











Hypergun
「エイリアンの侵入者の波を乗り越え、デューイ オーエンスとしてハイパーガンで世界を救いましょう。有効性が疑わしいプロシージャル兵器を中心としたハイペースなローグライト シューティング ゲームです。シミュレーションに入ります。ハイパーガンを構築しましょう!」
みんなのHypergunの評価・レビュー一覧

MMM0n3y
2023年01月04日
[h1]へんてこアタッチメントがランダムドロップのローグライクFPS。面白いが荒い調整が牙を剥く場面も多々[/h1]
エイリアンから人類を救うため、シミュレーションを用いて最強の銃を開発するFPS。
ランダムドロップのアタッチメントを集めつつ、全6ステージの踏破に挑む。
[h1]システム[/h1]
・アタッチメントはランダムドロップ。但しドロップするアタッチメントの種類を増やすには研究所のストアでアタッチメントを購入する必要がある。
・操作は移動とスキル、プライマリ及びセカンダリファイアのみ。ADSは無し。セカンダリファイアはそれを持つアタッチメントを装備している時のみ発射可能。
・インゲームマネーはビットとハイパーコインの2種類。前者はシミュレーション内でヘルス・シールド・鍵等を買う一時的なお金で、後者はアタッチメント・クラスのアンロック等に使われる恒久的もの。
・クラスシステム。4つのクラスがあり、それぞれでベースとなる銃、スキル、体力等が異なる。初期クラス以外はハイパーコインでアンロック。
・マップはランダム生成。基本的な部屋構造は変わらないが、トラップの位置が異なる場合がある。
・戦闘はアリーナ形式。部屋に入ると敵が出現し、殲滅するまでその部屋から出られない(ショップと宝箱部屋を除く)。
・クリアした部屋はワープポイントが起動し、マップから好きな部屋へ移動可能。部屋の無駄な行き来を省略出来る。ボス撃破後も自由に行き来可能。
・体力がゼロになるか、最後までクリアするとシミュレーション終了。ハイパーコインのみ保持される。
・恒久的アップグレードは無いが、ストアに並ぶアタッチメントがどんどん優秀になるので、結果としてゲーム後半ほどクリアの可能性が高まるつくり。
[h1]良いところ[/h1]
・アイデア豊かなアタッチメントの数々
ドラムマガジンやグレネード等の普通のものから、バナナのマガジンやスロットマシンのバレル等へんてこな見た目のものまで様々。ゲームが進むにつれ銃の見た目がどんどん可笑しくなっていくのが面白い。
・移動と射撃の爽快感
移動速度は速めで移動中の命中精度低下も無し。昔ながらのFPSの操作感。
射撃音は初期こそ迫力が無いが、アタッチメントによって様々に音が変わるのが楽しい(例えば卓球ラケットのアタッチメントを付けると、射撃音はピンポン球の音になる)。
・手強い雑魚・ボス達
1ステージ毎に新たな敵が登場し、段々と戦闘で考慮しなければならない事が増える(シールドを付与する敵がいた場合、それを倒さない限り本体は無敵等)。
また、ボスも遠距離を考慮に入れないとならないものや瞬間火力が重要なものなどバリエーション豊か。
・音楽
シンセウェーブの心地よい音楽。
[h1]賛否両論点[/h1]
・グラフィック
原色多め、眩しめのグラフィック。シミュレーション世界っぽくカッコいいとも言えるが、どのステージも無機質で代わり映えしないとも言える。
またステージのライティングのために、せっかく出来上がったカラフルな銃が見づらいという点は個人的には減点対象。
・アタッチメントの効果は小さめ
銃の使い勝手が大きく変化するようなアタッチメントはほとんど無し。
変わったものもあるが、だいたいはファイアレート・弾速のほか、跳弾・属性ダメージが付与される程度。
・高難易度
小さい敵は撃ち落とすのが難しく、また大きい敵は素早く移動するものがおり、不意打ちを喰らいやすい。
受けるダメージは小さくなく、回復手段も乏しいため、全体的な難易度は高め。
またボス撃破後にいくらかの報酬で体力回復出来るが、ギリギリの体力でクリアとなると次のステージですぐダウンとなることが多い。最後まで体力には気を配る必要がある。
より良いスコア(敵の撃破数など)を狙うゲームではなく、クリア出来るかどうかを狙うようなバランス。
[h1]悪いところ[/h1]
・ランダム要素が素直すぎる
特に体力とシールドについて。
これらはシュミレーション内のショップから購入出来るのだが、ショップの内容は完全にランダムで、中には空のスロットもある。
戦闘で痛手を負ってしまったのでショップで回復を狙おうと思ったら、回復アイテムにろくなものが無く、ビットばかりが余って結局ゲームオーバーということが多々あった。
いくつかの回復手段は固定で配置しても良いのではないかと思った。
・付加効果の説明不足
毒や電撃等の属性ダメージや、レーザー砲のアタッチメント等様々なものがあるが、いくつかは説明不足でどういった効果かよく分からないもがあった。
特に属性ダメージは使ってもその効果が分かりづらかった。どのアタッチメントにもより詳しい説明が欲しい。
ちなみに電撃は機械系、出血は生物系の敵に効果的っぽい。
・セーブ不可能
プレイ中のセーブ不可能。
全ての工程で1時間はかかるのである程度時間に対して覚悟をもって始めないとならない。
中断セーブが欲しい。ただし稼いだハイパーコインはどこで中断しても保持される。
・バグ(銃が消える)
致命的ではないが残念なバグ。アタッチメントで改造した銃が一切見えなくなる。
なおこれは一時的なバグではなく、完成した銃が展示される場合にも不可視となる。
ゲームプレイに支障はない(むしろ視野が増えるだけプラスとも言える)が、銃の見た目が大切なこのゲームでは大きな減点ポイント。
・バグ(進行不能・困難)
以下2点致命的なバグに遭遇。
・敵が壁にめり込み、ダメージを与えるのが困難または不可能。
・シールドを付与する雑魚を倒したにも関わらず敵にシールドが付与され、撃破不能。
これらのバグに遭遇すると強制的にやり直しとなってしまう。頻度は多くないが後半に遭遇すると非常に萎える。特に爆発系の武器を使用すると起こりやすい印象。
不幸中の幸い、遭遇頻度は低めで遭遇箇所はゲーム前半に多い。
[h1]総評[/h1]
実力と運の割合は7:3という感じで、上手くなるほど被弾が抑えられ後半に進めるが、クリアにはアタッチメント及び回復アイテムのドロップ運がある程度必要となるバランス。
また銃の見た目はどんどん楽しくなるのだが、一方で使い勝手は最後まであまり代わり映えしない。
敵は派手に吹っ飛ぶし射撃音も良いので射撃の部分は悪くないのだが、ゲームプレイの変化の小ささとバグが足を引っ張っている印象。またセーブ不能なのも不便。
移動の速いスポーツ系FPSが好きで、かつクリア出来るか出来ないかというレベルの高難易度が好きならオススメ。クリアしたときはガッツポーズしてしまった。
一方で、私はあまりプレイ経験が無いがローグライクFPSは多くリリースされており、それらの中にはより優れたものも多くあると思われるので、特に惹かれる部分がなければこのゲームはスルーしても良いかもしれない。
個人的には射撃感・見た目が欠点を上回ったのでオススメとさせていただく。

