






Lethis 繁栄への道
Lethis - Path of Progress は、ビクトリア朝のスチームパンクを舞台にした都市建設ゲームです。
みんなのLethis 繁栄への道の評価・レビュー一覧

てぬぐい
2022年04月21日
中世とちょっとスチームパンクの世界を舞台に昔のシムシティしている感じ
メチャクチャ好き
スーファミのシムシティ好きだった人はハマると思います

tonberry
2021年04月06日
もうちょい物流システムが賢ければ...とか、もうちょい何かアクセントになる要素があれば...とか、思うところはなくはないが、
シンプルに街を作るところは楽しい。私は好みだった。次回作に期待。
セールの時に結構値引きされるようなので、安いときなら買ってプレイしてみるといいんじゃないかな。
詳しいシステムとか残念な点は他の方が述べているので割愛しますが、
一点付け加えると、あまりに画一的な街づくりになるのでいっそブループリント機能が欲しかった...
センスがいい人は効率優先じゃなく、なりきり半分である程度効率的かつアクセントのある街を作るのでしょうな。
コミュニティコンテンツとかに役所をうまく利用したパスを作ってる人とかが居て綺麗。

Alis
2019年08月10日
チュートリアル5、キャンペーン26、サンドボックス(サイズや地形違いの11ステージ)が実装されており、まずはチュートリアルから世界観、基本的な施設や生産、交易、ウォーカーと呼ばれる施設の従業員の扱い方などをしっかりと学び、Lethisのメインである産業革命を描いたキャンペーンをプレイしクリアすることがメインとなっています。サンドボックスは11ステージあるものの固定マップなのでキャンペーンまで終わった人が好きなように街づくりがしたい人向けかと思います。
チュートリアルもしっかりとクリア条件があります。もちろん、きちんと説明を受けながらプレイできますが、その説明をしっかりと理解しておかねばチュートリアルですらクリアが難しくなります。キャンペーンは複数のアーバニスト(都市計画専門家)となり、各キャンペーンのクリア条件および皇帝からの要望などをこなしつつプレイするようになります。
日本語でレビューされている方が詳細に述べられている通りで、ウォーカーの動きを考えると決まった形の街になっていくのが残念です(ウォーカーが歩く距離も決まっています)。また環境を良く(家のLv.4以上では必須)しようと思ったら公園だらけになる点も少々残念。スチームパンク系の世界観で現実社会と一緒にしてはいけませんが、せめて1つ設置したら15×15ぐらいの範囲はカバーする形にしてほしかったかも。また土地の造成などもできないため川を渡る橋を設置する場所が決まってしまったり、森や岩を撤去できないのも残念です。
とはいえ、他の街づくりとは違った雰囲気を楽しめ、個人的にはグラフィックも好きな部類なので非常に楽しめています。難易度も(私のプレイが下手なんだと思いますが)結構高めかもしれません。
現在「2」の開発が行われているようなので今から非常に楽しみにしています。

kappaboogie
2015年07月02日
『Anno』(創世記)シリーズをカジュアルにしたような手ざわりのシティビルダーです。住居からの要求を段階的に満たしてゆくことで家を大きくし、人口密度を高めてゆくタイプ。ユニークなのは、サービス施設の効果や物資の供給が、範囲ではなく、サブタイトルが示すように「道」によってなされる点。しかし『Cities: Skylines』の方式(道ぞいの距離)とも異なります。施設のスタッフが道を歩きまわり、住居の前を通過することでその家に効果が反映されます。スタッフの動線を制御することが効率的な発展のキモとなっています(とはいえ一本道か環状の二択かと)。特にメンテナンスのスタッフは重要であり、彼が頻繁に通らない道ぞいの建物はたちまち崩壊してしまう。びっくりするほど安普請。
産業革命期を模した世界観を反映して、住民に労働者とブルジョワの階級があるのもおもしろいところです。前半はひたすらプロレタリアートの数を増やし、後半はその従順な労働力をブルジョワジーの優雅な暮らしのために奉仕させる、というのが基本的な生々しい展開です。ただしスチームパンクSFなので、上流階級の世話をする奴隷の役割はオートマトン(自動人形)が果たします。このロボットを製造することがひとつの目標であり、ターニングポイントになっていて、この種のゲームには珍しいメリハリを感じさせます。キャンペーンの一部やサンドボックスでは、最終目標として天文台などの特殊な巨大建築物を作ることも可能で、その場合、ブルジョワを発明家のパトロンにしたりします。ファンタジー要素もあり、妖精みたいなのを捕獲してお酒の原料にしたり、エクソシストを配置しないと家がオバケに呪われたりします。プレステの『倫敦精霊探偵団』を懐かしく思い出しました。
残念なのは、蒸気エネルギーがさほど核心的な資源にはなっていない点で、スチームパンク的に惜しい。現代の電気のごとく、蒸気がなければなんにもできないくらいであってほしかったです。不自由がない程度のインターフェイスも、細かな部分で不満があります。グラフィックに反して意外と起動が重いです。そしてよく落ちます。どうウッカリしたものか、アーリーアクセス品質でリリースしてしまったと公式に認めており、アップデートは頻繁におこなわれているので、今後に期待できるかもしれません。
都市の美観を追求するのには向かないし、さほど個性的な街も作れませんが、『Anno』や『Banished』のように物資の生産・流通をマネジメントする楽しさを手軽に味わえる佳作です。スチームパンクが好きな人(私)や、自由曲線で道が敷ける最新ゲームでもついつい碁盤目を作ってしまう病気の人(私)にもおすすめ。四角グリッド万歳!