










Sixty Four
Sixty Four の世界に飛び込み、単純な機械を繁栄する工場に変えます。進歩するたびに新たな課題がもたらされ、並外れた宇宙に対するより深い理解がもたらされます。
みんなのSixty Fourの評価・レビュー一覧

H.C.Gamer
2024年03月07日
[h2]自動化はありません[/h2]
[h3]良いところ[/h3]
・機械のデザインやシンプルなUI
・変化していく環境のわくわく感
[h3]悪いところ[/h3]
・どこまでいっても手動搬入からは抜け出せない
・そのうえ要求素材のインフレは他の工場系とそんな変わらない
もしかしたらアップデートで改善されるかもしれませんが現状はおすすめできません
特にshapezみたいなものを想像してた人はやめておいたほうがいいかも

ryusoooi
2024年03月07日
最小化しておいてたまに覗く、というような遊び方なら結構遊べる。見た目もいい。だが悪めなテンポが自動化によって良くなるといったことはあまりない。完全に自動化できるようなゲームでもない。
一番ひどいと思うのは、 [spoiler]途中で地獄の石の数がリセットされて強制的にゲームを停滞させられることか。新たに採掘場を作るにもその地獄の石がなく、弱い施設を作り直すことになる。リソース量上限が設けられて満足に施設を追加できなくなるというおまけ付き。 [/spoiler]
加えてプレイしているだけで勝手に掘り進んでしまうので、十分なリソースを稼いで満足のいく工場を作る前に欲しい資源が手に入らなくなる。新たな採掘場を作れたらいいのだが、まさにそのためのリソースが足りない。
これらの仕様で自ら爽快感をなくしている……といった部分には敢えてあまりつっこまないが、行動の制限の仕方が「今まで稼いできたものを破壊する」「今まで出来ていたことを出来なくさせる」「実質的に作れる施設の量に上限をはめる」という、全体的にちょっと嫌なやり方。
総じて、極端に悪いゲームだとは思わないが、進めているうちにこういったゲームを停滞させるために作られたような仕様にじわじわと腹が立ってくるので、おすすめはできないと感じた。
心が広くてゆったりとゲームを遊べる人にはいいかもしれない。

Aphrodita
2024年03月07日
みんな言ってるけど調整不足だね...気付いたらめっちゃ時間たってるからめちゃくちゃ楽しみにしてるゲームの発売日まで時間つぶすのにオススメです。
![ty[JP]](https://avatars.steamstatic.com/cc75f8ac925c60d59c5dbada119e1b662015b688_full.jpg)
ty[JP]
2024年03月07日
このゲームには時間経過とともに減少する資源が存在するのですが、その減少を緩和するための設備にその資源が必要であるという構造を取っており、減少を緩和するためにはその素材が必要だが必要数確保するためには先に緩和する必要があるというちょっと意味不明な状態に陥るため、遊んでいて進んでいる実感が得られません。
一応その局面の対処法として一瞬存在する減少速度を収入が上回るタイミングで緩和設備を買うことが挙げられますが、事前に緩和設備が登場することは把握できない上、必要資源量がかなり厳しいためかなり前から備えていないと購入することが出来ず、結果として状況を打開するチャンスを失った実感のみが残ることとなります。
再度減少速度を上回るためには数時間かけて一番初めの資源から順に入手しなおす必要があるのですが、虚無です。
また、このゲームは完全には自動化できず、数分に一度は確認する必要があるため、虚無と向き合い続ける必要があります。
加えて途中から挟まる演出がかなりしつこい上ゲームスピードを低下させてくるため純粋にストレスが溜まります。
ゲームを完全に理解した上で早や解きするならそれなりに遊べるかもしれないけど初見ではただの苦痛です。
追記
27.8時間でエンディングまで到達
最終盤でお待ちかねの自動化機能が登場するため完全に自動化出来ないというのは誤りであった。しかし、その時点で必要な素材は手動でなければ数が集められないので自動化は無いものとして考えていい、加えて設計を工夫すれば放置できる時間をかなり伸ばせるためその時点で自動化出来ても嬉しさが無い。
このゲームでは要所要所でどう考えても時間経過を待たなければ用意できない素材量を要求される上、その後に得られる報酬があまり嬉しくないため、決定的に苦労に対する達成感が不足している。
苦痛が好きなら楽しめるかもしれないが、人にオススメ出来るゲームではない。
アップデートで緩和し続けているので数か月後には普通にプレイできるバランスになっているかもしれない。

