








Invisible, Inc.
「現場でインビジブルのエージェントをコントロールし、世界で最も危険な企業に潜入しましょう。あらゆる行動がエージェントの命を危険にさらす可能性がある、一か八かの利益の高いミッションでは、ステルス性、精度、チームワークが不可欠です。」
みんなのInvisible, Inc.の評価・レビュー一覧

sora
2024年09月23日
簡単に書くとターン制のアイテム探索ゲームです。探索する場所を選択して、敵やトラップに対応しつつ、目的の物を見つけて持ち帰る。持ち帰った物で登場人物たちを強化する。その繰り返しです。
単調ではありますが、部屋の配置などが都度自動生成されて2度と同じレイアウトをプレイすることはなく、飽きにくい仕様になっています。
特筆すべきは、難易度に関して設定変更できる項目が20以上あり、プレイヤーのレベルや要求に柔軟に対応することができる点です。
すべての項目を最も簡単な設定にするれば、おそらくほとんどの人が10時間程度でクリアできると思います。ただし、最低難易度の場合、登場人物たちを成長させる楽しさがほとんど無くなります。
レイアウトの自動生成と難易度の柔軟なカスタマイズによって、1度クリアしても、少し難易度を上げて再挑戦してみる、という遊び方を可能にしています。

DEN²
2024年06月30日
10周年バンドルがセール中だったので購入。DLC導入済みのレビューです。
総じて「楽しさより面倒臭さが勝るゲーム」という印象でした。
良い所は他の方が述べている通りで、シンプルながら上手く差別化されたエージェント達や
完成度の高いランダム生成マップなどリプレイ性に富んでいてとてもよし。
[b] ただ、 [/b]その上で見過ごせないポイントも結構多かったです。
・ウィルスの仕様
本作では監視カメラといった様々な装置をハッキングする事が重要なんですが、
これらの一部はハッキング完了時点でペナルティを与えてくるウィルスが仕込まれています。
一応専用プログラムで場所を移したり削除したりできるものの、
ぶっちゃけ消費PWRとの兼ね合いで見えてる地雷に突っ込むパターンが多いです。そのプログラムもいつ買えるかは運次第。
更に[spoiler] ウィルスを踏む度に次の感染がメリット効果に反転する可能性が上昇していく [/spoiler]という仕様まで存在し、
暗にゴリ押しを勧められてるような気さえします。もう少し回避できる手段が欲しかった。
・やらされてる感が強いストーリー ※DLCの内容に触れています
この手のゲームで物語性に触れるのは野暮なんでしょうが…
まずインコグニータと呼ばれるシステムを復旧する所から物語が始まり、そして中盤のある山場ステージを突破後、
なんとそれ以降のステージは[spoiler] インコグニータ維持の為にあるアイテムを毎回回収しなければ脱出すら不可能になります。 [/spoiler]
個人的には、折角装備やメンバーが整い、強力なセキュリティにも対抗できるようになった喜びを挫かれるレベルの面倒臭さでした。[spoiler] 事実上アイテム所持枠がゲーム開始時より減るってどうなの… [/spoiler]
・ドアの開閉が煩雑・UIが小さすぎる
他の方も触れているので詳細は省きます。特にUIはアイテムのクールダウン数を読ませる気ないのかって位小さいです。

