









Trek to Yomi
若き剣士ヒロキは、瀕死の主への誓いとして、町と愛する人々をあらゆる脅威から守ることを誓う。悲劇に直面し、義務に縛られた孤独なサムライは、自分自身と向き合い、進むべき道を決定するために、生と死を超えて航海しなければなりません。
みんなのTrek to Yomiの評価・レビュー一覧

gindako
04月06日
映像表現の作品としては90点、
ゲームとしては40点、
ストーリーは20点。
途中までノーマルで頑張ったものの、アクションが楽しくなく、ストーリーに魅力を感じなかったので、途中からイージーモードでクリアしました。
アクションがダメだった大きな理由は、コンボが「X,一拍置いてX」のいわゆるタイミング式だったこと。
DMCのように一部の攻撃だけで採用されるならまだしも、本作では強いコンボは大体「一拍置いて」が必要で、タイミングもかなりシビアで、ミス連発、そのまま複数人にボコられるまでが一連の流れ。
こういった戦闘が続いたため、非常にストレスが溜まり、ノーマルクリアは断念。
この操作が苦手な人、特に連打癖がある人は、本作は避けることをお勧めします。
あと違和感があったのが、日本語。
翻訳がヤバいとか、そういうことではないのだけど、おそらく日本語母語話者の翻訳ではない、という印象があります。
特に一人称がズレている感じがあってモヤモヤが残りました。
例えば道すがら自問自答をするシーンで、普通は「わたくしは~した、~だった」が違和感がないところ、本作では「拙者は~致した」と書かれます。もし手紙などで他人に自分の過去を語るスタイルなら「拙者」で良いけど、独り言でわざわざ自分を下げる「拙者」を使うだろうか。言葉としては理解できるけど、なんだか雰囲気にズレがある感じと言うか、シチュエーションに合わない単語が並んでいて、モヤモヤしました。
最後にストーリーが酷い。主人公が全く好きになれない。
先に作りたいステージを作って、世界観に合う話を間に合わせで作ったような話に感じました。
ということで、お薦めしません。

Cykapunk 2025
01月31日
変な当たり判定まじでこのゲーム。そして黄泉の霊兵士がまじで理解しにくい、霊兵士は自分の攻撃を受けた効果が前より完全に変わった、同じ種類の兵士なのに全く違う、3匹以上が出てくればまじで大変だ、凄く攻撃のスピードと高い防御は無理じゃ。それは難しくなりたい為ゲームを無理に難しく作るのは、最低の水準のゲームデザインだよ。ゲームはいいゲームだけど、レベルデザインなどもちょっと精進した方がいい。

Sleepy
2023年07月23日
【良い点】
・時代劇風のビジュアル
・日本語フルボイスなのも豪華
・意外と探索要素がしっかりしている
【悪い点】
・以下の理由からアクションゲームとして爽快感が無い
・敵のモーションに、見てから対処できない素早い攻撃がある
・そのくせ敵の動きや対処法がワンパターン
・中盤以降の難易度の上げ方が「敵の数を増やして囲う」「視認性を悪くする」の2つのみで、どんどんつまらなくなっていく
【総評】
安いインディーゲーに言うのは酷だが、他社のチャンバラゲーを想像して買うと幻滅する。
低難易度でストーリーを追うだけならいいかもしれない。

hir0c
2023年06月12日
黒澤映画のような雰囲気と斬撃アクションが売りのゲーム。アクションは最初は楽しいが、1時間もすれば慣れて次第に面倒くさくなってくる。雰囲気ゲーと割り切れば楽しい。
雰囲気:◎
演出やカメラアングルなど非常に凝っており、戦っているだけで何かカッコよく見える。
ストーリー:〇
5時間くらいで終わるボリュームと質。中だるみは無く最後まで楽しめた。途中の選択肢でストーリーが分岐するため、全ED回収には周回必須。
アクション:△
最初は面白いけど1時間くらいで飽きる。ゲームが進むにつれて斬撃技と飛び道具の種類が増えるが、斬撃は格ゲー並みにコマンドが多く、結局数種しか使わない。また、敵は大群で襲ってきても左右1人ずつのWave制なので、大砲でまとめて10人ドカーンみたいなことができず、爽快感が無い。結局クナイを牽制に投げる程度。最初から最後まで「1人ずつパリィして斬る」の繰り返し。
ゲームバランス:×
ローリングで敵をすり抜けできないので、端に追い詰められたら詰む。敵に挟まれたら詰む。パリィが苦手な人は詰む。終盤ステージとラスボスは異常に難しい。難易度下げ推奨。