l_m
2018年08月27日
まず最初に。このレビューは2018年8月に書きました。
私の現在のプレイ時間は2時間未満、ステージ4の途中までしか進行しておらず4つある武器のうち初期のアサルトライフル系の武器しかやってないという浅いプレイでの感想です。
いい所
グラフィックがきれい。
面白い見た目の銃が完成する。
動きが早くスタイリッシュ、残弾はエネルギー式、撃たない間は自動回復で撃ち放題。
部屋のつながりがランダムで一本道ではない(RTAには向かないが)
取得したアタッチメント等はラボで眺めれるので収集要素がある。
英文のメモがたくさんあるがゲーム自体は別に英語ができなくてもできる。
悪い所
部屋に入ると戦闘が始まり、ほかのドアはロックされて敵を全滅させないと先へは進めない。
戦闘が始まるとMAPが消え、敵の位置やドロップアイテムの位置がわからない。
通貨がドロップ品として落ちるので拾うのが面倒でテンポを悪くしている。
シールドもヘルスも自動回復しない。シールドが自動回復しないのでシールドとしてある意味が分からない(もしかしたらエレメンタルダメージが減るとかあるかも。未検証)
シールドザコ(SNIPER)が序盤だとウザくて仕方がない。
銃のパーツがいくつか出るまで変わり映えせず全然面白くない。
操作に慣れるまではほぼ初期銃を撃っているだけになる
パーツは拾うと全部装着されていき、性能を見て取捨選択する事はない。(ここが一番残念だった)
パーツは基本的に攻撃力、発射レート、正確性等基本性能を上げ下げするものとサブウェポン(ミサイルや丸鋸が飛ばせたり)があるが、プライマリの使い勝手は基本の銃から大きく変わったりすることはない様だ。
店ではランダムなアイテム(ヘルス、シールド、Ammo(グレネード)、宝箱の鍵、銃のパーツが出る箱)が
売っているが、ラインナップはいかんせんランダムな上、回復アイテムが地味に高くて困る。
ランダムパーツ箱からすでに持っているのと同じサブウェポンが出ると装備できないし金にもならないので完全にハズレと化す。
総評:このゲームは「究極の銃を作るゲーム」ではなく、ステージを「最後までクリアした銃を究極の銃とする」ゲームだった。
ゲームコンセプトを読み違えていたようだ。
私はボーダーランズのような武器を、自分でカスタマイズして作れるゲームと期待して買った為にこのような評価になったが1500円という値段を考慮すると操作面やグラフィック等もよくできており、悪いゲームではないと思う。
しかしせっかくの武器パーツを取捨選択せず全部つけていくというゲーム性を一つ捨てている所は残念でしかたがなかった。
今後、パーツの取捨選択と、パーツごとの数値のゆらぎや強化して性能をとがらせたりできるようにしてもっとユニークな銃が作れるようになれば化けると思う。

