














セクシー・ブルテイル
荘厳な英国邸宅を奇妙なカジノに改造し、謎めいた侯爵によって命名された「The Sex Brutale」内で延々とループする 1 日を舞台に、プレイヤーは年老いた司祭ラフカディオ ブーンの役割を果たします。先に進むために、ブーンは、邸宅のスタッフの手による悲惨な死から彼らを救うために、舞踏会の他のゲストたちの多彩な物語を隠れて観察し、学ばなければなりません。
みんなのセクシー・ブルテイルの評価・レビュー一覧

dontkinder
2024年11月15日
時間をループできる懐中時計を携えて
使用人に殺されまくる客人達を助けるために館の謎を解こう。
推理要素はあんまりない。何故なら誰がどう殺すかをじっくり張り付いて見ていられるから。
銃で撃たれるなら弾丸をどうにかする、呪いで死ぬなら変な儀式を止めさせる
びっくりどっきりギミックで死ぬ連中はギミックを頓挫させる
・・・と、そんな感じで死の原因になる事象を取り除いてあげるのがこのゲームの大筋。
細かい所までよくできていて、ゲストや使用人、その他館の住民ののささいな会話やぼやきは聞いていて楽しく
一日一人に張り付いてそいつの一日を観察するだけでも楽しいゲーム。
収集要素もそれなりにあるが5時間あれば全クリ出来る程度のミニボリューム。
ストーリーや謎解きの質は非常に高くオススメ出来る

SNNSK
2024年10月20日
同じ時間を繰り返し、死ぬことが決まっている人を救うゲーム
時間を戻すとアイテムは消えるが重要な記憶は残るためじわじわとクリアに近づいていくのが面白い

momato
2024年07月02日
サマーセールで購入。他のレビュー通り、こんなシステムです:
[list]
[*]『〇ジュラの仮面』のような時間ループ
[*]時間ごとのキャラの行動やイベントを確かめながら、殺人を未然に防ぐ
[*]BGMも相まってオシャレな雰囲気。「SEXY」ってあるけどえっちではない。
[*]難しすぎず、いい感じの難易度。一気に熱中し、8時間ほどでクリア
[/list]
〇ジュラも大好きだったため、ばっちりハマりました。
それぞれのキャラクターや、話も良かったです。たまにですが、翻訳に拙い部分はあるのはご愛敬。日本語があるだけですごくありがたい。キャラの心情は、プレイヤー側でいくらでも深掘りできるので。
■■■■■
[h1]以下、クリア後のネタバレ感想[/h1]
※ 未クリアの人は読まない事
[spoiler]
実際は火事による死亡だが、自分がより具体的な「殺人者」となり、大事な友人らを殺しまわっていたのは、自分自身にまざまざと見せつけ、さらに自分を苛むため。この夢の館は、そのために用意されたものだった。
殺しを楽しむかのような召使たちの言動も、自嘲や皮肉の類だったのかと、終ってみると物悲しいものがあります。
最後に館からの解放を選んだあと、墓場から再生するご老体が、なんとも切なかった。
「館(自分自身)に囚われて、その中で苦しむのはもう十分だ」と妻エレノアは話していたけれど、たとえ自分を許して解放したって、彼は苦しいと思う。彼じゃなくったって、現実で生きていくことは、苦しくないわけじゃない。
だけど苦しむなら、現実を生きていきながら、前に進むうえでの苦しみを味わえ。
そういう事なんだと私は思います。
いい作品でした。
[/spoiler]

