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この世の果てで恋を唄う少女 Yu-No

『この世の果てで恋を唄う少女 Yu-No』は、ビジュアルノベルとしても知られる和風アドベンチャーゲームで、元々は1996年にNEC PC-98用にリリースされ、後にセガサターンとWindowsに移植されました。 。 2017年には、同じストーリーとゲーム構造を維持しながら、HDグラフィックスを完全に描き直し、音楽を再アレンジしたリメイク版がPlaystation 4とPlaystation Vita向けに制作されました。 2019年のNintendo Switch移植には、これらの新機能も含まれていました。

2017年3月16日
シングルプレイヤー

みんなのこの世の果てで恋を唄う少女 Yu-Noの評価・レビュー一覧

szkryo

szkryo Steam

01月25日

5

全実績解除しました。
このゲームは”神ゲー”と謳われていて、プレイして納得したところもありますが…まずオリジナル版が1996年にリリースされたこと、その斬新さに多くの後発作品が影響を受けたこと、紆余曲折を経て2017年に(このsteam版の下地になっている)リメイク版が出たことを加味して考える必要があると思います。

オリジナル版から30年近い時が経った2025年、当時の技術や文化を肌で経験していない21世紀生まれの若者がプレイして楽しめるかということを考えて、自分の基準なら「セール時におすすめする」に分類されるかなと。古典の勉強という点もある程度含めて。
正直文体の古臭さが出たりしているところは、舞台設定も発売時にほど近い1995年(らしい)なのでもはや時代劇と思ってプレイすればいいと思います。携帯電話は存在するけどまだ万人がもっているようなものではなく、誰かを探すなら足で探し回らなければいけない。そういう時代です。95年当時に2025年を考えればそれこそSFの世界の未来だったわけですから、逆から考えれば時代劇でおかしくない。

+A.D.M.Sの存在
このゲーム最大の評価ポイントはやはりこのシステム。ダンジョンRPGのオートマッピングをADVに持ち込み、分岐が自動的に記録され可視化されるという素晴らしいシステム。かつ、分岐点で宝玉を使ってセーブ、ちまちまとマップを埋めていく作業が楽しい。これは現代に通ずる楽しさ。
どうやってもそのルートでは手に入らないアイテムを持ち込んで突破し、また別のルートで必要なアイテムを手に入れるという繰り返しが良い。宝玉をすべて集めることが前編の大目的になりますが、単純に宝玉を入手するとセーブできる箇所が増え、RPG的にパワーアップを果たせることにも繋がります。この塩梅が気持ちいい。

+リメイク版ならではのプレイを助ける補助機能
特に一番嬉しいのが次にイベントが発生する場所が表示されるヒント機能。分岐を埋める上で既読スキップをしていると次に行くべき場所も当然スキップされるのですが、ヒント機能に表示される場所に行けばガンガン進めます。さらにヒントにはルート毎の色分けもしてあるのでA.D.M.Sを開かなくても目的地に結構簡単にたどり着ける。
ただ、このゲームは目的地以外にもかなりのテキストが仕込まれており、「このタイミングでここに行った時だけ発生する本筋とは関係ないイベント」が多数あるため、逆に正解以外のところをうろつきたくもなります。その場合にも正解を避けるのに役立つ。
ヒントがあるからといって無駄にうろつかない理由にはならないのです。

唐突に挟まれるお絵かきロジックパズルに関してもかなり現代的な措置…というか「やりたくないなら答え教えちゃうよ」機能があります。自分はピクロス解きたい気分だったので普通にプレイしましたが、難しいとまでは行きませんがデカめの数字が少なく背理法を使わせてくるレベルの問題なのと、ゲーム中お絵かきロジックをやったことない人に対するルール説明にしては足りない部分があるため使ってもいいのではないかと思われます。

+論理的な並列世界論と伏線回収
正直浅学ゆえに劇中の科学的考証はほとんど頭に入ってこないのですが、なんかすごい。なんかすごいんです。
おーすげー…となる。アホ丸出しですね。
ただ、その雰囲気や意図するところは理解できるように描かれていて、理論がわからないと何もわからないよという組み立てにはなっていないのが本作の評判を押し上げるポイントになっていると思います。

-主人公たくやくんがかなりアレ
-同一ルート上でも整合性が取れていない会話が結構ある
物語の都合もあるのでしょうがたくやくんは理解力に乏しい場面が非常に多い。さっき説明されたことを秒で忘れて聞き返したり。「それさっき話して理解してたでしょ」という話題も次のシーンで忘れてたりします。ここらへんはルート分岐と合流が激しいゲームなので整合性を取り切れなかったのかなと察してしまう。
また、物語後半はたくやくんの粗忽さが非常に目立つ展開が続きます。なんというかシナリオの辻褄合わせのためにかなり強引にキャラが動かされてるように感じてしまう。

このゲームは売りのA.D.M.Sが後半になるとなくなるのですが、それは制作期間の都合上のようで、本来は後半が本番になるように設計されていたそうですが泣く泣く断念したとか。あらゆるところにルート分岐の残骸のようなものがあります。たくやくんの無茶な行動も伏線回収の都合によるところもありそう。解答編の側面もあるのでそこはご褒美として楽しいのですが、そこに至るまではあまり面白みがない。展開もあいまって人によっては苦痛さえ感じるかもしれません。

+-エグめの展開
時代が下るに連れ表現が規制されていっているわけですが、当時としてもかなり話題となったらしいトピック。ネタバレになるので書きませんが、そこをカットせずに出したのは偉い。元は18禁のゲームである以上どうしてもカットはあるのですが最大限やったと思われます。
ただ…問題提起したいがための設定になっていないかと思わせる”ペット”の描写。なんというかその行為そのものよりも展開のほうが気になってしまう。
あと流石にカットしたせいで意味合いがかわってくるシーンもあります。「原作にはあったんだろうなぁ…」と思わせるようにはなっていますが…

