















Victory at Sea Atlantic
「Victory at Sea Atlantic」は、第二次世界大戦中のアトランティック シアターの冷たくて容赦のない海へとあなたを連れて行きます。膨大な数の船、飛行機、潜水艦を使って壮大な海戦に参加し、歴史の中での地位を確保しましょう。 Victory At Sea Atlantic は究極の海戦体験です。
みんなのVictory at Sea Atlanticの評価・レビュー一覧

ユーフォリア
2024年04月19日
遊ぶのが相当きついです。睡眠導入剤かな…?というレベルのプレイ体験。
あと前作までにあったプレイに支障をそこそこきたすバグも引き続きあります。
えっ新作出して作り直す機会なのに修正しなかったんですか……?
航空機の謎スタックをはじめ戦略・戦術画面の対応スケーリングミスが特にひどい。
例えば戦略画面の洋上敵艦に航空機を差し向けると戦略画面→戦術画面→戦略画面と変遷するわけですが、航空機はドイツ(ヴィシーフランスすね)の内陸にポツンと入り込んだりします。戦術画面だと画面下に敵艦がいたから戦略画面に戻ったときその位置にユニットとしての位置情報も移動してるんですね。おいもうそこマップ外だぞ。
あれこれ前作よりひどくない?
まず大前提として今作はUボートにフォーカスされた欧州の海戦です。
えー……ということで、基本的に海戦は対潜戦が進むのをぼーっと見るのが……大半のプレイ時間です……。
別にこれアクションゲームとかでもなければ機器を操作するゲームでもないので……ただただ眠いです。
自動解決はおやめなさい。数字しか参照しないので立場が逆でも実現不可能な大損害が提示されます。つまりプレイヤーはやることない対潜戦をぼーっと見るのが強制ですね。
最初にこれはすっごいネガティブじゃないか?という感じですがいいところ探ししても相当厳しいですね。
「魚雷を発見できたならせめて回避運動をしましょう。しんでしまいます」という小学生の先生のような感情がこのゲームの実情を表している気がします。
水上戦もやりますがえー……ドイツ海軍を使うならまあいいかもしれませんが未実装なのでイギリス海軍になるわけですね。
有力な敵艦は非常に限定的です。おまけに砲撃命中率は史実より低いんじゃないかな、一例になりますが実戦環境で戦艦を含む敵味方が砲撃を始めて何もかも撃ち尽くして命中弾ほぼ無しで駆逐艦一隻撃沈できませんでした……。
計算してみたら0.009%くらいの命中率の砲撃をしてますね。史実はいい時は5%くらいで、訓練なら~15%くらいまで上げられます。一般的な2x4の砲塔がある船なら斉射すれば34%くらいで1発は当たる程度の精度が出ることになりますかね。
撃つ弾がない駆逐艦と撃つ弾がない戦艦が至近距離でキャッキャうふふしてます。なにこれ
あとUボート君はすさまじい数の魚雷を垂れ流してくるうえに一瞬で向きを変えます。
えー史実では1本/20分装填で発射管は4本+1とか2なので……何が居るんでしょうね海の下に。
史実の自動装填装置がついてからはたぶんゲーム中くらいの速度になります。
ついでにイギリスはイギリスで対潜装備として最初からヘッジホッグ積んでるやつもいますね。ハッピー・タイム(脅迫)
その割に航空機はなんと1基地に4小隊がスタートで配備できる限界。追い打ちのようにストリングバックすらありません。スクアで頑張ってね★
割と前作もやたらめったら航空機がばったばった叩き落されたり最大射程でぼこぼこ砲撃が命中したりアレなところが多かったゲームではあったんですが、そこからブラッシュアップしたのがこれかぁって感じですね。
前作プレイされた方ならなんとなくわかると思いますが、アレなゲームなりに楽しいところはあったゲームだったんです。わーい戦爆連合だ~とか。つまんないところもそれなりにあったんですけど。
で、そのつまんないところを抽出して新作にしましたという出来です。