







Umurangi Generation
Umurongi Generation は、クソ未来を舞台にした一人称視点の写真ゲームです。差し迫った危機の裏にあるタウランガ・アオテアロアを舞台に、あなたはタウランガ・エクスプレスの配達員になります。途中で写真を撮ってお金をやりくりします。ゲーム全体を通じて、さまざまなレンズや装備のロックを解除していきます。
みんなのUmurangi Generationの評価・レビュー一覧

BE42e
01月31日
[h1]よかった[/h1]
積んでたのやるかぁ、くらいだったけど、本当にプレイして良かった
センスいい音楽を聴きながらクリアのためにうろうろしてるだけでも楽しいし、各ステージのクリアも30-40分くらいで出来る
ステージが進むにつれて、主人公や友だちと世代が同じの、誰かの身近な友だちが亡くなったであろう祭壇みたいな痕跡とか「本当はオーディオエンジニアになりたかった。軍に入ることは自分の時間を無駄にしていると感じる」「自分がここ(軍)にいてまで生きている意味を知りたい」「私はここにいたよ」「大統領はゴージャスなバカンス中!」といった壁のメッセージや新聞を見ると、あまりにも現実と地続きすぎて、現状の色々を思わずにはいられなかった
終盤には[spoiler]巨大なロボ[/spoiler]が見えるけど、ドローンで遠隔攻撃できる現代の技術を思うと、簡単に「倒せば平和がおとずれる」みたいな宇宙人とかとも思えないなぁ...とか考えたり
ステージ中のセーブも出来ないっぽい?ので注意。チュートリアルでも言及されている通り、FPS的な動きをするので、慣れるまで酔いもちょっときつかった

Tetsuro
2024年12月30日
写真にはさして興味のない身ですがものすごく楽しめました。
世界観が非常に良く写真を撮るのみの主人公がこれにマッチしています。少しずつ変わる情勢をただ記録していく…ってだけでも凄く楽しいです。アーティステックな写真なんて無理ってのもありますけど。
特に中盤のステージではミッションに関係ない写真を撮りまくってました。
あと個人的に良かったのは3人+1匹の友人たち。
彼らも主人公と共に行動していてその辺でポーズ取ってたり踊ってたり騒乱に巻き込まれてたりします。会話のないゲームなので人となりは分かりませんが行動から優しさが見えたり一般人らしい怯えを見せたり無力感を感じているであろうところも見れます。
そして恐らくは最後のその時まで一緒だったところも。
短いゲームですが得難い体験ができました。
写真に興味なくても某エヴァな世界の一般人になりたい人が居たらプレイしてみてはどうでしょうか。

sausew
2024年04月17日
"鳥を7匹まとめて撮る"、"発電機を撮る"といった撮影ミッションをこなしていくゲーム
主に頭を使う点は以下の2点
・ミッションの対象はどこで見つかるか
・ミッションの対象は見つかるが、複数をどう構図に入れるか
答えは一通りとは限らず、立ち位置や発想あるいはレンズの具合で如何様にもなると思います。アートですね。
グラフィック設定が低い場合描写距離が短く、ミッションの対象が画面に出てこないステージがあったのでその点は注意でしょうか。ゲーム内オプションを最初に確認することをお勧めします。
もうちょっと明るい感じの世界を散策したかったかな…というのはありますが、課題に沿った写真を撮る経験は鮮やかでした

