








マジックスクロールタクティクス
Magic Scroll Tactics は、高度が勝利の鍵となる、横スクロールのターンベースの戦術 RPG です。高台を獲得し、不運な敵に壊滅的な打撃を降らせるか、上空から脅迫するしっかりと保護された敵を召喚獣が攻撃するのに苦労するのを驚愕しながら見守ってください… しかし決して恐れることはありません!たとえ窮地に陥ったとしても、戦況を変えるための幅広い選択肢が自由に使えます。機敏で機敏な戦士を使って高台を占領し、飛行ユニットを使って空から戦場を支配し、敵の位置に関係なく敵を焼き、凍らせ、打ち砕くことができる魔法を使いましょう。
みんなのマジックスクロールタクティクスの評価・レビュー一覧

riry
03月22日
キャラクターグラフィックやお話、BGMは好き。
ただバランスやシステムは大味。
過去作ではレベルのごり押しなどで爽快感はありましたが、
今作はごり押しができなくなっており、種族などの選択肢も狭くプレイが窮屈だった。
武器も使える武器と使えない武器の差が酷かったり、もう少し練ってほしかった。
続編はいつでるんでしょう、発表からもう何年もたちました。

Zinnia
2024年07月27日
世にも珍しい横視点のタクティカルRPGです。
高いところから攻撃すると防御貫通ボーナスが付くかわりに低いところから攻撃すると命中が下がったり
攻撃魔法は低い敵に攻撃できない代わりに対空が得意だったりして
高さを活かしたシステムがよかったです。
中盤までは面白かったのですが終盤は敵の攻撃力がインフレして
一撃死→蘇生→一撃死→蘇生のループになるのがしんどかったです。
またBGMは盛り上がるものが多くてとてもよかったです。

kasyu
2024年06月09日
とても良いゲームです。
私は元々ニンテンドースイッチで本作に出会いましたが、スイッチを手放した後にやはりこのゲームが遊びたくなって、スチームでまた買いました。
基本的な事ですが、動作の不具合などはありませんでした。
難易度は序盤から後半にかけて徐々に上がっていくバランスの良いもので、キャラクターのスキルツリーはある程度自由にプレイヤーが選択できるなど、育成の自由度もそれなりにあります。
ゲームの一周にかかる時間もそれほど長くなく、手軽に遊べる良作です。

うぇすた
2023年12月10日
絵柄に惹かれて購入。サイドビューのSRPGというのは珍しくて新鮮でした。
・よかった点
絵がかわいい。
ストーリーもあっさり目ながら、王道かつ明快でよかったです。カコちゃんかわいい。
アビリティは習得開始から覚えるのにラグがあるが、いつでも振り直しができるうえ、外しても習得値は残るので好みで付け替えできる。
ジョブチェンジもあるので、アビリティを組み合わせる楽しみもある。
・悪かった点
名前で察せるレベルながら、良性悪性問わずステータス異常の効果がやや分かりにくい。実際になってみればすぐ分かるレベルではありますが。
店が遠い。ゲーム終盤になってもいちいちスタート地点までスクロールしないと使えないので少々不便。
攻撃魔法の射程に癖がある。火と雷は使っていればすぐ把握できるものの、氷が非常に分かりにくく、実際に選択してみてから敵に当たらないと分かって、移動からやり直すことがチラホラ。あとどの攻撃魔法も基本的には位置的不利のある低所からしか使えない。ただ、これは高所から使えると強すぎるので仕方ない気も。
ステージボスを倒した時に生存してるメンバーのみに入るボーナスがあるので控えを育成する意味がほとんどない。後からいくらでもお金でドーピングできるとはいえ積み重ねが大きいので、結局メンバーが固定になりがち。
・その他(この辺りは私の方でも何か見落としがありそう)
主人公が序盤は万能で使いやすいものの、アビリティの揃ってくる後半になるとどれも専門職に及ばず、周りは便利なパッシブも習得していくので、器用貧乏になりがち。専用の全体がけ補助スキルも強いが、後半は敵の高火力の前にユニットがワンパンされて即解除されることも多いため、使いどころがやや難しい。
4章から急に敵が強くなる。敵とのレベル差で経験値に補正が入るためすぐ追いつくとはいえ、やや難易度の上昇速度が速い気がする。
・総評
ややピーキーなバランスに感じましたが、横と高さのみのサイドビューSRPGという視点が面白く、キャラクターもかわいいのでFFTの様にアビリティを組み合わせて戦うSRPGが好きなら楽しめると思います。続編ではないようですが、同様のシステムで新作も制作中のようなのでそちらにも期待したいです。