headfon
2023年10月16日
緊張感と適度な難易度が良い
頭を溶かしながらステルスすることもできるし、割とごり押しでなんとかなるところもある

oKUMAarashi
2021年12月19日
メタルギアアシッドが近い。
面白いけどこれは日本語化してほしかった。
英語でもわかるかなと思った自分が悪い。

NorthSilver
2021年10月07日
初心者何とかクリアできた
面白いけど頭使うし難度高め
詰め将棋みたいな何かをやっている気分になる
これの続編出ないのかなあ
![I'm watching you [JP]](https://avatars.steamstatic.com/adc98692ab5e0ab013c061bd3a042af12762e083_full.jpg)
I'm watching you [JP]
2021年08月10日
2040年のスパイ会社のエージェントとして、会社の存亡を賭け、敵対企業から様々な物を泥棒するゲーム。インストール不要の日本語化MODあり。
ゲーム内容は、ターン制のステルスにFTLのようなミッション選択ローグライクを組み合わせたもの。複数の報酬や難易度やギミックの違うミッションが提示されて、そこからミッションを選択して、攻略して報酬を得、来るべき最終決戦に備える。ミッションの内容は、いくつかあるが、基本的には目標物を回収して逃げるだけ。ターン制で、自分が動くターンと敵が動くターンが分かれている。敵の次の行動は移動に使うポイントを消費して確認することが出来る。もちろん敵に見つかると大変なことになる。ただ、敵の視野角がそこまで広くないので見つからないようにするのは結構簡単。なんなら敵の横に立ってもバレないというガバガバ仕様。ターン制ということでちょっともっさりしているけれど、確かな面白さを感じた。自分は合わなかったのでキャンペーンモードを1周しただけで終わりにしてしまったが、めちゃくちゃハマる人は居るゲームだと思う。
あと、サウンドエフェクトが今まで遊んできたゲームの中で一番良かった。プレイ中耳が幸せすぎて、これだけでこのゲーム買ってよかったなって思ってた(Klei社絡みでDon't starveの音楽のアレンジが一部のbgmとして使われてて、それだけでDon't starveファンとして結構アガッてしまったので、過剰評価しているかも)

murmur
2020年04月26日
たぶん面白いんだろうけど、一度全滅したら完全に最初からやり直しというのはやりすぎ。X-COMよりひどい。難易度とかそういう問題じゃない。

HAJIKAMI
2018年12月27日
自動生成マップ上で目的を果たしていくターンベースステルスゲーム。
大変に面白い。
ゲームのシナリオは一通りあるのだが、短いし、毎回同じ。
このゲームの楽しさはその毎回の繰り返しの中の「質」に集約されている。
どういうメンバー構成で、どういう成長をさせて、どういうスキルを以て
ミッションをクリアしていくか、そういうところが大事になってくる。
でもここまでは他のゲームでも同じようなものだろう。
問題は不確定要素が多いことで、その代表が自動生成マップ。
目視またはハッキングに拠らないとマップは可視化されていかないので、
目的地も離脱地点もちっともわかんないまま右往左往することもしばしば。
「こんな構造のビルディングがあるかよ!!」と叫ぶこともしばしば。
敵も同じく目視またはハッキングに拠らないと彼等の行動を確認できない。
見つかると即ヤバい。
そのために行動スタイルも大事で、ドアは開ける前に確認する!ドアは開けたら閉める!
見えないなりに常に敵の行動を予測してこちらの行動を決めねばならない。
ギリギリまで追い詰められたら正面きっての島津氏式逃亡で意外となんとかなるかも。
でもこれらは必ず正解なわけでもない。手順を省いたほうが正解だったという場合もある。
こんな風に、運要素が必ずどこまでも付き纏うのだが、
嫌われることも多い「運要素」を上手くゲームの楽しさ・飽きのこなさに
落とし込めてるのがこのゲームの最大の評価ポイントである。
ここらへんがさすがKlei Entertainment製というところ。
ゲーム作りのセンスが際立っている、そんな感じです。

Reito
2018年12月22日
TERRIBLE SMALL FONT!!
ゲームはとてもおもしろいが4Kディスプレイだとフォントサイズが小さすぎて目が潰れる。
フォーラムでも何度か話題にあがっているようだが、
UIスケールの実装は大変なのでディスプレイ解像度を1080pにしろとのこと。
ゲームをするたびに解像度変更をする面倒さもさることながら、UI以外がぼやけてしまうのが我慢ならない。