takatei
2023年12月25日
満足感のある良作。
NPCたちが時間によって行動する12時間をループし、誰がどのように殺されるかを観察して把握、裏方的に色んな道具をあっちにもってたりこっちのスイッチを切ったりして、殺人犯の企てを失敗させようというゲーム。
ピタゴラスイッチ的にターゲットを殺そうというゲームの有名作が色々あるけど、これは事件予防の立場でやる感じ。
私はミステリジャンルの作品は、キレ味とまとまりのよさが大事だと思っている。
その点、中品としてギュッと濃縮されていて、ユーモアもあり、キャラの魅力もあり、グッとくるストーリーもあり、そしてオシャレで格好良くも緊迫感もあるBGMが揃った本作は満足感が高い。
やや短いとか簡単という意見もわからなくはないけれど、クォータービューで実際に館を歩き回るシステムの本作は少し停滞するとダレやすいので、これくらいでもいいんじゃないかなと思う。
その上で、事件解決に必要ではないところでの寄り道も楽しい。
たとえば序盤、カジノで12時間飲んでるキャラのしょーもないセリフを聞き続けてみるとか。
あとはキャラの行動を目視すると全体マップ上でもアイコンがその通りに動くようになるので、一人を一日中付け回すとマップを開けば常にそのキャラがどこにいるかわかるようになり、「君の行動は全て把握済みだ……」という気持ちになって楽しい。
最初のチュートリアルの事件と、二つ目の事件を防いだ時点――そこまででプレイ時間一時間くらい――正直適当に動いて、目についたものをポチポチしてたらなんか解決したわって感じで、微妙だった。
しかし三つ目の事件から、情報も広がり行動域も広がり急に楽しくなってきたので、とりあえずちょっと触ってみようという人は、三つ目の事件まで進めてみてほしい。

kantyo
2023年12月23日
よく出来たストーリーと、ゲーム全体のミステリアスさと、
ゲームシステムがうまくマッチしている。
ほどよい難易度で頭を使って楽しめるので、これも多くの人に遊んでもらいたい。

Misosoup-2000
2023年08月06日
数時間でさくっとクリア可能なタイムループもののパズルゲーム。決してつまらなくはないですが、おすすめするほどのものでもないです。
- ストーリーは普通です。ただ、終盤まで何やらされてるのかわからないです。与えられたパズルを解く感じ。ストーリー性に期待しないほうがいいです。
- パズルは終盤まである程度想像の範囲内で解けますが、タイムループものなので何度か同じことをやらされることも。徐々にヒントなしになるので終盤???、メンドクサイ・・・となった部分もありました。
- 操作性はそこそこです。もっさりした操作性の割に多少のリアルタイム性を求められるので少しイライラするときもあります。
- 一応収集系のやりこみ要素あります。かなり面倒なのでやる気おきませんでした。

emoti
2022年06月27日
クリア済 収集要素は未コンプ
同じ日を何度も繰り返して少しずつヒントを見つけ、解決につなげていくゲーム
プレイヤーのできる行動はある程度限られるため次に何をすればいいか予測がつきやすい
そのためサクサクゲームが進みやすい
その反面、ピンと来ないような場面があればずっと行き詰まりそうな人がでそうな気はする
グラフィックやサウンドは丁寧に作られている
最初の懐中時計の効果やネジが少しわかりにくかったけど、要するに時計はリスポーン地点を変える、ネジはリスポーン地点を起動するってことだね
おすすめです

tubal
2022年06月09日
おすすめ度的には★5評価で★3.5くらいです。
面白いのですが、難易度が低めで、こういったループ系ADVが好きな人からすると物足りなさを感じるかと思います。
以下、ゲームシステム的なネタバレありの感想
●良いところ
・正解の行動が(会話や独り言から)分かりやすく、ブラフのギミックも少ないため、さくさく進む
・ドア覗き見、聞き耳が面白い。基本的に主人公は幽霊(のような物)で他のキャラには認識出来ず、同じ空間にいることも出来ないので、他者の行動をドア越しに覗き見ることで情報を得ていくが、これがありそうで無かったシステムというか、こそこそ感が出て楽しい
・キャラクターが魅力的。会話や独り言も多く、行動観察だけでも楽しい
・調べられるアイテムが強調表示される。移動ポイントは緑、重要でないアイテムは青、重要アイテムは黄、のように色分けで表示されるので、調査がしやすい。また、アイテムの説明文も豊富かつウィットに富んでいて、読んでいるだけでも楽しい
・一回のループで一人(もしくは一組)のキャラを救えば良いので、ゆっくりプレイ出来る。また、進行上キャラを助ける順番が決まっていること、キャラが大まかなエリアに分かれ、複数のキャラを絡めたギミックがほぼ無いことなど、攻略ルートが分かりやすい
・一度助けたキャラを二度助ける必要が無い。ループ系ADVにありがちな、解法が分かったけどギミックが連続しているために同じ行動を毎回繰り返す、といった面倒が無い
・正解の行動をすると、解決シーンへ移行する。やることやって後は待つだけ、みたいな状況が無い。
●悪いところ
・難易度が低い。追ってくる敵がいるがほぼ無視出来る、解法が会話覗き見で大体分かる、意味の無いギミックを複数合わせたら意味のある行動になる、といった大掛かりなギミックが無い
・ループ系ADVなのに、面クリア式のような内容。キャラを助ける順番が決まっていて、部屋の移動も制限されているので、この問題をここで解いて下さい、といったような感じ。助けたキャラが4んでるはずの時間帯にしている行動が他のキャラに影響を与えて~みたいなことも無し
・キャラの行動を変える、といったギミックはほぼ無し。キャラが決まった行動をしている内にするべき事をするという感じ。そのため、あれやったけどダメか~とか、結局ここに終着するか~とかが無い。歩く先にある落とし穴を埋めるか、埋めないかといったところ
・解法が一つだけ。最後の部分はともかく、途中では2~3分岐欲しい
・ループ系ADVなのに助けたキャラの行動変化が無い。重ねてになってしまうが、キャラを助ける(行動をすると)とそこでループ強制終了になってしまうので、助けたキャラが4ぬはずの時間の後に行動するとかが無い。このキャラ助けるとこういう行動をして~あっちのキャラの行動にこういう変化を与えて~とかが無い。個人的にそういった行動の変化からの動きがループ物の醍醐味だと思うので
●感想
そもそものゲームデザインがしっかりとルートを決めてプレイさせるという物だと感じるので、出来は良い作品だと思いますが、もう少しスパイスというか複雑さがあっても良いかなとも思いました。

