







Theatre of War 2: Kursk 1943
Theater of War 2: Kursk 1943 は、歴史的に正確で詳細なリアルタイム戦術戦争ゲームで、戦争の歴史ファンを、戦争の残りの期間で赤軍に戦略的主導権を与えた戦いに歓迎します。受賞歴のある「戦争の劇場」シリーズの新しいプロジェクトは、クルスクの戦いの初期 (防衛) 段階を描いています。 プレイヤーは、ロシアまたはドイツの戦闘グループ指揮官の役割を引き受け、師団長イワン・チスチャコフまたはヴァルター・ヘルンラインの直接の命令に従って行動し、正確に再構築された本物の戦場での歴史的シナリオで軍隊を制御します。
みんなのTheatre of War 2: Kursk 1943の評価・レビュー一覧

STRAND
2015年04月04日
一兵士~大隊規模の戦術級RTS、『Theatre of War』(以下:ToW)シリーズの続編。
実は『ToW2』の名を冠したゲームはもう一つあり、それは『ToW2:Africa 1943』であるが、ゲームとして若干の差異がある。おそらくこちら(Kursk)の方が後発である。
内容としては“2”と謳っているだけあって、初代に比較して操作やグラフィックの点で大きく進化している。特にリアルな音響効果は特筆に値する。歩兵の利用できる遮蔽物も増えて戦術性も向上しており、全体としてボリュームアップが図られているが、詰めの甘い部分も多い。
本作は、より大規模な戦いを意識したのかユニットプールが膨大(師団レベル)となっており、『ToW』シリーズのウリの一つであるキャンペーンにおける一兵士単位のレベルアップと人事、つまり激戦を生き残った兵士にスキルを割り振り、ベテラン兵士を選抜して重要部隊に配置するといったマネジメントが大変になってしまっている。
また、共通タイトルの『Africa 1943』と比べて、動作が重くレスポンスが悪い傾向があるが、インターフェースは若干良くなっている。
戦闘バランスは相変わらずシビアであり、砲撃の凶悪性も健在。友軍誤射も多く、ユニットAIの知能がアリンコ並みしかないので、細かな管理が求められる。
地形の観察や射線の確認も重要になるので、RTSでありながら「じっくりと」プレーするゲームであることを念頭に置きたい。