tmnm
2023年05月04日
良いところ:ビジュアル、演出、基本的な手触り
悪いところ:コンバットデザイン、難易度設定
ビジュアルと演出が良いので、これだけで買う価値はあるかとおもいます
絵作りが非常に計算されていて、いつでも魅力的な画を見せてくれます
反面、横スクロールアクションとして何かと単調になりがちなのは仕方がないとしても、
コンバットデザインはお世辞にも良いとは言えません
雑魚戦ではまぁいいのですが、複数相手の中ボスや大ボスに関しては
囲まれすぎ、敵のモーションが見づらい、やたらチェインして一気に死ぬ、回復手段が薄い、など
高難易度ではやりたくないな、とか、何周も遊びたいと思えないなという気にさせられます。
ビジュアルに魅了されなかった場合はただ苦痛な可能性があります。
その点も加味して私の場合は「どちらかというとおすすめ」という感じです

yorugata
2023年05月03日
辛かった。ひたすらに苦行でした。
深みのなく理解できないストーリー。
多彩じゃない敵たち。
飽きの来る同じことの繰り返し。
背景のなく何がしたいのかわからないラスボス。
雰囲気だけでした。その雰囲気やエフェクトで操作しにくかったり見づらかったりもします。
ラスボスが上下に刀をブンブン振り回すダサい攻撃が一番強いのがとても腹立たしかった。
疲れた。

ごん
2023年02月16日
黒澤映画のようなビジュアルや、襲われた村の人々の悲鳴、台詞回しなど、雰囲気は抜群です。
片方でゲームシステムは非常にシンプルで、
戦闘も大して深みはなく、
習得する技も、道中進める過程で勝手に増えていきます。
ボス戦等で習得するわけでもなく、そのへんの雑魚を倒したら急に習得。あれっ?ってなる。
この技を伸ばそう、等といった能力のカスタマイズ要素は一切ありません。
そういったこともあってか、
途中から難易度は下げて、エンディングまでさくっと遊んでしまいました。
マルチエンドのようですが周回する気にもなれませんでした。
雰囲気に浸れると思ったならギリおすすめ。
逆にゲームとしての完成度を求めるならおすすめできません。

rudoneru
2022年12月04日
良かった点:
・映画のような映像とカメラワーク
・シンプルでわかりやすいアクション
・日本語音声
・やさしめな難易度
難易度浪人でも強化アイテムを拾えれば苦戦しない。
・探索要素
(ここに何かありそうと思ったところに強化アイテムがあって少しうれしい)
悪かった点:
・戦闘時のカメラワークが見ずらいシーンが時々ある
・ボリューム不足
大体クリアまで5時間で2300円は微妙。セール時なら買い
・終盤までアクションに変わりがない。
飛び道具や技が増えるが特別強かったりしないので、普通に斬ったほうが早い
・画面が暗い
ゲーム内設定の明るさをマックスにしても、明るさ設定の文字が見えない。
・ボタン入力に正確さが求められ、連打してしまうと技が出なくてストレス
・雑魚はパリィがメイン、ボスが回避がメインでゲーム性が違いすぎる。

つきみうどん
2022年07月09日
雰囲気を楽しみたいならおすすめですが
アクションは単調なので飽きてきます。
敵が少し強め。
ストーリーも魅かれるところがなかったので最後までプレイすることができませんでした。
残念です。

