








Dicefolk
このデッキ構築ゲームでは、キメラ召喚師として世界に平和を取り戻す冒険を繰り広げます。ユニークなバイオームを探索し、新しいキメラを採用し、完璧なチームを編成しましょう!ユニークなサイコロの仕組みを使ってキメラを指揮し、チームを勝利に導きましょう!
みんなのDicefolkの評価・レビュー一覧

triske
2024年10月19日
全体的によくできたローグライトでおすすめ。
戦闘にダイスを使用しているが、戦闘面では運の比率はあまり大きくない。
役割が攻撃・回転・防御とダイスごとにおおむね別れているので、何もできないということがほぼなく、
また、敵のダイスも含めて好きな順番で行動を決定できるので、
いかに利益を最大化して被害を最小化するか考えるのが楽しい。
キメラの入手は少し運要素が大きい。
フロアに3つある祠を訪れるとキメラを入手できるが、訪れた回数に応じて1体ずつ選択肢が増えていく形で、
祠ごとにキメラを入手するか、スキップして次のキメラを見るかの決断を迫られる。
早めに決めると残りの祠ではちょっとしたアイテムがもらえるので、うまいビルドを組むには腕が問われる。
装備の入手についても運が絡むが、
うまいこと組めるとシナジーで無双できるのはローグライトの醍醐味。
不満があるとすれば、いいビルドが完成するとサクッとクリアできてしまうので、
せっかくキメラたちに愛着がわいても使う機会が少ないのが寂しいくらい。

asashi91
2024年09月02日
面白いしおススメできるゲームです
挑戦モード解放まで自分も熱中しました
好評レビューが多いので、逆に少し気になった点を記載
色々書きますが、これらを揃えてなお十分に面白い
皆買おうね!
[h3] リロールなし [/h3]
この手のゲームでよくあるリロールがない
ある程度リカバリの利く余裕はあるが、
・序盤から不利背負って進めたくない、リスタート
という人には不向き
(特に祠でのキメラ取得は見逃しするとベリーの取得もできず、+αで損する)
[h3] BANなし [/h3]
相当数のキメラ・装備が存在するが、BAN設定なし
明らかにニッチな能力のキメラが混ざってくるとしんどい
(明らかに敵用に設定した奴を回してるだろ…とか)
装備もINTやマナという専用能力が無いと機能しないステータスの装備ばかり手に入ると邪魔に感じる
[h3] 装備の強弱 [/h3]
上述の通りキメラとの組み合わせ前提の装備や「発動」という専用のダイス目が必要な装備の一部が不遇
上手い具合に揃えば強いのだが、そういった方針に進められるかの運が絡む
逆に攻撃を防ぐ「ガード」や回復効果の装備は汎用性も高く非常に強い
2,3種類そろえて上手に回せば終盤でも(実質)ノーダメ可能
[h3] ダイス目について [/h3]
初期から持っている3つのダイスに加え、追加のダイスやダイス目の購入が可能
なのだが、行動回数増加の追加ダイスを買わない理由が無いし、
ダイス目は店で運ゲーに勝たないと良い目を揃えることが出来ない
ここはもう少し構築しやすくしてほしいと感じた
(装備・キメラの取得に運が絡むので、ダイス構築でカバーするなど)

Gamer
2024年04月02日
[h1] 成長の遅さと不親切な点はあるがアイデアは素晴らしい [/h1]
個人的に成長の遅さはかなり引っかかった。
上手くいかなければまた1からやり直し。このシステム自体はよくあるものだけど、その1回のプレイに時間が凄くかかる。ニューアイテムやキャラも解放されるが、それを利用できるかも運。前回のプレイから何の進展がない事もあるし、場合によっては後退してる事もある。これが短いプレイ時間ならいいけど長いのでストレス。
そして不親切。ダイス全部振ったら次に自動的に行ってほしい。これも些細な事に見えるけど、長時間プレイの一因にもなっているし、小さい事の積み重ねでプレイの質に影響を及ぼしてる。
ただゲーム自体のアイデアは面白いので試しに体験版をしてみて刺さる人は買いですね。

