














Sorry We're Closed
Sorry We're Closed は、マルチ エンディングを可能にする豊かな伝承とキャラクター インタラクションを備えた、ノスタルジックなシングル プレイヤー サバイバル ホラー ゲームです。ミシェルの終わりの日を経て、隠れて生き残るための環境を利用して不安な場所を探索してください。悪魔の銃を使用して一人称視点で防御してください。
みんなのSorry We're Closedの評価・レビュー一覧

Toxin9182
03月22日
悪魔からの求愛に対処する。男、女、天使に悪魔、ほとんどの登場人物が愛に悩んでいる。戦闘では弱点の連続エイムができるかが重要。エイムアシスト等設定もできるので遊びながら調整

Shiomizu
03月08日
独特な世界観が強烈なサバイバルホラーゲーム。
「愛」がテーマと思われる、天使と悪魔、そして普通の人間たちが織り成す物語はとても独特で魅力的。
一口に愛と言っても、キャラクター毎に多様かつ複雑な形を見せており、中にはそれは愛なのかというようなキャラクターも居る。
LGBTQ的な要素もあるが、それが当たり前の世界なのか誰も言及しないためノイズになることもなく、寧ろ自然に溶け込んでいて好印象。
主人公である「ミシェル」自身もそっち側の人間だが、残念ながら本編中では既に破局済み。
物語は誰を信じるかで結末が変わるマルチエンド形式。一部のエンドは多少煩雑なフラグ管理が必要なため、大変だったりするがそれがADVとしてもやり応えを高めていると感じた。
一方で、多少なら優柔不断なまま進行しても即座にフラグが折れるほど厳しくもないため、適度な遊びやすさも備えている。
ダンジョンパートは昔の『バイオハザード』シリーズに近い形式だが、攻撃時は必ず主観視点になることや、「第3の目」という世界設定にも関わるシステムが独自性を強めている。
ダンジョンは魔界のような異質な空間で、「第3の目」を開くと周囲の光景が現実的なものに切り替わる。公式の紹介を借りるなら「狭間を覗き見る」ような感じ。これによって行けなかった場所が通れるようになったり、見えないものが見えるようになったりするので、探索が深まる。
また、これは戦闘においても重要な役割を果たし、「第3の目」の範囲内に入った敵は弱点がむき出しになる。当然それだけ敵が接近するリスクを抱えることになるが、リスクリターンのバランスなど戦略性が高まっているように感じた。
難易度はデフォルトでも決して低くないが、エイムサポートや難易度変更などクリアまでのサポートは充実している。それらの機能を利用することにデメリットはなく、むしろストーリーを中心に楽しみたいプレイヤーには積極的な利用を推奨したいほど丁寧な設計となっている。
ボリュームは1周あたり約5~6時間程度。2周目以降はダンジョンの攻略手順がわかるため、もっと早く回れると思われる。
マルチエンディングかつセーブデータ分割で1周で全部のエンディングを見ることができない(※できなくはないが、結構な巻き戻しが発生するためそのまま2周目の方が楽)形式のため、これくらいのほうが優しいとは感じた。
ADVパートもボリュームとしてはやや少なめではあるが、その分濃密な物語のため特に不満は無し。
強いて言うなら翻訳が怪しい箇所がたまに見受けられるが、明らかにおかしいという程でもないので許容できる範囲。
総じて、ADVパート、ダンジョンパート共に完成度が高く、ビジュアルやゲーム性などに少しでも興味を持ったのなら買って損は無い作品。インディーズとしてはやや高い価格帯の作品だが、それに見合った体験は確実に提供してくれる。
ニューゲームで始めると最初に「当スタジオの初タイトルです。是非お楽しみください」という旨の挨拶が表示されるが、デビュー作としては衝撃的なまでの一品となっているため、スタジオの今後にも期待したいところ。

