







SCP: Secret Files
SCP: Secret Files は、危険な異常を封じ込める任務を負った組織である SCP 財団による超常現象の事例を集めたものです。あなたはレイモンド・ハム博士の研究助手として加わり、自分が知っていることすべてに疑問を抱かせるような、精力的な導入プログラムを完了します。
みんなのSCP: Secret Filesの評価・レビュー一覧

誠に遺憾であります
2022年09月16日
数多いSCPの中から、5つのSCPのストーリーを体験する。
最初は探索しながら少しパズル要素が挟まるだけなのかな?と思いきや、まさか音ゲーをやらされることになろうとは思わなかった。陰鬱とした場面から途中で雰囲気がガラッと変わるので、SCPがホラーばかりではないのだということがわかる。
個人的に好きなジャンルなので、できれば他にもSCPのエピソードをDLCでも続篇でもいいので欲しいです!

HigurashiYukari
2022年09月15日
初めての評価なのでいろいろと不備はあるかもしれないですがご了承を。
逆に言えば初めて評価したいと思える作品でした。
僕はあまりSCPには詳しくない(少しは知っているが○○番は△△みたいに思い出せるわけではない)
ですが、このSCPの世界に強く惹かれるきっかけになりうると思います。
ゲームとしては、会話が多めであったり、[spoiler]あってないようなQTE[/spoiler]があったりしますが
それを含めて面白いです。
SCPによってゲーム性が変わる。
SCPへの愛があるからこそできることだなと感じました。
あ、でも出たばっかなのでバグはあります。
仕方ないね。
[h1]おすすめしたい人 [/h1]
・SCPに興味がある。
・SCPをあまり知らない。
・不可思議な世界観が好き。
・物語が好き。
[h1] おすすめできない人 [/h1]
・アクション性を求める。
・SCPが好きすぎて、固有の概念、思想がある。(SCPはこうあるべきだ、このSCPはこんなことしない等)
・単純にホラーを楽しみたい。
あえて、SCPを詳しく知らない。でも興味ある。
なんて人に贈りたいゲームでした。

foxhound0427
2022年09月15日
SCPが好きな人も知らない人も楽しめる作品だと思います。
いくつかのSCPについてそれぞれ全く異なるゲーム性で実体験できるストーリーは
プレイしてて非常に面白かった
ゲームのボリュームが少なめなのですぐにクリアしてしまうが、
今後追加ストーリがあるんじゃないかとおもわれます。期待しています。
以下開発側に改善してほしいポイントを挙げます。
・オートセーブではなく任意でセーブできるようにしてほしい
・ムービーや会話などスキップできる機能が欲しい(2週目のモチベがあがらない)
・特に謎解きのときの操作方法がわかりづらい(説明が不十分)