isogaminokaze
2022年02月03日
5時間でクリア。
割と面白いけどストーリー的にも謎解きレベル的にも小学生~中学生くらいなら楽しめると思う。
大人がやるには簡単すぎる。

ずうちゃん
2021年12月31日
[h1]死んでも会いたい人はいますか?[/h1]
カートゥーン調の2.5頭身キャラからは想像つかないかもしれませんが、犯してしまった罪と心が引き裂かれるような後悔と悲しみ、永遠に何度も繰り返される贖罪の話です。
システム上、プレイヤーとキャラクタが会話・接触するのはほぼ不可能…。また、リアルタイムで10分程度の物語を延々と繰り返すので、その中からキャラクタ設定として得られる情報は多くありません。会話や資料から情報を読み取り、頭の中で組み立てて本編とリンクさせることが出来る人向けのゲームです。ま、本編だけ追っててもストーリーはわかるんですが、より楽しむためにはね…。
黒幕と少女の正体は早々に感付くでしょうが、[spoiler]主人公のラフカディオは彼自身だと思い込んでたので、まさか自分をラフカディオとしてアバターに反映させてた公爵だった[/spoiler]とは想像もしていなくって驚きました。しかも[spoiler]全員救って運命変えてハッピーエンドだと思ってたら「すでに全員死んでて数十年経過、生き残った公爵が贖罪のために装置で記憶として生かし続けてるだけ」で、待ち望んだエンデイングは絶対に来ないんだとわかったときの感情は筆舌に尽くしがたいですね…。[/spoiler]
もうひとつのエンディングが「君が見たかったのはこれだろ?」って感じで、そう!そうなんだけど…そうなんだけどさあ……。見た瞬間、幸せなのに悲しすぎて本気で泣きそうになったので、こんなの見せられるなんてプレイヤーへの拷問に近いなと思いました。大切な人たちの時間を止めたままにして終わらせたくないって思ったんだろうなあ、今なら分かるよその気持ち。

>w<
2021年11月27日
推理するためにたくさんいろんなところに行かなきゃいけないけど、その先々でストーリーが繰り広げられてるところがいいなって
自分が本当に作品の一部になった気持ちになるところがすき
あと曲がかっこいい

Altemis(るなてみ)
2021年11月17日
攻略動画も収集品コンプ動画もYOUTUBEにありますね
攻略見ながらトロコンで10時間くらいかかるかな
何も見なければ15時間くらいかもしれない
内容もくどくなくて中々面白かった。半額で買えれば元が充分取れる作品。
12時間以内にギミックを使い殺人を防ぐ内容

uiscelt
2021年11月15日
[h1]最後のアンロックで全員マップに自動表示されます[/h1]
[h1]最後のアンロックで全員マップに自動表示されます[/h1]
大事なことなので2回言いました
都度最大限ストーキングした時間が完全に無駄と知った