belfaste
01月16日
3Dローポリホラーアクション。
恋人にふられたばかりで傷心のコンビニ店員、ミシェルがあるときに「公爵夫人」と呼ばれる強大な悪魔に惚れられて、〈第三の眼〉に開眼。この世ならざるものたちが視えるようになってしまい、ついでに天使や悪魔とのアレコレにも巻き込まれる。果たしてミシェルの恋の行方は? といったお話。
基本的にはアドベンチャーパートとダンジョン探索パートに分かれており、アドベンチャーパートで各キャラと交流したり(特に親愛度などは設定されないが、選択によるストーリー分岐が生じる)、〈公爵夫人〉のキモい求愛をかわしたり、ミシェルの武器を強化したりしたあと、ダンジョン探索パートで悪魔を屠ったりパズルを解いたりしていくことになる。
ダンジョンの最深部にはもちろんボスがおり、Okumuraらの作曲したイカしたヴォーカルつき音をバックに戦う。これがまあめっちゃいい。アガる。ボス戦の演出だけでも100点をあげたいくらいだ。
戦闘はやや独特。
初代『バイオハザード』や『パラサイト・イヴ』的なPS1っぽいローポリ見下ろし型三人称視点で進行しつつも、敵が近づくと手動で〈第三の眼〉を発動した主観視点に切り替え、銃や斧で対応していくことになる。ふつうに武器をふるってもいいのだが、それだけでは硬い敵をなかなか倒せない。〈第三の眼〉使用時に発現する敵のウィークポイントを狙って攻撃するのが基本となっていくだろう。ボス戦や中ボスクラスの敵では、このあたりがさらに派手になった必殺攻撃的な演出もついてくる。
戦闘中の操作がピーキーすぎて泣きたくなったときは、オプションからオートエイムの設定などを細かく変更もできる。
ビジュアル、キャラ、ストーリーといった外面はいずれもユニークで眼に愉しい。
金子一馬のバロック成分を強化したようなキャンプなキャラクターたちが、須田剛一のような外連味の効いた演出で、後期『ペルソナ』みたいなノリのダンジョンを攻略しつつ、ついでにクィアでちょっとトホホな街の仲間たち・悪魔・天使の恋や権力の物語に首をつっこんでいく。
アドベンチャーパートでの街のマップは非常にこぢんまりとしていて、出てくるキャラクターも限定されているけれども、いちいちシャレが効いていて奥行きがある。戦闘中以外でも〈第三の眼〉を開くことができるのだが、そうすることで人間の眼から見えない悪魔や天使たちの生態が観察できる。たとえば、カリスマ店員がいるレコードショップでは客の大半が悪魔だという事実が判明するし、教会では悪魔と恋愛中の天使が90年代みたいなパソコンでリモートワークに励んでいる。レストランでは飢えた悪魔が必死に残り物にありつこうとしているかもしれない。そして、ミシェルの友だちの八割は実は悪魔だ。
キャラクターたちも強烈で、どこかヘンで間違ったひと(あるいは悪魔か天使)ばかり。間違うのはだいたい恋に狂っているからで、要するにこのゲームの中心となるのは恋愛に限らないさまざまな形の愛であり欲である。それは主人公であるミシェルも例外じゃない。
8時間から10時間弱のプレイスルー。ちなみにマルチエンディングだが、見た目にはそこまで劇的に内容が変わるわけではなく、フレーバー程度の違いでしかない。重要なのはエンディングに至るまでにあなたのミシェルが辿った道と、その道中で垣間見た悲喜劇だ。
海外のゲームサイトのレビューでは「『ペルソナ』と『パラダイス・キラー』を混ぜて、『サイレント・ヒル』で割った」とも評される本作だけれど、たしかにわたしたちが見てきたようなサバイバルホラーの影響を色濃く残しつつも、こんなにも強烈で個性的な味を出しているゲームは他にないだろう。
2024年を飾るベストのひとつだ。
ちなみに翻訳はおおむね良好。キャラの個性もちゃんとかき分けている。ただ、ときどき口調がブレたりするのが目についた。こういうゲームだから、最初はそうい演出なのかともおもったけれど。

torqn
2024年12月06日
ジェンダーでありながら力強く生きていく様は恋人以上、親以上に大きな愛を感じることができました。ゲームのグラフィックも素晴らしく”第三の眼”使用した世界は敵をモチーフにした絵画のような世界で溢れていて、絵画好き?な俺でも魅了される程でした☆ キャラクターも探求心旺盛なロビンや、ヒロインで陰で支えるミッシェル そしてこの世界を支配する”堕天使”⁉
ボス戦のBGMもヒップホッブなのかレゲエなのかR&Bなのかわからないノリで妙に合っていました。(笑)
戦闘は斧、ピストル、ショットガン そして”ハートブレーク”だけが別🔘なので注意。
*”影塗り”