sXsaba_jpn
2022年05月27日
ありそうでなかった渋いビジュアルに惹かれましたが、ゲーム内容はと言うとちょっと難
ありといったところです。
見た目通り、モノクロで渋めの画像で私のハートを鷲掴みにしてくれたのは良いのですが
ゲームが進むほどボロがでるというか、考証が怪しくなってきます。
序盤の終わりの方で既にチャイナが混じり始め、中盤を過ぎたあたりでチベットかなにか
を思わせる石塔等も登場するようになります。
ストーリー的にも、序盤の村をならず者から守るために奮闘するサムライって部分だけで
個人的にはOKというかそうあって欲しかったところですが実際は「黄泉への旅路」の通り、
和製?ファンタジーな内容で、ファンタジーが入り始めてからのMAP、ボスの変化具合がな
んとも微妙。
ボスクラスであっても弓などの飛び道具や、連撃が入れば蹴殺できたゲーム性から一気に
良くあるアクションゲーム並みの耐久力となります。
また、戦闘時の操作系も良くありません。
プレイヤーの意思と関係なく、戦闘中に突然後ろを向いてしまう事態が多々発生しイラつか
せてくれます。
振り向き操作をしていないにもかかわらずこれはひどい。
これがなんとかなれば快適に遊びやすくなると思うのですが。
ゲームの尺は短いといえば短いし、長いといえば長いです。
5hあれば普通に終わる長さではありますが、違った結末を見るために2周目をやるとなると
なかなかその気になれないというか。

ngshdtm
2022年05月22日
値段を考えると十分楽しめた。普段アクションゲームしないのでいちばん簡単なモードでクリア。それでも脳死連打では通用せず多少防御とかタイミングを図る必要がある。序盤は近世日本の農村の雰囲気がとても良く出ていて最高。黄泉に入ってからは単調な感が否めず。よくあるダークファンタジーな雰囲気。タイトルがtrek to yomiだから黄泉がメインなのでしょうが。海外メーカーがここまで古い日本の雰囲気を表現しているのは驚き。万人受けはしないけど刺さる人には刺さるゲーム。
![IKSM_pasta[JP]](https://avatars.steamstatic.com/534488f4d1e43acbeff886a9db26408e6331f0d4_full.jpg)
IKSM_pasta[JP]
2022年05月19日
[h1]"『Shadow Warrior』でふざけまくったFlying Wild Hogが少し真面目な世界観のゲームを作りました。" [/h1]
演出面は最高なのだが、ゲームとしての出来があまりよろしくない。
雑魚戦はコツを掴めば少しは爽快感があるのだが、ボス戦が隙なしの覚えゲーすぎた…。
[h1]【白黒で描かれる侍と黄泉】[/h1]
このゲームの最大の魅力はやはり昔ながらのモノクロ表現だ。平和な村が血塗られていく瞬間、無慈悲な土砂降りの雨、人々を襲う戦火、それらを白黒の画面で観ることで新しい…あるいは懐かしい感覚で物語と世界を楽しむことができる。
ただしその反面、探索の難易度も少し上がっている。”明るい方向が正規ルート"と分かれば苦労も減るだろう。
[h1]【殺陣のような戦闘】[/h1]
戦闘は2Dで前後から敵が襲ってくる。前方の敵を倒してから素早く振り向いて後方の敵を攻撃する様はさながら侍映画の殺陣のよう。
敵の攻撃を避けたり、タイミングよく弾くのは難しいが成功した時の爽快感は格別で、反撃やとどめの一撃を決めた際には体力が回復するなどリスク・リターンが割としっかりしている。
使える技が豊富で混乱するかもしれないが、使い慣れたものに絞って極めていくのがオススメ。
[h1]【細かい不満点】[/h1]
本当に、敵の攻撃を避けるのが難しい。特にボス戦は攻撃が早い上に回避の余裕が極端に少ない、覚えゲー。このゲーム随一のストレスポイント。
セーブポイントの位置が悪く、ボス戦のリトライに少し走らされるなど無駄な時間が生まれやすい。
能力強化・新技会得・一部セーブポイントが隠しルートのほうにあるので攻略の難易度に差が出やすい。しかもチャプター単位でやり直すなどができないため収集物を逃したくない人にはストレス。

naughty9292
2022年05月19日
ゴリゴリのアクションゲームというよりは、横スクADVにアクション要素を足したようなゲームです。
アクションシーンが単調なので、昨今流行りの和風アクションゲーを期待するのであればおすすめできません。
アートスタイルを楽しむ目的で購入するなら後悔しないと思います。