-別ルートの同一イベントで既読スキップが働かない
別ルートを歩んでいても全く同じ内容のイベントが発生することがあるのですが、ルートが違うと同じイベントでも既読にならないので結構ダルい。強制スキップキーはあるのですが「もしかしたら差分があるのではないか?」と頭にちらつく。
実際ちょっとしたフラグで差分会話が追加される芸細なゲームなのでそこが逆に気になる。これがもっと雑な作りのゲームなら容赦なくスキップできるのに。

soul-hassy

soul-hassy Steam

01月07日

5

オリジナルはやったことないですが、同作者のゲームの全年齢版・年齢制限版をやっていたことから気にはなっていました。
とても良いゲームだと思います。
最近のゲームにはない熱量を感じました。
あきらかに年齢制限がかかるところを単にカットしているようなのは苦笑しますが、
年齢制限版には声がないことから(絵の好みは人それぞれかと)
こちらが一番良いバージョンではないかと思います。

Gebachi

Gebachi Steam

2024年10月27日

5

タイムリープモノとしての完成度はすごく良い。すべてのルートを読み終えた時、全部が繋がるのは秀逸。

ただ、今改めてやるとシリアス展開が始まるまで耐えられるかどうかでかなり人を選ぶノリになっている。特に序盤。
90年代~2000年前半あたりまでのノベル、ギャルゲーによくある「ひたすらぼけて話が進まない」ことが多く、とにかくつらい。絵里子先生とのやり取りは常につらいレベル。

ヒント機能(というより答え)が実装されているので進行につまることは無いとは思うが、それでも結局総当たりで調べられる場所を調べてく徒労感、やることもわかってるのにどうでもいいところを調べないと先に進まないなど、総当たりで場所を調べていく要素はさすがに最新のゲームと比べるとデザインが古いな、と言わざるを得ない。さすがに「どのマップいけば話がすすむかわからない」状態で総当たりするのは徒労感が半端ないので、個人的にはヒント機能は妥当だと思う。

しかし欠点はシリアス外での茶番と、総当たりの辛さを乗り越えれば、SFモノタイムリープとして非常に完成度が高い。ただよくあるタイムリープと違って、記憶を引き継いでいるのはプレイヤーだけなので主人公に突っ込みを入れたくなる場面があるかもしれないがその辺の理由付けも出来ている。

リフレクターデバイスの習得実績が5割に達してないあたり、最初の絵里子先生とのやり取りでほん投げてる人が多そう。ほんと序盤の頭痛のするようなやり取りだけはこの作品の欠点と言っていいと思う。

遅延場笛理

遅延場笛理 Steam

2024年09月02日

3

たくやくんのセクハラ言動が目に余るので、AIタクヤだと思って読んでいました。
ネガティブなことは長くは書きません。
ただし、まぁ、最後の選択については認めてやっても良いんだからねっ(ツンデレ)。

追記
寝る前にこのゲームについて考えていたら抑えられなくなったので書きます。批判的だし少し内容に触れるので伏せます。

[spoiler] 1996年の発売当時としては、画期的なシステムのゲームだったのだと思います。今となってはさらに洗練されたシステムのゲームがいくつかありますね。それでも面白いシステムだとは思いますが。
問題はキャラクターにあると思います。主人公もヒロインも成長しないので、内面を感じられないんですね。なんというか場当たり的かつ表面的で、だからこそ主人公の異常な在り方が目立つんじゃないでしょうか。
とりあえず、否定、セクハラ、癇癪。これらの不愉快な行動の原因は説明されませんでした。それは、たくやくんがナチュラルボーンのダメ人間であるということですかね。それなら共感も、同情もできませんよ。
主人公を構成するバックストーリーが希薄で、キャラクターアークのスタート地点とゴール地点が不明瞭。つまり、何がしたいのかわからない。そりゃ、死んだ親父を探すってのはわかりますよ。でも、それは外的な要因であり、内的な要因も欲しかった。突飛な行動をさせて目立つことだけしか考えていないのかと嫌なことを考えてしまう。
ヒロイン達もゲームの都合で主人公を好きになっているという他ない。好意に物語上の必然性はなく、受動的。せめてもの回想もなければ、意思も感じない。ストーリーの出来事に翻弄されるまま行き着くところに行き着くという感じ。主体性を見せたとあるキャラクターはそのルートにおいて主人公との距離を示す。主人公に好意を抱かないキャラクターの方が自然だと感じられる歪さ。
からっぽの内面に対して、異常な言動と属性で飾り立てられた表面。エンタメが溢れ、目の肥えた現代の新規プレイヤーにおすすめしづらい。
ただ、だからと言ってこのゲームの価値が無いとは言わないが、それは歴史の教科書の黒い太字のようなゲームだと思う。
空気の読めない、サムイ、つまらない、下品な戯言。最初はしょうがないやつだなと思って笑って主人公のことを見ていたら、突然耐えられなくなった。花粉症を発症するような嫌悪感の発露だった。不思議な体験だった。
場面と合ってないので困惑するし、プレイヤーと主人公のテンションのズレが不快。ヤンチャボーイもここまで来たらただの恥知らず。笑えないクレヨンしんちゃんみたいな感じ。 [/spoiler]

キャラデザ、イラスト、最後の行動は本当に素晴らしいと思う。

shibacho

shibacho Steam

2024年04月21日

5

サターン版、PC98版をクリアした人間の感想。
悪いゲームではないのでオススメししていますが、steamというプラットフォームを鑑みた場合、FANZA Games でWin10/Win11 対応版が出ているのでそっちをオススメします。
以下に当てはまらなければこのリメイクバージョンをやる必要がないと思います。
・英語の対訳が気になる人。もしくは英語でプレイしたい人
・本作中の発声不可能とされている部分にどういうボイスが当てられているか気になる人
・新しいキャラデザが気に入っている人
オリジナル音源が収録されているので多少のことに目をつぶればオールドファンも多少は不満ないと思いますが、個人的には以下にある致命的な欠点があったので若干不満でした。

あと他の人も言っていることですが、この時代特有のエロゲー文体がどうかとか、主人公がいろんな人と短時間に関係持ちすぎじゃないかというのもありますが、本バージョンは元のセリフに一切手を加えていないことが素晴らしい美徳だと思うので、これはこれでいいと思います。(とはいえ下にあるような不満があるのですが…)