yukinaga
2018年06月24日
Expert Modeをクリアしたので自分なりの攻略法をメモ。
■Incognita のFusion + ChargeでPWRに余裕
この2つを組み合わせると、5ターンにつき合計12PWR回復となり、全プログラムが-2 PWRコストされることで、PWRがかなり減りにくくなる。
クールダウンが+1されるため、何回でも使えるプログラム(Lockpick等)が1ターンにつき一回しか使えなくなることを考慮して、他のプログラムを選ぶ必要がある。
他のプログラムは、最終的に、Lockpick v2.0, Datablust, Parasite v2.0, Oracleを使用。
(OracleとHunterはとても迷ったが、Lockpick等が1ターン1回仕様となるので、火力確保優先で。)
初期装備はRapierを選んでいたが、火力がRapierしかないと後半アラームレベル時にPWR不足となり辛かった。Chargeとの相性も悪い。
Chargeと併用するならGolemが良いが、高PWRコストで序盤が苦しいのと、Chargeがいつ入手出来るかわからないので、Lockpick v1.0が無難。
PWR回復のため、Portable Server IIとDistributed Processingを併用。
PWRに余裕があったので安心して武器にPWRを回せた。
■カメラ優先のハッキング
アラームレベルが上がるごとに状況が厳しくなるので、少ないアラームレベルで終わらせたい。
その為には、進行方向のカメラのハッキング(or破壊)に加えて、早めに全体マップを把握し、どのドアにエージェントを回すかの判断を行う必要がある。
ハッキングの基本的優先順は、
1)進みたいドアの先のカメラorドローン
2)Facility Database
3)近くの金庫・店
* 通常の金庫・店系は、ハッキングできなくても生命優先で最悪あきらめる。
* 金庫にはPWR節約・デーモン回避のためにもなるべくDr.Xu/EMPを使う
* ショップにデーモンがついている場合は詳細がわかるまで優先度下げる
4)遠くのドローン(乗っ取って探索させる)
5)Daemon Database
6)遠くのカメラ
7)Camera Database *Oracleがあればハッキング不要
・Console Databaseはハッキングしなくても問題なし
■初期エージェントはInternationaleとDr.XU
・DR.Xu: Subdermal Tools(近接EMP)がクールダウンがないので超絶使いやすい。金庫系は基本的に彼が解錠してPWR節約。あとは警備員のHeart Monitorを無効化して、Lethal武器でアラームレベルが上がらない様にしたり、ドローンを壊したり、といった使い方をした。初期装備のShock Trapも最後まで使える。
・Internationale: 近くのメインフレームを表示&離れたところからのコンソールハックでAP節約。ハッキングスキルを上げたのは彼女だけ。Portable Server係。たまにEMP。
今回のクリア時、Detention Centerに居たのはこの二人。
・Banks:ドア解錠できるのでテンポ良く進められた。追加エージェントとしては大当たりキャラ。
・Decker:特技の点であまり使えなかった。デーモン判別のためだけに端末に近づく余裕はない。特技を生かすためには、Anarchyスキルを4まで上げて、TipでFirewall破壊を行う店・イベント端末担当にするとよかったかもしれない。
■その他のメモ
・ドアの先の安全をチェックするには、
1.なるべくドアの左か右マスに立ってPeak
→タイルの警告色にムラがあったら警備員、比較的均一ならカメラ
*ドアの目の前に立つと開けたときに発見される可能性あり。危険そうならドア横マスに移動した方がよい。
2.ドア周辺に警告色タイルがない、またはカメラっぽいならドア開ける
3.基本はここで再度Peak。警告色タイルがなく隠れる分のAPがあるなら、peakせず中に入ってもよい。
・Runの足音は現在セル+5マス。ひし形の範囲ではなく、自分を挟んで距離5マスが3マス分。
・Turretの弾は2発しかない。
・タグピストルはどんどん使うべき。
・Prototype Chipは近接したコンソールから抜いたPWRを貯めることができる。Internationaleの遠隔不可。1 Firewall/1 PWR。ChargeだとPWR余りの火力不足となるので相性良し。