Reito
2021年08月02日
音楽に惹かれて購入しました。
METROではNPCの雑談をすべて聞いて回っていましたが、ムジュラの仮面でNPCを付け回すことは面倒に感じたので本作にハマれるかどうか微妙だなというのがプレイ前の感想でした。
結果としては、休日2日ぶっ続けでやって実績コンプしてしまうほどハマりました。
作品全体を貫く幹となる本筋としての謎があり、その謎を解くために各ゲストを救っていくというつくりになっており、辞め時を失うほど先が気になります。
(そもそもゲストを助けるごとに新たな能力を得て、今まで行けなかったところに行けるようになるメトロイドヴァニアのような構造自体が好きなのもあります)
謎自体は大どんでん返しではないものの「ああ、なるほど、だからアレがああなるのか」と自然に各伏線が繋がる上質なものでした。
もっと膨らませることもできたのでしょうが、テーマを描き出すために絞りに絞った美しい作品だと思います。
救出のための謎解きやコレクタブル要素もそれほど複雑なものはなく、触れるところを触って怪しい人のあとをついていけばサクサク進めていけます。
また、良質シナリオゲームでたまにある「良いシナリオだけどゲームにする必要あった?」という点もある程度うまく消化していたのもよかったです。
他のレビューであった一度助けたゲストを次の回で見捨てる点についても最後までやれば納得できると思います(あの方にはぜひあと少し続けてほしい)
悪いところとしては、
・日本語訳の質が悪い(恐らくプレイすることも前後の文脈を伝えることもなく翻訳しているため、急に女口調になったりする)
・キャラクタの移動が遅い
・時間の早送りやイベントスキップができない
・バックログ機能がない
・ボタンが二度入力されたようになりセリフを読み飛ばしてしまう
などやり込みやパズルの解法がわからずリプレイしてるときに微妙にストレスが貯まりますが致命的なものはありません。

Misokorisu
2021年07月08日
とある豪華な屋敷に集められた招待客が様々な理由で殺されてしまう
主人公は謎の人物の力を借りながらループする屋敷での1日の中で誰かの死を防ぎ秘密を暴くゲーム
正直本当にこれだけだしボリュームもかなり少ないといっていいアイテム集めやセリフ聞いたりいろいろやって実績コンプで10時間ほどただクリアするだけなら初見でも半分ぐらいの時間でいけそうな物足りなさで移動がダッシュもなく通常であまり速くないうえにドアで小さい部屋を区切ってあるのでそこもちょっとテンポが悪い
しかし雰囲気も音楽もよく日本語もあるので定価でなければ十分に楽しめる作品だとも思うのでおすすめにしておく(事件の少なさもだけどストーリーの薄さが満足感を削ってる気もするんだよなぁとも思ったりする)

SoyMilk
2021年06月27日
1日を繰り返すタイムループ系のミステリアドベンチャー
カジノに招かれたゲストは様々な状況で12時間以内に死ぬ。
主人公はこれらを未然に防がなければなりません。
ステルスによるNPCストーキング・ミステリが好きな人にとてもおすすめ
余談ですがSexyは熱狂とか興奮という意味でポルノ要素はないです。

