Project Highrise
Project Highrise はタワービル経営管理シミュレーターです。 空をそびえ立つ帝国を管理するのは簡単な仕事ではありません。成長するには、各タイプの施設が繁栄するために必要なさまざまな連動システムを習得する必要があります。オフィスワーカーは簡単なランチやコーヒーを飲みたいと思うでしょう。レストランとその常連客は、立地と利便性を重視します。公共設備の導入、建物内での交通とナビゲーションの容易さの確保、そしてもちろん財務管理という課題を考慮すると、Project Highrise の成功が簡単な仕事ではないことは明らかです。
みんなのProject Highriseの評価・レビュー一覧
Konosaki
2018年05月30日
日本人であれば、「The Tower」を連想する人も多そうなゲーム。
私もそれを想像して購入しました。
グラフィックや機能ともに「The Tower」よりも充実している印象ですが、残念ながら大きな不満点がありました。
1. 電話線、水道等の設置に「ただの作業感」が強く、蛇足感がある
2. エレベーターにほぼ無限の人が乗車している（ように見える）
特に2点目が残念だった点です。
The Towerにおいてはエレベーターの輸送量に上限があり、大規模な高層ビルを建設する上で、そのボトルネックの解消が大きな攻略要素でありプレイヤーの腕の見せどころと言えました。
しかしこのゲームではその要素が薄いために、人の導線設計の戦略性が薄まってしまったように思えます。
AS
2018年05月27日
TheTowerはplayした事がないのですが、経営ゲームが好きで買いました。
慣れるまでは凄く難しく感じます。中々儲けを作れなくて試行錯誤していましたがそれもまた楽しいです。
[strike]日本語はないようですが、パッと見でも十分理解できると思います。
電気や水が足りなければ、足りていない箇所に足りていないもののマークがでるし
必要施設が足りていれば緑の丸。足りていなければ赤い丸。
storeとかcafeとかわかれば十分なんじゃないでしょうか。
ググれば日本語の攻略記事もあったので英語だからと言ってやらないのはもったいなく感じます。[/strike]
セール時なら500円くらいでした。経営ゲームが好きなら買って損はないと思います。
追記です。
各インフラの供給率については供給元(電気ならElectrical transformers)をクリックすれば現在の供給上限数と現在の供給量及び使用率を表示してくれます。
早送り状態にしている場合、退去は確かに早いですがスペースでの一時停止を活用すれば問題ではないと思います。
一時的に賃料ゼロにすればほかの事してても退去しません。が、忘れないようにお気を付けを。
そしてテナントの移動や建て替えも後からできるので、最初は行き当たりばったりで建てても後から効率的な配置に変える事も可能です。
ちなみに、上の階層を建ててから下の階層を壊せば逆三角形の建物も作れます。
先に上の階層を建て下の階層を壊せばその下に屋根無しのテナント(屋上レストラン等)を屋上以外にも複数配置する事が可能なのでぜひご活用下さい。
OKN
2017年10月06日
[h1] 高層ビルを設計、メンテナンスするマネジメントゲーム [/h1]
ビルを設計し、階段やエレベーターシャフトを通し、電気や水道といったインフラを引き、オフィスやアパートなどのテナントを誘致し、ショップやレストランを拡張していく･･･というのか基本的な流れ。
テナントが増え、デコレーションを施すほどにビルの品格が上がり、新たな建築要素がアンロックされていく。
はじめは貧相な雑居ビルのようなものが、いつしか立派な高層ビルに増築されていくのが面白い。
ただし『The Tower』と異なり、エレベーターに輸送量や待ち時間の要素が設定されていないようで、緻密に動線設計をやる必要がない点については、やや物足りないところ。その分、カジュアルに遊べるようになったと評価すべきか。
マネジメント要素の難易度は低めで、基本的には住民の要求通りの施設を建設していけば、収支が破綻することはないだろう。
『Prison Architect』のように、着工前に建築プランを作成できる機能があれば良かったとは思うが、そのあたりのUI改良は今後に期待。
Shiki-Kui
2017年07月14日
[h1][b] 「天高くそびえる摩天楼。バベルの塔にするのも、バブルの塔にするのも、貴方の手腕次第です！」 [/b] [/h1]
1994年に初登場した「ザ・タワー」という経営シミュを思わせるゲーム。
基本システムは現実のビル経営とほぼ同じで、敷地に建物を建造し、オフィスや分譲住宅、店舗やレストランといった店子からの賃料を収入として、ビルの維持管理費やビルスタッフの人件費を支出として、利益を上げてビルの増築にいそしむというもの。
オフィスのリーマンや住宅の居住者がいそいそとビル内を動き回るさまを眺めるのは楽しいが、ビル経営は楽ではなく、テナントが要求してくる騒音対策、電力や水道といったインフラ供給、施設の修繕、などの要望を見逃せば、大量のテナント退去とそれに伴う収入減という恐怖が待ち構えている。