abapishas
2023年05月30日
四章から急に難度が跳ね上がりクリアが難しくなる。狭いマップでは一度もターンが回ってこないままやられるユニットが出てきたりと、やや理不尽なやられ方をすることも。全体的なゲームバランスは良くない。アビリティ習得システムも面倒。

actinia.equina
2022年12月26日
ゲーム性はかなり良い感じ。
ストーリーは薄め。
育成しきる前にクリアしてしまうから、このシステムならもっと長編でも飽きずに楽しめたかも。
あと人魚ちゃんシュキ

Natsu_Kaze
2022年03月28日
ギリギリの戦闘、カツカツのAPを好むかで評価が変わる。
戦闘システムは高さのある2D横ビューSRPG、やや狭めのマップで敵味方ともに少人数の戦い(それぞれ6人前後が多い)。高さの概念、敏捷順行動制がシステム的特徴。
バランスは某F完結編が頭をよぎるバランスで、中盤はギリギリ終盤は大味。敵が高体力高攻撃力なことと多くの敵が攻撃範囲に入るまで待機することが合わさって、釣り戦法推奨の難易度。初手から敵の攻撃範囲に入っていたり、高威力範囲攻撃を持っている敵をどう捌くか考えるのが楽しいところ。
キャラはレベルアップと同時に手に入るAPでスキルを習得させていくことになるが、このスキル習得がとにかくカツカツ。
APはレベルアップで1、高価なアイテムで1上がるが、終盤スキルはAP7のものが多いのでスキルの付け外しに頭をひねる(付け外しは自由に行える)。前提スキルにもAPが割かれるので、いかに無駄のないスキル構成を作るか考えていくのが楽しい。
ただ、実際にAPを振ってから習得するまでに経験値(撃破数?)を稼ぐ必要があって、そこが面倒かつ問題。自由にジョブチェンジできるシステムがあるのだが、他職の初期スキルは未習得状態なのでAPを振ってから戦闘を繰り返してようやく習得となる。ヒーラーにジョブチェンジしたはいいが、ヒールを使えるまでには何十体と敵を倒す必要があるというのではさすがに手間。短時間で終わるフリーマップもあるが、そこを何度も周回してようやく初期スキルを覚えるというのはさすがに徒労が過ぎる。
経験値は敵を倒したときに生存している味方全員に入るシステムかつ相対経験値制なので、ヒーラーや盾役も同レベル帯に落ち着くのは嬉しいが、逆にフリーマップで高レベルに上げて無双プレイとはいかないのが一長一短。
総じてキャラクリ、スキル習得の自由度を楽しむためのハードルは高め。
ゲームとしては、少ないリソースをうまくやりくりして先を見据えたスキル習得を行いギリギリのマップ攻略を楽しむか、いっそフリーマップをぶん回しで大量のスキルを取得しつつAP上昇アイテムを買い込むか、二通りの楽しみ方ができるといえる。
しかしそれほど長くないゲームでフリーマップに時間を注ぐというのは個人的に好みじゃないのでそこは残念。自分は途中で断念したが、高難易度を求める人は稼ぎ禁止してプレイしてみてほしい。
余談だが、攻撃選択後に戦闘予測のウインドウが出なかったり敵のHP確認ができなくなるバグが何度も起こって結構なストレスになった。

TETSU
2021年06月20日
昔某社が出版?してたディスクステーションにありそうなゲーム。
かわいい、音楽がいい、軽く遊べるの三拍子。
無茶をしなければ理不尽という程でもないので、楽しんでゲームクリアまではできるはず。
「軽く遊べる」とは書いたが、2周目移行や実績などやりこみ要素もある。
全実績解除しようと思ったら、それなりにがんばらないといけない。
また自分好みのユニットをデザインできる楽しみもあり。
気になる点は、ちょーっと魔法が不自由すぎないかな?くらい。

ueno.solar
2021年01月27日
横スクロールSRPGはたしかにありそうでなかったアイデアで
ゲームとしてちゃんと成立してて遊べるんだけど、思ったほど戦略性が深くない。
高さと横の二次元しかないので、戦力を二手に分けて回り込むとか
敵を引き寄せてから囲んで倒すといった戦い方ができず
前線に戦力を投入してぶつかり合うだけになりがち。
地形が代わり映えしないのもあって中盤あたりで飽きてしまった。