sake7144
2024年03月06日
クリマリットが核分裂で勝手に消えてくのがくだらな過ぎた
設備も隣接パネルにしか効果がないものが多く、綺麗な工場を作る面白さみたいのは全くなかった
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インバーカズム手前までまた進めたが、各素材の要求量を見てアンインストールした
せめて完全自動化の後に持ってこい

zagzig
2024年03月06日
完全放置というよりは、デスクトップの隅に置いておいて作業中にたまに覗くくらいでプレイするのが丁度いいゲーム
人は選ぶが、BGMとSEの良さも相まってゲームというよりはデスクトップアクセサリとして個人的には常駐させたくなる
初見の印象で感じるような「雰囲気とBGMが良い謎の機械が自動で資材をひたすらに溜めていくのを眺める」ところに至るまでの道のりが思ったよりもかなり長く、途上の停滞感は否めない
全体的にテキストでの説明不足と翻訳が怪しい所があり、先の所で解放される要素も見えないので「この停滞感はいつまで続くんだ…」と正直取っ付き難い、アプデに期待
キューブを掘り出して自動でガリガリやってる時のSEは凄く気持ち良い

かえるぎゅうどん
2024年03月06日
[h1] 工場建設ゲーほどの自由も無ければクリッカーでもない、無ジャンル奇ゲー。[/h1]
個人的にはGoodですがオススメするかと聞かれたらNoです
まず一言あるならば、ただただバランス調整が悪すぎる。
ビジュアル・SE・(ガバ翻訳とはいえ)奇妙な世界観。このあたりを取れば悪くないものの、恐らく一つの到達点時点で
[list]
[*]クリックでの素材回収に対するメリットの無さ。
[*]装置の設置数に伴って増加する必要素材数。
[*]工場基地の再建設に対するデメリットの大きさ。
[*]いわゆる『気持ちよくなれる』シナジーの無さ。
[*]進展するにつれ、逆に制限が掛かりスピードダウンするプレイスルー。
[*]……etc
[/list]
等々が見受けられます。
このため工場建設ともクリッカーともどちらの良さも正直見つからず……
特に厳しいポイントが、地面を深く掘って素材を集めるというゲーム性の上で、
[b] 進展すればするほど浅い層の初期素材が全く手に入らなくなります。 [/b]
初期素材なら進めば需要が減るかと言えば、むしろ進むほど大量に必要になります。
そのため『素材の変換』工程を挟む必要があるのですが、これがあまりにも非効率的でスピードダウンの大きな要因となっています。
ここで取れる選択が、
[list]
[*]素材変換速度を上昇させて(半)自動化を捨てる。(高効率)
[*](半)自動化を取って素材変換速度を捨てる。(低効率)
[*]変換装置の数で押すために[b] 装置で変換した素材を装置に使うループに入る。 [/b] (最終的に高効率)
[/list]
となり、進行度的に『他の工場ゲーなら自動化した装置を強化して速度も上げられる段階』でもちんたらした選択を迫られます。
ただ実のところ両立は可能なのですが、結局要求素材数がえげつないので選択肢は少ないです。
近めの挫折ポイントとして、
ある程度進むと[spoiler] 地獄の宝石の所持数にロックがかかるイベント [/spoiler]が発生します。
プレイ当時突然[spoiler] 23k あった所持数が 32 まで削減され、強力な装置が一切設置できなくなりました。[/spoiler]
これと同時に[spoiler] 地獄の宝石の所持上限を512まで緩和する装置が追加、カロナイト2M,ベータピレン2M +α という正気ではない素材量を要求され、生産効率を上げることもできずただただ定期的に装置に燃料を入れるだけの期間が発生しました。 [/spoiler]
そのうえ、[spoiler] ここで所持上限が512まで上がったところで、所持数が512を超えると[b] 全て消滅して0個に戻る [/b]という謎仕様があるため、他の素材数との兼ね合いで何も建設できずただただ消滅するのを眺めるだけになりかねません。 [/spoiler]
ただ、[spoiler] 3/6のパッチにてカロナイトとベータピレンの要求数が 2M → 32k と超大幅緩和されたので今後の修正には期待してもいいかも……? [/spoiler]
個人的にはここから面白そうと思えるところまで来たのでこのまま穴を掘り続けますが、
決して人には面白いよと勧められはしないので様子見は大いにアリだと思います。