finaltomato
2024年03月18日
[h3] モンスターの固有能力+装備品でのコンボが気持ちいいローグライク [/h3]
1回のプレイは40分~1時間程度で、いろんなキメラ(仲間モンスター)を試してみたくなって何回も遊びたくなるようなゲームでした。
[h3] ゲームの流れ [/h3]
開始時にタリスマンを選択し、それに対応したダイスと初期キメラ3体でスタートします。
タリスマンは4種+1種(特殊なタリスマン)あって、それぞれ特徴があります。
※ 攻撃ダイス主体や、キャラクターチェンジ(回転)主体 等々
マップ上の祠によることで、タリスマンに対応したキメラを仲間にすることができます。
キメラには特殊能力がついており、「味方攻撃時に合わせて攻撃」や「回転時に攻撃」など
タリスマンのテーマにあったキメラが登場します。
※ 汎用的に出てくるキメラや、祠ではない場所で他のタリスマンに対応したキメラを仲間にすることも可能です。
また、稀に祠から出現するキメラが色違い(玉虫色)の場合があり、特殊能力が強化された状態で出現します。
色違いと出会うまでどのように能力が強化された状態になるのか分からないので、わくわくして遊べました。
この、キメラごとの特殊能力と装備品で発動する能力を組み合わせてコンボを作っていくような形になります。
ダイスは「攻撃」や「回転」等のアクションを行うトリガーとなるので、インフレさせていくキモはキメラと装備品になります。
ダイスの目は、お店や戦闘後の報酬でダイスの目を手に入れると書き換えることも可能です。
[h3] チャレンジモードについて [/h3]
ある程度ゲームを進めると挑戦モードが解放されます。
難度が上がるだけではなく、有利になる点も同時に追加されます。
チャレンジモードを進めていくと、「初期モンスターの玉虫色化」や「タリスマンに対応したレリックアイテムを所持してスタート」等 今までと一味違った遊び方ができるようになります。
単純な難しいモードではないので、面白さが何倍もアップします!
[h3] まとめ [/h3]
デッキ構築型のゲームとは異なり、組み立てていく要素がキメラ・装備品・ダイスとわかりやすいので、自分のイメージするパーティを作れたときの楽しさがとてもよかったです。
要素が比較的単純であるため運の要素が強めであり、そこをカバーするために全体的に難度を下げているような印象を受けました。
実績にもある、お店縛りや30分以内に扉到達 等を目標にすると難しそうです><
比較的カジュアルに遊べるローグライクとしては、とても楽しくおすすめです。
個人的には「回転」を主軸に戦うタリスマンが好みです🙌

syuharuaka
2024年03月02日
味方も敵もダイスの出た目で戦うローグライク
というとランダム要素が強く運ゲーように思えるが、味方と敵のダイスを解決する順番を自分で選ぶのでイメージよりも堅実に戦える
1回のプレイが短めで、ビルドが出来上がりそうになるタイミングでクリアになる
もっとやりたいとなるようなタイミングとも、微妙に物足りないタイミングとも言える
けど繰り返しプレイしちゃうから、もっとやりたいタイミングで終わっていてちょうどいいのかもしれない
気になるならデモ版があるのでプレイして雰囲気を掴んでみるのがいいと思う
・2024/08アップデート後に追記
アップデートでランダム性が高いタリスマンと、決められたルールでクリアするチャレンジミッションのようなモードが追加されてかなり遊べる幅が増えた。
ただ、アップデート&DLCで装備品が大量に増えたため、欲しい方向性の装備品がまったく出ない、のような状況になることも多くなった。アップデートでは類似品や下位互換は1つにまとめて欲しかった。