Fuwatoro
2020年10月06日
謎の二次元SRPG。
高い場所にいるキャラが絶対覇権という、
大雑把なバランスだけどサクサク遊べてオモロー。
ボリューム少ない、もうちょっと遊びたかった。そんなゲーム。
(´・ω・`)続編まだなの!?

namigame
2020年08月26日
いやらしい敵布陣をパズルチックにどう攻略するか考えるのが楽しかった!
(育成ミスとアイテム見逃しと稼ぎステージ縛りでハードモード化してただけかも)
ゲームが進んでスキル習得やアイテム獲得でパーティ内で役目や重要度が自然に変化していく感じもグッド。
店の入荷アナウンスがなかったり少しヌケてる部分はあるものの、想像してたより歯ごたえも手応えもある良作だった!

oraclelion.leolion
2020年08月16日
戦略シミュレーションでありながら、横画面なのが特徴的なゲーム。
話のつながりはないが、前作の幻想4倍剣を進化させたシステム。
このブランド特有の、大雑把かつ敵ステータスを高めるのみの難易度調整のおかげで、ひたすらシンドい。
■辛いところ
・横画面のマップがうまく機能してない
高度に関する移動をわかりにくくしているだけ、高さの命中ボーナスが極端と大味。
・敵ドロップ宝箱が理不尽
敵撃破するとその場に宝箱を落とすが、これは味方を隣接か重ねるかして回収しなければ手に入らない。
逆に敵に奪われる事もある上に、その敵を更に倒しても回収し返せない。
このせいで遠距離で先制して、敵を倒すというのがリスキーでありユーザ不利。
・キャラメイクがメチャクチャ
種族とクラスを組み合わせてキャラを作成できるが、装備が種族依存。
これにより女性オンリープレイをすると、防御系の職業でも鎧を装備できない。
更には攻撃系の近接職は選択すら不能。
この仕様のおかげで再生能力持ちのボス突破がシンドすぎてプレイ放棄を決めた。
個人的には前作より全然ダメの烙印を押す出来。
シミュレーションがやりたかったら、モエクリとかGodOfWarの方がいいんじゃない?
かなりマゾいよ、これ?
可愛い女の子がいっぱい出るとかそういうわけでもないし?

volfe
2020年06月06日
他の人も書いてましたがバランスが悪いです。
次に進むと突然異様に強くなって一匹ずつ釣り出して処理する戦法か稼ぎを強要されるのは好きな人はまぁ・・・好きなんですかね?