kamᗩboko
2023年05月16日
[h1]「Haere rā」[/h1]
世界が刻一刻と終わりに近づいていく中で、
ファインダー越しに退廃していく風景をフィルムに収めていく。
ローポリ1人称視点の終末系撮影ゲーム。
「フォトバウンティー」と呼ばれる対象の撮影が目的であり、
「7羽の鳥」や「5つの星条旗」など、ステージごとに指定された
被写体をフィルムに収めることで物語が進行していく。
写真というテーマに重きを置いた作品であり、
物語において登場人物たちの会話やセリフなどは一切存在しない。
ただ目の前に広がる風景を切り取りながら、世界観を考察し、
世界の行く末を見届けていく。
なお、”青いペットボトル”は絶対に写真に含めてはいけない
被写体なので要注意。その理由は……。
[h1]▶ 良い点[/h1]
・ISO感度やシャッタースピード、絞り値などカメラに凝っている
・撮影技法などカメラの仕組みに興味が湧く
・サイバー、パンク、ロック、ジェノサイドな世界観
[h1]▶ 悪い点[/h1]
・被写体の指定など、ノルマ的な要素があり自由度が低い
・FPS酔いしやすい人は要注意
・世界観およびゲームシステムの説明が不足気味
[h1]▶ 注意点[/h1]
実績「スピードラン」を解放できないバグがあります。
どうしても解決しない場合は、旧バージョンにダウングレード
してください。(詳しくはコミュニティハブのガイドを参照)
※DLCやクリア後の追加モードは解放条件に関係ありません。
[h1]▶ 総括総評[/h1]
結論から言うとパズルに近い要素が多めです。
例えば、「5つの星条旗」を撮影するというタスクでは、
壁に飾ってある星条旗、お子様ランチの旗、お姉さんのパンツの
柄(星条旗)などを同時にフレームに収める必要があり、
どの角度から撮影すれば良いのだろう…と試行錯誤するのが大変でした。
被写体を指定しないとゲームが成立しないのかもしれませんが、
個人的には、特に目的もなくブラブラと気に入った風景を
撮影したかったので、ちょっとこれじゃない感が強かったです。
「ウォーリーをさがせ」のような探索ゲームである。
という例を引き合いに出した方のレビューが秀逸でした。
気になった点は、なぜ世界が”こうなってしまったのか”
という状況を把握するための情報量が少ないため、
EDを迎えても、釈然としないモヤモヤが残りました。
プレイヤーに想像の余地を残すタイプの作品といえば
聞こえは良いのですが、悪く言えば雰囲気ゲーです。
Lo-FiなBGMに鬼ポップで激キャッチーなサブカル系激推し
雰囲気が漂う尖った作品なので、好き嫌いが分かれそうですが、
やり込んでいくと撮影技法が充実し、撮影の自由度が増していく
スルメゲー的な側面もあるため、”写真を撮る”のではなく、
“カメラをいじる”ことが好きな人にはオススメできます。
仲間たちとの他愛もない日常を淡々と描きながらも、
退廃的で不穏な雰囲気を常に漂わせる作風は一見の価値有り。

Sullen
2022年01月09日
終末世界
写真を撮る
という組み合わせがとても良い感じです。
他のゲームのフォトモードのように自由にカメラを動かせるのではなく、自分の足で歩いて構図を探します。
撮影が楽しくてクリアに必要な写真以外もついつい撮ってしまいます。
サウンドトラックも素晴らしいと思います。

osa
2021年11月19日
面白くはあったんですが、操作がなんか辛かったです。
一般的なFPSと同じ操作なのですが、段差にすごい引っかかるのでジャンプしまくらないと行けない感じでした。

penta0
2021年10月31日
3Dオブシェクト探しに高機能なフォトモードが付いたようなゲーム。
なぜ写真を撮るゲームと言わないかというと写真の芸術性はミッション達成に全く関係ないためだ。
たとえ完全に対象がぼけて見えなくても問題ない。
要求されたタイプのレンズを使いフレームにオブジェクトが入っていさえすればクリア判定になるのだ。
結果としてこのゲームは小さめのステージを走り回ってオブジェクトを探し回るのがメインになる。
恐らく自由に写真を撮るのはクリアして各種レンズなどの装備を集めてからになるだろう。
このため私のような写真を撮ることにあまり興味のない人間でも楽しめた。
オブジェクトを探している最中に目に入るポスターや落書きなどからだんだん主人公たちの置かれている状況が伝わってくるのが面白い。
細かい状況は会話で語られるのではなく全てプレイヤーが見えている世界から自発的にくみ取る作りになっているのだ。
このような作りなので私はこの世界のモブの一人として人類が滅亡しようとしている状況で写真を撮る事しかできない無力さややるせなさを味わえた。
ポストアポカリプスものは他にも沢山あるが現在進行形で滅亡していくゲームは数少ないのでもっと増えてほしいと思う。
結論としてはオープンワールドのフォトモードで時間をゴミにしてしまうような人に加え、このゲームの人類の黄昏な雰囲気に惹かれた人なら誰にでもお勧め。
オブシェクト探しの部分は普通に楽しいので写真を撮るのに興味が無くてもそれほど問題ない。
主人公が何もできずに人類滅亡していくのを見届けるお話が好みの人にもお勧め。
カツオノエボシが印象的な登場をするので気になって調べてみたのだが、ニュージーランドというかオーストラリアの南部あたりの浜辺ではよくこのクラゲが浜辺に打ち上げられるのだそうだ。
このクラゲは死んで浜辺に打ち上げられると乾いて青いペットボトルのようになるのだが、この状態でもうかつに触れると刺胞という微小な毒針が射出されて大怪我を負わされることになる。
この傷跡はひどい場合は一生消えないこともあるそうで、ゲーム中にもこの傷跡とみられる赤い斑点がある登場人物が確認できる。
オーストラリアだと毎年一万人以上が刺されているとか。
まさに邪悪な侵略生物兵器のような生き物だ。
開発者はニュージーランドの方だそうだがこのゲームからはカツオノエボシへの憎悪と恐怖を強く感じられた。
日本でも本州の太平洋湾岸で打ち上げられることがあるそうなので絶対に触らないようにしよう。
大量に漂着している場合などは水産関係のお役所に連絡すると対処してくれるらしいぞ。