belfaste
2022年05月12日
ゲームプレイの出来の良さでいったら、そこまで褒められたものではない。
2.5Dの画面で繰り広げられるチャンバラは技のバリエーションのわりには不自由だし、敵の行動も単調。固定されたカメラ位置の関係で敵の攻撃モーションの出だしがわかりづらく、不本意な一撃をくらってしまうことも一度ではない。
ごり押し一辺倒では通じない緊張感のある雑魚戦はソウルライク的といってもいい(スタミナ制、チェックポイント制でもあるし)ものの、達成感や快感からはやや縁遠いかもしれない。
道中設置された漢字を用いたパズルもワンパターンで、日本人にとっての難易度以前におそらくユルヴァーサルに退屈だ。あってもなくてもいい。
ストーリーは暗すぎる上に性急だ。主人公を含めたキャラに対する愛着や理解が深まる前にどんどん展開が進んでいくので、マルチエンディングのために用意された「選択」もなんだか空虚である。特にヒロインが書き割り的にしか描写されないのは致命的だろう。
ところが、本作はビジュアルがいい。すさまじくいい。あらゆる瑕疵を補ってあまりある輝きを放っている。
テクスチャのクオリティはけして高くなく、なんなら数世代前の感すらあるが、五〇年代六〇年代の黄金期時代劇映画を徹底的に参照したライティングと画面の質感は Ghost of Tsushima の「黒澤モード」よりよほどクロサワ的だ。
白黒画面の「黒」を単なる黒色や灰色として撮っているのではなく、陰影を際立たせるための「陰」として捉えている。黄金時代時代劇オマージュでこれを意識できている作品は映画でもそうないんじゃなかろうか。
開発者の Leonard Menchiari は前作『The Eternal Castle [REMASTERED]』で「存在しない1980年代のゲームをリマスターする」という体で、ユニークで洗練された 2bit-CGA のグラフィックを実現している。質感や手触りの再現に異常なまでに気を払うクリエイターなのだろう。
これまで時代劇的なゲームは Ghost of Tsushima や日本製の『侍道』などを含めても、あくまで「サムライゲーム」でしかなかった。ゲームとしては上出来だったし、ああいうのはああいうので愉しめる外連味を持っているものだが、しかし「(一般的な意味でイメージされる)あのころの時代劇」ではなかった。
Trek to Yomi では三船敏郎になれる。カツシンになれる。黒澤映画の一部になれる。
こんなゲームは他にない。
開発者は黒澤だけでなく、小林正樹の『切腹』、衣笠貞之助の『地獄門』といった時代劇の他の名作にもイメージソースを求めつつ、『獣兵衛忍風帖』『サムライチャンプルー』(どちらも海外のアニオタにファンが多い)や『ベルセルク』(クリエイターのフェイバリットらしい)にもインスピレーションを受けたという。オマージュと言えば随所で『七人の侍』の「あの旗」が出てくるのもニクい。それに、あのわざとらしい月ときたら! ”わかって”るねエ!
映画と実際の江戸期(Aki Tabei Matsunaga という日本の?専門家を雇ったそうだ)との両面で綿密に考証された背景美術はケチのつけようがない。やや時代がかりすぎたセリフ回しや『古事記』にやたらフィーチャーされたフレーバーテキスト、ミョーなファンタジーっぽさには漠然と違和感をおぼえはするものの、開発者の日本文化リスペクトとの表れと考えれば好感を持てる。
一周目のプレイ時間が五時間、というサイズ感もいい。この尺がまた映画的な体験に近い感覚を与えてくれるのだ。
欠点は多いゲームだ。正直一度クリアすれば、一撃死モードをやりこんだり、トロフィーをコンプリートする気分にはなれない。年度のベストゲームに入ってくるような作品ではない。
だが、このグラフィックの良さだけで二時間プレイするだけでも定価を払う価値はある。
インディーゲームの一点突破の良さが存分に味わえる一作だ。

hana_noana
2022年05月12日
2022.05.12
モノクロの映像がとても美しく、映画を観ているような感覚でプレイ出来る2D侍アクションゲーム。6時間ほどで1周目をクリアしました。難易度はノーマルでプレイしましたが、アクションがそれほど得意でなくても十分クリアできるレベルです(高難易度もあり)。
ストーリー中、分岐に繋がるような選択肢があったのでマルチエンディングなのかもしれないと思い(情報を調べていないので間違っているかも)、後日2周目もやってみようと思います。
◆よかった点
・映像表現:黒澤映画に影響を受けたとのことですが、カメラワークが凝っていて、製作者の日本映画愛を感じます。ゲーム的には若干視認性に影響している部分などもありますが、雰囲気の良さがそれを上回っていると感じました。
・ローカライズ:海外制作ですが、ローカライズはきちんとしています。
・音楽:映像とよく調和していました。
◆気になった点
・ボリューム:もう少しボリュームが欲しかった感じがしました。価格を考えると贅沢は言えないですが…
追記:日本のゲーム会社にもぜひこのジャンルで良い作品を出してほしいですね。