onics
2021年03月13日
[h1]概要[/h1]
見下ろし視点のアドベンチャーゲーム。ゲストが次々と殺されていく館の中で、同じ12時間をループし続ける。対処方法を見つけて先回りし、殺されるゲストを救うのが目的。時間はターンや行動ごとではなく、リアルタイムで進行する。
主人公は他の人物から見えない設定となっていて、自分が殺されることはない反面、直接助けることもできない。また、他の人物と同じ部屋になると、幻覚を見て立ち去ることしかできなくなってしまう。そのため、隣の部屋から覗き見や盗み聞きをし、情報を得るのが基本となる。
[h1]言語[/h1]
日本語対応。ニュアンスの伝わらないようなものもあるが、普通に進める分には問題無いレベルの翻訳だった。
[h1]評価[/h1]
[b]おすすめ度:★★★☆☆(3点 / 5段階)[/b]
購入価格:¥495
舞台となる館は広いものの、ゲストを救う順番は決まっており、攻略も比較的簡単。探偵チックに捜索するのはワクワクするし、狙い通りの結果に繋がると快感が得られる。グラフィックが美麗で、通過するだけの場所まで作り込まれている。BGMも素晴らしく、合わせて豪奢な雰囲気が存分に出ている。人物は2等身で、血液の演出がある程度なので、グロ表現が苦手でも大丈夫だった。
調べられる場所には目立つマーカーが表示され、地図には視認した人物が時間別にプロットされるなど、快適に遊べるようになっている。操作はマウス&キーボードにも対応しているが、クリックしている場所に向かって歩くタイプで、コントローラー向きと言える。惜しい点としては、下記が挙げられる。
[list][*]オカルトな世界観なのは良いが、一部で魔術的な力が攻略に絡むものもある。現実的な話も多いため肩透かしを食った。
[*]歩くスピードが遅め。その場で早送りできないのと合わせて、地味なストレス要素になる。
[*]不思議な力で開けられないと言われる扉が多く、探索意欲が削がれる。反対側に到達しても開けられない扉もある。[/list]
また、1つ重要なシステムを見過ごしてしまった。時計の前でアイテムの懐中時計を使用することで、1日の開始地点をそこに変更できるというもの。この方法で各攻略に適した地点からスタートするのがセオリーなのだが、終盤に詰みかけるまで気づかなかったため、プレイ時間を大きくロスしてしまった。普通に調べた時に選択肢が出るなど、気付きやすくして欲しかった。
読み物ではなく、3Dで表現された世界でループものの主人公となれるのは新鮮だった。プレイ時間は短めではあるが、アートやストーリーにこだわりを感じられる良作。
[h1]実績[/h1]
9時間で全実績解除。英語のSteamガイドが充実している。トランプを52枚集める実績があり、それぞれスペードのAなどと決まっているのに、なぜか取得済のものを表示できない。よって、セーブデータをテキストエディタで開いて未取得のものを探すという、面倒な方法しかないのが残念だった。

sio
2020年11月17日
何度も同じ日を繰り返しつつ色んなヒントを得て進む。
察しが悪い自分にはものすごく苦労するし文句を言ってる割にプレイしてる自分が居る。
曲がいい!キャラもいい!
ただ何故かzキーxキーを押したあとの反応速度がすこぶる悪い。
これは自分のPCのせいならごめん。

さにわ
2020年06月29日
saleで50%OFFになっていたので購入しました。
■良い所
・音楽がオシャレで雰囲気があってとてもいいです。
・3Dキャラの見た目もちょっとした味と癖があるのだけど、
世界観にとてもマッチしてますね。
・豪奢な屋敷の中で起きる連続殺人を阻止するというテーマに
ぴったりな背景。作り込みがしっかりしてて没入感がありました。
・簡単操作。そこですべき操作を対応キーを表示して知らせて
くれるので、遊びやすいですよ。
・実績解除が比較的しやすい。
・コンプリート要素がある。
・日本語に対応している。
ところどころ「ん?」って思う箇所もあったけど、
雰囲気で何となく意図は理解できるからセーフかな…と思います。
■駄目な所
・セーブ枠がそれなりにあるのに、任意のタイミングてセーブして
データの保管が出来ない。
・コンプリート要素のトランプなんですが、52枚集めるのに対して、
枚数で獲得表示されてると、どこでどのカードを取り逃して
いるのかが見当つけにくいです。
・3Dであってもやはり多少はグロテスク。
連続殺人が起きる館が舞台なので、これはしょうがないですね。
・時間を操って一日をやり直して、殺人を阻止する…という
主題のため、時間の巻き戻しが頻繁に起きます。
それは良いのですが、肝心の事件現場を見つけ出すために
館の中をあちこち歩き回り、時に張り込まねばなりません。
事件の全体像を把握するのにやたら時間かかってしんどいです。
タイミングがしっかり合わないと何がなんだか…な、
状態のまま話は進んじゃいますからね…。
一つの事件で最大2人を同時に救わねばならないのですが、
一緒の場所にいてくれるとは限らないから、手間が増えます。
この為、現場探しと張り込みが、面倒になってくる時があります。
事件の発生場所を探して歩き回り、現場を押さえる。
押さえたら、次はその回避方法を考えて行動する…
制限時間の一日が終わると強制巻き戻し。
取得したアイテムも元の位置へ再設置。
段々コツを掴んで、解決策を完璧にして事件が起こる時間に
備えるのですが、やり直し回数が嵩むと、キャラの移動速度が
ストレスになりました。
それに新しい被害者を助けるミッションが発生した時間軸では、
前回助けたはずの被害者が全く同じ方法で殺されてます。
回避できないし、再度助け直すことも出来ません。
この辺の事情も終盤に明かされるのですが、歩き回った時間と距離が
長ければ長いほど、ユーザーとしてやってられるか! っていう
気持ちになるんじゃないかな。
<以下ネタバレ>
殺人事件の真相、PCの秘密。およそ想像は付きます。
それだけに終盤の真犯人の意図が明かされて来る辺りから
言いようのない脱力感に見舞われます。
なんだよ、結局自作自演かよ…ってなります。
奥さんせっかく妊婦だったんだから、子供を絡めるくらいの
大どんでん返しが欲しかったです。
物語としてワクワクしたのは、ルーカスが囚われの身であることが
発覚した辺りまでですね。そこがピークでした。
コンプリート要素で別EDが見れますが、真EDではなく、
おまけ要素のEDです。集める甲斐があるかどうかは微妙です。
折角良い感じで始まった物語。素材もよく、世界観も音楽も
映像もいいのに、肝心のシナリオが終盤で失速しちゃったのが
残念でなりません。
フルプライスだとちょっと…という点もありますが、
saleでの購入なら有りじゃないでしょうか。
PVを見て興味がわいた方は買ってみるといいかもしれません。