Misosoup-2000
2021年08月29日
写真は正直あまり関係なくて、ただの3Dのウォーリーを探せです。いい感じの写真を撮ることよりチマチマした目標を狭い3Dマップの中を動き回ってうまくターゲットが画面の中に収まる場所を探すというゲームプレイになります。何が面白いのかわからなかったです。マップの雰囲気はインディらしくいい感じでしたが値段に見合うかというと見合わないと思います。

Xeznoy
2021年06月07日
滅びゆく世界で、若者が懸命に生きている瞬間を写真に収める。
それだけ聞くと悲観的なゲームに感じるかもしれないが、
スタイリッシュでトゥーン調の見た目のおかげで、不必要な悲観さが払拭され、
世界観に安心して入っていけるバランスになっていると思う。
廃墟とか、下水とか、荒廃とか、ビル屋上とか、工場とか、デモとか・・・。
そういう写真や絵が好きな人は、
「"その場"に行って自分の写真を撮る」
という行為ができるこのゲームを、買わない理由がないはずだ。
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ただ一つだけネガティブなことを言うとすれば、
お使いゲーに慣れてしまった方には、向かないゲームである。
「こうしてください」「ああして下さい」と、
逐一渡されるクエストをクリアすることだけがゲームだと思ってる方には、
この作品はオススメ出来ない。
具体的に例えるなら、マインクラフトのクリエイティブモードの楽しさがわからない人は、
まず買うべきではない。
GTA5で、メインクエもサブクエもそっちのけで、ただドライブする楽しさがわからない人も、買うべきではない。
この作品は、上記のような行為にむしろ楽しさを見出す人に、よくマッチした作品である。

JGはらど
2021年06月07日
一通りクリアしたので。
35%offセールで購入。ポップなアートワーク、lo-fiとゆーかchillみたいなBGMのPV見て前から気にはなっていたんですが、たまたま下調べしている時に世界観に関わる記事を見かけて、やっぱり面白そうだしやるかーと我慢できずに購入。正直、事前情報は抜きでプレイした方が、ゲーム一連の流れに関わる『謎』の深まりを楽しめたかなーと後から思ったけど、まーその辺人それぞれだよね。
ゲームは、箱庭をうろうろしながらミッションで課せられた構図の写真を撮るだけ。特に会話イベントが入ったり、ストーリー説明等のムービーは流れたりしない。そもそもNPCに話しかけることはできないし、オブジェクトに関与することもない。ただ移動して、撮る。その辺を簡素と見るか、目的に集中できると見るか。
サイバーパンクな近未来に(微ネタバレのため伏字)[spoiler] 戦争 [/spoiler]が差し挟まる各ステージ構成で、一枚の絵に収めたくなる印象的な光景は多い。世界観に関わる小ネタみたいなのもふんだんに撒かれていて、それを一人称視点でそのまま見るか、カメラのファインダー越しに見るか、で視野や意識のピントが大きく変わるので楽しい。ただステージ(マップ)自体は比較的、手狭。
序盤(ステージで言うと2面)のOtūmoetaiをプレイした直後は、これからどんどんステージ広がって一見では覚えられないマップも出てくるんだろうな~困っちゃうな~とか嬉しみ半分何となく思ってたんだけど、そんなことはなかった。まー無駄に広くても、ステージクリアのための被写体はある程度限られてるから、それはそれで困るけど…残念。
単純にゲームとして遊ぶならアクションパズルゲームになります。(カメラ操作は別にして)アクションは基本移動とジャンプだけなので、難しい操作は不要です。ルール上ステージ毎に10分の時間制限は設けられているけれど、制限を過ぎても特にペナルティはありません。与えられたミッションをこなしさえすれば、いつでもステージクリア可です。
ただ、この『10分』が絶妙で、初見プレイだと微妙にタイムオーバーするレベルの猶予なので、リトライ性は高いと思います。
個人的にはED入りの演出が一番のお気に入り。あれめっちゃ好き。