以下はネタバレ全開のレビュー

[spoiler]
私がこのゲームで最も好きなシーンは異世界編に行ったあと、元の世界に戻れなくてホームシックになる主人公たくやが家族を築くことによって、「元の世界がとてもむなしく見えていることだろう」と回想するシーンです。
ここで重要なのは、家族を築く過程については原作では大胆に省略されていることです。そのおかげで、たくやが家族を作る過程についてはプレイヤーの想像力にゆだねられることになります。
その一方、本ゲームにはファンアイテムとして「それゆけ!セーレス!」という、たくやが異世界に迷い込んでから最初の数日を描いたストーリーがあります。これ単体としてはファンアイテムとしては可もなく不可もなくという感じだったのですが、このリメイクバージョンでは、本編の中に「それゆけ!セーレス!」の内容を挿入して一続きのお話としている所です。
時系列的に考えればおかしくない判断ではありますが、ストーリーテリングのやり方としてはこれは非常に誤った選択だったと思います。ゲームプレイ体験がまったく異なってしまいます。
このバージョンでは、元の世界に戻りたい→セーレスの献身性に気が付く→その後、YU-NOが生まれる、というセーレスの部分を深堀しているストーリーが入っているのですが、原作でもそのことは十分に伝わってくるしサラッと触れてくれればいいのです。これはネットのどこにも明らかの相違点として書いてなかったので、最初にプレイしたときは個人的に面食らう程の改悪でした。

現代編でも、亜由美、澪、神奈には個別エンディングが用意されていますが、それはゲームを完全クリアした後のご褒美として用意されているものです。「それゆけ!セーレス!」もゲームクリア後に見られるように工夫してもらえればよかったのですが…
[/spoiler]

とはいえ、いろいろ議論が出来る点で原作がゲームが優れているという証でしょう。一度はプレイしてみることをオススメします。

ナゾネックス

ナゾネックス Steam

2024年01月03日

5

オリジナル版はクリア済み
安くなってたので購入したがやはり名作だった
アドベンチャーゲーム好きなら一度は触れておいて損はないゲームです

maiandyukako

maiandyukako Steam

2023年12月24日

3

評判が良かったしサターンの頃からプレミアムな価格だったんでセールのついでに買ってみましたがオープニングのつまらなさで返品を決意しました。延々とAボタンを押す他愛もない会話の連続が苦痛です。オートにすればしたで、つまらない会話を音声つきでひたすら聞かされるわけでこれも受け付けません。先に進めばおもしろい展開が待ってるのかもしれませんが、やっぱりつまらなくて返品に間に合わなくなるのも最悪なので。

やっぱりエロゲーが元になったのは合わないなぁと実感。

辻たけし

辻たけし Steam

2023年11月30日

5

このゲームを世に生み出してくれた菅野ひろゆき氏に感謝
また、リメイクをしてくれたMAGES社にも感謝

Wikimomo.com

Wikimomo.com Steam

2023年08月10日

5

下記の起動しない問題が解決したのでご参考までに。↓

起動させようとすると、
「config.dat へのアクセスは拒否されました。」となって起動できませんでした。

ネットで調べたらWindows10のセキュリティで引っかかっていたらしく、
ランサムウェアの防止をオフにすると無事起動で解決しました。

(Windowボタン
 → 設定
 → 更新とセキュリティ)

→ Windowsセキュリティ
→ ウィルスと脅威の防止
→ ランサムウェアの防止の管理
→ コントロールされたフォルダー アクセス
→ オフ

で、起動しました。

しかし、このゲームだけのために
わざわざ「ランサムウェアの防止をオフ」にしなければならないのはちょっと面倒くさいかも…。

起動しませんでした
設定画面は出るがゲームはエラーが出て機動せず全くプレイできない。
スパイクチュンソフトの他のゲームソフト(Re:ゼロ)が起動できなかったので
心配になって積んでた他のゲームが起動できるか試してみたら…不安的中

…ということでこれ以外のスパイクチュンソフトのゲームも
起動しなかったゲームが他に数本あったのを確認したので要注意!
なのでおすすめしません。

(シュタゲだけは起動しましたが、
全部ではないが過去のセーブデータない他のゲームシュタゲ0やエリートも起動しなかった)

追記
エラー表示が出て起動ができない

(2023年8月13日ビジュアルノベルフェスSALE期間中に調査)
ゲームランチャーからの設定もできない
(設定ランチャーだけは起動しますがゲームが起動しないので全く意味がありません)
他複数のゲームが不具合があったので下記にあげておきます。
これが解決しない限りスパイクチュンソフト発売のゲームは二度と購入できません。
ということでおすすめしません。

私の所持しているスパイクチュンソフトのゲームで同様に起動しなかったもの
・Re:ゼロから始める異世界生活 偽りの王選候補(返品済み)
・STEINS;GATE 0
・STEINS;GATE ELITE
・STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム
・CHAOS;CHILD

コントローラー使えなかったもの(フルコントローラサポート表示ありなのに)
・Zero Escape: Zero Time Dilemma

問題なし
・AI: ソムニウム ファイル
・STEINS;GATE(過去のセーブデータ有り)
・CHAOS;HEAD NOAH
・428
・Zero Escape: The Nonary Games
・ザンキゼロ
・不思議のダンジョン 風来のシレン5plus フォーチュンタワーと運命のダイス

バイト戦士

バイト戦士 Steam

2023年08月03日

5

いい

kinkinbeer135ml

kinkinbeer135ml Steam

2023年07月02日

5

原作未プレイ初見で、攻略wikiを見ながらやったら実績全解除に40時間位かかりました。
SFとしてもギャルゲーとしても、とても楽しませていただきました。

qlew_unkliy

qlew_unkliy Steam

2023年06月19日

3

プレイを終えた感想としては「長い…とにかく長い…」
ストーリーの難解さやボリュームがというよりは
主人公の毎度のセクハラを聴いてるのが50時間近いプレイ時間の半分以上では無いかという体感で、
エロゲのノリに慣れていないので本当にうんざりするし眠くなりました。