popo1111
2020年01月12日
大別するとミステリーやパズル要素が主体のアドベンチャー。
他の方も仰る通り10時間前後で100%クリアに至る容量。
これで伝わる人には多分一番分かりやすい説明はMoonやUFOを代表とするループ&運命干渉のラブデリック系ゲームにステルス要素をほんのり足した感じ。
舞台は毎年、仮面舞踏会が開かれているというとてつもなく豪奢な洋館「セクシーブルテイル」。
そして物語は談話室のような小部屋で倒れている老神父風のたたずまいの主人公が血まみれの少女によって呼び起こされるところから始まる。
主人公や状況のバックグラウンドは特に説明のないまま、少女の声に従って屋敷を探索すると何かを探している様子の老人が屋敷の使用人に胸を撃たれて殺される現場を目撃してしまう。
更に直後にその使用人と鉢合わせするが、その瞬間に時が止まり、使用人の仮面が宙に浮き主人公を追いかけまわしてくる。
隣の部屋に逃げ込むと少女が現れ、「屋敷内の人間に主人公が見られる事はないが、代わりに仮面が主人公を付け狙うこと」、また、「屋敷の使用人達は招待客を殺そうとしており、その両方が仮面に操られている」ことが伝えられる。
殺害された老人が所持していたという「時を戻せる時計」を渡され、その力で招待客達を救っていくことになる…
ゲーム内容としては、仮面に操られた運命により必ず死が訪れる招待客たちを、同じ時間を何度も繰り返しながらも、直接的には干渉せずに死の運命から解放していくといったもの。
誰かしらの人物と同じ部屋で鉢合わせると時が止まるため、救いたい招待客や止めたい使用人に接触することはできない。
加害者と被害者の両方から隠れながら情報を得て、「屋敷の環境」に干渉して殺人を防いでいく。
招待客を死の運命から救い出すと仮面からも解放され、その仮面を置いていく。
その仮面を身に着けることで招待客たちが持っている能力を借り受けることができるため、新たな能力を持って新たな招待客を救いに行く。
しかし、招待客を救っても、時間を戻すと彼らは死の運命に再度囚われてしまうため、招待客達を救って能力を増やしていくことで、この屋敷の根本的な謎の解決を目指すこととなる。
上のような内容で推理ADVやポイント&クリックのようなゲームが好きな方におすすめ。
プレイ感は本当にMoonのようで明らかなラブデリックへのリスペクトを感じ、ラブデリック系ゲームが好きな方にも、もちろんおすすめできます。
ゲームの主体である人物の独り言や会話を盗み聞きして集めた情報からの謎解きも面白いですが、2000円程度のゲームとは思えないハイレベルなBGM群やしっかりと練り込まれた背景設定によるミステリー然としたストーリーは脇役とは言えない存在感です。
収集要素によって重厚な背景設定が記載されたパンフレットが読めるので、それらやゲームクリアに関係ない独り言を探し回るのも面白いでしょう。
気になったのはやはり日本語訳の酷さ
基本的に人物の吹き出しの色で誰が喋っているかを判断しないと口調がごちゃ混ぜになったりしているので混乱します。
ゲーム進行にそこまで支障はないですが、もし英語が読めるのなら原語でのプレイをおすすめします。(日本語以外の翻訳については分かりません)
ゲームプレイ毎に初めて入る部屋への移動で若干ローディングがかくつくことも気になりました。

