






DROD RPG: Tendry's Tale
DROD RPG: Tendry's Tale は、DROD の不可解な要素と、プレイヤー統計、1 対 1 のモンスターの決闘、そして手に入る大量の宝といった RPG の要素を組み合わせることで、DROD フランチャイズを新しい方向に導きます。 Tendry's Tale は、典型的な RPG ではなく、パズル ゲームである革新的なコンセプトです。 DROD RPG が典型的なロールプレイング体験と異なるのは、ランダム性が含まれていないことです。敵との遭遇、アイテム、エリア、宝物はすべて、解くのが楽しくなる、魅力的でよく考えられたパズルを提供するように注意深く設計されています。面倒な作業はなく、各エリアで完全にユニークな体験ができます。移動はターンベースで、好きなだけ早くまたはゆっくりとプレイできます。このゲームをプレイしてリラックスして熟考することも、その深い奥深さと挑戦性とリプレイ性のオプション要素を活用することもできます。
みんなのDROD RPG: Tendry's Taleの評価・レビュー一覧

田中たけし
2022年10月13日
プレイ目安:15時間くらい
難易度:★★★☆☆
※日本語なし
ドカンとRPGと銘打たれていますが、RPG風パズルという表現が適切でしょうか。
往年の作品『魔法の塔』のシステムが直接の参照元であり、簡略化した『ザナドゥ』とも言えるかもしれませんね。絶望的に知名度がないので、今回は紹介寄りのレビューです。
[h1]ゲームフロー・特徴[/h1]
ランダム性のないRPGのようなイメージであり、敵キャラも決まった場所に配置されます。敵に体当たりすればこれまたランダム要素なしに勝敗が決まります。この繰り返しでマップを探索して攻略ルートを構築する流れで、端的に言えば最適化を楽しむゲームです。その性質上、1回くらいはやり直しを前提にした設計になっているので、リスタートがストレスに感じる方はこまめにセーブをした方が良いかと。従前の作品との差異は純粋なパズル要素がある事で、これは単純すぎず複雑すぎずで内実も伴っています。スコア目的でなければ全部解かなくてもクリア可能であり、攻略の多様性があるのも好ましく映りました。UIも凄いって程ではないものの、ショートカットキーやミニマップもあって概ね快適です。(特にCtrl+方向キーは便利)
尚、英語が良くわからないので断定はしませんが、ストーリーはおまけと考えて問題ありません。そこが気にならなければ、言語依存度は低いのでプレイに支障はないはず。
[h1]気になった点[/h1]
先に少し触れましたが本作のシステムは先例もありますし、ブラウザゲームで結構な数の類似作品が存在した為、独自性についてはあまり評価できません。当時なかった要素もあるとは言え、時代の変遷に対しての進歩は小さかったかなと。
後はグラフィックとサウンドですね。いかにも洋ゲーチックな作風で、まぁ客観的に観て水準以下でしょう(少なくともグラフィックは)。喋るGをペット(?)にするような謎世界観も相まって人を選ぶのは間違いない所です。
[h1]まとめ[/h1]
洋ゲーっぽさが気にならないのであればお薦め
絵柄が苦手であればまず『魔法の塔.Jr』(現在はフリーウェア)からプレイするのが吉。本作の総合評価は佳作としましたが、これは先述のグラフィック諸々の要素が伸び悩んだ為であり、ゲームプレイの満足度は高かったです。「見かけなんて関係ねぇ!」って猛者は是非トライして欲しいですね。