






This War of Mine: The Little Ones
『ディス・ウォー・オブ・マイン:ザ・リトル・ワンズ』は、まったく新しい視点から見た戦時中のサバイバルの困難を探ります。子供のこと。
みんなのThis War of Mine: The Little Onesの評価・レビュー一覧

a_pharaoh
04月02日
子供についての機能に特化したDLC。
買うと(恐らく11bit studiosの収益の)10%がWar Childに寄付される。
購入すると余計にゲームが難しくなるというTWoMらしいDLC。
割高感はあるが、激安セールをよくやっているのでその時に買えば満足度は高い(寄付もできるし)。

gc_rev
2022年05月11日
プレイヤーキャラクターに子供が追加されるDLC。Complete Editionを購入していた場合、クラシックモードの一発目で父娘コンビという高難易度シナリオをぶつけられて面食らうことになる。
行動の制限が非常に多く、探索や防衛が不可能という欠点を抱えているが、会話による士気上昇効果が大きく(本作に登場する大人はみんな子供の境遇や将来を案じる善良な人ばかりなのだ)、じつは残虐プレイと相性が良い。「我が子のために非道に手を染める罪深き親」ロールプレイが捗る存在である。
とはいえ、似たようなゲーム性で子供の探索や戦闘参加を可能としており、死さえ容赦なく描いたShelteredと比較すると、過酷な紛争地帯という舞台設定に反して「倫理に守られている」感は否めない。(また、子供の存在をオミットしたSheltered 2は自らのユニークさを殺した判断ミスを犯したと言わざるを得ない)
軍事的衝突という現実を子供たちがどう受け止めるのかを描くことを重要視した…らしいが、子供の描写そのものは単に無知で無垢であるという「大人の目からみたステレオタイプの記号的存在」でしかなく、子供がどういう存在であるべきか、子供に対する大人の態度がどうあるべきか、という点に超常識的な押しつけがましさを感じる。このゲームの描写は全部そんな感じだが…
意外性のない教科書的な常識を示すだけで満足しているなら、ゲームに求められるシナリオの質に対する認識がちょっと甘いのじゃないか、と思う。ゲーマーは本なんか読まないと思われてるのかもしれないが。

creampallet
2019年09月03日
ゲーム内容自体は、本編と同じく面白い。期待通りの拡張パックであるといってよい。
注意点として、子供が関わるアクションには、頻繁にバグが発生する。主にはアクションが視覚的に反映されないといったものが多いが、話しかけたらそのまま二人が昼終了までアクション完了しないというものが特に多くまた最も支障が大きい。
ついでに、仕様通り動いても話しかけると大人は棒立ちで子供がゆっくり歩みよるのをまたねばならない、子供は家屋中を動き回りいちいち移動に時間がかかる等難度とは無関係にストレスフルな要素となっている