segakimai
2019年03月28日
大事なことなので最初に書きますが、至って健全なゲームです。
一見エロそうなタイトルに反し、セクシー要素はないです。そこそこブルータルではある。
酔狂な貴族が開催した仮面パーティーを舞台に、ゲストとして呼ばれた主人公。
ループする時間の中で繰り返される連続殺人を、あの手この手で干渉して防ぐゲーム。
基本的に各シチュエーションごとに解法は1種類しかない。
自由度は皆無だが、その分だけ救出できた時の達成感はひとしお。
後半になるにつれて、救出には面倒な手順が必要になるが、
ちゃんとヒントは与えられるので、ある程度の常識とゲーム慣れがあればクリアできるはず。
無駄に大掛かりな仕掛けで葬られていく ゲスト達の死にざまは かなり悲惨なのだが、
2頭身のキャラ達がコミカルに演じてくれるお陰で、嫌悪感は最小限。手足がブッ飛んだりはしない。
凝った造りながら、一度コツ(というか主人公のタフさ)を掴むと、
強引にスイスイ進めてしまうので、プレイ時間は10時間程度でクリアできるはず。
収集アイテムを集めようとするともっとかかるけど。
ストーリーはわかるような、わからんような。
誰か頭いい人が考察してくれないかなー。

Akatsukishi3081
2018年12月08日
繰り返す土曜日の午後に起きるいくつもの殺人事件から招待客を救い出していくゲーム。
すべての招待客を救い出すと館の謎に迫っていく。
邪魔くさい通行制限は、一通りクリアすると解除されるので、クリアしてからの方が実績集めやすい。
仮面が追いかけてくるのがめんどくさい。
日本語は一部(性別によるセリフの違い)以外は問題なかった。

mackey_m-iu4bg
2018年11月03日
10時間程度でフルコンプ出来る、短めながら満足度の高いゲーム。
惨劇の起こる館で時間ループを利用して解決する、という設定は珍しくは無いですが、ゲストが不条理に殺される理由、ループする理由が最後にきちんと説明され、物語としても納得できるものになっています。逆に、王道といえば王道で、すごいオリジナリティがあるとか複雑などんでん返しがあるわけではない。
謎解きも結構簡単で、ちょっと肩透かし気味かも。プレイ前に、「各人の行動パターンをメモして時間の隙間を狙って行動」「Aを救ったためにBを救うことが出来ず、さらに…」みたいな、ループもののお約束を勝手に想像していたのですが、そういうゲームではありません。それぞれの謎解きは館の中の狭いエリアで完結しており、ヒントもわかりやすく、難しく考えるとかえってハマります。
グロテスク要素はあるけれど、難易度低めで誰でも楽しめる、良質なパズルアドベンチャーとしてお勧めします。

しけた
2018年09月04日
謎の理不尽な死を遂げる友人たちを一人ずつ救うために同じ日を繰り返していく。
覗き見して、パズルを解いて、ストーリーを進めるのが楽しい。
ただ、徐々に謎が解けていく、という感じでもなく、謎が謎を呼んでいく。
最後に怒涛のネタバレ。

mamimu
2018年08月27日
[h1]覗き見vs惨劇[/h1]
1日を繰り返し殺人を防ぐアドベンチャーゲーム
複雑かと思いきや割とシンプルでサクサク楽しめた。
謎解きは得意でない自分にもそこまで難しくはなかったので、人によっては物足りないかも。
音楽やストーリーも丁寧で好感触。
被害者と加害者の行動をそれぞれ観察して、どうすれば防げるのか考えるのが楽しかった。
定価だと少しボリューム不足感もあるかもしれない。