ぜんまい
2017年11月28日
Don't Starveと同じ、カナダのKleiが作ったステルス・ストラテジー。アクション要素は皆無で、思考で隠れたり隠れなかったりするゲーム。
日本人には馴染みの薄い画風、ゴチャゴチャしてそうに見えるせいでサムネバイバイな人もいると思うけど全然そんなことはなくて、カジュアルかつ心地よい緊張感を味わえるゲームデザインは流石Klei。
ランダム性も高く、生成されるマップは毎回変わるのでリプレイ性も高い。
カジュアルなりにステルスゲーなので少なからず精神的な圧迫感はあるけど、そういうのに弱いのでなければ万人にオススメできる。是非一度プレイしてみて欲しい。
確かに絵はあれだけどSteamにいるなら元々萌えなんて求めてないでしょう?ww

Via
2017年08月05日
ステルスゲーム自体は好きなのですが、プレイしているとたまに殺害とノックアウトの違いが曖昧でモヤモヤしたり(ゲーム上の結果が変わらないなら困難なノックアウトを使う理由はロールプレイ以外にあるのだろうか?など)、ひたすら順番に脅威を無力化していくジェンガをやってる気分になることがあります(最終的にプレイヤーは危険の全くない敵拠点をうろつく、いささかシュールな光景に)。
重要施設といったら警備は厳重なはずで、そこをギリギリでかい潜り、ドア一つ開ける時も周到にチェック、敵への生殺与奪は温情などではなく全力の状況判断であり、脱出する時は鳴り響く警報と追っ手の足音を背にしたい。と言ってもそんなバランスを成立させようとすると、実際のゲーム性は非常に鬱陶しくなりそうです。
Invisible, Inc.は基本ロールバック不可のターン制とプロシージャル生成によって、その緊迫感と面白さを素晴らしいレベルで両立している、個人的には限りなく理想のステルスゲームです。ユニットは多彩な能力を持ち、プレイヤーには考える時間が無限にある。にも関わらず侵入先は常に手強く、取捨選択と決断を迫られます。目の前の金庫には大金が入っていて、入手すれば今後が多少なりとも楽になる。あと1ターンあれば開けられるが、敵の圧力は限界まで高まっている。どうしよう。まるでクライムサスペンスのワンシーンです。(ただ理不尽な死にゲーというわけではなく、そこはターン制なのでいくらでも熟考できますし、酷い状況になった後のリカバリも醍醐味です。)
もう一つの魅力としてハッキングがあります。ハッキングの過程は抽象化されたダメージ制で、プログラムの組み合わせ等これも悩みどころですが、それと別に結果がとても面白い。このゲームでは機器の存在と位置が確定した段階で、電子的侵入に物理距離は関係なくなります。なので最寄りの監視カメラ→別の監視カメラ→警備ドローン→移動させてその先の端末、と場合によってはマップの端から端まで一瞬で把握できたり。勿論それで済むほど甘くはなく、現実の位置と仮想を使い分けていく感じが実にサイバーパンクです。この作品の欠陥は次回作が出ないことでしょうか。
なおContingency Plan DLCは純粋に展開のバリエーションを増やすので、最初から適用してプレイした方が良いと思います。

yaruomi
2017年06月30日
当方この手のゲームが好きでありんす
欠点もあるけどやっぱりローグライクはいいよねいつも新鮮な気持ちでゲームができる
あえて言えばミッションにもう少しバリエーションが欲しかったかな

tukiplus
2017年04月11日
プレイヤー陣営と敵陣営を繰り返しながら進めていくステルスSLG。
ワークショップでパッチを提供してくれている方がいるので日本語化も可能。
しかし、一部アイテムの効果が分かりにくい(誤訳ではなく、説明文が謎)。
トライ・アンド・エラー精神でプレイを。
クリア後に難易度を上げて再挑戦しようと思わない程度にはめんどくさい。
いちいち扉を閉めるのが面倒(閉めないと危なくなる場面が多い)、一手戻すことができないので操作ミスすると面倒(難易度によっては1ターン単位で戻せる)など、純粋に「面倒」なことが多い。
登場するキャラクターやアイテムに個性があってリプレイ性はあるはずなので、もう少し操作しやすければ…。
セール価格分くらいは楽しめそうな作品だが、定価だとちょっと物足りないかもしれない。
チュートリアルが薄いので、最初は巻き戻し回数を多く設定して敵の視界や登場する仕掛けの仕組みに慣れると良さそう。

