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Strain Tactics

Strain Tactics は、感染性のエイリアン株によって地球が蹂躙されたサイバーパンク黙示録を舞台とした、リアルタイムのトップダウン戦術 ARPG です。ヘリベースでの行動を監視し、カスタム地上チームをサンドボックス交戦に展開し、彼らの正気と人間性を維持しましょう。

PC
2017年5月4日
シングルプレイヤー

みんなのStrain Tacticsの評価・レビュー一覧

cloudsquid

cloudsquid Steam

2019年07月16日

Strain Tactics へのレビュー
5

感染しない+厄介なデバフ無効に加えドローンにいたってはホバーでトラップ無効+二刀流+自前で高アーマー
大概の攻撃を防ぎつつ殴ってもそれなりに使えるシールド
そしてドローンすら回復するユニット技能が三種の神器
壁貫通手段のロケランとレールガンは消耗品なのでお好みで
モンスターキラーを持たせたドローン部隊は夢のお掃除部隊、親切な事にこのバカ高い銃も確定で拾えるミッションもあるよ!
ヘリが自由に使えユニットクラスが多い事もあって色々と工夫してミッションをこなせるので飽きを感じづらいし、リスタートも手軽で早いのでストレスも感じづらい
結構ボリュームもあるが思ったよりは敵の種類が多くなく、感染ドローンという素敵に面倒くさそうな敵がなぜかランダムミッションにしか出てこないのが微妙に残念
もう少しあれとかこれとかあったならといういい意味でどこか微妙に物足りない感じがする良ゲー
マウスオンリーでも大体ストレス無くお手軽に遊べる事も含めてぜひおすすめ

OKN

OKN Steam

2019年04月10日

Strain Tactics へのレビュー
5

[h1] 個性派揃いのヘリボーン部隊で、エイリアンを殲滅する [/h1]

5人の隊員を率いて、宇宙からやってきた謎の生命体を、撃ったり焼いたり爆破したり切ったりしながら駆逐する、ミッションクリア型のRTS。

ほとんどの敵は接近してボコボコ殴ってくるだけ、つまり近寄らせなければいい話なのだが、数で押してくるのでこれがなかなかに難しい。
互いに援護できるように展開し、かつフレンドリー・ファイヤーをかまさないよう、常に戦術的な位置取りに注意しなければならない。

搭乗するガンシップの武装を駆使して、地上の隊員を空から支援できるのも面白いところか。
隊員を引き上げさせて30mmオートキャノンで掃射したり、ナパームで焼き尽くすのは(弾代がかかるものの)実に気分がいいものだ。

ちなみに部下となる隊員は、約20ものクラスがそれぞれ複数のサブクラスに分岐しており、とにかくバリエーションが豊富。
各クラスには、「体力が自動回復する」「付近の味方にバフを与える」といった長所のほか、体力低下などのプレッシャーで発動してしまう短所が設定されている。
これがまた「勝手に退却して一定時間操作不能になる」「パーサークして近接攻撃以外できなくなる」など強烈なものばかりであり、油断すると一気に崩壊・全滅してしまうのが悩ましいところ。

逆に、すごく難易度の高いマップであっても、ちょっと出撃する隊員や装備をカスタマイズするとクリアできたりするあたりは、よく考えられていると感じた。

見た目は地味だが、とにかく良くできたストラテジーなので、全力でおすすめ。

個人的に役に立ったDivisionの人たち

Combat Engineers
短所が「Retreat!」(勝手に逃げる)なのだが、味方に被害が出ないのがいい。右クリックを連射すれば、戦場に留めることができる。

Decon Team
絶対に変異しないので、マップや敵によっては必須。

'Alfa' Air Crew
レーザーでペイントした敵に2倍ダメージを与える「Spotter」能力が強い。特に射程の長いバトルライフル使いとの相性がいい。

Riot Command
Specialサブクラスだと、XL武器にアサルトシールドを装備でき、さらに近接攻撃も強いタンク。

Combat Droids
なにこの掃除機! 高いだけあって物凄く便利。生身じゃないため、一部の敵の能力を無効化できる。特に壁を貫通するレールガン持ちは、特定の面でチート級の威力を発揮できる。