過去を遡ってアイテムを集めるシステム自体は面白いのですが
やはり昔の作品ということで、無理がある部分が多々あり
似たシステムの後続ゲーム(9時間9人9の扉etc…)に比べるとかなり劣ります。
楽しめた部分も多いのですが残念な点もあり、せめて半分のプレイ時間で終わったら良かったというのが率直な感想です。

カズア

カズア Steam

2023年04月30日

3

会話のテンポやシステムが地獄の様な最悪さ
何でこんなシステムにしちゃったのか疑問でしょうがない‥
プレイしてまだ2時間これから面白くなるんだろうけど‥
返品したいと心から思ってる次第です‥

★★クリア後の感想★★
う~ん現実世界編の後半は凄く面白かったのに‥
異世界編が小学生がシナリオ書いたくらい稚拙でプレイして進めている事が本当に苦痛だった。
act1
娘と嫁「嫌な予感がする」
ハッピーセット主人公「大丈夫だ俺が守る」
-----------------------
ハイさらわれます。嫁〇
----------------------
act2
娘「嫌な予感がする」
お花畑主人公「大丈夫だ俺が守る」
------------------------------------
はい。娘はしっかりさらわれます。
ワイ「‥‥小学生がシナリオ書いてるのか??」
------------------------------------------------------

異世界編は時間が掛かる上に面白くないシナリオで
プレイ時間が本当にかかる。のを覚悟して購入を検討してみてね。

avan_kanzaki

avan_kanzaki Steam

2023年03月25日

3

小ネタが寒すぎてプレイできません

nani

nani Steam

2023年01月19日

5

[b]※進行順でのレビューです。[/b]

割引時に購入
SS版プレイ済
SS版の頃の記憶は、[spoiler]A.D.M.S、娘、途中で話が大きく変わる[/spoiler]ぐらい。

なお、このシナリオライターのゲームはSS版で「EVE burst error」「DESIRE」もプレイ済。
どのゲームもインパクトがあったけど、一番インパクトがあったのは「YU-NO」だったと記憶している。
どのゲームも、ほとんど内容を忘れているけど…。

セールで安く購入。
しかし、スタート直後の絵里子先生の辺りでギブアップし、1年近く積みゲー

その後、A.D.M.Sシステムが出るぐらいまでやろうと思って再プレイでハマり始める。

20年以上前のゲームだし、当時から、もしくは、いまプレイすると色々と問題はある。
これらの問題を許容できる人ならプレイしがいのあるゲームだし、許容できない人は古いゲームだと思って途中でやめてしまうだろうとも思う。

でもリメイクにもかかわらず、当時ゲームの雰囲気を壊さないで作れるのって、ある意味ですごくない?

絵柄・デザインは変わったけど、個人的にはあまり違和感なし。
というか、古いビジュアルで喜ぶ人もいるとは思うが、今プレイするなら今のデザインの方が良いかな。

BGMが変わったらしいけど、オープニングを除くと、すっかり忘れているので問題なし。
オリジナル版とリニュアル版を切り替えて聞けるのは良い。
すっかり忘れている状況でBGMを比較すると、リニュアル版はオリジナル版を上手く引き継ぎつつ、聞きやすくなっていると感じた。

以降ネタバレしないようにしたつもりだけど、プレイ前、プレイ中の人はご注意を…

ーーーーー
SS版の頃から思っていたが「カッコいい大人の女性」と「澪の髪型」とかはどうかなと思う。
80~90年頃の女性の社会進出時にドラマなどで作られた強くて魅力的な大人の女性のイメージなんだろうけど、個人的には、くどく感じる。
澪、性格は嫌いではないけど、髪型で損している。

総当たりの選択肢は良くないと思うが、このゲームでは必須なのかも。
色々と反応があり面白い反面、冗長になりがちでダレやすいので、リメイクで追加された行先やアイテムのヒント機能は正直良かったと思う。

セクハラが多いという意見はあるし、自分も少しだけうざいと感じていたが、プレイし続けていくうちに、まぁいいかと思えるようになってきた。
というか、絵里子先生との掛け合いは面白いし、総当たり的な選択肢でのセクハラまがいな選択も結構笑えた。
でも実際の世界では、セクハラは絶対ダメだよ。
これは20年以上前のエロゲのリメイクだからできることだけど、たぶん10年前でもゲームに取り入れるのは厳しいレベルだと思う。

前半のシナリオまでクリアした所感。

このシナリオで特に良いと思ったのは、親父の存在。
「親父は生きているかもしれない」というのが常に気になる謎としてスパイスを効かせてくれるので、この謎をとくまで「もうやめった!」となりずらい。
[spoiler]ただ問題は、最後の最後まで親父が生きていたどうかわからないこと。[/spoiler]

前半の個別シナリオも多くは悪くない。
亜由美シナリオは微妙だけど…。

個別シナリオはアイテムがないとバッドエンドなどに繋がるけど、逆に言えばアイテムを手に入れれば先に進むということがモチベーションになって良い。
とはいえ、アイテムの再入手の際に「このアイテムどこで手に入れたっけ」というのがあったり、アイテムが消えてしまった後に宝玉セーブせず分岐が発生し、アイテムの再入手目的だけに別の個別シナリオをほぼすべてやり直したりと、面倒な面もあった。

タイムリープはゲームも映画も小説も数多く見かけたけど、このゲームは少し特殊なタイムリープに感じる。
タイムリープの多くは、①体ごと時間移動、②記憶・意識・精神だけが時間移動が主体だと思う。
①の身体ごと時間移動すると親殺しのタイムパラドックスの回避がテーマになりやすいと感じる
②の記憶・意識・精神だけが時間移動すると、時空の修正力によるジレンマがテーマになりやすいと感じる。
このゲームは、タイムリープするとアイテムは手元に残るけど、身体も意識も1週目直後の記憶までさかのぼり、1週目の知識だけを使い話が進む。
これを支えるのが「歴史は不可逆だが時間は可逆」とか言う理論と、フローチャートの最初にある「机の引き出しにある親父からの手紙」による基本的な知識の再取得。
これらがあるため、時間を繰り返し、記憶が積みあがらなくても話は進む。