shigu
2017年03月15日
インストール後そのままの設定でゲームすると条件がシビアでミッションが疲れる
一戦終わって、はぁとため息、個人の能力アップはあるが
基地の拡張や改造等のフェイズもなく
次のミッションへ、の流れ。
ミッションミッションで疲れるっちゅうの
その点で言えばXCOMのような戦場以外の要素での工夫でモチベーションが続く仕込みがない
難易度においてはオプションで細かい設定ができるんで、難易度の上下はそれぞれに合ったものが調整できる
もっと時間たって75%以上になった時に心からお勧めするかな
ゲームとしては凡、悪くない

paichi81
2016年11月26日
日本語化MODが非常にいい出来。ターン制で慌てず遊べる。
LEVEL2あたりからいきなり難易度が高くなるのが...

asakk
2016年11月26日
[h1] エージェントは高速で思考し、サイバネティック手術を受けまくってたりする、そんな近未来SFスパイゲーム[/h1]
潜入工作に特化されているエージェント達を敵企業に潜入させ、情報なり人質なりお金なりを拝借するゲーム。
部屋はランダム生成で、一つ一つの部屋を目視するなどしないと視界を確保できない、部屋数すらわからない。
難易度設定によっては敵が部屋をまたいで移動するので、敵が急に扉あけて見つけてくるという事態多発
なので敵がいないただの部屋にいるときでも、どう移動するかを考え、どこに敵の死角があるかを意識しながらプレイするという緊張感がある。
そして敵の視界の中にも即座に発見される角度と、ただ気付かれるだけの角度があるので、敢えて気付かれてから敵の視界から姿を消し、敵を移動させてから奥の扉までの経路を確保…というまさに潜入のスペシャリストのような動きができた時は達成感がスゴい。
…そんなINVISIVLE社のエージェントは優秀なハズなのに、自分のエージェントなんかいろんな人に気づかれてるぞ?おかしいな?という高難易度感とランダム性が良い。
セール中なら安価な値段の割にかなりの歯ごたえがあり満足できる作品だと思うのでオススメです。

OKN
2016年11月21日
[h1] サイバーパンク世界の産業スパイとなり、メガコーポに潜入するターン制ストラテジー [/h1]
最大4人のスパイを操作して、メガコーポのオフィスや研究所に潜入。
さまざまな武器やガジェットを使用して敵のパトロールや監視カメラをかい潜り、ハッキングでセキュリティを解除しながら、任務を達成していくステルスゲーム。
敵の警備は時間と共に強化されていくため、安全を優先して任務を手早く切り上げるのか、マップをくまなく探索してアイテムや資金を稼ぐのかの判断が難しい。
なお、ミッション中に入手できる武器やオーグメンテーションなどのアイテム類はすべてランダムとなっているため、キャラクターの強化はある意味運任せ。
キャラクターの死が完全なロストを意味するなど、ローグライク要素が強いタイトルとなっている。
戦略性が高く、とても面白いゲームではあるのだが、ボリュームが少なく盛り上がってきたところで終了するのはやや残念なところ。
キャンペーンの難易度設定や初期キャラクターを変更しながら、何度も周回して遊ぶ前提ではあると思うが、ちょっと物足りない。
セールでの購入を前提にオススメしておく。

BYE BYE SUMMER ™
2016年09月10日
スニーキング特化の戦術シミュレーション。想定をしながらプレーしなければ1ミスでピンチを招くゲーム性。そして必ずしも想定通りにはいかない不規則性。1マップ1時間程度で自由選択式の分岐型。小部屋と大部屋と通路で構成されるマップの生成には傾向があるもののランダム。1ゲームのEDまで10~15時間程度だがリプレイアビリティが高い。ドアを開ける時や近くに敵の物音が聞こえたときなど都度都度にスニーク好きの期待そのままの緊張感がある。1ゲーム中に手に入るアイテムや仲間は全体の一部で、入手できるリソースの量や質は運に左右されるものの経験を積んでうまくやれば初期値でクリア可能。UIやグラフィック、サウンドなども全体的にハイセンスで洗練されており日本語化が容易でその質もとてもいい。スニーク好きにとっては隙がなく約束された神ゲー。

