









D4: Dark Dreams Don't Die - Season 1
タイムトラベルする探偵は、妻の殺人を防ぐ前に、それを解決しなければなりません。妻の死の真相を探るため、「思い出の品」と呼ばれる遺物に触れ、生きている過去の世界に「ダイブ」する超能力を使います。
みんなのD4: Dark Dreams Don't Die - Season 1の評価・レビュー一覧

griaule
2015年09月12日
遺留品から過去に遡ることができる特殊能力を武器に、妻殺しの犯人探しに執念を燃やす探偵を主人公に据えたADVゲーム。
全体に海外ドラマを意識した演出になっており、エピソードの区切りにはオープニング映像が挟まったりもする(アランウェイクみたいな感じといえば分かるか)。
ただし内容は話を進めるほど奇妙さと戯画化が進行し、感触としては海外ドラマよりも逆転裁判に非常に近いと感じた。
証拠品を集めて解決パートに進むという整然としたパート分けも逆転裁判を思わせる。
レッドシーズプロファイルで見せたディレクターswery氏のユニークなセンスは健在。
須田剛一氏が会社経営で忙しそうなので、この人には今後更に注目が集まるかもしれない。
ゲームプレイとしてはポイント&クリックのかなりシンプルなものだが、swery氏のユニークさに逆転裁判的な安定したゲームシステムが重なって、レッドシーズプロファイルに比べると随分遊びやすく楽しみやすい内容になった。
ADVが好きで、LAノワールみたいなドシリアスな内容を期待せずに奇妙な世界を楽しむ気があるならば、本作はオススメだ。
なお本作はD4のシーズン1という位置づけで、これはネタバレかもしれないが、このシーズン1だけだと全く話が完結していない。
完結まで続編を出せるようにするためにも、気になる向きは是非購入を検討いただきたい。

Nasu
2015年08月18日
面白い。
このゲームはマウスだけで遊べます。
アクションシーンの操作もクリック・ドロップ・マウスジェスチャーだけで、このゲームを買う操作ができるなら問題ないでしょう。
日本語字幕は問題なし、まあ開発元が日本の会社なので当然か。
「さっさと助けろデブ」とかの選択肢が個人的にツボ、気の利いたセリフ回だなと思う場面もチラホラ。
登場人物の性格が濃いし、イカレ(イカシ)てる?
主人公はテキーラ大好きストレートで飲む、これは普通。
チューインガム大嫌い、でも常に風船ガムを膨らませている・・・おかしいだろ!
ちゃんと理由はあるんですけれど「嫌いじゃねーのかよ!」と突っ込みたくなる初登場時の自己紹介。
ハードなアクションもこなすが、どうにも格好がつかない、そこが良い。
他にも猫っぽいセクシー美少女(幻覚か?)、ピザを複数重ねて一口で頬張りビールで流し込むデブ、アーバンギャルドゥ!などなど、面白おかしい人物が登場。
PVを見て「なんだこれは?」と気になった人、買いですよ。
定価1480円ぶんは楽しめるでしょう。
AAAAAA-VAAAANT-GAAAAAAAAARDE!!
はやく話の続きでないかな~

crow
2015年06月23日
[h1]20170121追記[/h1]
開発の中心人物であるSWERY氏がアクセスゲームズを退社してしまい、続編についての言及もないため、恐らくシーズン1で打ち切りとなってしまった。
以下はシーズン1のレビュー。
レッドシーズプロファイルや、超絶面白ゲームで有名なロードオブアルカナを開発したアクセスゲームズのアドベンチャーゲーム。
レッドシーズプロファイルとディレクターが同じであり、あの独特の空気感やキャラクターを踏襲した独創的なゲームになっている。
Dの食卓4ではない。
麻薬捜査官であった主人公のデイビッド・ヤングは、とある麻薬をの出処を追っている最中、妻を何者かに殺害されてしまう。
本人も額に銃弾を受け、記憶を失ってしまうが、代償として遺留品を媒体に過去へとダイブする能力を得る。
妻が残した言葉は[b]「Dを探せ」[/b]。この言葉を手がかりに「過去を変えるために」彼はダイブを行う。
ダイブした先はとある事件が発生した旅客機。そこには頭文字がDの人物が4人存在した…[b] 「自分を含めて」[/b]。
元々はXBOX One上のKinectでの操作が前提のゲーム。
その代わりにマウスとコントローラーで画面上のカーソルを操作するゲームとなっている。
ポイント&クリック型アドベンチャーに近い。
カットシーンではカーソルを使ったQTEが発生する。
しかし、マウス操作だと簡単にクリアできてしまい、確かにこれはKinectが無いと面白味は落ちるなと感じた。
いくつかサブイベントとしてミニゲームがあるが、これらもマウスで操作すると簡単にクリアできてしまう。
だが、やはりこのゲームの真骨頂はストーリーと変なキャラクターであり、プレイする変なB級映画(良い意味で)と考えれば非常に楽しめた。
ただし、このパッケージはあくまでもSeason1。
プレイ時間は約5時間、そして非常に続きが気になるところで終了してしまう。
もし購入を検討しているのであれば、もうちょっと話が進んでから、セールになってからで問題無いと思う。