kuranuma
2020年05月16日
[h1]そつなくまとまって、シンプルに楽しめる[/h1]
プレイ時間14時間程度でエンディングまでクリア。
難易度はそこまで高くなく、エンディングまでなら稼ぎ行為などをしなくても十分進められると思われる。
ビルドの自在性があるので、もうちょっと遊べたらとも思ったが、1200円のボリュームとしては十分なレベルなので良し。
[h2]特筆点[/h2]
[h3]キャラビルドシステム[/h3]
主人公とゲストキャラを除いて、種族と職業で能力値やスキル、装備品が決まる。
(といっても装備は種族依存、なので職業関係なし。スキルは職業依存なのでほぼ種族関係なし。ほぼなのは種族により採用できる職業に差があるため)
仲間は召喚でいつでも好きなだけ作成可能だ。最初期は一度決めた職業を変更できないが、後から変更可能であり、さらにすでに習得状態のスキルはそのまま使うことができる。
(ちなみにあるアイテムを入手することで可能になる。直接的に転職可能と言われないので気を付けよう。)
多少の格差はあるものの、突出した差はなく、一長一短の範囲にまとまっている。
特にこだわりがなければ初期メンバーのままでも十分楽しめるだろう。
[h3]可逆的スキルツリー[/h3]
スキルツリー制(というかスキルポイント制)の欠点といえば、間違いの取り返しが付きにくい点だ。
役に立たないスキル、使えないどころかマイナスに働くスキルなど、事前知識がないと後悔し、辛い思いをするケースも少なくない。
このゲームはスキルの取得を戻すことができる。取得に使ったAPは払い戻され、別のスキルに割り当て直すことができる。
取得したが罠だった、使えない、他に優先するべきスキルがあった……ということがあっても安心である(といっても個人的にそこまで露骨に使えないようなスキルは特になかった)
無論割り当て直しが自由であるということは、キャラのカスタムを状況に応じて自由にできすぎてしまうということだが、このゲームではスキルの取得に「AP+一定の戦闘経験」という形でバランスをとっている。
(要するに習得さえしたら着け外しは自由ということ、別に習得中に外しても習得値は減らないのでロスはない)
注意点としてはレベルに対して、習得値は上げるのに一定量の戦闘を要するという点である。これにより、あとから召喚で増やした仲間を1軍にするのはかなり手間がかかることになる(つまり、規定より多い6体以上の運用は難しい)
厳密なルールは不明だが、レベル下位である場合は圧倒的スピードでレベルが上がるので、レベルについて追いつくのはそこまで難しくはない。
しかし、スキルについては一度に取得できる量が限られているので、どうしても時間がかかるのだ。[spoiler]章クリアで出撃者のみAPが貰えるステージの存在が拍車をかけている[/spoiler]
いずれにせよ攻略情報と相談したりする必要はない、思うがままに取得しても取り返しがつくようになっているので、安心してプレイできる。
[h3]平面戦闘[/h3]
2Dの横スクロール形式となっている。つまり、高低差のY軸と距離のX軸のみが存在することになる。
高所からの攻撃の場合は命中率と攻撃ダメージに補正が入るようになり、逆もまた然りといった具合になっている。
個人的に感心したのは、移動時の入れ替わりシステムだ。
例えば以下のように敵Xの前に味方Bがいる場合、通常味方Aが敵Xに近接攻撃を仕掛けたくても、隣接位置に味方Bがいるので、大抵の戦略ゲーでは、味方Aは後方で立ち往生するしかないだろう。
しかし、このゲームでは味方Aを味方Bの位置に移動させることができる。この際味方Bは味方Aがやってきた位置に入れ替わる形となり、味方Aは無事に敵Xを殴ることができるのだ。
[table]
[tr]
[th]移動前[/th]
[th]味方A[/th]
[th] [/th]
[th]味方B[/th]
[th]敵X [/th]
[/tr]
[tr]
[th]移動後[/th]
[th] [/th]
[th]味方B[/th]
[th]味方A[/th]
[th]敵X[/th]
[/tr]
[/table]
複数人でも入れ替わり可能であり、ある程度の制約があるものの、渋滞を避け、近接攻撃を腐らせない良いシステムになっている。
ちなみにこのテクを使えば、まだターンが回っていない状態の味方をある程度動かすことも可能である。
[h3]ストーリー[/h3]
かなりあっさりしている。あプレイヤーに対する攻略の動機付け程度といったところ。
TOやFFTのようなドラマチックな展開やドロドロの人間関係は特になし。
説明欄の説明通り以上のことはないので、上記のようなストーリーを期待しているのであれば、残念ながらといった感じだ。
逆に言えば冗長だったり、もやもやさせられたり、変なストレスを感じることもないので、その点は安心できる。
[h3]人物像を持った人間男性なし[/h3]
このゲームに名前と顔とセリフを持った人間男性は登場しない。[spoiler](といってもわかるのは見た目だけ。特に触れられていないだけなので、実は性別男性もいるかもしれないが……)[/spoiler]
一応海賊の手下ユニットなど、ドット上男性人間風のキャラも出てくるし、その他人外ユニットは敵味方含めて性別不明だ。
少なくとも言えることは、男女が存在することによる異性間の人間関係について一切考える必要がないという点。その手の要素が苦手な人にはストレスフリーで良いだろう。
[h3]飛び道具が強い[/h3]
戦略ゲーの特性上致し方ないのだが、やはり飛び道具は大正義だ。
近接武器が弱いわけではないが、全員遠隔武器と、全員近接武器にする場合、前者は現実的な選択肢だが、後者は単なる縛りプレイと言わざるを得ない。
[h3]基本的に不利な位置から始まる[/h3]