sitousora
2022年09月15日
[h1]SCP財団を知るものへ向けた名作ADV[/h1]
「確保、収容、保護」このゲームの元ネタになった「SCP財団」の基本理念だ。SCPを知るものでこの言葉を知らない人はいないだろう。本作はネット上で知る人ぞ知るシェアード・ワールド共同創作サイトであるSCPを下敷きにしたオムニバスADVである。
先に所感を述べておくと、ADVとしてかなり出来がよく、筆者のようなSCP世界にどっぷり浸かったDクラス職員のみならず、有名なものは知ってるよーといった新人研究者にもおすすめできるゲームに仕上がっていると感じた。ADVに興味があって、SCPに関して知識を持っている方はぜひプレイしてみてほしい。
特にホラーパートで顕著だったが、SCPに関する知識が多い方ほど、「うわこれ報告書で見たやつだ!」というメタ的な恐怖が、さらにゲーム中の操作可能時に直面する演出的な恐怖が二重に与えられるという二段構えの恐怖体験が与えられる。この二段構えの恐怖構造が(筆者が勝手に感じていただけかもしれないが)かなり秀逸に感じられた。間違いなく値段分の価値はあると思う。
ただ、SCP世界について全くの無知という方にはあまりおすすめできないかもしれない。SCPというコンテンツ特有の用語というものがあり、それらについて作中で十全に説明されているわけではない。こういった事前知識がないと、ただのADVとなってしまう。
[b]新人研究員カールとして、数々のSCPに触れる[/b]
内容について軽く触れていく。物語の主人公はカールという男だ。MIT出身で就職に難儀していたところ、大学教授から財団職員への勧誘を受けそのまま財団へ所属、アーカイブ部への所属が決定した。主人公は過酷な新人トレーニングを経て、様々なSCPのアーカイブ作成(つまるところ報告書の作成)を担当することになる。
報告書作成業務のところどころで、主人公は音声記録などから状況を整理する必要に迫られる。そういったところで、操作可能なADVパートに移行する。ADVパートの中では、ミッションを受けたエージェント、Dクラスなどを操作し、事件の起きた場所で問題を解決しなければならない。彼らが問題を解決したら、記録は終了。主人公が報告書をまとめあげる……といったサイクルでゲームが進行していく。オムニバス形式といえば伝わりやすいだろう。SCP履修者向けにいうと、Taleを操作可能なゲームにした感覚だろうか。
前文でも挙げたが、特にADVパートの出来が秀逸に感じた。SCPらしい理不尽なホラーのみならず、異なるものとの交流を描いた心温まるストーリーまで網羅している。取り上げられるSCPは有名なものが多く、SCPに触れたことのある人間なら大体知っているのではないかといったラインナップになっている。グラフィック面でも、SCPの特性に合わせた異なる画風が採用されており、SCP個々の独特な世界観がよく再現されていると感じた。
また、財団の保有する道具もたびたび登場しており、例えば現実改変に対抗する「スクラントン現実錨」なんかも実際に動くところが見られる。この辺も履修者にはうれしいポイントなのではないだろうか。他にもSCP知識が豊富であればあるほど、おっこれはと思うところが多くある。
[b]総評[/b]
かなり作りこまれた、SCPを題材にしたADVゲームだと思う。特にSCPに関する知識が多めな方にはかなりおすすめ。
ありがちな、ただ有名なkaterSCPを登場させて追いかけさせておけば怖いだろうみたいな感じではなく、きちんとSCP固有の世界観を大切にして、それに合わせた環境を構築している。この点についても高評価だ。
以下物語中盤のネタバレに触れるため、伏字
[spoiler]筆者の思いになるが、「SCP239」に関する報告書の改変がかなり挑戦的で、かつ面白い試みだと感じた。SCP239はSCPでもかなり有名で、かつ超初期に創られた金字塔的SCPである。そのためか、「たのしいざいだん」の影響が色濃く残っているSCPでもある。SCPの歴史として「たのしいざいだん」があったのは事実で、筆者もその歴史を否定するわけではないことは留意いただきたい。ただ、やはり後から創られたSCPは大多数が初期に創られたものとは異なる空気間で創られており、それらSCPを見た後に初期のSCPを見ると「なんじゃこりゃ」と感じるのは正直なところだろう。
本作はそんなSCP239の報告書の改変が為されている。詳しい内容は省くが、SCP239の特性はそのまま、財団側は彼女にどんなアプローチをしたか、という部分に改変が加えられている。そしてその後の顛末、彼女を永遠に眠らせるという部分についてもそのままである。このアプローチがかなり今風というか、他のSCP報告書を多く読んできた身からすると「ありそう」と感じさせるものとなっていながら、特性と顛末がそのままという部分に製作者のリスペクトが感じられてかなり好感触だった。(もしtaleでこういう話があって、筆者が知らないだけだったら申し訳ない)[/spoiler]

deltaONFF
2022年09月15日
詳しくレビューされてる方がたくさんいらっしゃるので簡単に。
SCPを知っていてるなら世界観にのめりこんで没頭できるし、SCPを知らなくても恐怖演出や作りこまれたゲームシステムを楽しめるので是非ともプレイしてみてほしい。
シリーズ化は難しいだろうけどそれを望むくらいにとても素晴らしいゲームだった。

yuripami
2022年09月15日
SCPをいろいろな形式で体験するゲームとなる。
あくまで主人公は新人の文書保管係みたいなもので、それを閲覧、加筆、修正したりする。
その仕事はゲームのシステムとして数回クリックだけで済むので、文書は本家や解説で見た方が分かりやすいし間違いがない。
本篇として、合間合間に別ジャンルのゲームのように有名なSCPを体験することになる。ただし最初のSCPは元ネタが分かりませんでした
全体的に映像のあるノベルゲームに近い感じ。
ただボリュームは少なく、実際のプレイ時間は4時間ほどになる。
SCP containment breachのようなゲームではないので注意。