Indiego
2024年03月02日
[h1]毒を以て毒を、キメラを以てキメラを制す![/h1]
モンスター3匹のパーティとダイスの目を強化しつつ戦うローグライトRPG。カードを使うゲームではないので圧縮してコンボを回すようなデッキ構築的な楽しさはないですが、ドラフト、シナジー、リソース管理といった一通りの要素は備えており、ローグライト要素の強いRPGとしてはなかなか楽しめます。初期状態では3匹のモンスターはどれも弱く、ダイスも攻撃と移動用のものが各1個と4/6でスカが出てしまう補助ダイス1個の計3個しかありませんが、より強いモンスターに入れ替え、ダイスも追加購入したり空いている面を埋めたりすることで強化してボスを倒すことが目的となります。
世界観としてはキメラと呼ばれるモンスターが人々を襲っており、主人公はそれらを使役する力を持っている、というものになります。主人公がキメラを味方にできるのみならず、敵のキメラの行動にすら干渉でき、不要になった味方は使い捨てるといったシステム的な部分を上手く説明しており面白いと思いました。また、それぞれのキメラは固有のスキルを持っていますが、内容は敵として出現した場合も味方として出現した場合も原則変わらないため、スキルを覚えやすいというメリットもあります。
システムがシンプルで難易度もかなり抑えめなため、この手のジャンルに慣れた方なら手こずることは無いと思います。初見でも縛りプレイでちょうどいいと感じるかもしれません。シナジーが組み易すぎたり、アイテムや能力の強弱がはっきりしすぎていたりと、「そんな使い道があったのか!?」と言いたくなるような創意工夫を試みるまでもなくあっさりラスボスを撃破するところまでたどり着いてしまったため、クリア直後の現時点では手ごたえのなさを感じました。また、戦闘中にできることはほぼダイスをどの順で使うかの指定だけであり、ダイスの目の種類もせいぜい20種類程度のため、繰り返し遊ぶと作業感・マンネリ感も覚えました。この辺りもローグライトというよりはコマンドRPGに近いと感じます。3匹パーティですがダメージのやり取りは1対1が基本となるため、1匹を集中的に強化してそいつに優先的に殴らせるのが最適解になってしまうのもワンパターン化に拍車をかけており、分かりやすいシンプルさとゲーム的な面白さのバランスが難しい点だなと感じました。
総合すると、やや簡単・シンプルすぎる部分はあるもののローグライトのエッセンスはしっかりとすくい上げているRPGでした。挑戦モードで手ごたえが感じられたら追記したいと思います。
余談ですが、ピザの箱に一切れだけ残ったピザのアイテムをきちんと「遠慮のかたまり」と訳しているあたり、ローカライズの質も折り紙付きと言えそうです!

ALBA
2024年03月02日
demo版からプレイ。発売から間もないこともあり、demo版を含めてもまだ数時間しかプレイできていないが、かなりお勧めできる作品。
デッキ構築型ローグライクはStSなど数作品しか遊んでいないが、これも広義でのデッキ構築型ローグライクに含まれるのだろうか?
本作の特徴は何と言ってもダイスで行動が決まるシステム。
ローグライク本来のランダム要素とは少し異なる形でのランダム要素ではあるが、
・ダイスをカスタマイズできる
・「自分の」ダイスはすべて使用する必要がない
・敵のダイスを含め、すべての行動順を自分で決められる
といった点で戦略性があり、やりごたえのあるゲームとなっている。
中でも敵ダイスの操作は攻略のカギを握ると感じた。
すべて使用しないとターンが終了できない仕様上、どの順番でダイスを使用するかが重要になる。敵の順番を入れ替えて攻撃力の低い敵の攻撃を食らったり、こちらに攻撃されるとデバフを与えてくる敵を避けたりすることで戦闘をいかに有利に進めるか、常に考えながらプレイすることになるのでひりつく戦闘が多いのも面白かった。
戦闘は楽ではないが、1周目からある程度余裕をもってクリアすることができたので難易度としては低めと思われる。
このジャンルに触れるのが初めてという方にもお勧めできるのではないだろうか。