ゲームバランス上仕方がないのかもしれないが、基本的に相手の方が有利な開始位置であることが多い。
といっても、AIは長期的な位置的有利にそこまで拘らないので、こちらを殴るためにわざわざ高所から降りたり、不利な地形に飛び込んだりする。
(最も、AIに本気を出されたら敵わないのはこちらである。AIが目先の単純な利益に飛びつくのはゲームとしては正解なのだ。)
[h2]気になった点[/h2]
総合的に見て、致命的な問題点はない。このゲームを宣伝通りに楽しめず、投げ出さざるを得なくなることはないだろう。
しかし、細かい所だが何とかならないかと思う点はある。
[h3]装備購入が煩雑[/h3]
ショップでわかることはその装備の性能と、誰が装備できるかだけ。RPGによくある現在の装備品との性能比較などはない。
ショップに新しい装備が出た際にこの煩雑さが顕著に出るだろう。
現在の装備と比較するとどの程度強いのか、更新の必要があるのは誰なのか、既に最新の装備を持っているのは誰なのか…
店を開き品物を確認して、一旦閉じてメニューからユニット一覧を開いて更新対象をチェック、再び店を開いて対象を購入。
余程の記憶力と計算力がない限り、一度に全員分の装備を覚えることは厳しく、結局このやり取りを何度か繰り返す羽目になる。
欲を言えばFFTの試着室のような仕組みがあればと思う。
[h3]ショップが遠い[/h3]
このゲーム中のショップは紹介イメージに見えている一店のみである。
フィールド画面上からはいつでもアクセス可能、コンビニもびっくりの24時間365日営業だ。
しかしそれゆえ後半になるにつれて、ショップを開こうとする度にショップまで画面をスクロールさせるのは非常に面倒である。
これはゲーム後半になるにつれて顕著であり、フィールドは北上していく形に伸びていくので、終盤に店を開こうとすると一々南端まで行かなければならないことになる(勿論攻略の続きをするなら北に戻る往路だ)
せめてショップに一発で行けるボタンとかあればとは思う。
[h3]要所要所で説明がない[/h3]
戦略ゲーである以上、戦闘ルールの説明は非常に重要だ。この点が曖昧だと面白さにかなり水を差すことになる。
概ね必要な説明はしてくれるので、致命的に困ることはないが、一部理解するのに難しいことがある。
[list]
[*] バフ、デバフの説明がない
FFTにおけるSELECTボタンのヘルプのようなものは存在しており、例えばユニットの所持スキルにマウスオーバーするとそのスキルの説明が表示されるようになっており、非常に親切な仕組みになっている。
……のだが、何故か現状のバフ、デバフの欄は説明が表示されない。
防御ダウンなどはその名の通りでいいとしても「マヒって何?動けないし攻撃できなくなるの?いやでも魔法は撃ってくるぞ?」と正直説明が欲しいケースの方が多い。
[*] 魔法及び一部の飛び道具の仕組みの説明がない
このゲームにはおおよそ4種の攻撃魔法があり、うち後半に取得する1つは自由射程なので特に困ることはない。問題はほか3種が独特な射程の仕組みをしていることである。
理解していないと何故攻撃範囲にできないのかわからなくなるのだが、この点の説明が一切ないのだ。
[list]
[*]アークサンダー
自分のいる位置から斜め方向に3タイル(L3で4タイルになる)で範囲なし。
一番わかりやすい。戦闘中にスキルを選択した際の見たまんまだからだ。だが、スキル説明欄からこの形状を想定するのは無理があるだろう。
[*]ファイアボルト
自分と同じ高さの前後4タイルが基本射程、選択したタイル+上方向3タイルが攻撃範囲。[b]同じ高さのタイルが0.5の高さだと選択不可。[/b]
わかりやすい部類であるが、0.5タイルの扱いが厄介。埋まっているタイルはOKなのにだ。
[*]アイスジャベリン
自分の1マス上から自由に6タイルが基本射程、選択したタイル+上下左右1タイルが攻撃範囲。[b]基本射程にできるタイルは自分の1マス上から直線軌道で敵味方や壁にぶつかる場合は選択不可。[/b]
この直線軌道の仕組みがかなり難しい。頭上1タイルが埋まっていたり、誰かいたらどこにも飛ばせなくなるのだ。この仕組みを初見で理解できた人はいるのだろうか。
ちなみにある飛び道具([spoiler]銃[/spoiler])も直線軌道の仕組みについては同じ。弓は障害物も味方も気にせず飛んでいく。
[/list]
[*] 一度しかヘルプが出ない
例えばキャラクターがクリスタルになる、アンデッドが蘇るなどの事象が起こると、その際にヘルプが表示される。
そのゲームの戦闘ルールにまつわることなので、説明は非常にありがたい。
しかし、それらについて後から読み返すことができない。「クリスタルって取得するとHP全回復だったか?えっ?ターンも回ってくるの?」みたいなことがあるので、ヘルプのまとめみたいなものは欲しかったという気持ちがある。
[*] 宝箱のルールが説明されない
「宝箱は宝箱自体かその左右どちらかのマスに生きている状態で立っていれば取得可能。なお、戦闘終了時に未回収のものは消滅する。トドメを刺した行動ターンが終わるまでは有効なので、最後の敵の宝箱を回収する際はその敵と隣接する位置に味方を立たせておく必要がある。」
と、若干理解に時間がかかる仕様なのだが、これについて一切説明がない。
(そもそも最後の宝箱回収が煩雑なこと自体微妙といえば微妙、FFTなんかもそんな感じではあったが)
[/list]
ルールが重要な戦略ゲーにおいて、基本的なルールを「体感して覚えろ」状態になっているのは評価できない点だ。
[h2]まとめると[/h2]
おすすめ。
値段、説明に偽りはなし。
恐らくあなたの期待した通りに楽しむことができる。
ラーメン屋でラーメンを頼んでラーメンが出てくる相当です。