SIMPLE 20000000:FPS
2022年05月11日
白黒の映像に深いディテール、収集物を集めれば集めるほど知識深まる日本神話など、ストーリー、戦闘システムに限らず細部まで作りこまれていると感じた作品。
偶然か否か、子供の日である5/5にリリースされたということもこの作品を好きになる理由となりました。
プレイ後に余韻をしっかり残してくれる良質なゲームであり、これがイントロ価格2000円位で販売されていたのが驚きです。
時間はそこまで長くはないですが、それでもここまで熱中できるゲームに出会えることはなかなかありません。
良くないポイントを探せばいくつかある可能性はありますが自分はこのゲームが良かったと思いました。
「武士道」難易度はある程度戦闘に慣れている人でも大変かもしれません、難しいと思ったら難易度は変えられるようなので変えることをおすすめします(戦い方を把握できても結構大変なので・・・)

razugurizu
2022年05月09日
バイオ1のような固定カメラが嫌い。
ただ斬りあって進むだけですぐ飽きる。
場面により遠めだったり斜めだったり距離感が変で戦いにくい。
画像は白黒だが割と綺麗。
背景に力入れすぎて内容に力入れ忘れた感じ。
戦闘は人によるだろうけど難しめ?
エル電リングみたいの嫌いなんで途中でやる気なくなった。

tack
2022年05月08日
剣聖モードの2章中盤で耐えられなくなったので。
ゲームコンセプトとビジュアルに一目惚れして購入、1周目の中盤まではかなり好意的にプレイしていました。
ジャパニーズ要素は SAMURAI だけ、あとはアジアンテイストの寄せ集めでいいっしょ!みたいな作品が世に溢れる中、
この Trek to Yomi は服装、町並み、構造物、地形、環境などがほぼ違和感なくイメージ通りの和風で、とても好印象でした。
個人的には BGM の和楽器や、環境音(田んぼの蛙の合唱とか)にすごい拘りポイントを感じました。
ただ↑弱弱強フィニッシャーコンボが解禁されその強さに気づいた時、作業ゲーと化してしまいました。
こういうのは気の持ちようだと分かってはいるんですが。
それまではパリィ決まるまで耐えて、弱攻撃でじりじり体力回復。油断するとあっという間に死亡なので、それなりに駆け引きと緊張感を楽しんでいました。
上記に気づいたのがストーリもレベルデザインも中だるみしがちな中盤、だらだら待つよりもとっとと間合いを詰めて最速で初撃をくり出し、確定ダウンを取りしかも大回復。もう全部これ一択でいいんじゃないかな。
ボスは基本ゴリ押し。倒したらスンッとカットシーンに入るので余韻も特になく。
全体的なストーリーは…正直ピンと来ませんでした。登場人物は序盤で出尽くし、後はひたすら孤独の旅で新たな出会いもなく。
こういうのって中盤から終盤にかけて己の運命に対する覚醒なり覚悟があると思うんですけど、一応それらしいシーンはあったもののアッサリしすぎてしっくり来ず。
道中最後まで敵に覚悟を問われ続けますが、明確にこれと言った答えも感じ取れず。
常に恨み言と煽りと弁明。黄泉の国を題材にするんだからそりゃそうですけど。これも一つの諸行無常観…なんでしょうか?
しかし明確に我慢できなくなったのは戦闘システムで、剣聖モードで2周目を始めてからでした。
それまでもパリィタイミングがよく分かんなかったり、コンボの3撃目が出なかったり、出したくもない突きが出たり、敵の狂った連撃から抜け出す術がなかったり、槍兵の隙の無い執拗なロングレンジだったり。
まぁ色々ありましたけど適切に対処すれば難なく進行できました。
しかし一撃死モードとなるとこれらが際立つ。
出すつもりのない隙だらけの突き、しかも同タイミングであっても速さで負ける → 死
あえてレンジをとって突き → 敵は必ずバクステ回避 → 引き寄せるためにディレイ → 出の速さで負ける → 死
ガードの上からスタン確定の面打ち、復帰は間に合わず → 死
敵スポーンポイントで待ち構えていると 2D アクションの約束を破って奥行きからの一方的な攻撃 → 死
とこんな感じで、飛び道具使われるようになる頃には完全に作品を嫌いになってしまいそうだったので、頭冷やすために中断してこれ書いてます。
正直おススメするかしないか五分五分の気持ちなんですが、上記はプレイヤースキルでなんとかする面も大いにあると考えていますし、とりあえずの1周クリアはそんなに苦もなく楽しめたし、やっぱりコンセプトが大好き&開発チームの愛を感じたので、おススメ…します!
最後に、チャプターセレクトと複数セーブスロットは欲しかった…。