fhu
2020年12月14日
↓曲に釣られてプレイを始める
↓
↓ランダムトラックを聞きながら箱庭で写真を取る
↓
↓終わると適当に撮ったはずなのに映える写真がフォルダに溜まっている
↓
[i] Awesome [i]
[url=https://open.spotify.com/album/02iIjzyhAlM7b5MlnuUdtb] 曲が良すぎる [/url] タイトル画面のMANDALA&ウムランギ…でまず最高になる

tanakataro
2020年07月14日
個人的に凄く良かったです。
ボリューム的には少ないですけど
曲とかステージの雰囲気が良くて
浸れました。

hal8KURAGE
2020年06月30日
カメラマン(写真家)体験シミュレーターです
所謂雰囲気ゲーの一種で全8面をプレイヤーはカメラだけを携えて旅します。
ストアページのムービーや画像ではサイケデリックな雰囲気が目立ちますが実際のゲーム内では明るさよりも退廃的な雰囲気が目立ち、プレイしている内に方々から穏やかではない「何か」が起きていることを感じとっていきます。
各ステージクリアには30分程度、だらだらやってもゲームクリアまで5時間程度でした。
コントローラーだけでのプレイも可能。
ゲームのクリアに必要なゲーム的な難易度は特に高くもなく、どちらかというとレンズ交換などを駆使して写真撮影や現像する楽しさに主軸が置かれている感じです。
撮影した写真はpngファイルでローカルに保存もされます(オフにすることも可能)。
ゲームのメニューやチュートリアルは日本語化されています。
がステージ上に落ちている新聞の文章や壁の落書きの文字は英語なのでフレーバーテキストが気になる方は調べながら遊ぶ必要があるかもしれません。
ゲーム中にはストーリーの説明シーン等は一切ないですがローマ字表記で日本語のとある単語も出てくるので注意深く見ている方は途中で何かに気づくかもしれません。
ゲームシステム
プレイヤーは各ステージ毎に設定されてる10個の目標(撮影依頼)をマップ上から探しだし写真に収め、ゴール地点に向かいクリア(配達)するのが大まかなルールです。
指定されたオブジェクトをマップ上から探しだす必要があるためプレイ感覚としては「物探し(Hidden Object)ゲー」に似た雰囲気もあります。
制限時間はボーナス達成目標としてカウントされていますがクリアするだけならば気にする必要はなくいつまでも撮影を続けていられます。
また死亡したりゲームオーバー要素もなさそうです。
カメラは24枚撮りのフィルムカメラで撮影回数は有限ですがマップ上にフィルムケースがいたるところに落ちている為、残り回数で困ることもありませんでした。
やり込み要素としてボーナス目標まで全て達成してステージクリアをすると特別な機能がアンロックされるようです(操作方法画面にあるフラッシュもアンロック要素でした)。
ゲームでは使えるレンズは
・標準レンズ
・望遠
・広角
・魚眼
の4本でゲームの進行具合と共に解放されていきます。
シャッターを切った後には現像メニューが開き画像修正が可能です。
・露出
・カラーバランス
・カラーティント
・彩度
・コントラスト
・色相
・ブルームエフェクト
・色収差
が調節可能ですが設定メニューから現像をオフにして撮って出しだけで済ませることも可能です。
現像作業はあくまでプレイヤーが写真を撮影する楽しみのもので、ゲームの攻略の上では気にしなくていいのは不快要素にならなくていい調整だと思います。
ステージクリア時には写真の買取が行われ撮影内容によってトータル収益が表示されますが、これもあくまで雰囲気作りのエッセンスにとどまっています。
このゲームの製作者はよくある80年代風モチーフに囚われているサイバーパンク世界ではない、今現代の世界をテーマにしたサイバーパンク世界を目指したそうです。
またダークソウルシリーズにも影響を受けているとか。
ゲーム内から感じ取れる終末的な雰囲気はそれらや今の社会情勢も反映されているのかもしれません。
ゲームのやり込みよりも自分でゲームの楽しみ方を見つけるのがお好きな方にはおすすめのゲームです。