Cafenez
2024年11月18日
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=3368111730
[h1]2024年を代表するインディーズ作品の一つ[/h1]
まずは親友のロビンを信じて一周クリア(マルチエンドの様子)
サスペンス>グロテスク>>>ホラーといった感じの作品です。
PAX EAST特集の時から気になってましたが期待以上でした。個人的にはUndertaleを見つけて発売日と共にゲットした時と同じワクワク感を持っていましたがその期待が裏切られることはありませんでした!(Paypalの不具合で発売日に買えませんでしたが…)
[b]ただしストーリー重視ながらアクション難易度は高めです[/b]
あまりアクションゲームが好きでない人は2面で積むかもしれませんがこうしたローポリが当たり前だったプレステ時代はみんなこんな難易度だったのです。パン・オ・ショコラのようにサクサク甘々な難易度に慣れ切った貴方、たまには苦虫を嚙み潰したような顔になりながら粗のある難易度にストレスを感じるのも悪くありませんよ。ただ、もしビジュアルは気になるけどアクション要素が不安で購入を控えている場合は、後々アップグレードで弾薬が増やせるようになるので、ダメージよりも弾薬を増やして探索をしっかりすれば大丈夫…のハズ…
ゲーム内容に関しては、ここまでゲームが飽和した時代に斬新さを感じられたのはよかったです。主人公の能力である「第三の目」を使用した謎解きは他に類を見ず、ストーリーにも非常にマッチしていて最後まで飽きが来ませんでした。マルチエンディングのようで今から2周目をプレイするのが楽しみです。
LGBTQ+要素があり、同姓だけでなく同族・異種族愛と「愛のごった煮」状態ながらそれらに対して特に言及することもなく自然に存在しているので、そうした方面に興味が無い人でも高品質なストーリーを楽しめそうです。ノリが軽いシリアスな雰囲気が続きますが、いい感じで挟まるギャグ要素がいい清涼剤になります。イケメンな不死の人外が迫りくる化け物に何度もバラバラにされながら主人公に助言を与え、終いには敵が召喚する攻撃用の落下ブロックになります。主人公はその落下ブロック(死体)を攻撃してドロップしたアイテムでパワァーアァーップ!!![b]イケメン人外不憫すぎるやろ…[/b]
そしてビジュアルなんですが全体的にローポリなことでグロ要素や虫の生々しさがいい塩梅にフィルターされていながら、あまり表情が変化していないハズの人(外)達は暗い会話で顔に陰りが見えたように感じられたり、ローポリとは思えない生々しさを漂わせており、全体的なアートクオリティが最高です。独特なアートスタイルとか、妥協が一切ない会話時のカメラアングルとか、要所要所にこだわりを感じましたし、そのアートを彩る音楽がまた最高にマッチしててとてもよかった。[b]ボス戦BGMが毎回カッコ良すぎる[/b]
肝心のアクション部分はというと、トレイラーにもあるFPSの戦闘パートはエイム力よりも弱点を連続で撃つリズム感が大事なのでパターンを掴めれば難易度は下がると思います。このゲームの一番のウリである「ハート」を「ブレイク」することができる「第三の目」を有効活用するバトルスタイルを心掛けましょう。
翻訳の質はインディーズとは思えない高品質で本作の魅力を間違いなく昇華させていますが所々にそこまで気にならない誤訳と違和感がありました。ただ、このゲームに関していえば所々の違和感がかえって魅力になっていると思います。全体的に言葉が優しすぎますがそれによって主要人物の化け物にまで品があるのが素敵だね。 [strike]ただ、TISのテキストに変数が出ているミスがあったり、ゲームのエンディング後のリザルト画面の一番重要な文字が見切れていたりする点は要修正ですね…[/strike]即修正されました。仕事早すぎィ!!
総じて、ビジュアルの良さにつられたり、何か新しい物に触れたいプレイヤーにとっては間違いなくお値段以上の体験になるので買って損はないでしょう。おいしいものを選びました。

akabane_minei
2024年11月16日
ジョジョっぽい絵柄でLGBT含むロマンスADV+初代バイオハザード風の固定カメラサバイバルホラーが融合合体したゲーム。
どういうこと?
ロマンスADVの方はあんまり詳しくないんですけど、
サバイバルホラーパートはよくできてる。シビアな弾管理、少ない回復アイテム。
ただすごく慣れている人にとっては結構簡単で、
そういうものに慣れてない人は難しいって塩梅な気はする。
2ステージ目からは敵にGが出たので注意。
配信
https://www.youtube.com/live/gODHKyv98uA?si=cK8yHMRwSG5G491c

motorock
2024年11月15日
ビジュアルに惹かれて購入。
キャラクターからわかるようにみなさんLGBTQみたい
ゲーム自体はよくわからないまま進行しているけど面白いと思う
PS時代のサイレントヒルの世界に感じが似ている所謂魔界っていうのかな……
現代の風景が魔界バージョンになった世界を探索している感じです。
ただ第三の目を使えば主人公の周りだけ現代風になって道を開くヒントにもなりえます。
戦闘はトレイラーのままですね。左トリガーでFPS視点にして右トリガーで攻撃です。
この時第三の目を使えば弱点みたいな箇所を表示してくれるのでそこを攻撃すれば優位に立てます。
とりあえずFPS視点の時は動けないっぽいです。
探索はバイオのラジコン操作と同じです。操作に関してはストレスなくスムーズにできます。
敵を倒しながらアイテムを探してアイテムを使って進んでいく感じです。
戦闘が独特で人により好みがわかれそうなところが気になりますが、個人的には買ってよかったです。
買うつもりなくてあれ?戦闘が面白そうじゃん……と思ってデモをプレイしたら日本語無くて断念
でも雰囲気が良かったから即購入しました。製品版にはもちろん日本語あります。
追記
LGBTQ全開ですが、題材が天使と悪魔なので性別はどうでもいいのかな……と思ってしまいます。
キーパーソンである侯爵夫人なんて顔はめちゃキレイ(タイトルの右にいる口の空いている女性)ですが、胸が無く肩幅が立派で下半身は女性といういで立ち、友人あるロビンは悪魔の姿だと角が生えていて、しっぽがあり蹄、そして自分の事を「僕」と呼ぶ女性(悪魔なので多分女性)なのです。そういったキャラたちに囲まれて非常に有意義に過ごせるかと思います。
取り合えず夜の街でいろいろなキャラクターと会話して、その後ミッションに挑むという流れです。(2面クリア時点で)