Massa-Ba
2018年07月07日
論外。話にならない。子供を追加するDLCですが、導入しない方がマシなクオリティで金をドブに捨てた気分です。忖度とやっつけ仕事ででっち上げた粗悪品に価値などありません。0点。では低評価の根拠をたっぷりと挙げていきます。
・雑な作り
男児・女児でしか区分されておらず、幼稚園児くらいの子と小学校中学年くらいの子がいるのに、声・言動・役割は変わらない。子供専用のアイテムも性別・年齢関係なく共用。う~んこの(-_-)
病気や鬱にならない限り会話もしないドライな大人達と違って、子供は普段からお喋りしないと不貞腐れます。なのに台詞のパターンが少なすぎる。機会に見合った量を何故用意しないのか?毎日やるフリートークは何度も同じ内容を見せられウンザリ。
台詞そのものも基本的に同じで、親子参加のキャラと孤児で若干の差分がなされている程度。バックグラウンドはやはり死んでおり、生き別れた兄がいる設定でも会話には出て来ない。唯一の肉親なら、しょっちゅう話題に出すと思うんですけど?
特定の大人と会話を続けると友好度が上がり添い寝できるようになる。でもそれで結末が変わる事はない。孤児だったら“結局両親とは再会できず、仲の良かった大人が引き取った”って流れがあってもいいじゃない。これではやり込む理由がないね。
・個性が無い
能力に差異が無く誰を選んでも一緒。作業の適性とか気質とか、キャラ付けは幾らでもできよね?幼児なら“脆弱でこなせる作業は少ないが癒しの効果は大きい”みたいな棲み分けがあって然るべきだと思うのだが、それすら無くガッカリ。
戦力としては一切機能しない。大きな子供でもセーフハウスの防衛は全くせず、フリーパスで強盗を迎え入れる。武器を幾ら用意しようが無抵抗で明け渡し、死ぬ思いで集めた物資を見ず知らずのゴロツキにプレゼントするお人好し。護身用に残したライフルや弾薬まで奪われるなど、始末に負えない無能振りを晒してくれます。
助けを求めて叫んだら殴られた?そんな度胸があるなら目の前にある銃を一発でも撃てよ。それで「子供に撃たせてしまった…」と大人が悔やんだり、当人がショックで塞ぎ込んだり、逆にハジけて好戦的になったり、物語を広げる方法はいくらでもあったでしょ。
・無駄な縛り
やり方を教えればアイテムの作成や消耗品の交換ができるようになる。しかし大人の倍の時間が掛かり、受け持てる作業は多くない。その基準も曖昧だからモヤモヤする。
調理や野菜の栽培といった高度な仕事はできるのに、商人との取引は不可。後進国で売り子をやっている子供なんて普通にいるじゃん。ゲーム内屈指の高額アイテムである救急セットは作れるのに、飲み薬は無理。酒や武器がNGなのは倫理上の問題かと思ったら、欧米で蛇蝎の如く嫌われている煙草はOK。意味不明。
子供はパーティーに1人しか入れられない。「他の子と遊びたい!寂しいよ!」と何度も喚くので気の毒に思い、2人以上選ぼうとしたら”子供は複数選べません“という無情な通知が…子供同士でのアクションを組むのが面倒臭かったのだろう。
能力で劣り、個性が乏しく、戦力にならず、すぐに臍を曲げ、1日3時間の作業でブツクサ文句を垂れ、襲撃から守りきっても鬱になり、探索はもちろん病院にすら連れて行けない。しかも貴重なメンバー枠をシッカリ消費する。縛りプレイでもない限りまず選ばないよね。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2111653078
・忖度塗れ
どうやっても死なない。飢えや怪我、精神状態の何れかが限界を超えると、その時点で他の大人が健在でも強制的にゲームオーバーになる。ログによれば難民キャンプに連れて行き保護を求めたそうだが、それなら最初からそこに逃げればいいじゃないか。
仲間と一緒に苦難を乗り越えるゲームじゃなかったっけ?「にっちもさっちも行かなくなったので他力本願して、無事生き延びました♪」な~んてご都合主義な結末には呆れるしかない。失血死寸前の子供を抱えて瓦礫塗れの街を歩き回り、何事もなく助かる?おかしいだろ。
これじゃあ育児放棄しても死ななくなった“たまごっち”と同じだよね?倫理上の問題とやらで子供が死ぬ作品は色々と面倒だって事は知っているけど、非情で凄惨な戦争モノでこれは酷い矛盾でしょ。致命的と言っていい。こういう温い仕様にしかできないなら、いっそ出さない方がよかったんじゃないかな。
・その他
相変わらずローカライズが杜撰。「もちろんわからないけど~」「なあみんな!話があるのよ!」「私を強く叩いた!」「誰かが君を傷つけたのか!」直訳感あふれる翻訳ながらまだマシな方。「はい どうわ!」「学んだいなあ」「遊んだいかい?」チェックもしていないようだ。
「君がする必要は無い!」「君が居なかったから襲撃された!」子供が親を“君”呼ばわりか。後者は警備員役の大人を家に残しても同じ台詞を吐く。どう見ても女の子なのに「やあ坊や!」と声をかける訪問者。対象や状況ごとに台詞を作り分けるのが億劫だったのだろう。
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2111654575
「昨夜襲撃を受けたのよ!」切羽詰っている状況で随分と冷静に報告するじゃないか。大した精神力だ。じゃあこの銃で君も戦ってくれ。「もう子供じゃない!」って言ってただろ?「どうして私を置いていくの」そんな仕様にした社員に聞いてくれ。「君だけを残して行くべきじゃなかった」連れ歩けないよ?探索に行かないと共倒れだよ?
「君の両親に電話してくれるかい?」戸口まで来て電話?“Call”を直訳したのかな?「でも私たちはパパを忘れてない そうだよね?」目の前であなたと話しているのがパパですよ?そもそもこれは「戦争が終わらないのは話し合う事を忘れてしまったから~」という台詞の返し。全く意味が通っていない。
・総評
ここの評判につられて買うと後悔しますね。実績を見ると碌に遊んでいない奴が多いのなんの(^^;)「足手まといじゃない所が興味深い」とか適当な事を言ってるのがいますが、ただの枷に過ぎません。ストレッサーを追加するマゾヒスト向けのコンテンツでしかない。
チャリティーDLCなんて物を出し、紛争に晒されている人々の支援者・理解者であるとこれ見よがしにアピールしながら、本編同様、忖度や手抜き・怠慢が目立ち、熱意をまるで感じられません。本気で伝えたいのなら物議や批判など恐れずガッツリ作り込む筈です。
CERO-Bレベルの生温い描写では全く響きませんよ。臭いものに蓋で浅ましく自己保身に走っておいて何をか言わんや。「上っ面だけでそんな覚悟は無いんだなぁ…」と失望させられました。"火垂るの墓"と"マイリトルガーデン"を100回見て作り直せ。
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Chai
2016年12月25日
[h1]日本語化されたのでレビュー[/h1]
子供は一見するとお荷物キャラなんですけど、遊び場を作ってあげたり話しかけて機嫌を取ったりなど、世話してあげなきゃ的な感じで気がつくとコミュニティーの中心となっています。
色々作業を教えたりも出来るので、何も出来ないというわけでもないです。
大人達が疲れて寝てる中、健気に作業する子供とか見てるとなんか切ないw
子供が加入したことでこのゲームに別の側面が生まれてますね。

