






Quarantine
治療法を見つけてください。世界を救ってください。 Quarantine は、パンデミックとの戦いを描いた激しいターンベースの戦略ゲームです。世界規模の任務に展開する専門工作員のチームを募集します。私たち全員が死亡する前に、伝染病を研究し、技術をアップグレードし、流行を隔離してください。
みんなのQuarantineの評価・レビュー一覧

piyoist
2017年12月06日
疫病と戦うゲームということで、興味のあるテーマなので買ってみましたが、全く深みのないゲームです。
自分の駒を動かして、各都市に移動させて、治療や検疫を行って病気を封じ込めるだけ。
あとは研究開発もありますが、単に何を研究するか選ぶだけです。
病気がテーマという意味も全く活かされていないし、
ゲーム性はすごろくレベル。
無料とか100円くらいのスマホゲームならありかなというレベルです。

TsuyoC
2017年07月04日
全シナリオ(ハード)クリア済み
[h1] "The 隔離"ゲー [/h1]
「キュア」を見つけるまで、ひたすら都市を「隔離」しまくって病原体から世界を救え!!
「Quarantine(隔離)」は、病原体の拡散・拡大を阻止しながら、「キュア」の発見を目指すターンベースストラテジーゲームだ。
1ゲームは30分前後で終了するようなゲームデザインになっていると思われる。
スマホではリリースしてないようだが、スマホでの操作にも適しているようなプレイフィールだと感じた。
ストアページの画像は早期アクセスのものなのか、現在の正式版と若干UIが異なっている。
またストアページには未表記だが、クラウドに対応している。(2017年7月現在)
[h1] 【英語わからないんだけど…】 [/h1]
日本語はないが、ゲームを理解して楽しむにはキャッチコピーの「FIND THE CURE, SAVE THE WORLD」程度が読めれば充分!
[h1] 【ゲームの目的】 [/h1]
勝利:ラボで「キュア」を開発する。(「変異」により研究過程が増加)
もしくは治療で全都市から病原体を根絶する。(医療班で治療可能)
敗北:一定数の世界人口が病原体に感染する。
病原体と難易度、初期チームを選択するとゲームスタート。
ロンドンやカイロ、東京といった都市の中から1つを選択すると、HQが設置される。病原体は一部シナリオを除きランダムで最初の感染都市が決定される。
病原体はターン開始時に、未感染都市への拡散と、感染都市での拡大を行うので、HQまたは設置したオフィスから「チーム」を派遣し、「感染治療―サンプル収集―オフィス設立―Quarantine(隔離)」のオペレーションを指示して、病原体の拡散・拡大を阻止しつつ、病原体一掃のための「キュア」発見を目指す。
HQとオフィスから毎ターン得られる収入は、新たな「チーム」を雇用したり、「研究」や「技術」開発を早めたり、ランダムイベントを解決するのに使われる。
要約すると「Quarantine(隔離)」は、
―感染者を治療しながら、(敗北条件を遅らせる)
―隔離で拡散・拡大を防ぎつつ、(敗北条件を遅らせる)
―サンプルを収集して「キュア」を開発、(勝利条件を達成する)
―もしくは病原体を治療で根絶するゲームである。(勝利条件を達成する)
[h1] 【病原体とチーム】 [/h1]
病原体は「シナリオ」という形で表現される。
バクテリアやプリオン、エボラなどがあるが、[url=store.steampowered.com/app/246620] Plague Inc [/url]と異なり、乾燥地帯に強いとか船舶で拡散といった、地理学的な性質は持たない。
各都市も同様で、経路も都市という「ノード」を繋ぐためのもののみの役割に留まっている。
この点はシンプルすぎるというか、若干物足りなく感じた点だ。
病原体は「未感染都市への拡散率」、「感染都市での拡大率」、「変異速度」と病原体が個別に持つ「特性」で差別化される。
これらの病原体に対抗するため、プレイヤーは専門分野がそれぞれ異なる「チーム」を雇用して配置することができる。
スタート時に無償で雇用する「チーム」は移動力が高く、それぞれに対応した初期「技術」が開発済みとなる。
オペレーションをこなすことで「チーム」はレベルアップし、追加ボーナスを得る。
治安部隊:「Quarantine(隔離)」にボーナス。隔離都市における拡散と拡大を無効化する。
医療班:感染都市における治療行為にボーナス。感染者を直に減らすことができる。
外交団:オフィスを割安で設立できる。オフィスを建て終わったら多分解雇される。
科学班:感染都市でサンプル収集にボーナス。サンプルは「キュア」の研究に必要。
[h1] 【4つの技術ツリー】 [/h1]
技術ツリーなどと書くと、Civのようなものを想像するかもしれないが、4×4=16のみとなっている。
セキュリティーツリーなら〔オペレーション時に失う体力の減少〕や〔隔離+1〕、サイエンスツリーなら〔病原体が変異に必要なポイントを増加させる〕や〔感染治療時に都市の感染者が0の場合、病原体が都市で再拡大できなくなる〕などそれぞれカテゴリーに応じた内容となっているので、プレイスタイルに併せた取得が望ましい。
全16個は少ないと感じるかもしれないが、いずれの効果もユニークであり、通常のプレイであれば、8個前後の取得で勝利か敗北が決定しているので、少ないとは感じなかった。
[h1] 【キュアの位置づけとMutation(変異)】 [/h1]
このゲームで面白いのが病原体に対する「キュア」の位置づけだ。
実は「感染した人口」は医療班で治療することができる。上手く「隔離」して「治療」できれば「キュア」の完成を待たずに勝利することも可能だ。
なのでこのゲームにおける「キュア」とは、病原体を世界から一掃するための治療法ないし治療薬となる。
そのため「キュア」の発見には、ラボで病原体の「特性」を研究し理解することが必要となる。
各病原体は元々の性質に加え、「感染拡散+1」や「変異閾値減少+10%」といった特性を備えている。
これらの「特性」の研究を終えると、その「特性」は無効可され、全「特性」の無効可により「キュア」の完成となる。
しかし、病原体は変異ポイントが貯まると新たな「特性」を獲得して、「キュア」への道のりが一歩遠のいてしまうので、ゆっくり足元を固めてからといったプレイスタイルにはリスクも伴う。
[h1] 【おススメだけど…】 [/h1]
個人的に自信を持っておススメですか?に「はい」と言えるタイトルである。
それはとてもシンプルなルールで手にした瞬間、つまりこのゲームをプレイして直ぐにシステムの全容がすんなり理解でき、プレイして間もなく、システムを完全に理解してプレイを楽しめたことにある。いわゆる「 easy to play 」という点だ。
きっと直接プレイして貰えれば、上の長い文章を読むより早くゲームシステムを理解できると思う。
ただこのゲームは非常に優れた「 easy to play 」であったが故に、「 learn to hard 」足りえなかった点に物足りなさを感じた。
ラッシュにしろタートルにしろ、基本的には最初の7~8ターン程で、「キュア」完成が世界感染より早いかどうか、感染を抑え込めるかどうかの目途がついてしまうし、その道のりもある程度限られているからだ。難易度をあげてもそれは変わらない。
また、タイトルにもなっている「Quarantine(隔離)」のオペレーションが非常に強力な点もどうかと思う。Lv3の治安部隊とサイエンスツリーの強化隔離の組み合わせで、1アクションで4回も拡散と拡大を阻止できるのは「縛りプレイ」も頭をよぎるほどだ。(縛り実績有り)
とはいえ、この「Quarantine(隔離)」が面白かったゲームなことは確かなので、今後はワークショップで世界が真っ赤になるまでどれだけ耐えられるかといった「エンドレス」モード(今は一定数の感染で終了)や、都市ごとに異なった人口(今は一律同じ)や隔離オペのnerfといったModを誰か職人さんが作ってくれるんじゃないかという淡い期待を抱きつつ、「Quarantine(隔離)」の今後の発展を期待したい。

