







Commander: Conquest of the Americas
トレーディング ゲームと戦略ゲームの両方の要素を組み合わせた『Commander: Conquest of the Americas』は、幅広いプレイヤーにアピールします。プレイヤーは、新世界の征服を目指すヨーロッパの強国の 1 つを担当します。 16 世紀から始まり、プレイヤーはそれぞれ独自の長所と短所を持つさまざまな国から選択できます。新しい植民地を設立し、繁栄させることが成功の鍵です。これを達成するために、プレイヤーは商品を他の植民地に輸送したりヨーロッパに戻す前に、植民地内の資源と生産を管理し、最適化する必要があります。プレイヤーの決定次第で、ライバル勢力やアメリカ先住民が同盟者になることも敵になることもあり得ます。敵対的な艦隊は、非常に詳細な戦術レベルで互いに交戦します。プレイヤーは RTS 形式で船を指揮したり、自分で直接制御したりできます。
みんなのCommander: Conquest of the Americasの評価・レビュー一覧

monji
2018年08月07日
アスカロンのポートロイヤルシリーズの流れを汲んだ作品
同作が大変好きだったので期待していたのだが期待外れ
ポートロイヤルの輸送船団やスペイン財宝船を指揮してるだけな感じ。旧世界から新世界へ移民を運び、彼らを働かせて得られた商品を旧世界へ持ち帰り売るのが基本なのだが本当にそれだけ
ポートロイヤルやパトリシアンでは地域内の町同士で生活必需品や原料のやり取りをして町を発展させることが目的だったため生産チェーンと各町への供給を組み合わせて設定した自動交易が上手くいくことで資金がガンガン増えていく醍醐味を味わえたがそういうのは一切無い
移民のモラルが上がれば生産量が増えることは増えるが、それ専用の建物を建てれば建てるだけ増えるということが無いのでこの街はこの商品を重点的に作ってこっちの街は…といった成長のさせ方もできないため工夫の余地がない
おまけで海戦もあるが、これ自動戦闘?船を操作しているというより艦隊に命令だけ出して結果を見るだけな感じ
情報は多いのだがそれを確認する手段に乏しい。せめて産出品の種類と在庫と月毎の生産量と人口くらい纏めた町の一覧と所有する船団の一覧くらいは欲しかった
船の種類は多いが登場年代が設定されておりこれが結構遠い。1500年から初めて最後の方の船の1600年代までプレイするのはかなり苦痛
船の情報にはチャート時と海戦時の船速を別に表記して欲しいことと遠洋船(大西洋を渡れる)と沿岸船が一目で区別できないのでこの時代の船に詳しくない人らは少し困るんではないかねえ?

STRAND
2014年11月12日
コーエーの「大航海時代」と、Sid Meierの「Colonization」を足して割ったようなゲーム。
基本的には、「仕入れて売る」だけのゲームだが、しばらくやってると必ず経済崩壊するので、「のんびり植民地経営」をやっていると詰む。
艦隊を指揮して海戦をするのも醍醐味だが、テンポが悪いというか…、実に「帆船スケール」の速度で事が進む。そして、AIに指揮をさせると大抵決着がつかない(弾切れ)
とにかく、ゲームバランスのディティールが悪いので、あんまり掘り下げると粗ばかり目立つが、ゲームデザインとしては悪くないし、値段も安いので、「暇つぶし」として割り切ればそれなりに遊べる。