migt53
2016年06月04日
2016/6/5現在、追加DLC部分は日本語未翻訳なため、日本語プレイでも日本語と英語が混ざり合ったような感じになってしまうのに注意。(公式は親切なのでこれから対応してくれると思う)
2016/11/24、日本語化されたようです
DLCにおいて追加されるのは子供、もちろん子供たちは大人無しでは生きられない無力な存在であり、。人たちは子供を守りながら、生きる希望を彼らから得ていく。追加されるキャラクターは子供とその親族、追加されるアイテムは子供のおもちゃ。それ以上に追加されるこのゲームからの体験が魅力的です。
わがまま言ったり、すぐ落ち込んだり、確かにイライラします。でも子供ってそういうものでしょう? おもちゃも、生きるためだけなら必要ないけど、子供のために作ってしまう。遊んでる姿を見て、癒される。盗みをして帰ってきた時に、迎えに来た子供と目を合わせられない。そういったことを考えながらプレイしました。
バニラで何度も周回し、ゲームに慣れてしまった人にもおすすめできます。また、違うものを感じられるでしょうから

cocoa
2016年06月03日
一部は日本語表記されていませんがそれもそのはずで6万字に及ぶ翻訳作業の途中だからです。
値段以上の価値はありますし公式による翻訳も保証されていますのでセール時にでも買うとよろしいでしょう。
こういうゲームには定番の子供達が追加されます。買って損ナシ、ですよ。お勧めです。
なお現段階では子供達のセリフ、及び解説は未翻訳です。そこを念頭に置いて購入しましょう。