yukimi2356
2022年05月08日
凝ったカメラアングルによる映像、声優の迫真の芝居。深みのある音楽、単純がゆえに地味ながらも爽快感のあるアクション。どれもとても良かったです。途中で何度かあるパズルが日本人にはチープに見えてしまう点はいささか残念でしたが、その程度が些末事に思えるくらいに日本の歴史や文化をよく研究して作られたものだと感心しました。話の展開も地味で暗いですが、一人の武士の苦悩を深く掘り下げたテーマが好みでした。
ちなみに、ラスボス戦でリトライすると、何度かに一度の割合で部屋にボスがいないというバグがありました。

ななしのきのこ
2022年05月08日
制作は海外ですが、まるで時代劇を見ているかのような日本らしさを体感できる作品でした。
制作スタッフの方々は時代背景や世界観、日本特有の死生観など現代日本人以上に調べ上げ、ゲームに落とし込んでいると思います。
アクションも爽快感がありつつ、やりごたえがあって楽しかったです。
とても良い作品だと思います!

s.ippeki
2022年05月08日
一周を6時間弱でクリアしました。
キャラクターのルックスは日本人から見ると魅力に乏しいですが
しっかりとした日本語のボイスキャストとなめらかなアクション、
黒澤映画を思わせるモノクロームの美しさは一見の価値がありました。
アクションは中盤以降は受け流しができないとクリアは難しそうです。
収集物以外に強くてニューゲームなどの周回要素がほぼ無い事と
敵の種類にあわせた倒し方でないと倒せないのは遊びの幅を狭めていて
もったいなく感じました。

んあ
2022年05月08日
横スクロールのアクションアドベンチャーでサクサク進む感じです。カットシーン含め、まるで時代劇の様な世界観に注目して貰いたいゲームです。

HotshotRYO
2022年05月07日
全実績解除しました。
このゲームの要素などを箇条書きに記載しておきます。
お?っと思ったらプレイしてみては如何でしょうか!?
戦闘だけ2D
探索だけ3D
ダクソ的スパイスあり
ゴーストオブツシマ的スパイスあり
マルチエンディング
オール白黒
黒澤明の映画風でかっこよい
プレイする映画
切る、血しぶき、などのすべての音が良い
日本語完璧
強くてニューゲームなし
(ただし収集品などは裏で管理されてるので2週目以降で取りこぼしだけ取得でOK)
最高に面白いのは最高難易度から2番目の難易度
(逆に最高難易度はボス以外自他ともに一発死なので手裏剣一発で敵が死ぬ笑)
全実績とるためには最低でも3週必要
1週”目”は6時間くらい
人間弱い
基本的にはピヨらせてとどめ刺していく感じかも
コンボコマンドは意外とシビア
死んでも瞬時にリトライ可
セーブポイントの場所は親切設計
以下ネタバレ
[spoiler] 負けイベントで勝てるよ [/spoiler]
[spoiler] 陽炎はジャスガすれ違い切りだけで楽勝。ジャスガからの連撃でも良い。 [/spoiler]
[spoiler] 最初の鬼ボスが一番強いかも [/spoiler]
[spoiler] XXY(+留め)とか上XXXY(+留め)でボス含めすべての敵が沈む [/spoiler]