cultus
2020年05月03日
横スクロールで高低差を取り合うという考え方はわかりやすいのだが、
SRPGあるあるの「味方が邪魔で移動ができないストレス」が上記の要素で倍増している。
数コマずつちまちま動いて戦いが動かない状況が暫く続くのがかったるい。
キャラは可愛いと思います。

yt6t6t
2020年02月16日
高さが重要なSRPG。上から攻撃するとレベルが10ぐらい上がるイメージ。二段以上高くても特に意味はない。全体的に難易度は低めだが、最期はかなり手強い。
スキルあげが面倒だけどオートモードがあるのでそこまで苦ではない。筋トレでもしながらキャラを育てよう。
※Tオウガみたいに永久に石投げは出来ません
![[JP]A.O.-Yuu](https://avatars.steamstatic.com/6241c0d952706b41af1475fe66f75f1d3fe4c030_full.jpg)
[JP]A.O.-Yuu
2019年11月18日
[h1]シミュレーションゲームが苦手な方も,好きな方も等しく楽しめるゲーム[/h1]
「お手軽S・RPG」という言葉がしっくりくる本作。
ゲームシステムはスッキリとしていながらも,適度なボリューム,世界観,キャラクター等で
誰でも気軽にプレイ出来る印象を受けた(クリア目安は15時間前後)。
シミュレーションゲームには珍しく,フィールドを真横から見た状態で戦闘を行っていく。
また,システムはシンプルながらも非常によくできており,難易度も丁度良いくらいに設定されている。
武器やスキル,パーティー編成など深く考えずクリアすることも可能であるため,
こういったジャンルが苦手な方でも充分に楽しむことが出来るだろう。
個人的にはイベントCGや各キャラクターの掘り下げが欲しくなるほど,世界観に魅力がある。
もう少し広げても良かったのでは?と感じることはあるが、それは野暮というものだろう。
なお、周回時にレベルや装備品が引き継げないことには少し首を傾げてしまった。

田中さん
2019年11月09日
シンプルだけど奥が深くて楽しめました。
難易度は難しすぎず、簡単すぎずちょうどよかった
雑魚が雑魚じゃなくて味方よりも強いから、
10時間ほどでクリアしました
やりこみ要素がない
フリーバトルの経験値がほとんどもらえない、アイテムもしょぼいからやる意味がない(フリーバトルは何度でも挑めるマップ、ストーリーマップは1回だけ)
クリア後引継ぎなし
これが残念。周回要素とか武器掘りとかがあればもう少し楽しめたのに

tententen1010
2019年06月12日
良くも悪くもない出来という感じ。見た目のかわいさやスピーディーな展開が期待どおりのようで、キャラに愛着湧くような個性やストーリーはないし、とばせないエフェクトは変に待たされてる感じがある。
攻撃が外れることがとにかく多くてストレス。下から攻撃する→当たらない、高い位置を取って2段攻撃→80%の命中率を連続して空振り、なんてことがあって思わず声がでました。じゃあ魔法は使えるかというと、高い位置取りをした味方や地形が邪魔で魔法飛ばせない、低い位置にも魔法撃てない。撃てる位置についた頃には敵からワンパンでダウンってことも多い。こんなん勝てんわーと思ってレベル上げして挑んだら倒す必要なかったりもして、中盤以降ストレスが増えていきます。1戦するごとにスキル割り振りするのも面倒です。
自動モードがあってレベル上げが便利なようでいて、もらえる経験値が少なくて結局面倒くさい。