A.D.M.Sは、多数のセーブをしたい人にはもどかしい仕組みかもしれないけど、個数が決まっているのはある意味でゲーム性を高めてくれている。
最初はシステムが分からず宝玉を使わないけど、慣れると今度は宝玉を使いすぎてしまう。そのあとセーブする場所を考える。その配置がうまくいかないこともあるけど、これがゲーム性を高めてくれる。
そして、前半シナリオから後半シナリオのつなぎで、最適な位置に配置した宝玉を一気に回収しなくてはいけなくなるもどかしさを感じつつも、エイヤーで回収して次の展開に行く。
これは。ある意味で清々しいし、心機一転で後半シナリオに入れるギミックにもなってくれている。

前半シナリオまでで各キャラクターに感じたこと。

キャラクター:美月
大人の女性的な雰囲気があるけど、実はさみしがり屋。
キャラデザはともかく、性格的には結構好み。
よき理解者であり愛人であり、実らぬ恋を持つ人。
そして、不遇な人

キャラクター:澪
気持ちが伝わらないツンデレ。
ツンデレってこのゲームが作られたころはテンプレすらなかったのでは?
先も書いたが、個人的に一番の問題は、キャラデザインだと思う。
ツンデレのテンプレは嫌いでもないのだが、キャラデザだけで澪が好きになれなかった。
移植前からの問題なので、新たなデザイナーさんには関係ないのだが…。
関わってくる結城がウザイ。
ちなみにお父さん、色々な意味で大丈夫?

キャラクター:香織
悪役に見えて、意外と良い人。
自身がメインのシナリオだけは悪い人のまま。

キャラクター:亜由美
キャラデザは好みだけど、好きになれない性格とシナリオ。
自分のことを名前呼びして、何となく幼い感じ。
主人公の継母で、主人公の好きな人らしいけど、魅力を感じた理由がわからない。
豊富さんのゲスぶりが光っていたし、なんでーってぐらい豊富に騙される人。

キャラクター:神奈
キャラデザでも性格でも一番好きなキャラ。
背景を知る物知りキャラに感じるけど、最終的にはどうだったけ?
すっかり忘れていたけど、エ〇コ〇女〇生。
そこで毛嫌いしそうになったけど、実は不遇のキャラなんで、最終的にはカワイソーって感じでなる人。
あるギミックの1点で、SS版から忘れずに覚えていたキャラ。

パズルが、激ムズ。
最初のパズルはターミナルでどうにかなったけど、次と次のパズルは攻略サイトを見てしまった。

後半シナリオに突入

世界観もゲーム設定もガラリと一変
そういえば世界観が一変するゲームで、ここまでインパクトを感じたのは、このゲームより数年後のゲームだけどA〇rの過去編ぐらいしか記憶にない。

セーレスって声でない?、金髪?
これって、広大の回想で出てきた前妻の特徴と同じなんだけど…。
※最終的には別人ぽいけど、明確な発言もないのでモヤモヤ

ユーノの登場
幸せなシナリオが続く中、不安感がまとわりつく…。

不安感の的中。
その直前の手紙、あの行動はダメだろうって感じだよね。
というか、シナリオの都合なのか、このあたりから主人公の考えない行動が裏目、裏目になってばかりなんだけど…。

そして旅立ち

この辺りから必要性の薄いシーンが続く。
いくつか重要シーンはあるんだけど、それでも冗長な気が…。

そして帝都入り。
ここから、おじさん、神帝、紫のスーツの人達と[spoiler]唐突な再開[/spoiler]と、怒涛の伏線回収が始まる。
この怒涛の伏線回収が、いまでもこのゲームが名作たるに足りると再認識させてくれる。

そして物語は佳境へ。

全てが終わり、もどる主人公。
そして再びあのシーンへ…。
このシーン、涙が出る人、結構いたんじゃない?
初めてプレイしたSS版では涙が出た覚えがある、

「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」のゲーム名は、以下の意味なのかな?
[spoiler]この世の果てで=ブリンダーの木の先端で(=当てのない事象の海を揺蕩いながら)
恋を=パパ大好き
唄う=誰にも聞こえないけど声に出しつづける
少女 YU-NO:そのまんま[/spoiler]

ちなみにシナリオは色々とボカされていたけど、ネットで批判されていた話が、後半シナリオに固まっていたな。
[spoiler]レ〇プ、カ〇バリ〇ムもどき、近〇相〇×2(わかりやすいの1、いくつかの状況を組み合わせると気が付くもの1)。
[/spoiler]
ショッキングな内容だし、嫌悪感がある人も多いと思うけど、初版の販売形態を考えると、こういった描写もアリなのかな?

後半のキャラクターで感じたこと

キャラクター:セーレス
話ができないけど、意思疎通の面が可愛い。
ユーノの可愛さには負けるけど。

キャラクター:ユーノ
メインヒロイン?のはず。
可愛さについては、ある意味で反則キャラ。
帝都の噴水のシーンが特に可愛い。

キャラクター:アマンダ
後半の相方キャラ
この人なんで配置したんだろうね~、と思うぐらいメイン筋で活躍しない。
好みでもないし、可愛くもない。
でも、ある考察では、とっても重要な配役。

キャラクタ:神帝
なかなか登場しないし、登場までは悪い印象しかないキャラ。
でも登場時に、えっ、となったキャラクター。
まさか、要所のあのシーンがこの人にも関係していたとは…。
いろいろと不幸だけど、けなげに頑張る人。
ただ、キャラデザがイマイチ。

キャラクタ:紫のスーツ
登場時のスーツ姿をみて、つい、〇〇〇〇オルタネイティヴだ、と思ってしまった。
今回の舞台設定であるタイムリープについて、いろいろと教えてくれる。

このあと、[spoiler]3エンド、全ルート100%、音楽室解禁[/spoiler]により、[spoiler]ユーノ・パーフェクト・マスター[/spoiler]になる。

ーーーーー

色々と思うところはあるけど、終わってみれば、いまでも名作と呼ばれても納得できる内容でした。

Kenzo

Kenzo Steam

2022年12月25日

5

非常に素晴らしいゲームです。20年ぶりにプレイしました。特にゲームの内容についてはここでは記載しませんが、Steam Deck上での動作については、公式では「互換性無し」になっていましたが。快適に何の問題も無く動作しましたのでご報告しておきます。