yokke
2022年05月06日
時代劇っぽいクロサワ風のビジュアルに寄り掛かった、雰囲気先行の平凡なアート系作品というだけではない。そのプレイ体験でも最高に気持ちのいいSAMURAIムーブを楽しめる、非常に高水準なバッサリ系爽快アクションゲームである。
その人を斬る愉しさは、時代劇文化が連綿と積み上げた“殺陣の気持ちよさ”の見事な移植であり、その妙味をコントローラーを通して感じさせてくれる快作。そういったチャンバラの魅力も含め、様々な点で『Ghost of Tsushima』に似ている。
まず特筆すべきは殺陣の美しさと爽快感をゲームに落とし込みつつも、命のやりとりをする真剣勝負の緊張感も伴った剣劇アクションの質の高さだ。
戦闘パートは2D画面となるが、前後に群がる雑魚敵たちは時代劇っぽい空気の読み方をしており、お行儀よく順番待ちをしてくれる。こちらが気持ちよく人を斬ってる最中に、後ろから殴りかかるような無粋なことはしない。
一方で敵の攻撃は雑魚であっても発生早めで容赦がなく、ジャスガ前提の立ち回りになるものの判定も甘くないので、常に緊張感のある立ち回りが要求される。剣劇のコンボもガチャガチャ連打では繋がらず、しっかり一定のリズムでボタンを丁寧に押さないと成立しない。よって適当に戦闘に臨むと雑魚相手であってもあっという間に膾切りにされてしまう。ザクザク斬り殺す愉しさと、気を抜くと斬られてしまうバランス感覚が絶妙で、その真剣勝負感の塩梅は素晴らしい。
そして人を斬った時の効果音、致命攻撃で首を撥ね飛ばすアクションのカッコよさと断末魔と血しぶきのは、どうしてこんなに耳に心地よいものなのか!? グロテスクで悪趣味なはずなのに、病みつきになる何かがある。日本人のDNAに刻まれた病的な快楽なのかもしれない。
マップは鬼武者や昔のバイオのような、カメラが固定で切り替わるものだが前述のように戦闘は強制2Dになるので特にストレスには感じない。イカした一枚絵の背景を存分に楽しむことができる。
美術はしっかり日本風だが、味わいのあるファンシィな誇張が程よく混ぜ込まれていて、しっかりと「日本文化大好きな外国人が大真面目に作ったファンタジー日本」というジャンルの様式美を湛えた出来になっている。木造建築にあるまじきスケールの建築物が林立するのは当たり前、村には立派な城郭や堀があり、それはまるでヨーロッパの都市国家のようだ。そんな世界をSAMURAIが駆け抜ける。外国人がクロサワ映画で夢想したクールジャパンな16~17世紀頃の日本は、しかし日本人の心にも確かに響くロマンに溢れている。
黄泉の世界も日本の地獄絵図を安易に移植するだけではなく、まるで東南アジアの石窟寺院のような意匠も混ざったスケールのでかい世界を探検できて刺激的。マップの構造は、どこかフロムゲーや仁王に似ている。
マップは後戻りがききにくい割に正ルートとサブルートの分岐がわかりにくく、しかもサブルートには攻略難度に直結するアイテム(HPやスタミナ増加)がさらっと置いてあるあたりには不親切だと感じる。
『Ghost of Tsushima』に続いて、海外スタジオから発売“されてしまった”素晴らしい和風ゲーム。『天穂のサクナヒメ』のような秀作はあれど、いまだ日本からはこの水準の和風ゲームは発売されなくなって久しい。ただ表層的なアートだけではなく、そのプレイする触覚を通じて感じ入れるくらいのサムライ和風アクションゲームは、今後も海外からの逆輸入に頼らざるを得ないのだろうか…?
その他細かい感想
・祠で拝むとどんな重傷も瞬時に治る超人体質
・モブの会話やアイテムフレーバーテキストも日本文化(特に神話)に言及された凝ったものが多くて楽しい
・神様関連のフレーバーテキストの殆どに大輝(ひろき)の恨み言が添えられてるのがウケる
・台詞も時代劇がかっていて趣がある。「誰か、茶と米をこのお方に!」
・↑弱弱強のコンボが強すぎる。これだけで良いのでは。
・いまだかつてないほどにカッコいいロード画面!