Pestilence
2015年06月17日
総評としては、Score 90/100
まるで"D4"というドラマを見ているかのようにさせてくれる作品。
BGMやSEも場面ごとにちゃんと変化し、その場にあった雰囲気作りに一役買っている。
操作性はSteamで売っているWalking Deadシリーズを彷彿とさせるも、プレイヤーが介入するウェイトが高め。
QTEにいい思い出を持たない人もいるだろう。しかし、プレイヤー主体でQTEを行うシーンが殆どだが、そうでない大切なシーンでは自動的に表示されるか、そこにカーソルを合わせたくなるような演出という分別ができているのがこのゲームの素晴らしい所。
更に言えば、このゲームは"マウスのみ"でプレイすることが可能なため、DSのタッチペンやWiiのリモコンを操作しているような感覚だった。直感でわかりやすく、やりやすい。
私はいろいろと寄り道をしながら、コミカルな部分を楽しみつつ進めた所、6時間ほどでシナリオクリア。コンプリートはしていない。
サンプルのムービー2種を見て、面白そうだと思うなら購入を検討して頂きたい。
ちなみに。Playismという会社のお陰でまともで面白い日本語訳(字幕のみ)がされている。
ここまで説明したが、定価購入というのは少しはばかられる。
だが、次のエピソードへ期待をし、応援するという意味での定価購入ラインである90点をつけた。

umiinu
2015年06月15日
ぼちぼちと寄り道をしつつ7時間で一通りのストーリーを見終わりました(実績は50%強)。
スタート直後は独特なグラフィックやキャラクターの個性に強烈に引き込まれプレイできていたものの、慣れてくると移動や場面切り替え等の、繰り返し行動時のテンポの悪さが気になってきてしまいました。
終わってみると、プレイ時間に対して密度が薄いかなあ、という感じを受けています。
また、今後のストーリー展開が、当初私が想像していたものと随分異なりそうだ、というのも不安ではあります。
決してつまらなくは無い(それどころか仮に本作で完結していたら非常に良いという評価をしていたと思います)のですが、次作は様子見することになりそうです。

Mad Hatter OWL
2015年06月15日
いちいち格好つける割にはクスリとくる挙動をしてくれるイケメンクールガイな主人公が飽きさせない
相棒にいたってはほぼピザデブなうえに居候は貧乳パツキン美女だし、登場人物ほぼ全員ぶっ飛びすぎてて困惑するレベルの個性的で時間を気にせず続けられるゲームです
現状だとエピソード2までの収録なので物足りなさと、続きが気になってしまう内容
次が楽しみなゲームです

k.bigwheel
2015年06月09日
ゲーム性・システム・ストーリーなど良かった。
しかしストーリーがまったく完結していない点が非常に頂けない。
しかも現状出ている最後の話であるエピソード2の終わり方は分割するには最悪で、非常にきりが悪いところで終わってしまう(もっともそういう戦略なのかもしれないが)。
重要人物らしい演出で出てくるキャラクターは本編にはまだまったく絡んでおらず、伏線を張るだけ。
また特徴的な多数のキャラクターも効果的に活用できているとは言いがたい。
多数の魅力的なキャラクターが出てきているにもかかわらず話の中でのポジションは至極平凡で本筋の中でなんら活躍しないのである。これはもったいない。
まとめると期待感は高いが現時点でこれ単体で評価できるほどの域にすら達していない未完成品である。
端的に例えると小説の前半1/4だけ本にして売っているようなもの。
作品がきちんと完結してからであれば自身を持っておすすめできたと思う。

