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Claybook

ゲームでは、あなたは Claybook に命を吹き込む勇敢な子供たちの立場に入ります。この本の各章では、ユニークな障害物やパズルに挑戦します。あなたは粘土の塊を所有し、それをさまざまな形に変形させて、困難な状況を克服します。それぞれの形には独自の長所と短所があり、特別な力を持っているものもあります。

2018年8月31日
シングルプレイヤー, 協力プレイ, マルチプレイヤー

みんなのClaybookの評価・レビュー一覧

Greener

Greener Steam

2018年09月06日

Claybook へのレビュー
5

箱庭な地形も自キャラもすべてが粘土で、ただ転がって移動するだけで雪だるまの作成手順よろしく地形をえぐってしまう、こねくり回しても手が油臭くならない粘土ゲー。

あの水槽を水で満たせだのこっちの四角い塊をあっちへ運べだのステージごとに各種目標を達成するとクリアになる面クリアゲームなのだが、一部の目標が異常なまでに難しい。自キャラにできるのは転がること、足元をえぐって沈み込むこと、それと巻き戻しなのだが、まずこの巻き戻しに癖がある。

巻き戻しモードにするとこれまでの移動の軌跡が表示され、そのライン上であれば自由な位置に移動して自分の分身を設置したり消したりできるのだが、これ時間を巻き戻してはいないのである。あくまで自分の位置を戻しているだけ。転がることで削ってしまった地形は復活しないのだ。

したがって細い一本橋のような地形は2回も失敗すればえぐりきって穴が空いてしまい、修復は絶望的。素直にリスタートをかけた方が早い。巻き戻しがあるのになかば詰む。

また、斜面を駆け上がることで意図せずジャンプしてしまうことはあっても、その場で任意でできるジャンプ動作がない。ただウロウロするだけでどんどん地面をえぐって沈んで行くのに、上への移動がものすごく難しい。その結果、高所にある自キャラよりでかいオブジェクトをえぐりきって消滅させろという目標がまーしんどい。

ある程度吸着して減らしたかなと思っても、分身体を生み出すと体に巻き込んでいた目標物をそこに設置して進捗が巻き戻ったりして判定もややこしい。

一応ゲームではあるんだけど技術デモ臭が強いというか、粘土的な挙動の上にゲーム性を積み上げることに若干失敗している感があるので、適正価格はワンコインまでだと思う。

Maitake

Maitake Steam

2017年12月13日

Claybook へのレビュー
5

すべてが粘土でできた小さな箱庭の中でシンプルな目標をクリアしていくゲームです
やたらと目力の強い主人公が操作するボールは、ジャンプができないかわりに形を変えたり他のものに乗り移ったり時間を巻き戻すことができます
巻き戻しは単に操作ミスをやり直すだけでなく、その場に自分と同じ形の粘土を生み出すことで新たなルートを作る重要なギミックにもなっています
そしてこのゲームの最大の魅力と言っても過言でないのはスライムのようなドロドロの水粘土
水路を作ったり流れをせき止めたりするとそれに合わせて動きを変え、子供のころ砂場に水を流して遊んだのを思い出しました
一方でそれ以外の地形は完全に固定されており、例えば家の柱や壁をすべて削り取ると残った屋根が宙に浮いた状態になってしまいます
ただこれに関しては技術的に難しいとか、そもそもゲームが成り立たなくなる可能性を考えると仕方のないところでしょう
とりあえず現状でもステージ数はそこそこあり、ワークショップにも対応してるのでその気になれば結構遊べそうな気がします
今後はステージを増やすだけでなく新要素を導入してマンネリにならないよう頑張ってほしいところです

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