同時にテナント客を喜ばせることで得られるポイントによって、ビルの美化、スタッフの能力向上、施設のアンロック等のアップグレードを行うことができるため、是非ともプレイヤーには善きビルオーナーになってほしい。
「ザ・タワー」と比較して、ひとつ面倒だと思ったのが、前述のインフラ整備。ビルを拡張していく際には電線や水道の敷設が必須である。電気も水道も引いていない状態でテナントを住まわせることは、轟轟たる非難を招くからだ。そのため、フロア拡張＝インフラ整備を手動にていちいち実施しなければならないため、正直面倒くさい。そうしたインフラ整備をオートで実施してくれるオプションなどがあれば良いと思った。
最後に全編、英語表記であるため、どうしても敷居が高いと思われがちだが、やることは定められているため、日々のルーチンさえ理解できれば、あとは一気呵成にプレイすることができる。とはいえ、いいゲームなので是非とも日本語でプレイしたいのが正直な感想だ。
（7/27追記）日本語化されました。原語と聞いて敬遠していた方も是非どうぞ！
サメはいいぞ🦈
2017年04月05日
※このレビューはバージョン1.4.2を基に書いています。
The Tower(海外版はSim Tower)のクローン的なゲームです。
最大の売りである(と個人的には思っている)住民の生活やバラエティ豊かなテナントを眺める楽しさは健在です。
またアートや彫刻といった美術品でビルをデコレーションできたり、
吹き抜けロビーが階を問わず設置できるとカスタマイズ面が充実しています。
箱庭ゲームの好きな方にまずおすすめしたい一品です。
ただThe Towerのゲーム性を期待して買うと肩透かしを食らうでしょう。
特に大きいのがエレベーター周りの簡略化です。
設置するだけで終わり。カゴの増設や通行・待機設定はできません。
また各種インフラやサービスも中々面白い試みだとは思いますが
現時点では所詮テナントが稼働するのに必要な要素でしかなく、
建てたらメンテナンスが必要になる頻度が下がるといった効果は特にありません。
そして基本的に収入の良いテナントほど要求するサービスとインフラが増えるので
収入が良いからと調子に乗ってビルを拡張し続けると設置費と維持費で資金がすぐ底を尽き、必要なサービスとインフラ不足や移動手段の不便さ等で評価の下がったテナントに夜逃げされ収入が減るという悪循環に陥りかねません。
一応ミッションをクリアすることでまとまったお金が手に入りますがそれでも慣れないうちは経営が火の車になりがちですのでビルをじっくり眺めて楽しみたいという人は低難易度でのプレイを推奨します。
良点より難点が目立ちがちですが今後のアップデートとDLCに期待したいですね。
特にDLCはホテルやそれにちなんだテナントが追加されるみたいなので楽しみです。
Nanriu
2017年01月09日
ビル経営シミュレーションです。
お金をうまくやりくりして自分のビルを発展させていくのが目的です。
あなただけの高層ビルを作りましょう！
オフィス・住宅・商業施設の基本的なテナント、
電気・電話・テレビ・水道・ガスなどの配線、
エレベーター・階段・駅などの交通、
などなど、それぞれのテナントを支えるサービスを充足させながら少しずつ広げていきます。
(絵画や石像、噴水などのアートでビルを豪華にすることもあったり)
区画を整備しサービスやインフラを整え、テナントを呼び込んで賃貸料で収入を得て、たまったお金でまた拡張し……というようなサイクルを繰り返していくのが基本的な流れです。(お金を借りることもできるのでうまく利用すれば素早くビルを発展できますが、返済計画を頭のなかでイメージしておかないと赤字になってしまいます)
「住人のニーズに答えたい！サービスを増やしたらお金がかかる！どうやってやりくりしよう…」
プレイ中何度もこう思うでしょう。このゲームのウェイトはここにあります。
殆どのテナントは設置条件や住人の求めるサービスが細かく設定されており、これを満たしていないと建てられなかったり入居しても機嫌が悪くなってすぐ出ていってしまいます。賃貸料を下げればとりあえず機嫌をよくしてはくれますがそれでは赤字になってしまうわけです。そのためには必要なサービスを揃えないといけないのですがこれにはけっこうな維持費がかかるわけです。この辺のやりくりがとても楽しい。そんなバランスになっています。
他の方の言っている通り、交通インフラに関してはThe Towerよりもかなり緩めです。
ただし全く気にしなくていいというわけではないです。
エレベーターや階段もビルのスペースを使いますので他のテナントの上にあとから重ねて設置することはできません。つまり始めからどのように人を移動させるか考えた上で各テナントを設置していかなければなりません。(テナントを撤去するとお金だけではなくゲーム進行上わりと困るペナルティが発生するため後半にならないとお手軽に再配置というわけにはいきません)
テナントごとにエレベーターが近い必要があったり遠くなければいけなかったりしますし、やっぱり階段移動を嫌う住人もいます。交通量をマネジメントするのではなく、テナントや住人のニーズに対する調整が重要なのです。
生活感に関して仰っている方もおられますが、生活音がないわけではないです。テナントをズームしていくと生活音が聞こえてきます。ズームすると解像度の高い室内を見ることができますので、要するにテナントをシームレスに覗き見できるようになっているわけです。
