







レイジングループ
日本の人里離れた安水村で起こる、スリリングな心理ホラー ビジュアル ノベルに浸ってください。村は濃い霧に包まれ、誰も村から出られなくなりました。古代の神々が戻ってきて、村人たちを一人ずつ追い詰めていきました。宴が始まりました、生きて村から脱出できるでしょうか?
みんなのレイジングループの評価・レビュー一覧

ninja_wiz178
2024年11月09日
人狼ゲームしてる時は最高に面白かった。
真相究明編でタネ明かしされるけど、ちょっと納得がいかないです。
総合的には名作ビジュアルノベルとして語り継がれるクオリティだと思います。

Micro_Chimpo
2024年11月03日
大半の人が手に取っても平均点以上の評価を下すであろう良作。
エクストラ要素を除く本編を読了しましたが、とにかく丁寧にストーリーが組み上げられていることを感じます。
登場人物の人となりや、舞台となる集落の文化・風習などの情報をきれいに展開し、全て回収して幕を閉じている印象です。
声優さんの演技や、ノベルゲー特有の"クサさ"みたいなものに違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
一旦それらを飲み込んで物語を読み進めていただくことを推奨します。

レンバズ
2024年08月19日
所々「ひぐらし」っぽいおちゃらけた寒いノリがあるが、進める毎に変わる状況に引き込まれ一気にプレイしてしまった
役割に応じて各キャラの行動パターンが変わったりする点は面白い
数多くの選択肢や複数のバッドエンドはあるものの、基本的に一本道(一つの選択肢が後々の状況を変える事は無い)ので、例えばかまいたちの夜のような「(ほぼ)全ての選択肢が複雑に絡み合うシナリオ」を期待している方にはオススメ出来ない
同様の理由で「頭をひねらせて謎解きをしないと進めない」ようなものもないので、本作品はひとつのデジタルノベル(読み物)として捉えておくと良いかと
ちなみに物語を進めるためのギミックについてはかなり親切なシステムを採用しているので、「次はチャートのどこに行けば良いのか?」などの詰まる事はまず無いです
ただ本シナリオの秀逸さもだが、クリア後に各キャラの考えや行動が透けて見えるようになる「暴露モード」がとても良く出来ていて、とあるキャラが好きだからとルール無視の無茶苦茶な事をやっていたキャラが判明したりいきなりギャグ路線になったり、モード専用のエンドがあったりとプレイヤーに新たな楽しみ方をもたらしてくれるので、まだ未プレイ未購入の方に是非とも体験して欲しいゲームです

badkind
2024年07月18日
最高のゲームでした。
めちゃくちゃおもしろいとの評判は聞いてましたが、まさかここまでとは。
久々にぶっ続けでエンドまでプレイしてしまいました。
ジャンル的には
「伝奇ホラーノベル」に「人狼」と「ループもの」の要素を足した印象ですね。
個人的な感覚は「ひぐらし」に似ていたので、その手のノベルが好きな方には刺さるかと。
やはり「人狼」と「ループ」の相性は非常にいいですね。ループしても人狼ゲーム的配役が変われば、毎回新鮮な視点で展開を推理できますし、各シナリオの推理をしつつ、全体の推理を常に楽しめました。
あと、個人的にはクリア後の「暴露」モードに驚きました。通常シナリオの状況をほぼ解説してくれるモードなのですが、クリア後の「なんとなくわかったけど、あの時のアレはどういうことだったの?」みたいな曖昧な部分を、ほぼ解説してくれて、この手のゲームには珍しい手法でした。なので、全体2周目(飛ばしながら)がまったく苦にらず楽しめました。
もちろんクセのあるゲームで全体的に茶番だらけなので、人は選ぶと思います。
が、そこを指しい引いてもプレイする価値はあると思います(というかそこも楽しめ)

Luriiro299
2024年07月10日
レビューを見て購入検討される方が多いかもしれないが、他のレビューでは物語の革新的なネタバレを打ち明けているものも多い為、絵や雰囲気を見て既に気に入っているのならば真っ先に購入なされよ。
考察は謎の村ぐるみの人狼ゲームとループに集中されるがよろしい。
それが一番このゲーム、否、この村を堪能できる。
記憶を消してもう一回入村し直したいものである。

syoyu8
2024年06月29日
良作でした。
良かった点
・プレイヤーの選択をもとに進んでいくので、実際に人狼ゲームに参加しているような気になれる
・普通の人狼のセオリーではうまく行かないところが、実際に殺し合いゲームを強制された際のリアル感があってよい
・Trueエンドでの怒涛の伏線回収は気持ちよかった
・無駄なキャラがおらず、最初は脇役かなと思ったキャラもみんな活躍の場があってよかった
・最後はループものの特性を活かした、皆ハッピーエンドでよかった
悪かった点
・物語の軸とはいえ神話関連の話が少し長い(とはいえどれが伏線かわからないので集中して読み込むと普通に面白かった)
・チャート画面のスクロールがSteam版だと大変