ps
2019年03月11日
世にも珍しい2DSRPG
キャラクター配置を考え、スキルや高低差を利用してステージをクリアしていくゲームです
壁役を囮にしつつ後ろから弓で援護射撃したり、強化魔法をかけた味方を特攻させたりと色々とできます
だだし、後半になると他のゲームで言うところのクラスチェンジ(上位職)が無いので
ゲームの伸びしろがなく面白みに欠けます
現状辛うじておすすめです

renion
2019年01月31日
1周目クリアまでプレイした時点での感想です。
世にも珍しい横スクロールSRPG。
キャラデザがここ数年のうちにプレイしたゲームの中で1位2位を争うほど好み。正直これで一本釣りされました。
シナリオは展開としては好みではありますが、肉付けが必要最低限の辺りに物足りなさを感じてしまって少々残念。
BGMはクオリティーが高く、掘り出し物を見つけた気分。
UIはシンプルかつ操作も軽快で申し分ありません。
システムは、横スクロールという斬新さ目を引きますが、戦闘フィールドの狭さと高所の優位が強すぎることや難易度の低さから、戦術が一辺倒になりがちで、キャラ育成に関しても、ジョブチェンジやスキルツリーはあるものの種類が多くないため、二者択一を迫られるようなこともなく、プレイングの幅が狭いように感じられました。
総合的に見ると、どこかを捨ててどこかに特化する作りではなく、据え置き機で発売されているSRPGを値段相応の内容に落とし込む作りになっていて、パンチの足りない薄まったスープといった印象。価格を考えれば必要十分以上ではありつつも、可もなく不可もなくな内容というのが正直な感想になります。

Lonely
2018年11月25日
珍しい横スクロールのシュミレーションRPG
高さを活かした戦略がとても楽しい
最初の初期PTでもなんとかやっていけますが慣れたら色んなPTで楽しむのがいいぞ!
一部の味方キャラが最初弱いですが育てば後半とても活躍しますのでがんばって育て上げてください

ケロタン
2018年09月18日
キャラ&シナリオ ★★☆☆☆
ゲームシステム ★★★☆☆
音楽 ★★★★☆
正直音楽がよくなければお勧めできませんでした
キャラ&シナリオ
キャラと呼べるようなのは主人公と島にいる巫女&お店の主人
あとは敵キャラだけです。
主人公は召喚士なのですが召喚した仲間たちは
戦いにこそ参加しますが一切喋りません
これではキャラが弱いと言われてもしょうがないと思います。
SRPGは好きなキャラ動かすのも楽しみの1つなのに
あまりこのゲームのキャラは好きになれないんじゃないかなぁ?
シナリオについてはとにかく薄味ですね・・
主人公が命を賭してまでボスを倒しに行く理由付けが弱いというか・・
[spoiler]巫女さんを助けるためにラスボスを倒しに行くのですが
会話が少なすぎて動機とか百合とか以前の問題です[/spoiler]
ゲームシステム
現在進行形でゲームバランス調整してるようなので★3としました
SRPGですが思いきって高低差と横行きだけの戦闘MAPにしたため
戦闘バランスが大味でかつストレスのたまるものになっていると感じました
攻撃を当てるためには前にでるリスクがあるのに
せっかく攻撃しても高いところにいる敵にはとにかく攻撃が当たらない!
結果高低差や距離を無視できる弓と魔法が強すぎるというね・・
とりあえず槍が斜めにも攻撃できるようにしてくれれば
大分変わってくるのにと思いました。
またアビリティも現状有用なものとゴミがはっきりしていますね
スキルツリーはまだ調整中のようなのであまり言いませんが
音楽
サントラが発売されていますので[url=https://store.steampowered.com/app/862000/Magic_Scroll_Tactics_Original_SoundTrack/]こちら[/url]で視聴できます
戦闘中の音楽である04.Terpsichoreと06.Frozen forestが特にお気に入りです
SRPGの戦闘中の音楽ってすごい大切だと改めて思いました