VR-Dordray
2022年05月06日
黒澤映画等、白黒フィルム時代の時代劇が刺さる人におすすめしたい作品。
音楽と合わせて丁寧に雰囲気作りされていて世界観にどっぷりと浸かることができる。
難点を上げるとすればコマンド入力技が連打するだけでは出せず、一定の入力タイミングで押さなければ不発になってしまうところ。この影響で低フレームレートでのプレイが多少難しくなっており、せっかく用意されたフィルムコマ再現の24FPSプレイを途中で断念してしまった。戦闘も出の速い技を覚えてからはそれを振るだけで大体なんとかなるので単調に感じるかも。

Nyamun??
2022年05月06日
ビジュアルがとても素晴らしい。ムービーシーンに至っては映画みたいで引き込まれた。
問題は2Dアクション。操作の癖が強すぎる。結局ラスボスまで慣れることなく終わってしまった。
また、戦闘に意識が向きがちで背景が美しくても見逃すことが多い。
良いとこと悪いとこが五分五分。何かと惜しい作品。

Kou Shibasaki
2022年05月06日
コンセプトはとても良いがゲーム性が擁護しようがない。
キャラの操作性は何とも言えないうえに、戦闘面の癖があって慣れない(例:タゲをとってきたキャラ以外がかなり避けていく)
正規ルートと収集ルートがあるがとてつもなくわかりにくいうえに、二週目では引継ぎもできないという謎の仕様。
それ故に収集アイテムは説明(解説)があるが取った時点、もしくはラスボス前に読むことを推奨する。
世界観が好きでこのゲームを見たなら動画サイトで満足することをお勧めする。

Rubber Duck
2022年05月05日
[h1] 我々が失ったものはあまりにも偉大だったのだ [/h1]
かつて浮世絵が日本人にとっての日常だった時代。
あまりにも当たり前過ぎたため、我々の祖先はその価値に気づけず、輸出品の梱包材として使っていた。
しかし、それがヨーロッパでは高く評価され、ジャポニズムというムーブメントを起こした。
時は過ぎ昭和の時代。
数多くの時代劇が作られた。テレビでも映画でも、時代劇を見ない日はなかった。
勧善懲悪を基本とした活劇は我々の生活の、そして人生の一部だった。
しかし、いつしか人々の関心は欧米を真似たトレンディドラマへと移っていた。
そして、時代劇は地上波から姿を消した。
またもや我々にとって当たり前過ぎたのだ。
そして、我々が捨てた当たり前に再び世界は価値を見出した。
その時ようやく私たちはその当たり前の尊さを思い知らされるのだ。
この作品は近年世界でのブームとなっている黒澤映画の質感を基本とした時代劇アクションゲームだ。
ここに出てくる日本は、かつて欧米で生み出されてきた日本人にとっては、違和感しかないパラレルワールドではない。
我々の心の中に、常にくすぶり続けている大和魂を奮い起こしてくれるような、古の祖国である。
美しい刀を振り下ろし、正義のために刃に血を滴らせるのは背徳的ながら、清々しさを感じさせてくれる。
主人公大輝はまさに我々の魂に宿る童として生まれ、武士として命を散らすべく歩みを止めない。
我々が一度失い、世界がそれに気づかせてくれた、時代劇の素晴らしさを忘れないためにも、ぜひこの作品をプレイしてほしい。
参考までに私が魂を揺さぶられた瞬間をプレイ動画として残している。
なにか役に立てば嬉しい。
https://youtu.be/1yaAkngR5Ck

si.sim
2022年05月05日
本作は日本の古典的なアクション映画のオマージュ作品で、アートデザインと音楽は非常に魅力的です。
アクションゲームとして本作は素晴らしいですが、欠点としてキャラクターの操作性とアニメーションがビジュアルよりも洗練されていないため、多様性と深みが少し不足しています。
しかし、素晴らしいサムライ映画のファンである場合やアクションゲームの新しい可能性に興味がある方はプレイする価値があります。
ゲームクリアまでの推定時間は5時間程度ですが、実績100%を目指すなら周回プレイが必要なので更に時間が掛かります。