raion
2024年03月01日
キメラを使って敵のキメラを倒していくローグライクゲーム
あらゆるものにアニメーションが用意されており、全体的にポップでコミカルな優しい作品となっている
数多あるローグライクデッキ構築と異なる点は戦闘がダイスで行われること
キメラの固有能力・キメラの装備といった部分が味方陣営のいわば「ステータス」なのだが、最終的なアクションは3つある6面ダイスを振ることで決定される。このダイスの面もまた入れ替え可能で、攻撃・ガード・位置替え・待機等のコマンドをショップで購入することで出目の良いダイスへと育てていくことができる
また、敵の行動もダイスで決まり、こちらが敵の行動タイミングを選択できるという仕様になっているのも他にはない大きな違い。ターン数やターン交代制等で処理優先順や特定行動を選択するのではなく、敵味方全ての行動を織り込んで戦闘を進めていくためパズル味が強くなっており、けれどダイスというランダム要素と、キメラの装備や固有能力という固定化された指標があることで、戦闘が運と戦略を良い塩梅に混ぜ込んだ内容となっている
ローグライクよろしくクリアする毎に要素のアンロックが進んでいくのだが、恒久的な強化(初期ダイスが強くなるとか、超絶パワーアップアイテムが手に入るとか)はほとんどない。なくてもクリア可能な難易度をしている
上記に書いた新しい要素をしっかりとゲーム性に落とし込み、運が良ければローグライクおなじみの壊れキメラを生み出すことも出来るという楽しさも健在。絵柄も可愛く、作りも細かく、日本語訳も完璧。細部まで非常に丁寧に力を入れて作られた素晴らしい作品。3ステージ+αという1プレイあたりを短い行程にしているのも良い。ゲーム開発者の"粋"を感じる
気に入ったなら買っていいと思う
攻略としては、
・新しいキメラを雇うときは、一番削れていて要らないキメラを入れ替える。チーム全体がまだ戦えるなら、仲間を入れ替えるより先に戦闘して味方の体力を削っておこう
・装備がどれも強い。焚火等でポッケを増やし、取り合えずシナジーありそうなものを詰め込もう
・2層終了時点で大体ゲームが終わる。3層では体力が一切減らず、仲間を入れ替えないことも多々ある
・トークンは1層からガンガン使う、というか2層までが本番。ダイスを増やすトークンは1層で買い得。また、2層以降から出てくるダイス本体も取り合えず買おう。3個が4個になるのは偉い。攻撃ダイス2面買いとかも最高にコスパが良い。
・キメラと装備の能力はしっかり読もう
これだけ守ってれば挑戦モードもサクサクいけるはず
以下、不満点
総評して万人にオススメなのは変わらないです
挑戦モード解禁まで2時間。全キャラ初見でクリアまで出来てしまう
挑戦モードが本番なのだが、やっぱり楽。挑戦モードもまた面白い追加点が沢山あっていいと思うのだが、しかし装備がちょっと強すぎる。極論どーでもいいキメラ3匹にギッチギチにアイテム詰め込んでトークン買い込んでいれば大体クリア出来てしまうほどには装備が強い。シナジーとかいらんいらん。装備が本体で、キメラはその容器に過ぎない
まぁこれは別に良い点だと思う。結局その装備を拾う道中の段階ではキメラの能力は大事だし、中には装備がカスでも一人で全部ぶっ壊していくキメラも少ないけどいる。ゲームの捉え方の問題であって、他の要素も戦闘にある程度は影響があるのは事実
ただ、本当に問題なのは戦闘の面白くなさ。ダイス面のパターンが少なすぎる。そして敵も特殊行動や固有能力といったものは持ち合わせているが、結局やってくることは一様なダイスから生まれる画一的な動きだけだ。言うなれば敵はサンドバッグみたいなもので、自分達が今いかに強いのかいかに壊れているのかを試すための案山子に過ぎない。立ちはだかる壁としての圧力もなければ、都度考えなければ攻略できない厄介さもない。ある程度周回すると何をしてくるかが容易に読めてしまい、自分の理想ムーブを押し通せば勝手にゲームが終わるようなバランスになってしまっていると個人的には感じた
ダイスのパターンをもっと細分化させたり、せっかく3人いるということを活かしてのコンボやコンビネーションを実装してほしかった。今のゲームだと繰り返し性が極端に薄い。どのキメラを使ったとしても結局似たり寄ったりの攻略になる。ゲーム性は良いのだが、底を掘るあと一歩が足りていないように感じた
もっとザックリ言うと、もうちょっと難しい難易度が欲しかった。それだけ

tamomoo
2024年02月29日
何度もプレイしたいと思えるゲームではなかった。
戦いが間延びするというか、爽快感がない。そして、デッキ構築も楽しさを感じなかった。
戦闘勝利ではデッキ構築に関する要素に変化がなく、基本的に金が入手できるのみ。
デッキ構築要素については、金を使ってショップで買う、特定のマスに到達する、などの手段で行う。
このような仕様であるため、デッキ構築のリソースがそもそも少なく、ビルドに幅を持たせることが難しい。すべてのリソースを注いでも攻撃力を極端にとがらせて速攻で敵を倒すような構築は不可能に近いと思う。
敵の体力も高いので耐久することが基本であり、ダメージをもらわないように、もらっても回復できるようにして、何ターンも時間をかけて地道にダメージを与えて無難に戦うだけだった。
ゲームバランスを考えると難しいのかもしれないが、起伏のないゲームで楽しさを見いだせなかった。

steroid
2024年02月28日
1プレイ1時間くらいのビルド系ローグライト。
敵の行動もこちらが指示「しなければならない」という点が面白い!
敵のダイスに攻撃がある場合、それを使用しない限りターンが進行しないが、
・味方をガードさせてから敵に攻撃させたり
・攻撃力が弱い敵にチェンジさせてから攻撃させてダメージを抑えたり
・睡眠させてから攻撃させることで行動失敗させたり
被害を最小限に抑えながら戦闘を進めよう!
被弾を極力減らすという点で見ると、やはり Slay the Spire に近いなーという印象です。
上手くハマれば、数ターンのあいだノーダメージで一方的に殴ることも…!
日本語対応はかなりちゃんとされていますが、ゲーム特有のワードは触ってみないと理解しにくいのは仕方がないですね。
まずはDemo版で雰囲気を味わってほしい!