Kusshie
2015年12月12日
「Mark of Ninja」を作ったKlei Entertainmentが送る、マス目を移動していくターン制のステルスゲーム。2人のエージェントとハッキング能力を持ったAIが敵企業に忍び込み、情報やアイテムなどを盗み出して脱出する。マップや敵、アイテムの配置は毎回変わるローグライクゲームとなっている。アクション性、リアルタイム性はないのでじっくり腰を据えて遊べる。
ゲームの流れとしては、ブリーフィング(装備アイテム選択、ステータス購入など)→挑戦するマップを選ぶ→敵企業へ潜入して目的を果たす→脱出→ブリーフィング、となる。目的を達していなくても脱出はできるが、当然報酬は減る。マップを選ぶたびに時間が進み、4日目で最終マップへ挑むことになる。最終マップクリアまたはゲームオーバーで全てがリセットされる。
基本的に徹底してステルスを貫くことを要求されるゲーム。敵と交戦もできるが、殺害するとペナルティをくらい、気絶させたとしてもリスクを高める。ただし敵の移動経路や視界を見ることができるし、その範囲外であれば真後ろを通り抜けようが真横に立っていようが気づかれることはない。また音やドアの開閉、意図的に敵の視界に入ることで敵をおびき寄せることもできる。エージェントの行動以外にも、AIによるハッキングがかなり重要なファクターとなっている。そういう技や知識を徐々に会得していき上達していくという、キャラクターではなくプレイヤー自身が成長していくという、いかにもローグライク的な成長要素が大きい。
単純にマップをクリアしていくだけでなく、入手するアイテムやスキル、ハッキング能力によっても戦略や難易度が激しく変わる。単純なステルスだけでなく、お金の使い所や購入品の選定、攻略先の選択なども重要となる。
難しそう、と思われるかもしれないが、イージーモードをさらに簡単にカスタマイズすることもでき、設定によってマップ単位、ターン単位でのやり直しも可能なので、わりとなんとかなる。逆に激ムズ設定もできるので、幅広く遊べると思われる。
頭と腕と経験と勘と運、全ての要素をあまねく上手に取り入れた、それでいていままでにないタイプのローグライクステルスストラテジー。負けると悔しいけどまた挑戦してしまう、そんな感じの良いゲームです。
SteamのWorkshopに日本語化MODがあるので、是非導入を。
★★★★★

piyoist
2015年08月08日
カジュアルにSFっぽい雰囲気が楽しめる隠密戦術ゲームです。
とても良いと思った点は二つあります。非常に優れたユーザインタフェースを持っており、すぐにストレスなくゲームを楽しむことができることは素晴らしいです。さらにグラフィックや音響などが洗練されていて、SFの世界観を楽しむことができます。
ゲームは、一見するとXCOMのような画面と操作性なのですが、ひたすら隠密でミッションをこなすことを求められます。ずーっと隠密を強いられるので、遊び方の幅が少ないのと、こそこそ逃げ回ってる感じで爽快感がないのが、私にとっては残念でした。
Faster Than Lightと同じく、任意セーブ不可で、ミッション途中で出会うアイテムだけを取得して戦っていくという点で、ローグ的なゲームデザインを採用しています。しかし残念ながらこのゲームではローグ的デザインはやや裏目に出たように感じます。なぜなら、ミッションにわりと時間がかかるので、死んでもさくさくリプレイしようという感じにはならないからです。(一週目をクリアするのに一度も死なずにやって7.9時間かかりました)
大企業が支配するディストピアで、大企業に潜入して戦う抵抗組織というSFっぽい世界観がなかなか楽しめるので、そこは強くお勧めです。あまりストーリーに頼らず、画像や雰囲気でうまく世界観を作り出しています。
ミッションはストーリー性のない自動生成なので、多少ルーチンワーク感がありますが、敵やアイテムの種類には幅があるので一回目は確実に楽しめます。ですが、リプレイしたいほどの深みがあるかというと、そうではないので、その点はマイナスです。セール価格なら強く買い推奨!でしょうか。