Masallan
2018年08月26日
※一周終えたので追記編集しました。
光の演出が[strike]眩しい[/strike]綺麗なローグFPS。
ランダムに小分けされた部屋をクリアしながら最奥部のボスを倒していく。スキル等もあり、プレイしたことがある人ならばKilling RoomやImmortal Redneck、PositronXあたりが近いだろうか。
いくつか特徴を挙げると
・武器は開始時に選んだクラス毎に固定
・拾ったアタッチメントを銃にコテコテくっつけて性能(と見た目)が変化していく
・弾薬は自動回復するエネルギー制(残弾やリロード要素無し)
・グレネードがホットコーヒー
・プレイ中に拾える専用コインでアンロック要素あり
・ランダムアイテムが基礎性能を強化するものばかりで大人しい
・セカンダリはアンダーバレル的要素で5つまで持ち運べる
中でも残弾管理の必要が無く好きに撃てるのは個人的に嬉しかった。エネルギーの回復もかなり早く、プライマリであれば一般的なFPSのリロード時間+α程度で全快する。他にも一度クリアした部屋には自由にワープ移動ができたり(Enter the Gungeonのアレ)、ドロップアイテムは全てマップに表示される等、結構ストレスフリーな作り。(欲を言えばクレジットは自動回収がベターだけど)
そんな中1つ残念だったのが中断機能が無いこと。部屋を全部回るスタイルだとそれなりに時間がかかるため、途中で休憩を挟める機能はやはり欲しい。アンロック用のコインだけはリタイアしても保持されるのが救いか。
ゲーム内容とは関係ないがGPUへの負荷が結構高い。GTX1050 Ti程度だと、フルHDのミディアム設定でも常時99%に張り付いているような状態。尤もHigh設定で60FPSを維持するための推奨スペックが970↑なので当然と言えば当然か。
※追記※
4時間足らずで2周してしまうのは予想外で難易度はかなりマイルドに感じた。
削りとして重要な雑魚敵が遅い、脆い、弱いと三拍子揃っていて役目を果たせていないのが原因に思える。ヘルス&シールドを満タンにしたままボス部屋に到達できるので、初見で攻撃を避けきれないボスも割とゴリ押しで倒せてしまった。
やり込み要素
アンロック要素は初期+3種のクラスと、各クラスに4+8(アンロック)種類のスキル。アンロック専用の50以上のアタッチメントと、全解除を目指すならかなり遊べそう。更にプレイ中に一度でも取得したアタッチメントはコレクションルームに追加され、いつでも眺められるようになる。
ただ、表示されているアンロック関係は全てがコインで購入するようになっていて、これはどう考えても途中でダレる。いくつかは特定の条件を満たすことで解除されるようにしたほうが、プレイヤーのモチベが続いたんじゃないだろうか。
歯ごたえのあるコアなゲームを求める人にはあまり向かないかもしれない。
アンロック要素を埋めるのが好きな人や、魔改造された愛銃を見ながらトリガーハッピーしたい人にはお勧めです。

matsinner
2018年08月23日
難易度が高い、と言うより理不尽に感じます
序盤からこちらの回復手段は敵のドロップのみで
攻撃手段が少ないにもかかわらず盾持ちのスナイパー*3+突進してくる雑魚*4+空飛んでる敵*2など
盾は破壊してもすぐに回復するし、回り込むと反応良く振り向く、そして本体の硬さ
ダメージ受ける前提のめんどくさい敵の配置ばかり
まずは盾持ちの弱体化をして欲しいです
それとなぜか戦闘に入ると消える左下のミニマップ
多分自動回復なのでしょうけど残り残弾数も表示されない(撃ち続けると発射速度が目に見えて落ちるので何らかのリソースはあるはず)、お金の入手率の低さ、ここも改善していただければなぁと思いました