PLTK
2024年02月28日
[h3]キメラをダイスで使役するローグライク[/h3]
ダイスフォークの最大の特徴は敵の行動も自分で操作する点。
ターンを終えるには敵のダイスを全て実行する必要があるが、行動順はプレイヤーが管理する。
ゆえに味方のポテンシャルを最大化し、敵の脅威を最小化する実行順を考える面白さがある。
特殊効果はマウスオーバーで詳細説明が出るので初見でも把握しやすい工夫がなされている。
カートゥン調の親しみやすいデザインも相まってこの手のゲームの入門としても推せる作品と思う。
難易度は自分で盛ることができるのでやりごたえを求める層もしっかり遊べそう。
ちなみに初回プレイはクリアまで1時間かかった。
[h3]ダイスシステム[/h3]
ダイスフォークのサイコロは数字ではなく行動がそのままプリントされているのが特徴。
初期ダイスは3つでそれぞれに攻撃・転回・防御が出目に割り当てられていて、それぞれどの目が出るかは運要素。
攻撃用、防御用などとダイスに役割が固定されているのではなく、出目に新規アクションを上書きする手段によってオリジナリティを出せる。
また、ショップでダイスを買うことで戦闘で振るダイスの数を増やすこともできる。
[h3]装備[/h3]
言わずもがなキメラに装備することで強化するアイテム。
この手のゲームをプレイしたことがある人になじみのあるレリックとはやや異なり、
戦闘外で付け外しが可能で、装備できる数や持てる数が決まっている。
属性として、外せない呪いの装備や装備したキメラが倒れると消失する中古品といったものもある。
[h3]キメラ[/h3]
各ステージにある所定のマスで新規にキメラを登用できる。
それぞれスタッツや特殊能力、装備スロットによって差別化されている。
装備と併せてどんな役割を持たせ、伸ばすのかはプレイヤー次第なのが面白い。
キメラのHPは戦闘後に回復せず、トークンや焚火、装備などの手段を用いる。
HPが無くなると回復ではなく復活が必要になる。
キメラ図鑑は丁寧に作られているので一見の価値あり。
[h3]やりこみ要素[/h3]
キメラやステージ、イベントマスなどほぼすべての項目にクリアスコアによるアンロック要素が含まれている。
4クラスクリア後のエンディングまで到達した段階までで結構な物量が解放されたが、確認してみると半分ほどまだ隠れていたのでボリュームは結構ある。
エンディング到達後は挑戦モードが解禁される。
[h3]気になった点[/h3]
デッキ構築タグがついているがカードは登場せず、キメラとダイスが主要素な点は留意。
行動順を自分で決められるがゆえに強すぎたり弱すぎるバフ/デバフがある。
[h3]さいごに[/h3]
現在の時点で不具合やローカライズの不備もなくしっかり遊べる。
StS系ローグライクの面白さを踏襲しつつ、カード制を廃した独自のシステムと分かりやすさがうまく共存している良作。
Demo版も日本語対応なので、興味があればまずDemo版を遊ぶといいかも。

紫
2024年02月28日
Demoが面白かったので期待してた、道中で手に入れたモンスターに合わせてビルドを作っていくStS系ローグライト。
永続強化は無し、プレイしていくと機能がアンロックされていく。難易度を上げていくモードは有り。
日本語翻訳はかなり上質な部類。遊んでて困ることは基本無いと思う。
モンスターが中々可愛く、敵味方で能力が同じなので固有の能力の印象も付きやすく遊びやすい。
デッキにあたる部分はサイコロなのだけど、ショップで内容をカスタマイズすることができる。
ランダムとはいえ、Astrea等のようにメリットとデメリットの差が大きすぎるということはあまり無く、配られる攻撃と防御/回避の数が毎回ランダムになる、程度。
上振れ要素として、偶に玉虫色(つまりレア版)のモンスターが入手出来、固有が強化されている。装備等も上手くハマると暴力ができる。
こういうゲームは1プレイの時間が長すぎると飽きてしまうのだけど、このゲームはいい感じのボリューム感になってると思った。