bubu
2024年03月05日
[h1]放置ゲーにならない[/h1]
2時間弱プレイした感想です。
[h3]よかった点[/h3]
機械のデザインはかわいく、音はいい感じです。よくない点で言及していますが、これでちゃんと放置できたら、ぼーっと見つめて神ゲーになったんだと思いますが…
素材はいいけど、です。
[h3]よくなかった点[/h3]
・翻訳が弱いので、用語にブレがあります。
たとえば左上の素材ではカネタイトと表示されているのに、施設の説明ではクアネタイトになっている等。ちょっと理解までの間ができてしまいました。
・もっとザクザク進んでいくような自動化ゲーを想像していましたが、思ったより全然クリックさせられますし、進みが遅いです。
自動化が進んできても、放置していると施設が止まってゲームの進行が止まります。
施設の補給をやり続けることに楽しみを見出す設計なんでしょうか?そうは見えませんでした。
他の自動化ゲームだったら、新素材が出るまでは放置でいいよな、って場面でも、これは各施設の面倒を見続けなければならないのがかなり億劫です
結局補給を手動でやり続けないといけないため、完全放置にできないのはかなり疲れる。
※他のレビュー見ましたが、完全放置はできないようです。無念。
加えて、現時点で放置ゲーでもないのに次の素材やアップグレードまでが結構遠いので、あんまり気持ちよくプレイできていないのが現状です。ちょっと、いや結構、バランス調整が甘いのかな?と思いました。
今後のアプデに期待ですね。

kuroha
2024年03月05日
翻訳が適当すぎるのはまあしょうがない。
しかし、調整不足なのがキツい。
使用リソース量のバランスが微妙すぎるので、やりたいことができない。

IidukaMint
2024年03月05日
ビジュアルや効果音にこだわりを感じるものの、ゲームとしてはおすすめしない。
このゲームでは何が目的なのか、どうすれば次のアンロック要素があるのかといった導入が不十分である。
そのうえで大きな変化が起きるような新規購入のコストが高く、相当な時間が必要である。
そして、放置するには向かない程度の頻度で補充を求められ、かといって集中してもあまりリソースを増やせない。
そして買ったとしても、説明文が十分でなく効果がわからないことがある。これは致命的である。
同系統のゲームで得られる楽しみを削ぐ程度に遊びづらかった。
しかしいずれもゲームバランスやチュートリアルの文面を調整するだけで相当遊びやすく、楽しくなるはずなので今後のアップデートに期待したい。

ぷれ
2024年03月05日
自動化ゲーでもクリックゲーでもない、どっちつかずの何か
基本的にはクリックで鉱石を採掘しつつ、その採掘を自動化していくゲームなのだが
自動機械を動かすためには鉱石(燃料)を定期的に投入する必要がある
ではそれを自動化する方法はないのかというと、サイロという設備で燃料を自動投入できるのだが
16回しか自動投入してくれないため、今度はサイロに材料を定期的に投入する作業が始まる
ではサイロからサイロに自動投入するようにすれば256回自動投入できるのでは、と期待したが
それは出来ないようで、ここでギブアップ
(追記)
完全自動化できるとのレビューを見て追加プレイ、約60時間でクリア
上記のサイロが出てきたのがプレイ4時間ごろ、そして完全自動化できたのは40~50時間ごろ
その間に減衰する資源や別の資源と対消滅する資源など出てきて難儀した
トータルで見てやはり放置ゲーやクリッカーを求めているならお勧めしない
途中から配置をいじれるようになるので、カイロソフトで配置パズルに凝るタイプの人なら楽しめるかもしれない
あとはグラフィックや雰囲気は抜群に良いので、そういう雰囲気ゲーを求めているならアリ