ワークショップ対応なのでコミュニティのMODを導入したり自分であたらしいテナントを追加したりすることもできます。
是非このゲームをプレイして自慢のビルをフレンドに見せびらかしてください！
lidit
2016年12月06日
約10年前に発売され、人気だった
タワーマネジメントシミュレーションに似通った本ゲーム。
世代的に懐かしく
エレベーターを何機も稼働させる時が
再び来たのだと思っていたのだが
残念ながらそうではなかった。だが、
これもこれで楽しく眺める事が出来るのだから有難い。
mokeQ
2016年09月10日
TheTowerファンであれば興味を惹かれるであろうゲーム。
自らが建設したビルに人が訪れ、生活し、働き、移動し、不満を言い、満足し、帰宅する。
その様子を見るだけでも気づくと時間が経っている・・・この感覚は間違いなくTheTowerのそれである。
ただしゲームの核であるマネジメント部分は結構異なる。
TheTowerでは細かい管理のできるエレベータとそれらを補助する階段、エスカレーターを用いた移動ストレスの軽減が主題だった。ビルの規模が大きくなると混雑が発生しやすくなるため、移動経路の分散や効率化を要求される。時にはビル全体の移動設備やテナントの大きな組み替えも必要で、気を抜くと一区画が丸ごと退去することもある、そのような要素の楽しいゲームだった。
Project Highriseではマネジメントの対象は「設備の充足」になっている。テナントにはそれぞれ要求する設備が設定されており、それらは電気や水道のインフラだったり、オフィス用品や配管修理などの「ビルが無料で提供するサービス」だったりする。これらは要求に応えられる必要量がビル内に存在していればよく、それほど効率化などの必要がない。
また、エレベータは細かい管理がない。乗っているカゴの移動時間は存在するようだが、カゴを待つ時間、カゴの数、カゴ自体の乗員上限のような要素がないので、エレベータが設置してあれば移動のストレスはないものと思って良い。
これらのことにより、すでに安定している既存施設はほぼ手を加える必要がなく、新しく建設したテナントに対してエレベータで到達できるか、設備が必要量揃っているかを確認するだけで良いシンプルなゲーム性に調整されている。
その代わりか、ビルそのものの形状は自由度がかなり高い。TheTowerではIIで条件付きでできたツインタワー構成も容易に建設でき、屋外設置用の公園設備なども存在する。
これは意図的だと思うが、フロアそのものを撤去する際に上のフロアが存在するかをチェックしていないため、”Γ”のように物理的には不可能な形状のビルも建設できる。応用すればTheTowerIIのスカイロビーも建設可能である。
WORKSHOPに対応しているうえ、MODのマニュアルも公開されているので、その気になれば好きなテナントを追加することもできる。
結果として、頭を悩ませながらビル建設をするというよりは、ゆるい制約の中で好きなようにビル建設を行うゲームだと感じた。TheTowerを期待して購入すると少し拍子抜けするが、それでもお勧めできるゲームだろう。
pikero
2016年09月09日
知る人ぞ知るザ・タワーの精神的後継作（筆者談）
簡単にいえばビルマネジメントゲームだ
[h1]ザ・タワーと比べ特に異なる点[/h1]
[list]
[*]エレベーターのケージ管理が存在しない点
[*]エレベーターの昇降音やお店でのキャッシュ音などの生活音がなく生活感がない点
[*]収支は1日単位となりリアルタイム加算ではない点
[*]トイレや[strike]自販機[/strike]といったサービスがない点（1.1.0にて自販機や公衆電話など追加）
[*]トラフィックやエレベーターに騒音の概念がない点
[/list]
これらはザ・タワーを目当てとした場合に見劣りする点であろう
[strike]犯罪や警備については確認が取れていないが恐らく実装されていないと思われる[/strike]
セキュリティに対する不満とそれに伴うセキュリティサービスについては確認がとれた
とはいえ、全体的には非常に手堅くまとまっている
テナントは主にオフィス、賃貸住宅、飲食店、ショップから構成されている
各テナントと密接な関係を持つミニマムなサービス管理が特徴的で、ハウスメンテナンス、ゴミ・リサイクル回収サービス、ボトルサービス、マッサージサービス、コピーサービス、宅配サービス、その他多岐にわたり、電気、電話線、ケーブルTV、水道管、ガス管などの配線配管などの設備もある
なんといっても自身の設計したビル内を網目のように動くシム達を眺めるのが至福の時だ
この手のゲームに触れたことのない人でも項目ごとに解説付の簡単なチュートリアルが用意されているのでシステムの理解は早々に終わり、すぐにでもフリーモードでプレイすることができるだろう
ひと通り慣れたらシナリオモードもオススメだ
現在日本語には対応していないが、リソース内には日本語の項目があり対応予定であることが読み取れる
ワークショップにも対応しているので、ユーザー制作の様々なテナントを設置できる点が最大のウリになるだろう
現在ビルのオーナー募集中！
これを期にアナタもビルのオーナーにならないか！？
