






Over the Hills and Far Away
『Over The Hills And Far Away』は、WarGirl Games がリリースした最初のタイトルである、心温まる感情的なビジュアル ノベルです。
みんなのOver the Hills and Far Awayの評価・レビュー一覧

wasabi
2016年02月12日
1813年10月12日
米英戦争の最中、脱走兵となり単身敵地であるデトロイトから安全なミシガンを目指す英国人のWILLIAM AUBREY。彼が雨風を凌ぐために立ち寄ったぼろ納屋でアメリカ先住民族の迷子の少女Makkitotosimew、通称MAIと出会う。
共に一夜を過ごす内にAUBREYはMAIを彼女が住まう村まで連れて帰らせることになってしまい、実質的に敵同士である二人の奇妙な旅が始まる。
二人は出会いとその旅路の中でインディアン・イギリス・アメリカ人の風土や価値観の差異を知り、交流を深めながら村を目指していく――
といった感じのお話。
本作は最初から最後まで選択肢のない一本道タイプで、ストーリーの進行度に応じて実績が解除されていき終盤で全実績解除されるという非常にオーソドックスなノベルゲーム。
立ち絵やイベントCGなど全体的に美麗で一枚一枚の質が高い反面、ボリュームの関係上バリエーションはかなり少ないと言ってもよい。
BGMや背景も総数は多くはないがこちらもかなり拘っているのが感じられ、フリーサイトから流用するのではなくちゃんとしたスタジオに依頼したものが用意されているようで当然質も高い。更には主題歌もある凝りっぷり。
また、環境音などもちゃんと取り入れていて雰囲気があったのはとても良かった。
選択肢や別ENDがないためリプレイ性は低く、英語をさらっと読める人だと2時間もかからないくらいで終わる短めな作品でしたが出来は間違いなく良いと思います。
えっちなシーンはありません。