It's a very wonderful game. I played it for the first time in 20 years. I won't mention the content of the game here, but regarding the operation on Steam Deck, it was officially marked as "incompatible", but it worked smoothly without any problems, so I wanted to report it.

kushuel

kushuel Steam

2022年11月01日

3

過去のPC98で発売され神ゲーと評判の高いYU-NO
だがその移植はサターン版では一部シーンカット(コンシューマだしどうしても)で完全版とはならず、elfの缶詰のwin版は倫理的な問題を伏字でごまかす残念仕様。

自分は当時PC98番をプレイしていて神ゲーだとは思っていたが、前回のこともあり今回のリメイクを正直期待していませんでした。
それでもやはり気になってセール時に確保して寝かせていたのをやっとプレイ。
プレイして思ったのは主人公(高校生)の声が、中年男性(やたら声の良い)で違和感。
そして言動がセクハラおやじ。それも昭和!
思わず昭和の親父がタイムリープして高校生になったのでは???
と思ってしまいました。
内容はほぼそのままなので懐かしさで個人的にはプレイがはかどります。キャラの絵が変わって当時の記憶と結びつかなかったりしますがそれも楽しくプレイできています。

お勧めしないにしたのは主人公が隙有ればセクハラするので現代では感情移入もキツイだろうということ。
当時の思い出補正がないと正直きついかと思います。
またプレイ時間が長いのですが、結構関係ない所も調べてしまう仕様でシナリオを読み進める以外の時間も結構かかってしまうのがきついです。
ただオリジナルはもっと色々辛かった気もしますがw(この辺りもう記憶があいまいです・・・)※ヒント機能をOFFにしていたのを思い出しました。ONにした方がストレスがないですね・・・

当時PC98やサターン版をプレイしていて、時間をかけてもう一度YU-NOの世界に浸りたい人はお勧めできます。
ただこのリメイクは過去の名作と名高いYU-NOをプレイしてみたいという若い方には向かないと思います。
プレイしてみて当時に浸りたい、当時のシナリオを読みたいといった場合このリメイクではなくリマスターという手段の方が良かったのではという疑問もあります。(期限が切れてしまったPS系のPC98DLCを売ってほしいと強く思うw)

シュタインズ・ゲートにも影響を与えた名作、そして偉大なる剣乃ゆきひろのシナリオのため手を入れづらいと思いますが現代の若者にも共感できるリメイクをしてほしい。
次回YU-NOを蘇らせるのであれば、過去の名作ではなく現代の名作にリメイクしてほしいなと思いました。

やすぴろ

やすぴろ Steam

2022年10月03日

5

PC98時代にやっていて、リメイクされたのでsteam版購入しました。
現世編はアイテムと宝玉のやりくりをする探偵もので、やりこみ要素が強くやっぱりすごく楽しかったです。
できればヒントモードはONの方がオススメです。
テキストも超膨大で、細かな部分にまでしっかりテキストが作られています。やっつけ感はなし!!
当時はよく攻略なしでやってたな・・・とある意味感心w

その分異世界編は一本道で退屈でしたがw
ただ、そこで語られることがこのゲームの根幹なのできちんと読むと現世編もより楽しめます。
「ブリンダーの木」

Crookshanks

Crookshanks Steam

2022年06月12日

5

当時PC98版をプレイ済み。タイムトラベル、タイムリープを扱った作品で、A.D.M.Sというシステムによって分岐した世界線が可視化されている。大抵の場合、バッドエンドを迎える事になるが、その事象を知ることで分岐前の選択をやり直し、グッドエンドへ導く感じでしょうか。その辺は428なんかと似ているかもしれない。

リメイク版になってキャラデザインが凪良氏のデザインに大幅に描き変えられていますが同氏のキャラクターは怒首領蜂最大往生等で見慣れているので個人的には満足です。既にストーリーは全て知っているのに最初から最後までドキドキしながら楽しめました。

全ての実績を解除するためにはルート100%埋めが必要なため一度データを紛失してしまったとはいえ、ALLクリアには72時間を要しました。ALLクリアを目指す人はそれなりに大変である事を覚悟しておいてください。

元は18禁ゲームでリメイク版は家庭用をベースにしているとはいえそれなりに性的な描写や自殺等のショッキングな表現も含まれますので動画配信等を行う際はご注意を。

[h1]9/10[/h1]

mbga

mbga Steam

2022年05月06日

5

23歳男です。かなり前のゲームと聞いて買うのをためらっていたのですが、とてもよかったです。物語を進めるうちにどんどん面白くなっていき、終盤直前までは興奮しっぱなしでした。
タイムリープ作品の原点と呼ばれるだけあってゲーム内のストーリーの矛盾等に違和感を感じずにプレイすることが出来ました。
ちなみに自分は最後もしっかりと締めてくれてよかったと思います。
この手のゲームは初めてだったのですが、似たようなゲームで遊んでみたくなりました。

良かった点:絵がきれいで、ストーリーが緻密に作られており、世界観が壮大。

悪かった点:会話のノリがきついときがある、少々過激なシーンが多い(嫌いではないけど人によっては受け入れられない人もいるかも)

遊ぶ上での注意点:自分は攻略サイト等は達成率を100%にする最後の詰め以外は利用していません。ゲーム内でヒントを与えてくれる機能があるのですが、これはぜひ利用して遊びましょう(というより利用しないといたずらに時間を浪費するだけですので)。

Minogame

Minogame Steam

2022年04月12日

3

[h1]今新規でプレイするなら覚悟が必要。過去の名作であることを考慮してプレイすべき作品[/h1]

やけにプレイ時間が短いですがトロコン済です。
これには理由があり、あんまりにも辛かったのでストーリー的に重要なシーン以外はほぼ全てCtrl押しっぱでスキップした為です。