Teeeez
2015年06月08日
[h1]Look for [b]D[/b][/h1]
Dを探して―
それがペギー・ヤングの最期の言葉だった。
"BPD"ボストン市警の刑事デイビッド・ヤングは2年前に妻を亡くし、自らも額に銃弾を受け記憶を無くした。
その後彼は記憶と引き換えに手に入れた、遺留品"メメント"を利用して過去にダイブする能力を使い探偵業を始めた。
妻を殺害した犯人を追うための手がかりは"D"のみ……
[h1]Goo[b]D[/b] Point[/h1]
↑良かった点
〇
[list]
[*]本作の大きな特徴である、マウスを使ったQTE
ドアを開ける、ページを捲る、飛んできた皿を受け止める、過去にダイブする、マネキンの脚でホームランを放つ…
普通のキャラならボタンを押す/クリックするだけの何の変哲もない動作だが、デイビッド・ヤングの場合ほぼ全てQTEによって行われる。
ドアを開けるためだけに、マウスを右から左に動かすよう指示されるのだ。多くの人にとって、最初のうちは違和感だらけだろう。
それでも、数十分プレイしているうちに、自然と"マウスで扉を開けてしまう"のである。まる自分がでデイビッド・ヤングになったかのように。
本作のQTEが楽しいと思える理由はそこにある。ただ表示されたボタンを押すのではなく、操作の結果が彼のモーションに繋がるのだ。
タイミングよくマウスを動かせば、彼は華麗なスタントを決めてくれるし、ボールをキャッチしようとしたときに、上手くドラッグしないとキャッチし損ねてしまう。
ちなみに、QTEに失敗してもクレジットをいくらか支払うことで、直前からやり直せるのでテンポが損なわれる事は無い
”動きと連動したQTE"は自分が想像していた以上に良かった
[*]ぶっ飛んだキャラと奇妙なストーリー
主人公の元相棒であり、同時に6本ものホットドッグをたいらげる相棒食いしん坊刑事(デカ)、容姿以外は全てネコな謎の美少女、
どう見ても悪者にしか見えない保安官、吸入ステロイド薬(?)で目がイッちゃう客室乗務員、アーバン・ギャルドゥなデザイナーなど
濃いキャラに囲まれながらストーリーが繰り広げられる。
各エピソード冒頭のオープニングや、前回までのあらすじ等の演出は海外ドラマを見ているよう。
[strike]途中でプロ〇クティブのCMが流れても違和感はないだろう[/strike]
[*]安心の日本語対応
デベロッパはAccess Games、パブリッシャはPLYISM。安心の日本語対応である。
キャラクターがぶっ飛んでいる分、セリフもかなりぶっ飛んでいる。まさに時代はアーバン・ギャルドゥ
ディレクターのSWERY氏からは日本語吹き替えを追加したいというコメントも。今後に期待したい
[/list]
[h1]Ba[b]D[/b] Point[/h1]
〇悪かった点
↓
[list]
[*]Kinect向け、故の操作性の悪さ
もともとがXbox Oneのタイトルで、kinectでのプレイを想定して製作されている。その為か一部の操作性が悪い。
QTE部分は先に述べたように非常に良くできており、Kinect→マウスの移植に成功していると言えるだろう。マウスのみでゲームを楽しむことが出来る。
しかし、逆にキーボードで操作できるのは[u]ASDでのちょっとした視点の移動程度[/u]である。(マウスホイール長押しでも可能)
Kinectベースの操作方法のためか、定められた足跡マークをクリックすることでのみ移動が出来る。
WASDで自由に移動できない上に振り返るのも画面の端でクリックするしかないので、ポイント&クリックを想像していないとゲーム中のテンポが悪く感じてしまうかもしれない。
また、バグなのか仕様なのか、escキーでメニューが表示される時とされない時があるのも不便。
移動は仕方ないにしろ、もう少しキーボードに割り振れる機能が欲しいところだ。
[*]マウスアイコンが常に表示される
本当にどうでもいい事なのだが、ムービー中でも常にマウスアイコンが表示されている。そのためSSにも必ずアイコンが写り込んでしまう。
せめてQTEが発生しないシーンの間は非表示にして欲しかった。(いつQTEが発生するか分からなくさせるのかが狙いなのかもしれないけども)
[/list]
〇[h1]To be continue[b]D[/b]...[/h1]
本作はエピソード方式を取っており、現時点ではストーリーは未完である。
シーズン1では、プロローグとエピソード1,2が収録されている。所々気になる部分を調べたり、ミニゲームやサブイベントもいくつか進めて4時間程度。
進行状況を上書きせずに、各エピソードのコレクタブル要素を回収することも可能だ。サブイベントのやり忘れがあっても問題ないので安心。
個人的にはかなりオススメなのだが、QTEやエピソード方式など、人によって好みが分かれそうな部分も少なくない。バグらしき挙動も所々で見受けられる
本作のデモ版のリンクがストアページにあるので、興味がある方はそちらからプレイすることをオススメしたい
〇→→→→