Via

Via Steam

2017年10月11日

Strain Tactics へのレビュー
5

感染すると異形に変化する奇病Strainと、それに対する核攻撃により世界の七割が壊滅した未来で、国際機関UN2の指揮官となってチームを率いる分隊系RTTです。RTT、とは書きましたが独自色が強めで、しかし一度慣れてしまうとやれることの多い、面白さと濃さをハイレベルに両立した作品です。たとえるなら概ね80点というより、ツボに入る人間にとって120点、相性が合わない人には60点、というゲームかもしれません。
ディティールやシステムデザインの魅力は挙げてるとキリがない程なので、軽く紹介になりますが:

・輸送ヘリが作戦中コントロール可能で、(適したスペースがある限りは)エリア内のどこに降ろし、再搭乗させてもいい。また装備の格納、上空からのマニュアル砲撃など、幅広い運用ができる。演出ではなく実際の操作で「3,2,1,Go!」と降下するのは、ロマンすぎます。

・こちらが理不尽に弱いということはなく、戦闘は爽快で熱い。が反面、隊員達は必ずしも指示に従うわけではなく、危険に面すると咄嗟に後退しようとしたり、様々な恐慌状態に陥る。フレンドリファイアもあるため隊列を組ませたりツーマンセルでカバーしたり、単に格好いいだけではなくしっかり意味がある。

・スムーズかつ柔軟性が高い戦闘システムで、ストラテジにもかかわらず「横移動で角からグレを放り込んで即座に退避」「全周警戒で特殊隊員をサポートしつつじりじり前進」「接近されたらメイン火器を投げ捨て、拳銃を抜いて手動AIM」みたいな真似ができ、また各行動・要素の有利不利バランスが整っている。任意ポーズや時間遅延があるので重要な場面は慎重に進められますが、それでも次々と判断が起こって緊迫感が途切れません。

・ステータスや装備類の細かさ。銃の取り回しが再現され、ゲームで有用なことの少ないSMGやショートバレル系に価値があったり、土嚢袋や携帯音楽プレイヤーなど珍しいアイテムも。チームは5人構成だがクラス・サブクラスはかなりの数になり、それぞれ特性が大きく異なる。絶妙な制約の中どのクラスに何を持たせ、どんな役割を持たせるか奥が深く、しかし難解にはならずダイレクトに戦術に影響するため、試行錯誤が楽しい。

・負傷で死んだ兵士は死体袋に詰めて回収する(!)ことで蘇生できる。新規の人員補充もそこまでハードルが高くないため、分隊系ストラテジに見られる"誰かが死亡=実質ミッション失敗"とはならず、立て直しを含めたゲーム性が成立している。(もちろん、感染や同士討ちで瞬時にチーム半壊なんてことも少なくないですが。)

・ミッション一つ一つは短めでマップもそれほど広くなく、代わりにバリエーションが豊富。ひねったストーリーは無く、ひたすら軍事的必然性による状況しかないのが何ともストイックです。「そう来るか」と唸らせられる特殊変異体の配置もあれば、ランダム性に引っかき回されることも。一度クリアしたミッションは脅威度と報酬が変動する状態になり、また違ったリプレイ性がある。

ちょいちょいざっくりした作りがある一方(クリア済作戦とプレイしたが未クリアの作戦の区別がつきにくい、重要な操作方法が随分ひっそりと説明されてる等、致命的ではないが「ん?」となる感じの)、泥臭いミリタリSFの世界観/ゲームプレイの作り込みは並々ならぬものがあり、良い意味でこれぞインディーズという感じです。映像面もぱっと見では綺麗という印象ではないかもしれませんが、精細で情熱的に描き込まれていて、特に装備類はミリタリ関連のカタログでも見るような魅力があります(ユニットモデルにもきっちり反映されるので、隊員達が選び抜いた装備をしてる姿にはかなりニヤニヤできること請け合いです)。

頻繁にフィードバックの反映と改善が行われており(リリース時タッチデバイスと共通していた操作性はほぼPC向けに一新済み。ユーザ要望により見下ろし型にも関わらずグレネードが放物線を描くようになり、よりテクニカルに扱えるようになったり等々)そういった点でも楽しみのある作品ですね。

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序盤の翻訳と操作を書いてみました。
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1168674288

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