良い点
 ・散々書かれていると思うがストーリーとシステムの融和(悪い点でもある)
 ・ヒントシステムによる分岐のわかりやすさ

悪い点
 ・女にはセクハラを連発し男にはやけに暴力的な、典型的な90年代の悪しき慣習により造形された主人公
 ・何故か主人公に好意を持ちまくるヒロイン達、内面描写はほぼ無い
 ・上記の理由により作中キャラに感情移入が非常にしづらい作品となっている
 ・確かに斬新だったかもしれないが悪く言えば地獄の総当りとなるシステム
 ・ヒントシステムによる救済はあるが、チャプタージャンプのような機能が無い
 [b]・主人公がシャバにいられるギリギリの性欲な下半身クソ野郎[/b]

主人公について
 ハッキリ言って主人公がかなりヤバいです。令和の感覚でプレイすると痛い目を見ます。
 開幕のセクハラ発言で主人公に嫌悪感を抱いたらその時点で返品した方が良いです。最初から最後までその調子どころか、どんどん悪化していきます。
 ラストの伏線回収や時間遡行の設定等が高く評価されていますが、一番衝撃だったのはどんなシリアスな場面を超えても主人公の性欲もセクハラ発言も天井知らずに酷くなっていく点でした。
 私もエロゲギャルゲー歴は15年程度あるのでそれなりに耐性がある自信がありましたがこの主人公は耐えられませんでした。
 ネタバレになるので書けませんが最終章ではその性欲が存分に発揮され、吐き気を催すレベルのクズへと変貌します。

システムについて
 セーブ・ロードを駆使してルート分岐を網羅していく過程をシナリオに組み込んだA.D.M.Sがありますが、A.D.M.Sはあくまで「シナリオとシステムが融合している」だけで、「それそのものがゲームの面白さに寄与している」かと言われるとそうではありません。
 本作はシナリオを進める上でアイテムが必要な場面がありますが、チャプターマップ上にはどのアイテムがどの分岐のどこにあるのかは明示されません。
 丁度アイテムが拾える場面で「このアイテムが拾えるよ」とヒントとして表示されるのみです。
 つまり、攻略を見ないとアイテム探しで総当り的な周回を求められるゲームなのに、使えるのはA.D.M.Sによる有限セーブのみ。チャプタージャンプもありません。
 結局は最初からやり直すために同じ文章を何度も読み直し、同じ場所を何度もクリックして調べ直すハメになり、死ぬほど冗長で退屈な作業が待っています。
 私は主人公の性欲とのダブルパンチで早々にギブアップして攻略ガン見しました。

総評
 結局は20年以上前に名作だった作品であり、現代の基準や倫理観に照らし合わせるとお世辞にも「素晴らしい作品」とは言えないと思います。
 手探りで苦労して進めていった結果感動が待っている、という評価を否定はしませんが、苦労の内容が総当りチャレンジなのは問題がある、というのが私の感想です。

最後に
 [b]主人公に嫌悪感抱いたらマジで返品した方が良いです。ほんとに。[/b]

ka-zz

ka-zz Steam

2022年02月04日

5

追記
美月ルート113で宝玉セーブ、下のピンクのラインにどーしても分岐しない
過去の攻略情報あさると、
「条件分岐、美月ルートのエンディングをどちらかでもみていれば、強制的に美月ルート固定。下ルートにいきたければ、エンディングをみないか、異世界編クリアが条件」
98版の頃の攻略情報だが、マジかよ
もしかしたらリメイク版は条件が変わっていて何か見落としているのかもしれないが…

98版よりも遊びやすくなっている
しかしアイテムよるルート分岐後などに、うっかり宝玉ロードをしてしまったら、分岐アイテムを再度取りにいかなきゃならん
宝玉セーブも数に限りがあるので、取りに行くルートなければ最初っから始める必要がでてくる
ぶっちゃけ再取得できるポイントが昔より増えているっぽいが、あー〇〇ってどこだっけ…と絶望する
一度取ったアイテムをマップで表示して欲しかった。まあ自分でマッピングすればいいんだけども

441Hz

441Hz Steam

2021年11月21日

5

人を選ぶ作品かなと思います。

物語が進むと同時にチャートが更新され、
今現在どれくらい話が進んでいるのか、あとどれくらいでターニングポイント(分岐点)が来るのかなど非常に分かりやすくなっていて、
且つ探索・推理要素も比較的簡単(一部を除いて)に作られているのでゲームを進めていく上でのストレスは少ないのかなと思います。
キャラクター陣も非常に魅力的で、つい感情移入してしまいました。
全体的な評価としてはとても良い作品と言って差し支えないのではないかと考えていますが、
人を選ぶ要素も幾つかあると思っています。

1.主人公の性格
女性に対して平気で下ネタを言ったりスカートをめくったりするので、そういったシーンを受け付けられない人にはこのゲームは向かないかもしれません。

2.○○〇編
これはあくまで自分が感じた事でしかないのですが、
物語が進み、あるアイテムを揃えきると、○○○編という章に突入します(ネタバレになるので伏せています)。
自分の中の作品イメージをこの章が大きく変えてしまっていて、読んでいてなんだかなぁという感じでした。
この章に入るまではとても楽しめましたし、大好きな作品だったのですが、
○○○編からはあまり内容が入ってこなくなり、惰性で読む部分が多くなってしまいました。
それでもシナリオのクオリティ自体はとても高いので、楽しめる方も多いとは思います。
でも自分には合わなかったです……。

3.攻略サイトを見る必要がある
基本的にはノーヒントでも問題なく進められるのですが、
一ヶ所だけ、難解過ぎることで有名な謎解きがあります。
クリアするのに必須な謎解きなので、避けることも出来ないのですが、
ノーヒントで解くのはほぼ不可能なので、皆さん攻略サイトや攻略本を活用して解いているようです。
一部、攻略サイトを見ることに抵抗のある方もいらっしゃると思いますので、その点加味した上で検討された方が良いかと思います。

koya[jp]

koya[jp] Steam

2021年11月07日

3

ヒント機能フル活用+常時既読スキップを活用して35時間で全実績獲得(ピクロスくらいは自力でやったが、他のパズル要素は答え見た)

このゲームについて一言でいうとしたら「古い」
意味のないバカみたいな会話がひたすらに多く、読んでてイライラするため未読の場面でもクリック連打してじっくり読まずにプレイした
それでも全然支障はなかったが