Tachinsan
2015年06月07日
マウスひとつで人生を変えるそんなゲームです。
ストーリーが海外ドラマ仕立てのテンポの良い感じとなっています。
過去に妻を殺された元刑事で今は探偵をやってるデイビットヤングとなって
あなたは様々な事件を解決していく事となります。
XBOXONEだけのゲームだったのでやりたかったので
発売当初から注目してたゲームをPCでできてよかったです。
ストーリーがエピソード2までしか入ってないけど
続きが気になるゲームとなっています。

OIOI
2015年06月07日
表向きな舞台設定は探偵モノっぽいが、小ネタや演出は割りとオーバー気味な感じで好みは分かれそうなところ。
難しくはないものの、ところどころにアクションやQTEが入るのでそこら辺が苦手な方は要注意。
個人的には選択肢を選ぶだけのアドベンチャーは退屈なのでそこら辺は好きですが。
元々はXBOX ONE用のゲームでこれは移植版となっていますが、
少し移植が雑かなぁというイメージが。
最低動作環境はもちろん、推奨動作環境を満たしていてもテクスチャー崩れや異常なメモリ食いが多々おきています。
全体としては続き物の1話目ということであれば、よくまとまっているかと思います。
設定や台詞回し等は特徴的でハマる人と苦手な人がいると思いますが、
ティザームービー等で食指が動いた人はオススメです。
あと個人的にはSPYFICTION等の歴代accessgameとのコラボも嬉しかったです。

FInnor
2015年06月06日
シーズン1のエピソード1までクリア、約2時間ほどプレイしました。
少し会話に冗長な部分がありますが、面白いと思います。
日本語の吹き替えがあればなお良かったです。

Mikan
2015年06月06日
*追記*
面白いゲームなのですが、続編は絶望的になりました。
その点を理解した上で購入する必要があります。
一言でいえば「遊べる海外ドラマ」
マウス操作のみで行う、QTEを使ったアドベンチャーゲーム。
プレイ時間は約3時間ほど。全要素プレイするともうちょっとかかるかも。
(本作はシーズン1ですので、そのぐらいの時間でシーズン1クリアまでいけます)
マウス操作に最適化されており、マウスのみでプレイできます。(WASDあたりを使ったほうが楽だけど)
いわゆるQTEをメインにしたアドベンチャーゲームです。
殺された妻の最後の言葉、Look for Dという言葉の真実に迫るため
現実世界と、遺留品を使って遡った過去の世界とで主人公は謎へと立ち向かいます。
マウスを大胆に動かしでサクッサクッっとイベントを進めていくのは結構面白いです。
もともとはキネクトを使って体を動かして遊んでいたと思うと、やっぱそっちのほうが楽しいんだろうなと思える仕様ですね。
タイトルにもありますが、これはシーズン物なのでお話の良い所で終わってしまいます。
1シーズンごとに2-3時間ほどのプレイ時間ということなので、次のシーズンも楽しみです。
やや大胆な翻訳の日本語字幕もありますし、ぜひこの機会にマウスを使ったQTEを遊ばれてみてはいかがでしょう。