Shoty
2017年05月24日
日本語未対応ですが、ボードゲーム「パンデミック」を知っている人なら、
翻訳サイト片手になんとなく感覚だけでプレイできるのではないでしょうか。
いうほど難しい英単語はないのと、日本語化は簡単そうな作りにみえます。
(自分が特に困っていないからと他力本願)
・勝利条件はCUREが完了
・敗北条件は全都市の感染
一時しのぎとはいえ、各都市を回って感染予防措置を取ったり、突然変異を予防するのも大事。
お金を使ってチームを雇ったり、研究やスキルを向上させるのも重要。
お金をより集めるためにオフィスを立てるのも重要。
といった具合に、ストラテジー要素を楽しめます。ストラテジーというほど難しくはないですが。
要は生産(オフィス)、テクノロジーの研究、戦闘(感染予防措置) といったとこでしょうか。
これらをバランスよく、CUREが完了するまで維持・継続するのが目的です。
ボードゲームでおなじみの、突発的なパンデミックイベントも発生する為、
お金のやりくりをギリギリで回していると高難易度だと詰むことも稀にあります。
ボドゲが好きな人なら楽しめるんじゃないでしょうか。
ボリュームは普通というか若干少ない気がしますが、ワークショップ対応のようですので
ユーザー作成シナリオが増えることに期待しています。