anpon
2015年08月07日
徹底してステルスを求められるタイプのターン制ステルスゲー
敵を殺すと、心拍で管理されているため即座に警戒度が上がり
敵が気絶から復活しても当然警戒度が上がる
更にアーマーを装備している敵にはアーマー貫通能力が気絶攻撃にも求められ、
ロボットには気絶が通用しない
こりゃもう敵は避けるに限る、所持品を後ろから盗めるようになれば敵を倒すメリットは全くないのでなおさら。
一回の行動でいくつものアクションを行えるので敵の行動を予測するシステムを連発しながら
敵の脇を颯爽と駆け抜けよう、敵の視界はステルスゲー伝統の九十度で四角マスの世界と合わさってかなりこちらが有利に立っている。
敵の仕掛けは監視カメラから始まって電磁バリアまで使ってくるが、
これ等はすべてハッキングで逆利用あるいは破壊が可能
このハッキングにはポイントが必要なのでステルスの他に
数字の管理も必要になってくる
一度に複数のことに頭を使うのが好きな人におすすめ。

u2mk
2015年05月26日
巨大企業が支配するサイバーパンク世界でエージェントを企業に潜り込ませ、警備をかいくぐってクレジットやテクノロジーをできる限り奪い去るターン制ステルスストラテジー。先に書いておくと、わりあいどっしり腰を据えてやるゲームだと思う。
ゲーム内時間の72時間以内で装備や人員を整え、最終ステージをクリアするまでで1ゲームとなる。
見つからないようにするためにカバーを取る、警備員の動きに合わせて攻撃できるなどの点で、XCOMと似た部分がある。
一度見つかってしまうと、エージェントが死亡したり警備が急に厳しくなったりしてかなり面倒なことになるので、基本的には巡回路を予測(アクションポイントを消費してルートを表示)する、監視カメラをハッキングで無力化する、ドアの向こうの様子を窺う、などしながら慎重に進むことになる。
なお、ゲーム開始時にREWINDを設定しておくと、設定した回数だけ1つ前のターンからやり直すことができるので、自信がなければ初期設定より回数を増やしてもよい。
難易度はBeginner, Experienced, Expertがメインで、他にExpert Plus, Endless, Time Attackなどのモードがある。ゲームを繰り返しクリアすると経験値がたまり、ゲーム開始時に選べるエージェントやハッキング用プログラムが増える。
ふつう、前述のREWIND以外にやり直しが利かないため、結構な高難度に感じたが、それだけにピンチを乗り切ったときの快感は大きく、気持ちのいいため息がつけるゲームだと思う。
ステルスゲームが好きで、難度が高いほど燃える人ならぜひおすすめしたい。

meg(^o^)
2015年05月13日
ローグライクでスニーク要素のあるターンベースストラテジーなスパイ物。自動生成されるステージでエージェントを操作して目標(または人質)を確保して脱出するのが目的。※ゲームの詳細はすでにレビューされている方がいるので割愛
プレイ当初は目標を達成して無難に脱出するだけで面白さがわからなかったが、エージェント強化のためにクレジットやアイテムを入手しようとした時、ステージに敵が次々追加されていく緊張感、ピンチに陥った時の絶望感、包囲網を掻い潜って脱出した時の達成感はこのゲーム独自の魅力と感じた。
難易度設定が豊富で繰り返し遊べるゲームで、丁寧なチュートリアルやUIの作りこみはさすがKleiと言える。ミッションやロケーションのバリエーションが少ない点は価格相応だが、繰り返し遊べてやりがいのあるゲームだと思う。
※2015/11追記 有志の方による日本語MODがSteam Workshopで公開されました!!