シナリオチャートを見ることができるA.D.M.S.やSF満載のシナリオが評価されているそうだが、それは発売当時において画期的であったということであって今からプレイする人にとっては何ら目新しいことではない
過去の名作をプレイしてみたいという人にはいいかもしれないが面白いADVを探している人には到底進められるものではない

ついでに物語の最終局面でフリーズして強制終了しかなくなるバグがあるのでプレイする人は覚悟しておいた方がいいかと思われる
セーブポイントから4回やり直してやっとフリーズせず進めた者からの注意喚起です

あと個人的にだが、近親相姦やカニバリズムといった要素は少し嫌だった

Feilung[JP]

Feilung[JP] Steam

2021年09月28日

5

[h1]物語という名の迷宮、ふたたび[/h1]

 1996年にエルフから発売された伝説的なアドベンチャーゲームです。
 長いことリメイクされる事が無かったが、MAGES.が今は無きエルフから版権を獲得する事が出来て、リメイクされた。もはや古典である。
 成人美少女ゲームの世界では高名な故・菅野ひろゆき氏(剣乃ゆきひろ)が企画・脚本・ゲームデザイン・総合プロデュースを担当していた。
 「Auto Diverge Mapping System(オート分岐マッピング・システム)」、通称「A.D.M.S(アダムス)」と呼ばれる画期的なシステムが本作で使われている事が高評価される理由だろう。

 人生で「嗚呼、あの時にセーブしておけば……」と思うような人生の失敗をあなたはした事が無いだろうか?このゲームの世界(物語)では、あの時あの場所でセーブをして、失敗したら戻ってやり直したり、別の選択をして未来の別の場所からアイテムをセーブポイントまで持っていき出来なかった過去をやり直す事が出来るのだ。やり直しの可能なA.D.M.Sシステムを使いこなし、物語という名の迷宮を縦横無尽に行き来し展開が広がっていく。そして次第に伏線を回収しながら話が収束していくのが面白い。更に言えば、出てくる女性キャラが魅力的かつ主人公はエッチだが何故かモテる。
 Steins;Gateで言うところの世界線が何個もあり、自分が主人公になりきり様々な時間軸や場所を行き来し解決するような感じだ。

 1996年はWindows95も発売されMS-DOS全盛期を過ぎた頃。テレホーダイでのインターネットやメディアもCD-ROMに移りつつある時代だった。MS-DOSの成人美少女ゲームの良作ADVの集大成だ。当時は16色しか使えなかったのでドット職人と呼ばれたったの16色であんな画像やこんな画像を天才的なレベルで表現していたのだ。故に、元のMS-DOS版が原点であり至高だと思うのだが、残念ながらsteam版にはMS-DOS版の特典は無い。ただ、リメイクされた本作の曲は物語の壮大さを感じるなかなかのアレンジだと思う。更に気に入らなければオプションでオリジナルに変更も可能だ。
 グラフィックやキャラクターデザインはMS-DOS版とは別になるが、おおよそMS-DOS版をリスペクトしている感が伝わる。

PS4・Vita版と買いながらもついsteam版まで手を出してしまったが、後悔はしていない。

steam版をクリアした時、レビューを追加しようと思う。

◆要望
[list]
[*]PS4・Vita版の初回限定についていたMS-DOS版をDLCで追加して欲しい。
[*]MS-DOS版のスペシャルディスクをDLCで追加して欲しい。
[*]GeForce Nowに対応して欲しい。
[/list]

Riya

Riya Steam

2021年09月27日

5

ヒント表示のOFF/ONで行き先の表示ができるおかげで進行はサクサクでよろしいんだけれども同時に使用アイテムのネタバレ表示もされてしまうのでここは分けてほしかったなあ

vpn050

vpn050 Steam

2021年09月20日

5

昔のレジェンド的存在のゲーム。まあ、今やると主人公の〇〇さ加減に
イライラ半端ない。。昔はでもこういうのがテンプレだったなあ。。
総合的には面白い。不満はオープニングのシーンで謎とく部分がありますが、
これが改悪されてる点。。あれはダメでしょ。。
後は、全年齢という部分も残念ですが、久しぶりにやったYUNOは
楽しめました。グラフィックは違和感ありましたが、慣れました。
 アニメは爆死したけど、ゲームはまだよかった。
18禁でもまたリメイクしてほしいなあ。
確かになくても成り立つんだけどね。倫理的なものはもう無理なんかな。

剛田武

剛田武 Steam

2021年08月23日

5

主人公は例にもれず女キャラを一通り落とすハーレム気質、あと近親●姦、カニ●●ズムさえ耐えられれば非常によく出来たノベルゲー。シナリオも音楽も良い。

3編に別れており、前編は退屈ですがノゲルゲ―はだいたいこんなもんです。
私はこれくらいでトロコンしました、
前編 :1時間程度で一本道
本編:30時間程度で選択肢で分岐。攻略サイト見ないとクリア難しい
転生編:15時間程度で一本道

※転生編はおまけではありません。開発はこれをメインパートにしようと考えていたらしいとのことで、質量ともに重量級です。転生編までやらないと未回収だった伏線が回収されません。

T4CH1K0M4

T4CH1K0M4 Steam

2021年08月14日

5

Just YU-NO

新雪林檎🍎

新雪林檎🍎 Steam

2021年05月23日

5

とても良いリメイク。
PC98を知る人も知らない人も満足の出来かと。絵は変わりましたが雰囲気崩れていないので良し。文章は変わった感じありません。無駄話もそのまま移植。この無駄話てのが曲者で、雰囲気でなく完全に無駄に感じるのでこの辺は今風にするか削除してもよかった。そうすればテンポも良くなるでしょう。
操作性の為にも宝玉は常にメイン画面に出てほしかった。PC98より操作性が落ちた。これは×
若干ネタバレの疑問[spoiler] クンクンを食べる必要性。ほんの僅かに尺縮めれば不要にできたでしょ? [/spoiler]

この世の果てで恋を唄う少女 Yu-Noに似ているゲーム