地獄変
2024年03月05日
[h1]自動化SLGの皮を被ったクリッカーゲーム[/h1]
PVやサムネイル画像を見ると自動化SLGを連想させる内容に見えるが軌道に乗るまでの序盤は「クリッカー」系である(しばらくプレイを続ければ自動化SLGのゲーム性になる)。
つまり左クリック連打である。正直これはかなり紛らわしい見せ方だと思う。
[h1]ローカライズ[/h1]
画面左下では二人の人間が会話しているのだが、翻訳精度としては「会話の意味は通じるが口語がおかしなことになっている」という品質。
女性口調のように見えたと思ったら急に男性口調のようになるアレだ。内容は理解できるが会話や物語性を楽しむにはだいぶ問題あり。
ゲームの機能周りもわかりにくい。
設置物の説明はあれど効果がよくわからないものもそれなりにあって、結局設置してみないことにはどういう効果なのかわかりにくく、設置後に「あ、これはここに置くべきではないやつか」と設置物を取り壊してリソースを無駄にさせられる問題点がある。(設置物破壊は破壊が可能になった初期状態だと消費資源の5割が戻り、やがて9割→10割となる)
[h1]遊び方[/h1]
翻訳精度のせいで建築する設置物の効果がとにかくわかりにくいため開幕の流れを載せたい。
①何もないところに放り出され、1つのオブジェ(以下本体)が見えるので左クリックを長押しする
②長押しすることで本体周辺8マスに黒いキューブが生成される
③生成されたキューブは左クリックすることで徐々にひび割れていくのでクリック連打で破壊
④破壊すると資源が得られる
※破壊されたキューブのマスは①で無制限に再生成が可能
⑤②~④を繰り返しながら資源を得て新しい設置物を作る
というものになっている。
具体的にはまず「デスタビライザー」というものが最初に設置できる。これは隣接したキューブを破壊するために必要なクリック数を減らすというものなので生成されるキューブの外側周囲8マスに設置するといいだろう。効果範囲もこのデスタビライザーの周囲8マスに影響があるのでうまいこと範囲内に入るよう計画的に設置したい。
なお設置物の破壊はしばらく進めないとできないので設置位置には気を付けたい。
「チャンネルクーラー」は上記①の本体を左クリック長押しで生成されるキューブの生成速度を上げるもので、本体に隣接させて設置するものだ。
「リバースバルブ」はこれ単体だと恐らく意味がない代物だがとりあえず1個設置しておく必要がある。なぜかというと少し進めると「補助ポンプ」というものが設置できるようになり、これは本体からのキューブ生成を自動化させるものなのだが、リバースバルブの上にしか設置出来ないからだ。
「産業用不安定剤」はデスタビライザーの上位互換となって、より便利になるのだが「これ、どこに設置すりゃいいんだ?」となるわかりにくさが問題点。これは[u]デスタビライザーの上にのみ設置できる[/u]ので設置済みのデスタビライザーに重ねて設置しよう。
「エントロピー共振器」は周囲8マスのキューブを自動的に破壊してくれるので、例えば1つのキューブに対して四方をエントロピー共振器で囲い、さらに破壊対象のキューブを範囲に入るように産業用不安定剤を設置すればめでたく[u]キューブの自動破壊がスピーディに行われるようになる。ここが自動化のスタートラインと言っても過言ではない。[/u]
[b]ここまで設置出来れば開幕は乗り切れたと言える。[/b]
なおそれぞれの設置物の大半は[u]「起動させるため」の追加リソース[/u]が必要なので設置後にはしっかりとリソースを投入して起動させるのを忘れないようにしよう。これは車で言うところの燃料だ。そしてしばらく使い続けると燃料切れになるのでその度に追加の燃料を投入する必要がある。当然操作は手動なのでひとつひとつちまちま投入だ。放置なんて夢のまた夢である(投入を自動化できる設置物もあるが高いコストの割に範囲が狭く、その設置物自体にも起動させるために燃料投入が必要という馬鹿げた仕様で役に立たない)。
そこからはとにかくキューブの破壊をひたすら繰り返すことで新しい資源が得られるようになり、それに伴い新しい設置物も作れるようになって、物語も進行する。
それによって設置物の破壊や2つ目以降の本体を設置することができるようになって遊び方が広がる。
補足としてキューブの新しい資源は「掘る深度」によって次々と変わり、次の資源が登場すると過去に登場した資源は得られなくなり、別の手段で賄う必要がある(一定の資源を投入することで過去に登場した資源が再獲得できる設置物がある。或いは本体を別のところに配置して一から掘り進めることでも再び得られる)。
ここからはさらに設置物が増え、資源も増えるようになる。
資源は
・カロナイト
・エルメリン
・カネタイト
・ベータピレン
・地獄の宝石