うぷたん
2018年07月24日
人情味のある主人公がふと訪れた島で大魔王を倒して姫を助ける王道ストーリー。(一部曲解)
ボリュームがそれほど大きくないためシナリオはそこまで複雑でなく、終始楽しめました。
BGMも良かった。
終盤やラストにOPアレンジだったり聴いたことのある曲を持ってくるゲームは良作だと勝手に思い込んでます^^
操作性も文句なし。
マウス パッド キーボード どれをとってもストレスなく動かせます。
システム面では、紹介にもある通り横視点の2D SRPGという斬新なものです。
キャラ間で渋滞が起きやすかったりもありましたが、段差を利用した「高さ」が重要になり
視点が変わるだけで通常のSRPGでは味わえない感覚が楽しめます。
高台に陣取って敵を見下ろしながら矢を放つとかもう快感です。
もちろん、命中率95%を外したりここぞの低確率が発動したりと・・・SRPGならではの醍醐味も味わえます^^
中盤辺りからは敵側の火力がかなり高くなってくるため
レベルや装備をしっかり整えて行かないとプレイングだけでは追い付かないようにも感じました。
成長は一般的なレベルアップの他に、振り直し自由なスキルツリータイプがあります。
簡単なマップで適当に育成して、攻略で真剣に頭を使って考えれるのはメリハリがあって飽きなかったです。
メインを進めていくと稼ぎ用のフリーマップも追加されていくため、早解きよりかはじっくり腰を据えてやるタイプの方が受けるかなと思います。
主人公は召喚士という立場で、召喚する仲間の職業や編成などを自由に決められます。
ウォリアーが攻め込んでアーチャーが援護して、
ガーディアンが攻撃を受け止めて、ヒーラーがサポートしウィザードが決め、主人公は薬草を使う!
そんな各ジョブが独自の能力を遺憾なく発揮し協力して進んでいく様これぞ王道。
知らず知らずの内に引き込まれていき
作品内のキャラ達と共に熱くそして夢中になれたそんなゲーム。
面白かったです。ありがとうございました!!

てばさき
2018年07月04日
クリアはしていない前提でのレビューです。
シナリオを進めていく上で、とあるスキルを所有していないと獲得できないトレジャーがあるという取り返しのつかない要素がある部分で萎えてしまったとういうのが総評にはなってしまいます。
(取り返しがつくのかもしれませんがそう感じさせられてしまっている)
しかしながら、BGMが非常に素晴らしくいつまでも聞いていたいという曲がおおいのが非常に良い点だと評価します。

hs_mana
2018年06月30日
SFC版のTOとPS版のFFT(分かる人ならわかる略称)
細かく説明するとネタバレになってしまうのでざっくりと…
・2周目から本番なので1周目はとにかくストーリーを楽しんでルールを覚えましょう。
・2周目は5.1の途中に全滅する前に撤退。
・初期は凍った森1-4へ、Lv30から火山洞窟1、Lv40から火山洞窟4、Lv50で4.2クリア。
・そこから湖の塔2巡回(資金調達は火山洞窟3)、Lv75から封印の神殿1、Lv80から湖の塔3。
・Lv90で5.2を突破し最後の戦いへ…

Sukamome
2018年06月27日
総プレイ時間20時間、ゲーム内時間15時間、フリーマップでのレベリングなしで1周目をクリア。
good
かわいいキャラクター
テンポのいい戦闘
高低差を活用した戦略
歯ごたえのある難易度
★特に、このようなジャンルのゲームの攻略をパズル的に工夫して進めるのが好きな方は楽しめると思います
bad
一部スキルや射撃武器の射程、効果範囲のわかりにくさ
バフ、デバフの効果の説明不足
バフ、デバフを与えるスキルが取得コスト、使用コストともに高め
中盤以降の理不尽に思えるほど高い難易度
★SRPGが好きでも、ユニットの育成や強力な固有キャラの英雄的な活躍を好む方には物足りないかもしれません
ボリュームは価格相応と思いますが、拡張があると嬉しいです
難易度について補足。
中盤以降はマップの形状、敵の配置と行動がいやらしいです。特にボスは一撃で高いダメージを与えてくるため、位置取りのミスがゲームオーバーに直結します。それでも店売りの装備品で状態異常や属性攻撃への対策を行い、戦略を練り直せばレベリング無しでも攻略可能というギリギリの調整のように思いました。(ただ、終盤のボスは自分の腕前だと敵の行動とダメージの乱数がデレたおかげで勝ったというレベルなので、レベリングした方がストレスは少ないだろうと思います。レベリング無しで解除される実績も無いようですし)

rennn
2018年06月24日
途中までは面白かった。
たぶん後半だと思いますが、戦略の余地すら無く思えるほど
敵方に有利な地形&スキルでワンパンされてしまうので萎えてしまいました。
クリアしている人もいるようなので、触ってないスキルを検証したり、
レベリングしたりすれば行けるのでしょうが、そこまでしたいとは思いませんでした。