Rayfell
2024年06月03日
[h1] 現実と怪奇の間の中で足掻き、活路を見出すカタルシスを味わえる [/h1]
普段からノベルゲームをあまり嗜む方ではないのですが、ホラー・ミステリー分を摂取したくなり、以前セールで購入しておいた本作をプレイ。結果として、寝不足になるほど楽しませてもらいました。人狼ゲーム自体は未経験ながらも、ゲームのルールや役割等知ってはいたので、作中の同じような役割はすんなり理解できました。しかし、作中ではゲームとしてではなく、生き残るための手段として、人狼ゲームのような宗教的儀式に挑むといったこととなります。この点が現実感を生み出し、緊張感を与えてくれます。ゲームの仕様としての数々のルールへの対応、たとえば、夜起きていたらどうなるのか、等への納得できるシナリオが用意されています。
進めば進むほど、主人公の房石さん(愛称ふさゆきさん)がどのようにこの謎を解き明かしていくのかが気になっていき、先を読むのを止められなくなっていました。もちろん人狼ゲームならではの心理戦も見応えがあります。
グロい表現やホラー演出もありますが、ふさゆきさんが妙に冷静なことや、ちょいちょい場を和ませるような台詞回しもあり、あんまり怖がらずにプレイできたのは個人的に良かったです。
自分はやりませんでしたが、メモを取りながらプレイするのが良かったかなと思いました。そうすれば背景や人物像をもっと理解できたかも?
ミステリー小説とかではおなじみの楽しみ方かもしれません。
シナリオや文章構成、台詞回し、BGM、声優さんの演技にいたるまで、素晴らしい作品だと思います。
おすすめできるゲームです。
記憶を消してもういちど楽しみたい…[spoiler] かみさまかわいいよかみさま [/spoiler]

runarunaruna30
2024年05月29日
人狼とありますが、自分が人狼のプレイヤーになる訳では無く
あくまでシナリオの中で人狼を傍観しているような感じのゲームです。
どちらかというと、「ひぐらしのなく頃に」に近いかもしれません。
ボイスは人を選ぶと思います。ボリュームや値段を考えるとお勧めかなと思います。

maron0501
2024年05月12日
前から気になっていたゲームでしたが
今回、買ってやってみました。
推理や探偵的なゲームは好きですが、人狼ゲームはあまり好きではないのですが、このゲームは別でした。
独自のルールがあるので、人狼ゲームとひとくくりにするにはちょっと違うかもしれません。
人狼ゲームは人狼ゲームなのですが、状況証拠、今まで死に戻りして培った記憶、村の独自のルールなどをふまえて
理詰めで相手を納得させて死を回避しなくてはいけません。
死に戻る前の記憶があるというのもこのゲームの大きなポイントだと思います。
死に戻るたびに少しずつ謎が解け、そして深まっていく、死に戻る世界戦、ループも含めて一つの謎解きの物語となっており
死んで終わりではなく、今までの記憶をもとに、生き残れる世界戦を模索していきます。
その方法として人狼ゲームがあるといった感じです。
人狼ゲームは方法で、ルールや死に戻り、深まっていく謎といった面が自分にはとても面白く感じました。
正直、ここまで楽しめるとは思っていませんでした。
劇的に面白いです。
買って間違いのないゲームですね。

scat419
2024年05月10日
(序盤ネタバレ)人狼ゲームのような「黄泉忌みの宴」という儀式のある集落「休水」。主人公:房石陽明はこの儀式に巻き込まれて死んでしまうが、その記憶を持って再び「その死の直前のとき」が訪れた。死んでしまった「あのとき」とは違う選択を行い生き残ることができたが、何故、自分の死を記憶できたのか。突如発現した「死に戻りループ」の謎に、黄泉忌みの儀式にて起こる怪奇現象。正に謎が謎を呼ぶ状況で全ての謎に答えが見出せるのか。
人狼をデジタルノベライズ化という通り、自分で行動を決定するといったことはあまり多くないかなという印象。しかし、儀式を進め、ループを繰り返すうちに出てくる謎が気になりホントに止まらなくなるほど読み耽ってしまいました。
このゲームの面白いのは人狼ゲームと違いリアル人狼であるわけで人との関係・信頼・繋がりがゲーム以上に出るところ。主人公が死んでしまうと戻ってしまう以上、本来の人狼ゲームの陣営に貢献する以上に主人公を生かす選択が重要であり、宴を進めるのに必須であること。人狼ゲームのセオリーを知ってると有利だと思うがそれ故の穴があるかもしれない…
本編、クリア後の要素もほぼほぼしゃぶりつくしたであろう程には楽しませていただきました。ありがとうございました。
私はこういうノベルゲーム系をあまり数はプレイしていませんが(ダンガンロンパ・逆転裁判123等)、クリア後もここまで熱量をもって完走しきったのは初めてです。