Realpolitiks

kyoto.karasuma2019

2019年09月06日

I am Japanese. Maybe there is a wrong sentence.

This game is very interesting. The price of this game is reasonable because it is about 20 dollars.
At least one can play for 10 hours. Maybe many players can play 30 or more than hours.

Q and A
(a) Can one use a minor country?
Yes. For example, Japan, Korea, China, India, Egypt, and so on. Of course, one can use America, UK, France, Russia, Italy. Although it is a very unuseful information, at first, I played this game, using Japan.

(b) Is this game difficult?
Maybe, yes.

(c) After all, can one only do wars?
One can do economic politics, educational politics, diplomacy other than wars.

(d) Is there a grotesque scene?
No, although there is nuclear bombs.

sukunabikona

2017年12月25日

現代世界が舞台の政治シミュレーションゲームに見えますが、実際のところ「SF系国家運営ゲーム」です。
知ってる人は参考にしてほしいのですが、「[url=store.steampowered.com/app/65980/Sid_Meiers_Civilization_Beyond_Earth/]シヴィライゼーション：ビヨンド・ジ・アース [/url]」の世界観に「[url=store.steampowered.com/app/245470/Democracy_3/] Democracy 3 [/url]」と「[url=store.steampowered.com/app/467520/Power__Revolution/] Power and Revolution [/url]」のシステムを混ぜたようなゲームです。（全てSteam販売されているゲーム）
プレイヤーは国のリーダー（※仮に選挙で落ちたり死んだりしても国が残っていれば次のリーダーに乗り移ります）になり、「プロジェクト（政策のようなもの）」や外交を駆使して国をコントロールします。
大元のシナリオからプレイヤー・AIの行動によって分岐していく世界情勢に乗りながらスコアランキング1位を目指すゲームといえばいいでしょうか。
政治シミュレーターとしてはあんまり細かくいじれる部分がないのは欠点でもありますが、故にシンプルなのでとっつきやすくはあります。

国はほぼ全て選べ、中でもブラジル・ドイツ・インド・日本・中国・ロシア・トルコ・アメリカの国には「一般的なシナリオ」から更に追加でオリジナルシナリオが用意されています。
「一般的なシナリオ」にも三種類があり、恐らく一番普通のものは2020年から始まり、地球環境がみるみる悪化していって2100年まで資源の枯渇が深刻になっていくシナリオでしょうから、それをベースにレビューをしていきます。
このシナリオの最終目標はスコア1位を目指すことです。（別に無視して好き勝手やっても良いですが）
プレイヤーやAIはもっぱら「プロジェクト」で様々なパラメーターをやりくりし、国土にインフラを建てて国の発展を目指していきますが…
このシナリオの特性で、ある程度の年代が進むと世界各国でランダムイベント的な事が発生しまくります。例えばアメリカではハイパーインフレが起こり、日本では原発が爆発、中国の高度経済成長は弾けて、ロシアは隕石で未曾有の大災害に見舞われ、乾燥地は水不足が深刻化、島国は海面上昇で水没します。
そうなると当然国の状況も苦しくなるわけで、「資源不足」「自己中な経済政策」「全体主義からの解放」「戦争狂に対する制裁」「テロ」など色々な理由で戦争が起こりえます。
否が応でも戦争になれば軍事費はかさみますし、経済成長は遅れますし、空爆や核ミサイルで国内はボロボロになりますし、最悪ゲームオーバーで2100年といわずその場で退場です。
これもまたランダムで、植民地開拓競争が勃発し、深海・極地・宇宙と場所は様々に、要は新しい地方が増えるというイベントが起こるのですが、そのときお金や政治力が足りないと競争に勝てません。
開拓競争に負ければ資源もGDPも人口も伸び悩み、地球環境の悪化によって生産が減って更に劣勢に…となるので、どうやって国を維持するかはプレイヤーの腕の見せどころ。
逆に言えば序盤に優位なら維持しやすく、日本やアメリカ、中国等の先進国は元から経済も人口力も強いので難易度は低いです。小国でプレイするとその難易度の高さに涙が抑えきれません。
ただしこれは「ゲーム」なので、GDPも人口も世界最大の最強帝国を作ろうとすると、激しいハンデを背負うことになります。
具体的にはGDPと人口が増えれば増えるほど「プロジェクト」の維持費がインフレするため、余り国が肥大化すると何の「プロジェクト」も採用することが出来なくなります。
明らかにこれはゲーム的な制限であって「Real」とは言い難い気がしますが、ともかく先進国なら先進国なりに、一人っ子政策を採用してみたりインフレ率に気を配ったりと自重も必要です。

ここまでは恐らくよくあるRTSだという印象ですが、面白いのが時代が進むと上述のとおり宇宙基地や惑星植民地、極地植民地や深海基地などが「地域」として追加されます。
勿論自分の国に抱え込んでも良いですが、こいつらを解放させて独立国家にしてやると、宇宙ステーション民主国だとか極地君主国だとか月面独裁国家だとかになり、宇宙戦争が勃発したりします。
やってる事はなにも変わっていないのですが、こういうSF的なチックなフレーバーが本作特有の魅力でしょうか。

以上が一番普通のシナリオですが、他にも近未来、第三次世界大戦により世界地図が"ちょっと"変わった世界、遠未来に何故か現代より細かく国々が分けられた世界などの基本シナリオがあります。
総評すると、正直言って内容は濃くないですが分かりやすい、ライト向けの国家運営ゲームと言えるでしょう。
「ぼくの考えた最強の政策で理想の国を作る」という欲望でこのゲームを買うと、出来ることが少なくてがっかりするかもしれません。