と種類が増えていくが、ベータピレンあたりで中だるみの前兆のようなものが見え始め、地獄の宝石あたりで長い停滞が起きる。
設置物は
「補助ポンプ」の強化型として「ポンプ場」
「産業用不安定剤」の強化型として「地獄の宝石不安定剤」
がそれぞれ登場する。どちらも同じように下位互換の上に設置する形だ。
「素材ストリーマタワー」は……これは効果がよくわからない。恐らく掘削速度か資源の獲得量が増えるようなパッシブ効果と思われる。
「地獄の宝石のインジェクター」は地獄の宝石がキューブに埋まっていなくてもキューブに追加されるので安定して得られるのかと思いきや、起動に地獄の宝石が32個必要となり、起動が終わるまでに得られる地獄の宝石は32個なのでプラマイゼロだ。じゃあ何のためにあるのかというと、キューブを破壊する速度が大幅に上がるのでこれはこれで必須な設置物である。地獄の宝石が掘れるところに設置しよう。
「地下サイロ」は起動に必要な資源を自動的に補充してくれる待ちに待った設置物なのだが、範囲が3x3で狭く、しかも自動補充回数は16回までと制限があるので待望の機能のように見えて役に立たない。相変わらず手動で投入することになる。
「フィルディレクター」は補充が必要な設置物をマウスポインターから線状で示してくれる便利機能で、これのおかげでどの設置物の起動が止まっているのか一目でわかるようになる。そしてこの機能の存在があるが故に「地下サイロ」による自動効率化は縁遠い機能であることも示唆している(地下サイロが手軽に量産できたり広範囲に機能が及ぶならフィルディレクターはいらないからである)。
「掘削チャンネル」は本体の上に置くことでキューブ生成範囲を3x3から5x5へ変更できる優れもの…に見えて実際はクソ設置物だ。なぜかといえば深度が初期化されるからだ。本体の上にしか置くことしかできないのに。例えば地獄の宝石が掘れるところはまだまだ地獄の宝石を必要とする設置物は複数あると思われるが、深度が初期化されるので、つまりまた一から掘り直しになるのでしばらくの間は地獄の宝石が得られなくなるわけだ。実にふざけている。なので設置する際は初期の本体とは別の場所に新しい本体を置いてその上にこれを重ねるのが恐らくベストだろう。ちなみに深度が初期化されることはどこにも書かれていない。
[h1]微妙なところ[/h1]
自動化させても自動化の効果が弱く、結局はクリック連打をひたすら要求させられるので、効率化できているようでその恩恵は薄く、ゲームとしての停滞が早い段階でやってくる。多分ゲームを進める過程で徐々に効率は良くなっていくのだろうが、続けたくなる動機づけが弱い(プレイ90分ほどで効率的な自動化がようやくできるようになったので、楽しむならそこまで我慢が必要か)。
マウスオーバーの判定がわかりにくく、左クリックで壊そうと思ったキューブとは別のキューブをクリックしていることが度々ある。
最初から設置物の破壊ができない。
翻訳の精度が良いとは言い難く、設置物の説明で「設置してみるまで効果がいまいちわからん」ものが多いという特に大きな悪影響を及ぼしている(先に進んで新しい設置物が続々登場するとより混迷を極める)。
カメラ移動が右クリックのドラッグかマウスホイール操作といういまいち直観的とは言い難い操作性。
画面サイズの変更がない。
どういったゲームなのか遊んでみるまでひどく伝わりにくい。
設置物が増えるにつれ、奥行きが見えなくなるので何を置いているのかいちいちマウスオーバーしないと視認できない(カメラの回転なんてものはない)。
[h1]まとめ[/h1]
多分これ、クリッカー系だと思わずに買ってしまう人が少なからずいそうな気がする。確かに自動化SLGが遊べるのは間違いないのだが、「自動化SLGだと思って買ってみたらクリッカーゲームだった」となる紛らわしさがあるのはちょっとどうだろう。
クリッカー系は嫌いではないが、同ジャンルとして見ても中毒性が弱くどっちつかずなゲームデザインだと感じた。自動化SLGとの異色の組み合わせに斬新さはあるのだが、ゲームとして噛み合っているのかと言うとなんともかんとも。
「クリッカー系の効率化機能の中身を自動化SLGに落とし込んだ」と考えればしっくりくるが人を選ぶのは間違いない。
幸い、しばらくゲームを進めることで自動化SLG特有の中毒性が出るようになって、今度は[u]クリック連打が必要なくなるというゲーム性そのものの転換点[/u]が訪れるようになるので、そういった要素をお求めならなんとか我慢するしかない。もっともすぐに中だるみが起きるが。
個人的に言わせてもらえればこれを誰かに勧められるかと言うとちょっと難しい。軌道に乗るとそれなりに面白くなるが、翻訳の質の悪さがとにかく合わなかった。あと進めば進めるほど設置物を置くためのリソース必要量が多くなるのはいいのだが、肝心のリソースがなかなか貯まらないことによる停滞も割とマイナス。