないせいか難しくはありませんでした。本格的な戦闘は望めませんが、アドベンチャーパートでもいろんなものを殴り壊したりできますので、仕掛けを考えて開錠…という[b]ヤワなことをせず[/b]叩き壊して進むことが可能なところが面白いです。
前述のとおりハードなストーリーであるものの、キャラクターやゲームのシステムは魅力的なので謎解きが好きな方にお勧めします。体験版もありますので馴染めるかどうか試してみてください。
個人的には続編出ないかな?と期待しています。

kuubea
2022年09月03日
全てのエンディングを見るまでプレイしました。
多彩な分岐に対してしっかりストーリーが作られていてとても楽しくプレイ出来ました。
ルートによって全然話が変わったりするので、何度もプレイしてたくさんの分岐を見たくなります。
[spoiler] 隠しエンディングを見たので、過去編やコールドスリープなどの謎が解き明かされる続編を楽しみに待っています。 [/spoiler]

sirataki
2022年08月29日
管理されたディストピア社会と汚染されたスラムで繰り広げられる、ワニおっさん探偵と猫青年によるアクションアドベンチャーゲーム
ゲームシステムはベルトスクロールアクションの操作で話を進める逆転検事と言えば伝わる人には伝わる。
2000円程度の価格とは思えないレベルのテキスト量、英語フルボイス
そしてほぼ全く違和感のない日本語ローカライズ。凄い。
少し演出面が弱く、謎解きも強引な部分はあるものの、
コナンのゲームだったり逆転シリーズが好きなら買って損はなし。

ドブリー
2022年08月29日
最終章のエンディングまでプレイ終了
探偵+格闘+ケモノのハイブリッドアドベンチャーゲーム
体験版が面白かったので購入
良かった点
・キャラクターが魅力的
ケモノキャラが好きなので、ビジュアル面では大満足。90年代カートゥーン風のデザインで、どのキャラも魅力的。
特にオットくんが思った以上に良い子でしぐさも可愛いらしくて良かった。グラッフくんはどこか影があり垢抜けないところがあるが、基本的には素直でよい子。博物館での彼のとあるコメントはクローズドな彼の内面が垣間見えて印象的だった。
BJはどうみてもジャングル〇ックのバ〇ーだった(笑)キャラも実直だがアホの子という感じで可愛い。シリアスなシーンで一人だけぼーっとして突っ立っているのは何度見ても笑ってしまう。
・テキスト、分岐周りの作りこみ
開発におよそ6年掛かったそうで、その分テキスト周りの作りこみはすさまじい。
証拠品や持ち物ひとつひとつにキャラクターのリアクションが用意されており、読んでいて飽きない。
悪かった点
・アドベンチャーパートは少々難易度が高め
強行突破で解決するのは楽だが、とくに知恵で解決する場合はかなり手の込んだ仕掛けをしないといけない場面もあり、
ストーリー上ではわかりやすい誘導線も少ないのでノーヒントで正解にたどり着くのは少し難しい。
トークンありきの難易度設定と思われるので、アドベンチャーゲームが苦手な人はしっかりとトークン集めをする必要があるだろう。
・尋問パートが分かりにくい
証拠となる事実を組み合わせて尋問を繰り返すフェーズがあるが、このときの質問が何を問うているのか曖昧で分かりにくい
序盤はともかく後半になると証拠の組み合わせパターンも増えていくが、今は何が問われているのか曖昧なために、しらみつぶしに組み合わせをぶつける作業になりがちで、爽快感は少ない。
インディーの大味さはあるものの、時間をかけて作りこまれており良作です。
キャラクターに魅力を感じることができたなら買いです。